1話「ルビラミ登場」
女子生徒|「はぁっ、はぁっ」
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|暗い森に制服を着た少女が一人、何かから逃げるように走っていた。
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|「な、なんで、こんなところに、あんな強そうなやつが・・・!」
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|突如、どぉん!と轟音が鳴り響き、少女の背後の木々を
|なぎ倒しながら『ソレ』は現れた。
|獅子の胴体に鷲の頭。
|全長5mはあろう巨躯を持つその怪物は
|大きな翼をはためかせ、少女の前に飛来した。
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女子生徒|「うそ!?」
怪物 |「gaaaaarrrrrrrrrrrraaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!」
女子生徒|「・・・も、もう・・・ダメ・・・」
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|少女は絶望し、その場に崩れ落ちる。
|それを待っていたかのように怪物は大きく振りかぶり
|少女に向かってその大きな爪を突き立てようとした
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??? |「ロックガード」
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|次の瞬間、少女の前に巨大な壁が出現し、怪物の爪が弾かれる。
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女子生徒|「え、え!?」
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|突如の出来事に混乱し、静まり返る1人と1体。
|その静寂を打ち破るように、野太い声が森の中に響く。
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??? |「どうやら、間一髪で間に合ったようだな」
女子生徒|「だ、だれ!?」
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|少女は声のする方向を向く
|そこに居たのは女性と謎の生き物。
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|女性は、腰まで伸びた長く白い髪に、白黒のローブ。
|片方の目が前髪で隠れておりもう片方の目はくすんだ白色。
|右手には大きな宝石が付いた杖を持っている。
|胸には12色の紋章のバッジが付いていた。
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|一方の謎の生物は、手足や胴体が全て四角い箱で出来ているような
|妙にカクカクした犬のような生物だった。
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謎の生物|「しかし、この森にこんな巨大なクリーチャーなんぞいたか?」
謎の女性|「基本的にここには小さめのしかいないはず・・・
|まあ、考える前にやることがあるわね」
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|そういうと、女性は少女に駆け寄る
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謎の女性|「大丈夫?怪我はない?」
女子生徒|「は、はい!怪我は無いです!」
謎の女性|「そ、良かった。」
怪物 |「Grrrrrrrrrrr・・・!」
謎の生物|「おい、奴さんは待ってくれそうにないぞ」
謎の女性|「そうね、わかった。キミ、ちょっと待ってて。
|あとは私がやるから」
女子生徒|「私が・・・って、一人は無茶ですよ!」
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|それに反応し、謎の生物が吠える。
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謎の生物|「我を忘れるでないぞラミィ!」
ラミィ |「はいはい、“私たちが”ね。ま、そういうわけだから大丈夫。
|行くわよ、ルビー」
ルビー |「だからその名前はっ・・・あーもういいわ!仕方あるまい!」
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|ルビーと呼ばれた謎の生物がラミィに応えると、その体は
|水のように流動し始め盾のような形を作る。そしてそれを
|ラミィと呼ばれた女性の左手が掴んだ。
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ラミィ |「鷲の頭にライオンの体、あとでっかい翼。グリフォンって奴ね。」
ルビー |「地形操作が厄介なクリーチャーだな、だが」
ラミィ |「“我らの足元には及ばん”でしょ?」
ルビー |「ふん!我のセリフを取るな馬鹿者!いいから行くぞ!
|地形は我がなんとかする!」
ラミィ |「オッケー。衣装が汚れないようにしてよね」
怪物 |「GRAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
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|怪物が大きく羽ばたいた。
謎の女性「ラミィ」
本名「ラミィ・トワイライト・ドラグーン」
謎の生物「ルビー」と旅をしている女性。白く長い髪に12色の紋章が付いた白黒のローブが特徴。片方の目はくすんだ白い色をしており、もう片方は前髪で隠れている。ラミィは何があってもその奥を見せようとはしない。
大きな宝石と槍のような石突が付いた杖が発動体。
杖の頭についている宝石『メギド』はその内に8種のマナの塊を内包している。そのため、強いマナコントロール能力を持ち、柔軟な魔法発動が可能。
対する石突は、魔導次元で発見された様々なマナに順応しやすい金属で作成された、所謂、剣の『柄』
この石突を魔法発動の起点とすることで大きな魔力の刃を生み出し、近接戦闘をも可能にしている。


