始めに
この記事は、衝突編成が好きな著者が、衝突編成がどのようなものかを紹介するものです。
本ページの基本編と、衝突編成の代表例である「邪眼型」と「魔銃型」のそれぞれの説明の合計3部構成とする予定です。
よければ最後まで見ていただければと思います。
衝突編成とは
衝突編成とはその名の通り、ハーベストの戦闘ルールにおける「衝突」によるダメージを利用して相手のHPを削り切る編成のことである。まず、「衝突」説明にはこのように書かれている。
衝突・・・オブジェクト同士が同じマスに存在してしまったとき、そのオブジェクトはお互いに3点のダメージを受け、移動を行ったオブジェクトが元のマスに戻る。
このように、何らかの理由によりオブジェクトが別のオブジェクトと同じマスに移動したとき、3点のダメージが入る。実はこのダメージは防御点を無視し、かならず3点入るのだ。衝突編成はこの「衝突」の特性を利用し、移動する魔法などを利用して自ら相手に衝突し、相手に固定ダメージを与え続けるのである。
一見大したことがないように見えるが、衝突編成専用の魔法も存在し、この編成を甘く見ると痛い打撃を受ける。詳細は次の項で解説する。
なお、この編成はある種のルールの穴(デザイナーがわざと空けてるようだが・・・)を突いた編成であり、友情破壊や、GM泣かせの原因となるため、実際に使用する場合は事前の確認などを十分に行う必要がある。
衝突編成の基本的な動き
本項では衝突編成のキャラメイクや動き方などを紹介する。
まず衝突編成は移動を多用するため、ほとんどの場合風属性を主体属性とする。また、以下の魔法を多用する。
「フォトンストリーム」風1水1光1 攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更し、対象を1マス好きな方向へ移動させる。また、このアクションフェイズの間、衝突によって敵が受けるダメージを+2する。
この魔法は、敵を移動させるだけでなく、衝突のダメージを増加させる凶悪な魔法である。この魔法を1回発動しただけで、そのターンの衝突のダメージが5点となり、複数回の発動や、1ターンで複数回移動すれば相手の発動体によっては一瞬でゲームエンドとなるダメージを与えることができる。また、衝突編成専用の魔法として以下の魔法が存在する。
「エリアルレイヴ」風5 攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更する。また、好きな数のオブジェクトを自分のいるマスに移動させ、その衝突により受けるダメージを3倍にする。このとき、自分は衝突によるダメージを受けない。
この魔法の場合、衝突ダメージが9点、フォトンストリームを1回同時に使っていた場合はなんと15点になり、発動は難しいが、強力なダメージを与えることができる。
また、衝突編成をフルスクラッチで作成する場合、以下の専用化が存在する。
「封刃刻印」 移動タイミングで移動を行うとき、移動先が他のオブジェクトの存在しているマスであっても移動することができる。また、そのときの移動においては、衝突が発生する。
これにより、本来不可能である通常移動での衝突が可能となり、更なるダメージを与えることが可能になる。
上述の魔法専用化や、自分または相手を移動させる魔法により、相手に複数回衝突することで致死量のダメージを与えるのが衝突編成の主な動きである。
衝突編成の弱点
ここまでの話をきいて、衝突編成が強いと思う人が多いかもしれない。だがしかし、衝突編成には致命的な弱点が存在する。それは、相手がグッドステータス「暴走」を持っている場合に詰むことである。グッドステータス「暴走」の説明は次の通りである。
「暴走」:衝突によるダメージを受けず、アクションフェイズでの発動ダイス数を+Lvする。
これから分かるように、グッドステータス「暴走」は衝突ダメージを無効化するため、衝突編成による膨大なダメージも受けなくなるのだ。編成が衝突によればよるほどそのメタ性は大きく出て、グステを消去する手段がなければなすすべなく敗北してしまう。
しかし、この特性を逆に利用するという手もある。例えば、上述の魔法において、「エリアルレイヴ」は自分への衝突ダメージを無効にできるが、「フォトンストリーム」は無効にできず、しかも魔法の効果によって上昇した衝突ダメージを自分も受けることとなる。この問題の解決法として、自分に「暴走」を付与するということがある。自分への衝突ダメージを無効にし、さらにアクションダイスを増やすことができるため、とても有効な手段といえるだろう。
まとめ
衝突編成は相手に防御点無視の大ダメージを与えることができるが、致命的打撃となるメタが存在し、必ずしも強い編成とは言えない。自分なりの編成の工夫、あるいはリアクション型によるサポートの方法を考えてみるのもいいかもしれない。

