如何にして私はSS11のキャラクターを組んだのか~ハーベスト初心者楽器魔導学科構築備忘録

ハーベスト及びアドヴェント学園生、またはアマリリス工作員の皆様、ごきげんよう、あるいは初めまして。
嵐山三太夫と申します。

今回はハーベストを始めて日が浅い私の体験談を元に、私の「楽器魔導学科支援役」の構築について書いてみようと思います。
そのため、構築に関しては無料範囲のコンストラクションとしております。
これからハーベストを始める方の何かの参考になれば幸いです。

《はじめに》
そもそも、ハーベストにおいての『支援役』とはどういった役割なのか。
多種多様な魔法があるため一概には言えませんが、役回りとして主だったものは

『味方HPやバッドステータスを回復する』
『味方をグッドステータスや地形変化で支援する』
『クリーチャーをバッドステータスや地形変化で妨害する』

と大体3つに集約出来ると思います。
ハーベストの取得魔法は主体属性であればかなり自由が効くのである程度の兼任は可能です。

なので支援役を構築する際はまず他のパーティーの方と相談しましょう。
何が今のパーティーに必要でどの属性の魔法が求められているのか、支援役は防御と攻撃の潤滑油となる存在です。
もちろん兼任が出来ないわけではないですが、その場合そのキャラクターの本来の役職を全うできない可能性が出てきますので、専念して貰えるようにきちんと相談しましょう。

《構築》
さて、私が最初の構築にあたって選んだ学科は楽器、発動体は「ワイヤレスマイク」、主体属性は闇と水でした。
学科については自分がロールプレイしやすいもので、かつ支援向きのものを選んだ結果です。

《楽器魔導学科について》
基本的には自分が動いて攻撃や防御をするより、味方を支援して動きやすくする学科です。
特技も自分以外を回復あるいは強化するものがほとんどです。
大魔法を使えば例え戦闘不能であっても味方を1人完全回復させられるのも魅力。

《選択特技》
チューニング 消費TP:5
自分だけは1ラウンド遅れになりますが、アクションダイスが3増える強力な特技。
シナリオ1回ではありますが、楽器での支援役なら必須です。

アルスノヴァ 消費TP:2
防御力+1は誤差レベルですが、ダイス1個とはいえ防御役にダイスを渡せるのが強み。
能動的に防御役にダイスを渡せる手段は意外に少ないので大事にしたいところ。

ダ・カーポ 消費TP:1
ワイヤレスマイクのダイス振り直しを他の人に使って貰いたいので取得。
実際やってみると無料範囲では魔法の確実性がまるで担保出来ないので凄い勢いで使うことになった。

《不採用特技》
アルペジオ 消費TP:3
HP半分での復活は十分強いんですが、大魔法との兼ね合いがあるのでどうなのかなというところ。

ソルフェージュ 消費TP:3
バステ回復なら魔法にもありますし、覚醒前提ならほぼ無用。

プレスト 消費TP:2
パッと見は強いんですが……貴重な特技枠を使ってまで味方1人にアクションダイス1つでは正直割に合わないです。
興奮1くらいなら簡単に付与できるので。

ヴィヴァーチェ 消費TP:2
魔法に頼らない興奮2付与ならば強いです。攻撃的に行くならアルスノヴァの枠はこっちでも良かった。
この辺はちょっと半端でしたね。

カンタービレ、トゥッティ
回復なら魔法でOK。というか、初心者目線でも流石に回復量が少なすぎる。

アレグロ 消費TP:1
活かせそうな構築の方がいれば積むかもしれませんでしたが、今回は不採用。

リタルダント 消費TP:2
唯一、リアクションタイミングで使える特技。
しかし支援役はまず自分が殴られる想定をするべきではない。
防御は防御役に任せましょう。

《発動体について》
発動体はキャラクターのHPとTP、行動速度であるSS、攻撃力と防御力、移動フェイズで移動出来るマス数を示す移動値を決定するアイテムです。
が、ただ単純にHPが多いものを選べば倒されにくいかというとそうではありません。
各々に効果があるので、それも考えながら選ぶ必要があります。
尚攻撃力、防御力、移動値については正直なところ魔法でなんとでもなるので、ここでは省きます。

·ストラディバリウス~バイオリン
HP50.TP15.SS7
世界で最も有名なバイオリン製作者のバイオリン。
自分から味方を回復すればその回復量が+2されます。
回復役ならこれがオススメ。

·プレイエル~ピアノ
HP40.TP10.SS7
フランスのピアノ製作会社プレイエル、その昔ショパンがここのピアノを愛用していたとか。
レベル2以下のバッドステータスを全て受けません。
相手がバステ付与型だと凄いイヤな顔をしてくれると思います。

·ABCカスタム~エレキギター
HP30.TP10.SS4
カスタムというからには恐らく著名なバンドかギタリストのカスタムか。
(Acid Black Cherry?)
自分の体力が回復すると、その分をダメージとして与えられます。
(HP15の時、全回復すれば相手に15ダメージ)
少ない値でも、防御も何も無視するので気づくとちりつもになることも。
ただしHPはかなり低いので倒されやすい事に注意!

·ワイヤレスマイク
HP30.TP10.SS9
私の歌を聴けぇぇぇぇ!
1ラウンド1回だけ、味方のダイスを振り直しさせることが出来ます。
これは攻撃でも防御でも使えるので非常に便利。ただし振り直して欲しいダイス目が出るかは運次第。

·ルイ·ロット~フルート
HP40.TP20.SS3
フランスのフルート製作会社、今は無きルイ·ロットのフルート。
現代良く見られる改良型フルート製造の先駆者ルイ·ロットの工房作品。
準備タイミングを消費することで、好きなマス1つの特殊地形を無効化出来ます……が、
特技を使えない楽器など置物同然なのでこれは正直かなり厳しい。

·ソルジェンテオカリナ~オカリナ
HP30.TP15.SS2
コーヒー滓を混ぜ混んだコーヒー陶器オカリナのメーカー、ソルジェンテオカリナのオカリナ。
光属性魔法発動時、自分のTPを2回復します。
TP回復を自前で出来るのはありがたい。

今回は支援ということで味方より早く動く必要があったため、「ワイヤレスマイク」をチョイスしました。

《一般アイテム》
私のキャラクターHOから猫と関わりがあることが決まっていたため、お揃いということで『黒猫のチョーカー』に。
これがSSを+2するため、フレーバー優先でのチョイスがSS11という絶対先手取るマンを生む結果になったのです……
(普通ハーベストのボスはSS9もあればほぼ先手を取れます)

《主体属性について》
恐らく現環境だと支援役の属性は基本的に光闇を選ぶ人が多いと思います。
光は回復とバステ解除及び無効やTP回復、更に効果で火力を増加させられたり相手TPを減少させたりと役回りが幅広いこと。
闇はシンプルに『興奮』や『暴走』によるダイス増加効果に加え、上位にグッドステータスレベル上昇やエクストララウンド追加を持つ魔法があるためです。

加えて、ハーベストは基本的に攻撃有利と言って良いほど火力発揮した際の火力ブーストが凄まじいです。
そのブーストには大量のマナが必要になるわけですが、そのためには味方のアクションダイスを増加させる『興奮』を付与できる闇属性持ちが不可欠なわけですね。

ではなぜ水を選んだのかというと、SSが11と非常に早くなったことで、相手が動くより前にバステを叩き込める公算が高くなったためです。
例えば水のレベル2魔法「タイダルウェイブ」はマナ消費が少ないにも関わらず、『衰弱レベル2』を相手に付与できるという強みがあります。
衰弱はアクション·リアクション双方のダイスを減少させられるので相手の選択肢を削り取ることが出来るのはアドバンテージだと考えました。
実際バステ効果のある魔法さえ通せれば相手の動きを制限出来るので、『覚醒』やレベル4の「ストレイシープ」、レベル3「アトランティス」に弱いという弱点はありますが構築によってはアリだと考えています。

ここまでSSが高い構築は極端な例ですが、味方にバフを渡すためにパーティー内最速のSSは確保したいところです。
デバフを相手に先手取って撃ち込むのであればSS9以上であれば大体のクリーチャーに先手を取れるはずです。

《選択魔法》
続いて魔法について。
パーティーの構築によって取る魔法は変わってきますが、

·基本的には使うマナは出来るだけ自分の主体属性に集約する
·味方が持っていない強化を撃てる魔法を取る

ここがポイントだと思います。使わないマナはオリジンに利用してマナのダイス目を操作できるので、ある程度使うマナは絞りましょう。
ここでは私が選択した魔法とその理由について書いていきます。

レベル5:ディレクトオブオーバーロード
(闇、消費マナ6.6.6.6.6)
支援なら闇マジックでのレベル5はほぼこれといっても良いのではないでしょうか。
効果で実質興奮レベル6となり、後続に6個ダイスを渡せるのは強力無比です。
分かりやすく強いのでオススメです。

レベル4:メイルシュトローム
(水、消費マナ2.2.2.2)
追加でマナを消費する「エンハンスマジック」により実質レベル5魔法として振る舞えます。
単体でも衰弱、毒、麻痺を撒けるので十分ではありますが出来ればエンハンスしてカタクリズムに繋げたいところ。

→エンハンスマジック カタクリズム
(追加マナ:2)
この構築でのバステの切り札。
メイルシュトロームのバステに更に重圧、火傷、氷結を追加。マナ的にも実質レベル5でここまで来るといっそ清々しいレベルですね。
相手が解除手段のない限り、これだけバステを積まれれば相当重いはず。

レベル4:マイグランファーザークロック
(水及び闇、消費マナ2.2.2.6)
使い勝手の良い支援魔法。
味方の強化を更に1段階強化しながら相手のバステは1段階悪化させるという、結構嫌らしい魔法。
どういう事かというと、これと消費の少ない魔法を一つ組み合わせて何かしらのグッドステータスレベル1を付けるとそれがすぐにレベル2になるということです。
興奮ならダイスが1個から2個に、一見1個だけ?と思うかもしれませんが非常に大きい変化です。

レベル3:ライトニングボルト
(光及び闇、消費マナ5.5.6)
これ単体ではただの縦列攻撃魔法なのですが……

→エンハンスマジック ポップンライトニング
(追加マナ:6)
興奮レベル3を縦2列の味方にばらまく支援必須クラスの魔法。
これを安定して撃つために、支援ではありますがこちらもアクションダイスが必要になります。

レベル3:ブラックロトス
(水及び闇、消費マナ2.6.6)
複数回撃つ必要はありますが、永続的効果の『暴走』でダイス増加と衝突耐性が付くのが魅力。
ただ、自分オンリーの支援なので積む際にはとてもジレンマを感じました……

レベル3:ウェイクアップ
(光及び闇、消費マナ5.6.6)
自分のグッドステータスのレベルを1上昇。
上のブラックロトスと合わせて自分のダイスを増やすための魔法。

レベル2:デモンズナックル
(風及び闇、消費マナ4.6)
本構築唯一のリアクションマジック。
相手の攻撃は基本防御役に受けて貰うので自分のリアクションマジックは最低限です。

レベル2:ファイアボール
(火及び闇、消費マナ3.6)
興奮1を自分に付与できる、起点作り魔法。
ダイスは1個でも多く欲しいのだ。

レベル2:タイダルウェイブ
(水、消費マナ2.2)
レベル2なのに何故か相手のダイスは2個吹き飛びます。
ボス相手だとたかが2個と言われがちですが、リアクションダイスまで減少するのは実際強いんですよね。
効率が良くてお得。

レベル2:シークエンス
(闇、消費マナ6.6)
1ターン耐える代わりにマナを持ち越す魔法。
あっても無くても良いが出来ることがない時に次にマナを持ち越せるのは悪くないです。

《不採用魔法》
レベル3:アトランティス
(水及び光、消費マナ2.2.5)
今回は他の方でアトランティスを確実に撃てる方がいたので不採用に。
本来はエンハンスマジックが本命で必須級なのですが、ポップンライトニング同様無料範囲の構築では消費マナがかなり重いことが多いです……

→エンハンスマジック アトラストライアングル
(追加マナ:6)
バステ無効及び特技TP消費を0にする『覚醒』を範囲付与できる強力魔法。
支援役なら出来ればこれを最速で撃ちたい。
ちなみに範囲的に自分は対象外になるので、自分も含めるなら何かしらの範囲追加手段が必要です。

水と闇を含まない光属性魔法系統全般
これについては他の方の構築との兼ね合い等様々な要因によるものです。
本来であれば回復も支援が行うことで攻撃役に全力を出して貰うのが本当ですが。

レベル3:レジストスパイラル
(水及び風、消費マナ2.4.4)
激戦区のレベル3は本当に悩みどころでした。多分最低2時間は悩んでたしなんならセッションしてても悩んでた。
相手のグッドステータスを消去出来るので「その強化はいただけない」と効果を止められるのは嬉しい。
今回は本当に枠が足りませんでした。

レベル4:ミスティックキリング
(光及び闇、消費マナ5.6.6.6)
レジストスパイラルを全体化したもの。
強力ではありますが、出来ればそのマナはポップンライトニング等に使いたい。

《終わりに》
色んなプレイヤーがいて各々に構築や理論がありますが、一番は
「そのキャラをロールプレイして楽しいか」
だと思います。
一見してどう考えても非効率でも、そのキャラのバックボーンにそうせざるを得ない理由があってパーティーがそれを了承してくれるなら、そういう構築もアリだと思います。
自由にキャラクターをデザイン出来るのがTRPGの良いところですから、ぜひ皆さんも自分だけのキャラクターを考えてみてください。

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