AG追加サンプルシナリオ

「魔法学園RPG ハーベスト」
シナリオ「ドロシーの眠れない夜」
推奨人数 4〜5人
推定時間 4~5時間
推奨リベラルアーツ ルクス、スコープ、エクスプロード、テレポート、オペレイト系魔法
※アスタリスクの使用想定あり

今回予告

こんばんは。ごめんね、急に呼び出しちゃって。
なんだか、今日、眠れないの。怖い夢を見ちゃってさ。
もう一度横になったら、その続きをみなきゃいけないような気がして。
ね、もうこんな夜だけど、今夜は一晩、私の話を聞いてくれないかな?
私が、ドロシーが、魔法使いになったときのお話・・・。

魔法学園RPG ハーベスト「ドロシーの眠れない夜」
魔法の時間は、まだ終わらない。

◆シナリオハンドアウト
PC1 コネクション:ドロシー・フロム・オズ 推奨関係:想い人/親友 必須クラス:紋章魔導学科
君は魔法学園ハーベストの学生だ。
ドロシーに連れられ、魔法学園ハーベストに入学して1年が経った。
しかし近頃、ドロシーの様子がおかしい。学生の前に現れる機会が減り、学長室に引きこもりがちになっている。
君はいつもと違うドロシーに違和感を感じ、その異変に足を踏み入れる。

PC2 コネクション:魔界の大公爵アスタロト 推奨関係:恩師/尊敬 推奨クラス:邪眼魔導学科
君は魔法学園ハーベストの学生だ。
最近頻繁に金品が奪われるカース事件が起きているのだが、
ハーベストの教員であるアスタロトに疑いの目が降りかかっている。
君は尊敬する師である彼を擁護するため、事件の真相を確かめる。

PC3 コネクション:狭間黒子 推奨関係:友人/腐れ縁
君は魔法学園ハーベストの学生だ。
近頃、学内で新しくできたサークルが話題になっているらしいのだが、
君は友人である狭間黒子とともにそのサークルの勧誘を受けた。
君は黒子と共に見学に行ったのだが、何か怪しさを感じて深入りしないようにした。
しかし、それとは逆にサークルに加入した黒子は、数日後、ほとんど学内に姿を見せなくなってしまった。
君は彼女の異変について、真実を確かめることにした。

PC4 コネクション:イマヌエル・カント 推奨関係:親しい/師弟
君は魔法学園ハーベストのカース特別対策委員会に所属している。
最高責任者であるイマヌエル・カント先生に呼ばれたのは、金品が奪われるというカース事件のことに関してだった。
どうやらカント先生自身も窃盗の被害にあったらしい。
君は彼の個人的な依頼として、犯人捜しを試みることになった。

PC5 コネクション:藍沢穂乃果 推奨関係:主従/友人
君は魔法学園ハーベストの新聞部に所属している。
新聞部の部長である藍沢穂乃果に、半ば無理やり頼まれ、
学内で話題になっている新しいサークルについて取材をすることとなった。
藍沢に弱みを握られている身としては断るわけにもいかず、収穫なしで終わるわけにもいかない。
君はこうして事件へと足を突っ込むこととなる。

シナリオ情報(PLには閲覧させないでください)
・パンテオンはマモンの作った「血」を集めるためのサークル。
・マモンの目的はドロシーとアスタロトに対する復讐
・ハーベストの事務員の一人がマモンに操られ、マモンを復活させようとしている。
・パンテオンは基本遊び、パーティをしたりするサークル。
・サークルメンバーはただで遊べる。資金は金品窃盗カース事件から徴収。
・表向きは献血によりお金を集めていることになっている。
・マモンはドロシーを封じるために、自分のカースを注入したカースエメラルドを学生に配っている。
・マモンはアスタロトに復讐するため、事件全ての犯人をアスタロトに仕立てあげようとしている。
・黒子は特にカースエメラルドの窃盗を担当
・アスタロトは黒子に対し詰め寄るが、それをみられてしまい更に疑いが深まる。
・アスタロトはクリーチャーであるため偏見を持たれ、基本的に学生に頼ることもできない。

NPC情報
狭間黒子
ハーベストの学生であり、機械魔導学科
もともと口数の少ない女の子であるが、近頃明るく振舞えるよう努力している様子。

オープニングフェイズ
シーン1:歴史(PC1)
君は現実世界で日常を送っていた。
そんなある日、とても嫌なことがあった日。
君の家に、差出人不明の宅配便が届く。そこには絵本が1つ入っていた。
絵本の題名は「魔法学園ハーベスト」
あらすじは、ドロシーという少女が「オズ」という村で生まれ育つところから始まる。
突然現れた悪魔によってドロシーの故郷は焼き払われ、彼女は家族や友人を失ってしまう。
その後彼女は、とある魔法使いの青年を「先生」と呼び、彼から魔法を学ぶ。
彼女は魔法使いになり、自分の故郷を滅ぼした悪魔を撃退し、封印する。
そしてそれ以降、彼女は自分に魔法を教えてくれた青年の意思に基づき、学園を建てる。
その名前は、魔法学園ハーベスト。
次のページをめくった瞬間、君は絵本の中に吸い込まれた。
そして気が付くと、君はハーベストの学長室にいた。
「ようこそ、魔法学園ハーベストへ」
そこには、絵本の中の少女がいた。
「直接私の部屋に来てくれたってことは、あの絵本を読んでくれたの?」
「私が書いたんだよあれ!あ、言っておくけどのんふぃくしょんだからね!」
「ここは魔導次元。現実世界とは違う世界。そこにある学園。ハーベストだよ」
「ね、私の学園に入学しない?今入学してくれるなら
さっきの絵本読んでくれたってことで魔導歴史学Aの講義単位あげるからさー」
「ここは魔法を学ぶところなんだけど、魔法ってのは例えばこんな感じ」
ドロシーが指を鳴らすと、突然部屋のポットやカップが動き出し、
自動でドロシーと君の目の前に紅茶が出される。
「まぁ紅茶でも飲みながらゆっくりお話ししよっか?」

シーン2:疑惑(PC2)
PC2は、ハーベストの事務課に用があったのだが、その事務課の眼鏡をかけた事務員に
「申し訳ないんですが、これをアスタロト先生の研究室へと運んでいただけませんか?」
と箱を運ぶのを頼まれ、アスタロトの研究室へ、教材を運ぶ手伝いをしていた。
彼の研究室へ入ると、アスタロトは部屋で本を読んでいた。
「PC2か。どうした?」
「ああ。頼んでおいたものか。」
といって、彼は箱を空けると、そこには翠色に光るペンダントが大量に入っていた。
「カースエメラルドだ。院の講義で使う予定で、頼んでおいたのだが。ふむ、少し頼んだ量より多いな。」
「まぁいい。恩に着るぞ。」
そうして君が研究室の外に出ようとすると、突然、メモを持った学生数人が研究室に入り込んできた。
「ノックくらいしろ。馬鹿者」
アスタロトはそう言うが、その学生たちは息を切らしながら、
「アスタロト先生。あなたに、今起きているカース事件について、その首謀者ではないかと疑いがかかっています。
ぜひとも新聞部として取材をさせていただきたく・・・」
「その件については、既に断ったはずだ。私は何も関係ない。」
「ですが、加害者の学生は皆、あなたの命令で犯行を行ったと・・・」
「もう一度いう。私は関係ない。今すぐここを出ていけ。」
「しかし・・・」
「出ていけ」
彼が邪眼を煌めかせながら彼らを睨むと、彼らは怖気づいたように去っていった。
「まったく、礼儀のない奴らだ。ああPC2、まだいたのか。」
「近頃同じ要件でここを訪れる人間が多い。まぁ、もともとクリーチャーである私を学生は信用できないのだろうな」
PC2が彼の擁護の姿勢に入ると
「ふっ。好きにするがいい。」

シーン3:失楽園(PC3)
近頃、ハーベストでは「パンテオン」と呼ばれるサークルが話題になっている。
PC3は、友人である「狭間黒子」とともに、学内を歩いていると、突然、ビラを持った学生から声をかけられた。
「こんにちは!私たちは、コミュニティサークル「パンテオン」です!休日に集まって遊んだりしてるゆるいサークルなんですけど、興味ありませんか?」
PC3がどのような反応をするかはともかく、黒子は少し興味を持ちます。
「遊ぶって具体的に何するんですか?」
「基本的には集まって立食パーティって形で個々人でお話ししていただくことが多いですね。友達づくりの場にもなりますよ。しかも部費も、パーティ参加費も、全部お金はいらないんです!」
「お金がいらないって、どうして?」
「うちのサークルでは、お金が要らない代わりに、献血をしていただくことになってるんです。そして、それが魔導次元の医療機関に送られて、お金になってるんです。
それを使ってパーティの費用にしてるんですよ~」
「どうですか?もし興味あったら参加してみませんか?見学だけでも大丈夫ですよ!」
黒子とPC3はビラをもらい、その場を去った。
「私、ちょっと気になるかも。いっぱい友達できそうだし、入ってみようかな・・・PC3は?」

シーン4:カント先生の憂鬱(PC4)
PC4は、カース特別対策委員会の最高責任者であるカント先生の研究室に呼び出されていた。
カント先生の研究室へ向かうと、彼にしては珍しく、顔色が悪い様子だった。
「ああ。よく来てくれたPC4」
「参ったな。顔に出てしまっているのかい。」
「近頃、窃盗関係のカース事件が起きているのは君も知っているな?」
「まだ解決していないカース事件なんだが・・・どうやら、私個人もその被害にあってしまったみたいなんだ」
「盗まれたのは魔法学園ハーベストと私、イマヌエル・カントの雇用契約書だ。
無くしたから契約破棄というわけではないから、すぐにでも困った、というわけではないのだが、
できる限り早く取り戻しておきたい。特に学長にはバレないうちに・・・」
「だが、私はこれから出張に出かけなければならないんだ。
申し訳ないが、君にこのカース事件の早期解決、および書類の奪還を依頼できないだろうか。」
「自分ではきちんと管理していたつもりなんだが・・・って、こんなんじゃあ、よく物を無くす学長と言い分が変わらないな。」
「書類は全て魔法で鍵をかけたボックスに入れていたから、そう簡単には取り出せないはずなんだが、そのカギがなぜか開かれていた。」
「相当強い魔力の持ち主がやったに違いない。なんていったって、私の魔法を解けるほどなのだから、学生には難しいだろう」
「にしても、雇用契約書を盗んで、いったい何の目的があるんだろうね。」

シーン5:新聞部の日常(PC5)
ここは新聞部、ハーベストの中でも隅の方に置かれている部室には、君ともう一人、新聞部部長、藍沢穂乃果がいた。
君は彼女に次回の記事の作成を頼まれたため、その原稿を彼女に見せていたのだが・・・
「ねーねー。PC5ちん。こんなんじゃつまんないよー」
「ハーベストってさー。変わり種みたいな人たちばっかじゃん?ようは変態の集まりみたいなとこなんよ」
「だからさーもっとさ、刺激的で、超エキサイティン!な記事じゃないと、うちの学生にはウケないと思うよ~」
「そういえばさ、今話題になってる『パンテオン』っていう新しいサークルのこと、知ってる?」
「なんかさー。怪しいと思わない??」
「一般的な血液の値段は400CCで約20000くらい。まぁ確かにタダ飯食えるっていうには納得の値段なんだけどさ。」
「魔導次元の医療機関にコネ持ってるなんて、相当な裏がありそうだし、なにせ今爆発的に話題なんだから、そのスキャンダル押さえちゃえば、記事の目玉になるって感じすると思うな~」
「と、いうわけでPC5ちん。原稿書き直し、はい。お願いねー」
「ちゃんと収穫持ってくるんだぞぉっ」

シーン6:肝試しでどきどき?(PC全員)
PC1がハーベストにやってきてから1年経った。
君たちは、ドロシー・フロム・オズの「クリーチャー討伐実践I」の講義を受けていた。
講義といっても、「ゴースト」などの雑魚クリーチャーを討伐する、という名目で
ハーベスト近郊の黒き森にある旧校舎に肝試しをし、怖がる学生を見てドロシーが楽しむというのがメインとなっている授業である。
通算3回目の肝試しであったが、皆の前に顔を見せたドロシーは前回に比べて、少し疲れている様子だった。
「じゃあ今日も今日とて肝試しするよー。まだ組んでない人同士でペア組んでね。非リアの皆は頑張ってかっこいい人とか可愛い人を誘うんだよ!あ、PC1は私とペアだからね!」
「じゃあとりあえずPC2~5あたり最初入ってー。流石に大丈夫だと思うけどゴーストにやられそうになったらすぐ呼んでね~」
肝試しが始まると、実際にゴーストが驚かしに現れるため、苦手な学生の悲鳴が鳴り響く。
PC2~PC5の肝試し描写をした後、PC1とドロシーが最後に入る。
いつものドロシーは怖い物などナシ、といったように楽しみながら進むのだが、
今日のドロシーは、少し怖気づいたような顔で、小さく震えている。
「え。やだなー。怖くなんかないって。だって私だよ?」
とドロシーが呟いた途端、その背後からゴーストが表れる。
「きゃああっ!」と大きい声をあげてPC1の方に抱き着くドロシーはやはり身体が震えている。
PC1がリベラルアーツを発動すると、ゴーストを撃退できる。発動しなかった場合、ドロシーがオリジンオブアンビバレンスで旧校舎の壁ごと屠る。
その騒ぎを聞きつけてか、多くの学生がドロシーのもとに戻ってくる。
「あ、あんなに急に出てきたら誰だって驚くし!!」
と、少し恥ずかしそうにしながら彼女は叫ぶが、くっついている君にしかわからないこととして、彼女の動悸は激しく、やはり身体の震えがある。
他の学生が肝試しの続きをしにいった後、君と二人きりになったドロシーはぽつりとつぶやく。
「・・・突然恐怖が襲ってきたの。たぶんゴーストのせいじゃないと思う。心あたりはあるんだけど・・・」
「ちょっと、あんまり言いたくないこと・・・なんだよね」
「ごめん、足ががくがくして動かないから、運んでいってくれる?」
「・・・お姫様だっこがいい」
魔法が使えるのに、君に甘えるようにする彼女は、君がいうことを聞くと、少しだけ身体の震えが治まったようだ。

シーン7:パンテオン突入(PC3・PC5)※他PCも登場可能
PC3は、黒子に誘われるまま、パンテオンのパーティに参加することになる。
パンテオンのパーティは、結構広いのに使われていない第三会議室で行われているらしい。
その入り口に黒子とともにやってくると、入口では、勧誘してくれた学生たちが受付をしていた。
「ああ、いらっしゃい。来てくれてありがとう!今日は見学ってことで、献血はしなくていいよ。パーティだけ楽しんでいってね。」
そういわれるがままに中に入ると、そこは多くの学生でにぎわっていた。
テーブルには豪華な料理が並べられ、皆が気ままに会話している。
その学生たちの多くは、胸に翠色に光るペンダントをつけていた。
「わぁ、こんなにたくさん人がいて、それも、皆楽しそうにお話ししてる。」
このサークルなら、私でも知り合いいっぱいできそうな感じがする・・・。
ねぇ、PC3。私やっぱ入ろうかなって思うんだけど、PC3も一緒に入ろうよ!」

シーン8:波紋(PC4)※他PCも登場可能
PC4は、私用のため、ハーベストの事務課に行くと、眼鏡をかけた事務員が、PC4を呼び止める。
「ああ、PC4さん。確か、カント先生に頼まれて、雇用契約書の盗難について調査されていらっしゃるんですよね?」
「そのことなんですが・・・どうやら、他の先生方も、同じように雇用契約書が盗難にあってらっしゃるそうなんです。」
「雇用契約書が盗まれていないのは・・・ドロシー学長を除くと、教員ではアスタロト先生だけみたいですね」
「何か、調査の参考になればと思い、お伝えさせていただきました。また何かわかりましたらこちらにも連絡をいただけると有難いです。」
「それでは、引き続き調査の方、がんばってくださいね。」

シーン9:誤解(PC2・PC3・PC5)※他PCも登場可能
ハーベストの渡り廊下。周りに学生がほとんどいないその空間で、
ハーベストの教員、アスタロトは狭間黒子の胸倉を掴んでいた。
PC2とPC3とPC5はその場に偶然居合わせる。
狭間黒子はPC3を見ると、「PC3!助けて!」と声をあげる。
君たちに気付くと、アスタロトは苦い顔をして、狭間黒子を突き放し、その場を去っていった。
「突然、アスタロト先生が私を襲ってきたの。怖かった・・・」
「一体どうしちゃったんだろ・・・先生。やっぱり、カース事件の噂って本当なのかな・・・」
PC3は、狭間黒子の首に、翠色に光るペンダントがかけられているのに気づく。

シーン10:ドロシーの異変(PC1)
肝試しの後から、ドロシーが学生の前に姿を見せることが減った。
いつもなら、学生にちょっかいを出したり、他の授業を茶化しに来ることが日常茶飯事なのに、
それがめっきり無くなり、自分の講義の時しか、姿を見せなくなった。
講義のときはいつも通りのドロシーのため、他の学生はあまり気にしていないようだが、君はそんなドロシーに強い違和感を抱いていた。
そんなとき、ドロシーは君を学長室に呼び出した。
ノックをすると、彼女は答える。
「誰?」
「PC1くん?入っていいよー。」
そういってPC1が学長室に入ると、ドロシーはお菓子を食べながら寝そべってテレビゲームをしていた。
「あ、カギは閉めておいてね。」
「わざわざ来てくれてありがと」
「ちょっと大切なお願いがあって」
そういうと、彼女はゲームを止め、身だしなみを整えて君の方をまっすぐと見つめる。
「学園の危機に関わることかもしれないから、ちゃんと聞いてね」
いつもの彼女とは違う、真剣で誠実な目に、君は圧倒される。
「君がここに来るときに読んだ絵本。覚えてる?」
「あの本、実は省いてある文があるの。」
「私、ドロシー・フロム・オズは魔法使いになり、故郷を滅ぼした悪魔をげきたい~ってするんだけど、
実は、そのとき、悪魔もただじゃ倒されてくれなかったんだよね。」
「悪魔は封印されるとき、ドロシーに呪いをかけました。」
「呪いとは、恐怖の呪いです。「七つの大罪」と呼ばれる悪魔たちに対し、尋常じゃない恐怖の感情を植え付ける。」
「それ以降、ドロシーは「七つの大罪」に対し、その魔力を感じると、とてもとても恐ろしくて、身動きできなくなるのです。」
「・・・ってね。」
「なんでこんな話してるかっていうと、最近、「七つの大罪」の魔力を学内から感じるの。それもいろんなところにいっぱい。」
「それで私、ちょっと外出れなくなっちゃって。講義のときはって思って思い切って出るときもあるんだけど、それもちょっと・・・辛くなってきちゃった」
「だからさ、最近眠れないんだよね。七つの大罪の魔力を感じると、いつも故郷の村が燃えてる夢をみるの。あのときの小さかった私は、ただ怖くて・・・」
「・・・って、そんな私のことはどうでもいいの。七つの大罪の魔力が増えてきてるってことは、もしかしたら何か大きな力が、学園を脅かそうとしているのかもしれない」
「とりあえず信頼できる人に一人、その解決をお願いしたから、たぶん大丈夫だと思うんだけど、もしものときは、君たち学生の力を借りることにもなるかもしれない。」
「私の不甲斐なさが悪いんだけどさ・・・それでも、学園を守るために、力を貸して欲しい」
「なんで君に頼むかっていうと、その・・・あんまり私、苦手な物があるって知られたくなくて。でも、君には肝試しのときに、不可抗力とはいえ弱いとこいっぱい見せちゃったからもういいかなって思って。
学生に話すならとりあえず君からーって考えて。それに、君の魔法の才能は、私も知ってるから。」
「あ、あと、もう1つ、君に頼みたいことがあるんだ。」
「えっとね。眠れない・・・ってさ、さっき言ったじゃない?」
「だから、その、今夜から、私が寝つくまで、そばにいて欲しいなーって」
「・・・断ったら泣いちゃうからね」

シーン11:情報収集(PC全員)
次の日、PCたちは情報収集することになる。
情報収集では好きなリベラルアーツを発動することで、情報を1つ得ることができる。
初期に調べることのできる情報は1~4の4つである。

情報1「七つの大罪の魔力」
七つの大罪の魔力は、ドロシーによると、学内の至る所から感じられ、しかも常に動いているらしい。
学内で、常に動く物、といったら、「学生」だろうか?
近頃の学生の動きについて調査すれば、何か情報が得られるかもしれない。

情報2「アスタロトへの疑い」
近頃起きている窃盗カース事件において、その事件の感染者は皆「アスタロト様のご意思のままに」と呟いている。
アスタロト自身は否定しているが、本人の出自が魔界のクリーチャーである、というところからか、
幾人かの学生や教員からは疑惑の目を向けられている。
だが、アスタロトへ直接恨みを持っている人間は少なくともハーベスト内には存在を見受けられない。

情報3「サークル・パンテオン」
最近できたサークルで、学内で話題となっており、爆発的に加入者が増えている。
入部条件として、献血を行い、それを医療機関に送ることで得られたお金で、パーティやゲームを楽しんでいるらしい。
サークルメンバーは、献血を行うことで、翠色に光るペンダントを渡される。そしてそれが会員証替わりとなって、パーティに参加できるようになっている。

情報4「カース事件の詳細」
近頃「金が欲しい」や「物が欲しい」という欲望に二次感染(人から人)したカース事件が多く起きている。
一次感染者(クリーチャーから人)が発見されないため、根源のクリーチャーが特定できず、
解決に時間がかかってしまっている。
しかし、二次感染者は全て、サークル・パンテオンに加入していた学生であることが判明した。
また、この事件と関連しているのか、近頃教員の「雇用契約書」が盗まれる事件が頻発している。

情報5「パンテオンのペンダント」
これは、アスタロトによって注文されたカースエメラルドのペンダントである。
これがどのようにして、パンテオンの手に渡り、配布されているのか。
それに関しては、直接アスタロトから聞くしかなさそうだ。

情報6「雇用契約書」
魔法学園ハーベストに雇用された教員と、雇用主であるハーベストによって結ばれる契約について書かれた書類。
雇用契約には魔法がかかっており、魔法的拘束力を持つ。
その魔法のために、雇用契約は、各教員の血印をもって行われる。

シーン12:アスタロトの挑戦(PC2)
PC2はペンダントの件を知り、アスタロトの研究室へ向かう。
「どうした。PC2」
「ふっ、なるほどな。それで、私を疑っているのか?」
「なら・・・PC2よ。お前は私を信用できるか?」
「・・・こう質問している時点で、私はお前のことを信頼しているのかもしれないな。」
「お前にだけは話しておこう。」
「私が以前注文したカースエメラルドが、何者かによって盗まれた。」
「何者か、とはいったが、その正体は既に割れている。狭間黒子、という女子学生だ。」
「この前、お前に見られたあの現場は、彼女を問い詰めるため、そして・・・彼女のマナのデータを回収するためだ」
そういって、彼は研究室にある機械にマナを注入する。
「ちょうど今、彼女のマナの検査を行ったが、どうやら彼女はカースに感染しているらしい」
「つまりこれは例のカース事件とつながりがある。そういうことだ」
「元々は私が直々に出向こうと思っていたが・・・ちょうどいい、お前に狭間黒子の対処をさせるのも面白い。」
「私にはほかにもやらなければならないことがある。頼まれてくれるか?PC2。」
アスタロトは普段人を頼らないため、彼から頼み事をされるのは初めてである。
「・・・それでは任せたぞ。」

シーン13:狭間黒子(PC全員)
PC2が部屋を出て、しばらく歩き、人気のない渡り廊下を歩いているとき、
突然、火柱がPC2の周りを取り囲む。
火柱の中から狭間黒子が表れる。
「あー。もうバレちゃったんだ。私にはまだやらなければならないことがあるのに」
「あなたは私たちがアスタロトを追い詰める邪魔をするんだね。ならここで消えてもらうしかなさそう・・・」
PCたちが合流する。
「PC3。あなたもアスタロトの味方をするの?なら、あなたにも消えてもらうわ。」
「ああ。いっぱい集まってきちゃった。なら、私も応援を呼ぼうかな」
そういうと、彼女の影から、蝙蝠の羽をもった人型の魔物が表れる。
「・・・さぁ、遊びましょう?」
【狭間黒子とヴァンパイア2体との中間戦闘】
「あれ・・・PC3・・・私は・・・」
そういうと彼女は倒れ、目を覚まさなくなる。
カースに感染している人間は、感染源となるクリーチャーを倒さなければ感染を絶つことはできない。

シーン14:情報収集2(PC全員)
情報7「狭間黒子について」
狭間黒子は、一次感染者だった。
しかし、カース事件の起こった時刻と狭間黒子の発症時刻から、
彼女以外にも一次感染者がいるだろうことは推測される。
また、彼女のマナと、彼女の所有していた翠色に光るペンダントから、
「七つの大罪」の悪魔「マモン」の魔力が検出された。

情報8「パンテオンの裏」
パンテオンは、表向きには献血をしている組織であるが、
その血は、医療機関には送られておらず、何故か、ハーベストに送り返されている。
何者かが、ハーベストの学生たちの血を悪用している可能性が高い。

情報9「マモンについて」
「七つの大罪」の悪魔。強欲をつかさどる。
血の契約によって、人間を自由にコントロールし、金品を集めることを好むと言い伝えられている。
その欠片の一つが、黒き森の奥深くにある祠に封印されていると言われている。

シーン15:出発(PC全員)
PCたちがマモンの祠に向かおうと、ハーベストの外に出た瞬間、アスタロトが君たちの目の前に現れる。
「待て、相手はマモン。七つの大罪が1つだ。学生たちだけでは危険すぎる」
「本当は私一人で行くべきなのであろうが、人数は多いことに越したことはない。私についてきてくれるか?」
彼はくるりと前を向き、学生たちに背中を見せ、歩き始める。
「私が、こんなちっぽけな人間を頼ることになるとはな。」
「予想以上にドロシーが私に与えた影響は大きいようだ。それを実感したぞ。学生たちよ。」
「・・・お前たち学生は私が何があっても守る。私についてこい。」

シーン16:クルドサック「黒き森」(PC全員)
1、闇の植物 ルクス 3点のダメージ
2、ウェアウルフの襲撃 エクスプロード、オペレイト系魔法 2D6点のダメージ
3、迷いの森 スコープ、テレポート、オペレイト系魔法 バッドステータス:衰弱レベル1

シーン17:マモンとの対話(PC全員)
祠にたどり着くと、祠は、大量の血で赤く染まっていた。また、ハーベストの雇用契約書がいくつか散らばっていた。
君たちが祠の前に立ったのに反応したのか、祠から不気味な笑い声が聞こえる。
「・・・これはこれは、魔法使いさんたち、それに、この魔力はアスタロトか。
一体オイラに何の用だい?」
「ほうほう、じゃあオイラのしたことはもうバレちまってるようだな」
「そう、パンテオンを作ったのもオイラだ。人間たちを操作して、血を集め、金を集める。」
「そしてその金でまた、人間たちを釣れば、また血が集まる。そしてオイラは魔法使いの血によってどんどん魔力が満ちてくる。」
「教員の血も得た。これであの学園の奴らの半分はもうオイラがコントロールできる。」
「なんて効率的なシステムだ。しかも全て計画通りに事が進んだ。オイラは天才だ。」

「マモンよ。よくペラペラと話すな。もういいだろう。覚悟はできているか?」

「まぁまぁ、待てよ。まだ話があるんだ。」
「オイラたち七つの大罪は魔界大戦のとき、8人の魔法使いたちに身体をバラバラにされ、
この祠に、その欠片の1つとして封印されてから、長い長い間を過ごしてきた」
「だがある時、人間の男が1人、オイラの力に魅了されたのか、この祠を訪れて封印を解いたんだ。」
「奴は確かニコラスっていったかな。冴えない眼鏡をかけた男さ。
そいつは欠片となったオイラを自分の身体に埋め込んだ。」
「そう。そうだよ。魔法使いさんたち。アスタロト。オイラはもうここにはいないんだ。」
祠の扉が開かれると、中は空っぽだった。
「さぁ、復讐の始まりだ!オイラをこんなにしたあのにっくき少女に!オイラが直接罰を下してやる!
そしてアスタロトお前もだ!ここであの少女が恐怖におびえて死にゆく様を指を咥えて見てるんだな!!」
マモンの声が響き、フェードアウトし、そして、静寂が訪れる。
「・・・私としたことが、考えが甘かったか・・・。学生たちよ、急いで戻らねば、ドロシーが危ない。」
「いや、あの言葉からすると、もう今すぐにでもドロシーの元に行かなければ、間に合わないだろう・・・」
【アスタリスクの使用想定】
「・・・恩に着るぞ。PC1」

シーン18:ドロシーの危機(PC全員)
学長室の扉がだんだんと叩かれる。
「ドロシー!オイラだよ!開けてくれよ・・・」
ドロシーはその音におびえるように、うずくまっている。
「やだ・・・来ないで!!」
「そうだよ。もっと怯えろよ!オイラの中にはお前への恨みがいっぱい詰まっているんだ。
アスタロトが来るまで、ぎりぎりまでお前を恐怖のどん底に落としてやる!」
「嫌だ・・・怖い・・・怖いよ・・・助けて・・・PC1・・・!」
学長室の扉が徐々に開かれる。眼鏡をかけた、ハーベストの事務員「ニコラス」が学長室に足を踏み入れる。
その時、アスタリスクの効果により、PCたちがその場に現れる。
「な・・・なんだと!なぜ!どうしてこんな早くに!」
「・・・マモンよ。貴様はこの学園の学生を舐めすぎだ。」
「あ・・・PC1・・・」
ドロシーは涙目で、PC1の方を向く。彼女の身体ががくがく震えている。
「ちくしょう・・・なら、これでどうだ?」
マモン・ニコラスが指を鳴らすと、ハーベストの学生たち、教員たちがゾンビのように学長室へ現れる。
「この数だ。いくらお前でも相手にし切れないだろう。」
アスタロトは、PCたちの方を見ながら、
「あの学生たち、教員たち全ては私1人で十分だ。」
「お前たちには、マモンを頼みたい。」
「先ほど、『学生たちだけでは危険すぎる』といったが、それは撤回する。」
「お前たちには、無限の可能性がある。お前たちは、自分の中の時を止めた私やドロシーと違い、『成長することができる』という力がある。私は、今こそ、お前たちを本気で頼ってみようと思う。
受けてくれるな?PCたちよ。」
「・・・ハーベストでは、学長が心身の故障等で機能できないとき、その瞬間のみ、全権限が副学長である私に譲渡される。
魔法学園ハーベスト副学長、アスタロトの名において命ず!学生たちよ、学園を守れ!!」
アスタロトがフィロソフィア・アイズを使用して、PC1のアスタリスクの使用回数を1回増やす。
「イカれやがってアスタロト・・・七つの大罪のオイラが、こんなガキどもに止められると思うなよ!」
【マモン・ニコラス】との最終戦闘

シーン18:エンディング
各自で演出してください。

◆エネミーデータ
「狭間黒子」
主体属性:風・水 クラス:機械魔導学科
能力値「アクション:5」「リアクション:4」「リベラル:4」

特技
「アップデート」消費TP2 種別A
自分にバッドステータス:衰弱レベル-1を与える。
「ダブルクリック」消費TP1 種別R
この魔法攻撃の効果で自分がバッドステータスを受ける場合、そのレベルを-2する。
「メタプログラミング」消費TP2 種別A
敵1人の次のリアクションフェイズでの発動ダイス数に-1する。

アイテム
「スーパーコンピュータ」 攻1 防1 HP54 TP22 SS8 移2
各ラウンドの一番初めのアクションフェイズを行う場合、そのアクションフェイズの間、この発動体の攻撃力に+4する。(加護拡張×4)
「特注ローブ」 所持している魔法の発動体の最大HPが4上昇する。(計算済み)

魔法
「オリジン」「カース」「ハーベストムーンA」
A「エアロスプラッシュ」風1水1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。
A「スチームカーテン」火1水1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の左前、前、右前に変更し、対象にバッドステータス:衰弱レベル1を与える。
C「インベイジョン」呪1水1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:怨念レベル2を与える。
A「ダストストーム」風1地1
攻撃力+1、さらにダメージ計算後、対象を1マス好きな方向へ移動させる。
R「テトラポッド」風1水1
防御力+1、さらに自分の次のリアクションフェイズでの防御力に+2する。
R「フェアリーサークル」風1光1
防御力+2、さらに味方1人のHPを2点回復する。
R「デモンズナックル」風1闇1
防御力+1、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
A「アシッドレイン」水2闇1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:毒レベル3を与える。また、この魔法の対象が既にバッドステータス:毒を受けている場合、代わりにそのバッドステータスのレベルに+2する。
A「インフェルノドライブ」火1水1闇1
攻撃力+4、さらに対象にバッドステータス:火傷レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
A「フォトンストリーム」風1水1光1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更し、対象を1マス好きな方向へ移動させる。また、このアクションフェイズの間、衝突により敵が受けるダメージを+2する。
A「エアロブラスト」風3
攻撃力+5、さらに攻撃範囲に自分の前、左右1マスを追加し、対象を別のオブジェクトに衝突するまで前方向に移動させる。
A「デビルズウイング」闇2風1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の左右1マスに変更し、自分にグッドステータス:飛行レベル2を与える。
C「ナイトメア」呪1水1闇1
攻撃力+4、さらに自分にグッドステータス:浄化レベル2とグッドステータス:興奮レベル2とグッドステータス:鼓舞レベル2を与える。
A「ブラックホール」風3闇1
攻撃力+7、さらに戦闘空間の好きな1マスを選び、全てのオブジェクトをそのマスに移動させる。また、この魔法の発動中、味方は衝突のダメージを受けない。
A「アセンション」呪3風1
攻撃力+11、さらに戦闘空間の好きなオブジェクトを好きなだけ自分の周囲全方位1マスの好きなマスに移動させ、攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。
A「エリアルレイヴ」風5
攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更する。また、好きな数のオブジェクトを自分のいるマスに移動させ、その衝突により受けるダメージを3倍にする。このとき、自分は衝突によるダメージを受けない。

「ヴァンパイア」
主体属性:火・闇 クラス:クリーチャー
能力値「アクション:5」「リアクション:5」「リベラル:2」

特技
「霧散」消費TP3 A
自分の受けているバッドステータスを1つ消去する。
「変身!」消費TP2 種別A/R
このアクションフェイズ及びリアクションフェイズでの発動ダイス数に+1する。
「死の吸血」消費TP1 A
このアクションフェイズで与えたダメージ分、HPを回復する。
攻3 防0 HP25 TP10 SS5 移動1

魔法
「オリジン」「カース」
A「イクリプス」呪1火1
攻撃力+5、さらに攻撃範囲に自分の前方3マスを追加する。
A「ジャイロストライク」火1風1
攻撃力+2、さらにこの攻撃の後、1マス追加で移動する。
A「ファイアボール」火1闇1
攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
A「アンビヴァレンス」光1闇1
攻撃力+1、さらに光または闇属性のマナを1つ発生させる。
R「グレイシアリンク」水1闇1
防御力+1、さらに自分にグッドステータス:浄化レベル1を与える。
R「ヒートマイン」火1地1
防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、魔法攻撃の発動者のいるマスを地形:溶岩レベル1に変更する。
A「ヘルブラスト」闇2火1
攻撃力+9、さらに攻撃範囲を前方1マスに固定する。
A「スペリオルドラゴンフレア」火1風1闇1
攻撃力+4、さらに味方全員にグッドステータス:興奮レベル1とグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
A「ダークネスグレイズ」風1地1闇1
攻撃力+3、さらに対象を別のオブジェクトに衝突するまで前方向に移動させる。また、この発動タイミングの終了時、戦闘空間の一番前の横列のマスにいるオブジェクトに6点のダメージを与える。
A「ハイドロハリケーン」水1光1闇1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
C「ディザイア」呪2火1
攻撃力+9、さらにこの攻撃に対する対象のリアクションフェイズの発動ダイス数に-1する。
C「バイオレンス」呪2闇1
攻撃力+7、さらに自分にグッドステータス:暴走レベル1を与える。
A「スーパーノヴァ」火3闇1
攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで任意解除以外では消去されない。
A「サーヴァントカーニバル」地3闇1
攻撃力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:グレイブを召喚する。また、この戦闘間、敵全員がオブジェクト:グレイブによって受けるダメージを+3する。

「マモン・ニコラス」
主体属性:地・風・光 クラス:クリーチャー
大魔法:ディバインプロヴィデンス・テスタメント・デウスエクスマキナ・アスタリスク・イマジナリーウイング
能力値「アクション:9」「リアクション:5」「リベラル:4」

特技
「富の悪霊」 消費TP3 R
HPを5点回復する。
「七つの大罪;強欲」消費TP10 A
このアクションフェイズで、地属性魔法レベル5「セカンダリーオブザダフトプリズン」をコストなしで発動することができる。1シナリオで1回使用可能。
「パンデモニウム」消費TP4 A
戦闘空間上の好きなマスにオブジェクト:グレイブを置く。

攻5 防3 HP200 TP50 SS3 移動1
このクリーチャーは3(横)×1(縦)+1(真ん中縦)のオブジェクトである。

魔法
「オリジン」「アイリス」「カース」
A「ボルケイノ」火1地1
攻撃力+2、さらに攻撃範囲のマスを地形:溶岩レベル1に変更する。
A「アイスバーン」水1地1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲のマスを地形:凍土レベル1に変更する。
A「エアロスプラッシュ」風1水1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。
A「ダストストーム」風1地1
攻撃力+1、さらにダメージ計算後、対象を1マス好きな方向へ移動させる。移動させたマスにオブジェクトが既にあった場合、衝突が発生する。
C「ラビリンス」呪1地1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲のマスを地形:黄泉レベル1に変更する。
A「スパイクホライゾン」水2風1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きな2マスを追加する。
A「フォトンストリーム」風1水1光1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更し、対象を1マス好きな方向へ移動させる。また、このアクションフェイズの間、衝突により敵が受けるダメージを+2する。
A「ゴルドインパクト」風1地1光1
攻撃力+3、さらに対象1人の1マス前方に既にオブジェクトが存在していなければ、オブジェクト:グレイブを召喚し、その対象をオブジェクトに衝突するまで前方向に移動させる。
A「ダークネスグレイズ」風1地1闇1
攻撃力+3、さらに対象を別のオブジェクトに衝突するまで前方向に移動させる。また、この発動タイミングの終了時、戦闘空間の一番前の横列のマスにいるオブジェクトに6点のダメージを与える。
A「ハイドロハリケーン」水1光1闇1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
A「ブレイクエンドボム」火1風1地1
攻撃力+4、さらに攻撃範囲に2マス前方とその周囲全方位1マスを追加する。
C「ディスピアー」呪2風1
攻撃力+8、さらに攻撃範囲に自分の周囲全方位1マスを追加し、対象を別のオブジェクトに衝突するまで後方向に移動させる。また、この魔法の発動中、自分は衝突によるダメージを受けない。また、この魔法の効果により敵が移動した場合、移動した敵に移動したマス×2点分のダメージを与える。
C「カルヴァリー」呪1風1光1
攻撃力+4、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに固定し、このアクションフェイズの後、追加で2マス移動するか、対象1人に与えたダメージ分、自分のHPを回復する。
A「ブラックホール」風3闇1
攻撃力+7、さらに戦闘空間の好きな1マスを選び、全てのオブジェクトをそのマスに移動させる。また、この魔法の発動中、味方は衝突のダメージを受けない。
A「ホワイトアウト」水3光1
攻撃力+7、さらに対象にバッドステータス:盲目レベル3を与える。また、この魔法の効果によって受けたバッドステータスは、戦闘終了時まで回復されず、レベルの増減も起こらない。
A「サーヴァントカーニバル」地3闇1
攻撃力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:グレイブを召喚する。また、この戦闘間、敵全員がオブジェクト:グレイブによって受けるダメージを+3する。
C「ヴェノム」呪3地1
攻撃力+11、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:グレイブを召喚し、その周囲全方位1マスの好きなマスに敵全員を移動させる。
A「エリアルレイヴ」風5
攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更する。また、好きな数のオブジェクトを自分のいるマスに移動させ、その衝突により受けるダメージを3倍にする。このとき、自分は衝突によるダメージを受けない。
A「セカンダリーオブザダフトプリズン」地5
攻撃力+10、さらに次の自分のアクションフェイズでの発動ダイス数を2倍にする。ただし、大魔法で増えたダイスは除いて2倍にする。この効果は重複しない。

R「ダムクリエイション」水1地1
防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、自分の前後左右1マスのオブジェクトが存在していない好きなマスにオブジェクト:カタラクトを召喚する。
R「フェアリーサークル」風1光1
防御力+2、さらに味方1人のHPを2点回復する。
R「ビートディフェンス」光1闇1
防御力+2、さらに自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
R「デモンズナックル」風1闇1
防御力+1、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
R「テラフォーミング」地1光1闇1
防御力+4、さらにオブジェクトの存在していない自分の右前、左前、左後、右後のマスにそれぞれオブジェクト:モノリスを召喚する。
R「ローリングマウンテン」地2火1
防御力+3、さらにダメージ計算の直後に、戦闘空間にキャラクター以外のオブジェクトが4つ以上あれば魔法攻撃によるダメージを0にする。

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