はじめに
この指南書は世界観設定、キャラクター作成を読んでいる方向けに作成しています。用語の解説はありませんのでご注意ください。
ご機嫌麗しゅう、魔法学生の皆様。
どうも、自称:キャラクター制作班の瀬名まさるです。
突然ですが、キャラクターを作るのって簡単ですよね。だからこそ、キャラクターのフレーバーを考えるのが難しかったりします。そこで今回は、キャラクターのフレーバーを少しでも楽に考えられる方法をお伝えしたいと思います。
まず、フレーバーとは何か。
一言でいうと「いいかんじなキャラクターの設定」になります。生い立ち、学科入学理由、魔法取得理由などがフレーバーに当たります。「この子は本が好きだから魔導書魔導学科!」や、「この子は吹奏楽部だから楽器魔導学科!」といった理由も、立派なフレーバーです。
設定ってどこから考えたらいいの?
人によりますが、私はキャラクターデータ作成→立ち絵→名前→フレーバーの順で作成することが多いです。こちらの作成方法では、やってみたい魔法構成を楽に練りこめます。
また、立ち絵→名前→フレーバー→キャラクターデータの順で作成することもあります。この作成方法では、「いかにキャラクターを魅力的に魅せるか」という点を重視することができます(個人差)。
今回は、名前→フレーバー→キャラクターデータの順で作成する方法を基準に解説していきたいと思います。
名前ってどうやって決めるの?
私は出来上がった立ち絵を見て、パッと思いついた文字列を名前にすることが多いです。全く具体的ではないですね。石を投げてくれても構いませんが目だけは勘弁してください。
具体的な名前を決める方法としましては、名前ランキングサイトを見たり、診断ツクールで適当に文字出しをて並び替えたりすることでしょうか。私は一時期ことば選び辞典シリーズの創作ネーミング辞典を参考にしていました。
創作ネーミング辞典、とても有能ですので名前を考えるのが苦手という人は、ぜひ購入を検討してみてください。Amazonでのお値段も700円未満とお手頃価格です(宣伝)。
フレーバーばどうやって考えればいい?
立ち絵のキャラクターの顔をじっと見つめてください。そうすれば、その子の生い立ち、性格などが伝わってくるはずです……というのが私のやり方。
正直お勧めしません。顔見たって何も思い浮かばねぇよ!という方が大半だと思いますので。
とりあえず、雑ながら私がいつも決めている項目がこちら。
・出身
・家庭環境
・大まかな性格
・学科を選んだ理由
・過去
基本的に、キャラ情報を一通り読んで、どんな子か理解してもらえるように書いてます。解釈違いがいちばん怖いですからね。
出身
まずは、出身について。現実世界出身か、魔導次元出身か。現実世界出身なら、どの国の生まれなのか?といったことを決めていきます。
この項目を記入しない時もあります。決めていない方が色んなシナリオに持っていきやすくなるという利点があります。そのかわり、その他の設定を詳しく決められなくなる可能性が高いですね。
また、現実世界出身の場合、魔導次元に来た方法を明記するのは避けた方がいいです。というのも、覚醒枠というものが存在するからです。
覚醒枠とはなんぞや、そう思いましたね?わかる。私も最初そうだった。多分ハーベストにしかない単語なのではないかなと思います。
覚醒枠とは、「シナリオ中にドロシーの手によって魔導次元に連れてこられた現実世界出身のキャラクターのハンドアウト」のことを指します。シナリオ中に連れてこられるので、魔導次元に来た方法もシナリオ内で明記されています。
シナリオを円滑に進めるためにも、基本的に現実世界出身の子は魔導次元に来た方法を明記しない方が良いでしょう。
ただし、どうしても「このキャラクターはこの方法じゃないと!」という強いこだわりがあるのでしたら明記してもいいんじゃないかな、と私は思います。そういう強いこだわりって創作において大切ですからね!
家庭環境
この項目でキャラクターのほぼ全てが決まると言っても過言では無いですね(個人差)。
両親なのか、片親なのか、義両親なのか。兄弟姉妹はいるのか。暖かい家庭なのか、厳しい家庭なのか、冷たい家庭なのか。
それだけでなく、親がいたとしたら、どのように接していたのか?親がいないとしたら、どのように思っているのか?ということもさらに考えられると素敵ですね。
基本的に、ハーベストもアマリリスも、どのような家庭環境にあっても快く受け入れてくれる学校なので、ここは好きにしちゃっていいと思います。
大まかな性格
この項目は、家庭環境を踏まえて考えた方がキャラクターらしさをより一層強く出すことができます。
例えば、『両親がいる、暖かく優しい家庭で育った』キャラクターならば、『誰に対しても分け隔てなく接することができる』という性格かも、と考えることができます。
また、同じ『両親がいる、暖かく優しい家庭で育った』キャラクターでも、もしかしたら『恥ずかしさ故になかなか素直になれない』性格かもしれません。
ここは皆さん作り手の腕の見せどころです。こんな家庭環境だからこう!や、こんな家庭環境だけどこう!を存分にぶつけてください。
学科を選んだ理由
まるで進路希望を聞かれているようですね。安心してください、そんなにお堅いものではないです。
冒頭にも申し上げました通り、本が好きだから魔導書魔導学科、吹奏楽部だから楽器魔導学科、といった単純な理由で構いません。代々杖魔道学科に入学してるから、という理由でも良いです。
となると、ここでいちばん理由作りとして簡単なのが邪眼魔導学科。この学科は『邪眼が開花したから』という理由だけで、簡単に入学・転科できる学科になります。
発動体は任意のものに変更できるので、余裕があれば変更してみると面白いかもしれませんね。
また、学科というのはそのキャラクターに大きな影響を及ぼします。というのも、選んだ学科がキャラクターのプレイスタイルになるからですね。
杖魔導学科なのにヨーヨーを発動体にしていたら、棒状しか使えないっつってんだろ、と怒られます。ヨーヨーを使いたいのであれば大人しく紋章魔導学科に行きましょう。
また、同じ攻撃役が得意な学科だと一括りにしても、杖魔導学科と魔導書魔導学科は戦い方が全く違います。
杖魔導学科はマナを増やすのが得意、魔導書魔導学科はマナの操作が得意です。
同じようで全く違うので、フレーバーを重視するなら『この学科は一体何を得意としているのか』をよく理解してから選ぶとなお良しです。
過去
家庭環境と何か違うん?と思う方いらっしゃると思います。まぁ聞いてください。
そのキャラクターにとって、人生を変えるようになった大きな出来事、きっかけなどを書いてください。例えば、身近な人がクリーチャーに殺されてしまったのでクリーチャーを恨んでいる、みたいな感じ。
過去と学科を選んだ理由を合わせるとなかなか重いキャラクターが出来上がったりします。まぁ設定が重すぎてもシナリオに連れて行けなくなるだけなので、ちょっとは救済部分を残しておくといいかな、と思います。
というのも、ハーベストはハンドアウトがかなり濃く設定されやすいシステムになります。ハンドアウト1つで過去が決まることもざらにあります。どのハンドアウトにも持っていけるまで気を配れとは言いませんが、ある程度自由が効くようにしておいた方が同じキャラクターを何度も使えるようになると思います。
ですから、アマリリスなのにクリーチャーが苦手とかいう組織に矛盾した設定を盛り込まないようにしましょう。後悔しますよ(威圧)
余談ですが、私は本当にアマリリス所属キャラクターでクリーチャーが苦手な子を作った結果、ほぼ全てのアマリリスシナリオに連れて行けなくなりました。どう頑張っても無理です。
この5つの項目を抑えて、キャラクター設定を書いてみてください。すると、不思議なことにとっても魅力的なキャラクターが出来上がります!
あなたの言葉で生み出される、あなたの為の素敵なキャラクターを、ぜひ作ってみてください。
しかし、それだけではキャラクターはできませんよね。キャラクターデータがないと、シナリオには参加できません!ということで、キャラクターに合わせたキャラデータを作ってみましょう!
学科と発動体は、フレーバーに合わせて決めてください。
ここで重要なのが、まだデータになれていない時にスタンスを扱わないこと。スタンスというのは模造品、特異点、共生主義者の3つです。
ちなみに有料コンテンツにもスタンスが存在します。気になる人はぜひ買ってみてください!(露骨な宣伝)
こいつらはキャラクターデータの制作がややこしかったり、そもそもスタンス独自の扱いがあったりして、大変なんです。最初のうちは控えておきましょう。
特技や一般アイテム、ダイスの振り分けを終えたら、次は魔法選択ですね。ここでもフレーバーが光ります。
魔法選択
この魔法が強いから持たせよう!……という考えて魔法を決めてませんか?もちろんそれでも構わないのですが、せっかくなら持っている魔法にも意味を持たせたくないですか?
そう!選ぶ魔法にも意味を持たせ、さらにキャラクターをより引き立たせるのです!ということで、私のやり方ではありますが、その方法を記載します!
例えば、インフェルノドライブという魔法を取得するとしましょう。この魔法は攻撃力+4、さらにグッドステータスの興奮レベル2を自分に、バットステータスの火傷Lv2を対象に付与する効果があります。
どういった理由があって取得するのか。ふんわりとした理由であれば、製作者の我々が「このキャラクターなら選ぶだろう」と思って取得する。しっかりとした理由であれば、キャラクターが「準備運動だからって舐めるな」と意志を持って取得する。このふたつがあります。
ふんわりとした理由としっかりとした理由のふたつを織り交ぜて、魔法構成を練っていきましょう!この工程が終われば完成です!
ただし!ここで気をつけなければならないことがあります。
そのデータ、強すぎませんか?
あまりにも強すぎるデータは出禁になります。シナリオに持っていけなくなります。
実際そのレベルのデータを制作したプレイヤーは1人どころかたくさんいます。マジで。
ハーベストのシステムさえ理解していれば簡単に作れるので、誰にでも作れてしまうわけなんです。だからこそ気をつけなければなりません。
身内同士の模擬戦闘で楽しむ分には構いませんが、シナリオに持って行ってGMや他のPLに迷惑をかけるような真似だけは絶対にしないようにしてください。
さて!ここまで長々と説明しましたが、いかがでしょうか?フレーバーたっぷりのキャラクターは作れそうですか?
きっとこの指南書をよんだあなたなら作れるはず!素敵なキャラクターを作って、シナリオに参加してください!
良い魔法学生ライフを!

