シナリオ概要、ハンドアウト
魔法学園RPGハーベスト
シナリオ「過ぎ去りし秋と芸術の時間を ~Living art in autumn~」
【推奨人数】 3人
【推定時間】半テキセ7~9時間 ボイセ6~8時間
【推奨リベラルアーツ】なし
【今回予告】
夜空が見える日
ちょうど、満月が真上に現れる時間
ガラスの瓶に閉じ込めたくなるような風景のしたで、泣き腫らす者がいた
救いを与えるため、代償を差し出す。
その先が悪夢のような時間だとしても 。
今、動き始める…
魔法学院RPG ハーベスト
「過ぎ去りし秋と芸術の時間を ~Living art in autumn~」
夢の時間は、まだ終わらない。
【ハンドアウト】
PC1
コネクション ドロシー・フロム・オズ
恩師/尊敬
君は現実世界出身のハーベストの学生だ。
秋と言えば様々なイベントがあるなか、ドロシーの思い付きで、今期の単位取得条件に文化祭にて班ごとに芸術作品の提出および展示が求められた。
その中で上級生2人がいたはずだと言うのに班長に任命されたため、定期的に報告しに彼女の研究室に入るのことになるのだが…。
PC2
コネクション 天使光翼
推奨関係:疑惑/疑問
君はカース特別対策委員会に所属しており、最高責任者イマヌエル・カント先生から、解決したはずのカース事件に関連がある人物として、アイリーンとその友人の天使光翼の調査を頼まれる。
文化祭を楽しみ、単位会得のため翻弄する中、前回倒したはずのクリーチャーの目で生成された義眼をもつ彼の秘密とは…?
PC3
コネクション マルス=フルクトorメーロン=フルクト
推奨関係:自由
君はハーベストの学生だ。ドロシー考案の文化祭期間中にて、日に日に出会う機会が少なくなっている二人とようやく再開するも、特にマルスとメーロン、二人が同じ場所にいるときにはひどくギクシャクしている印象を受けられる。
二人に何かあったのか、君は少しばかり気になっていくのだが深く聞く機会もなく準備に追われていき…
【NPC】
天使光翼(あまつかこうき)
魔法学園ハーベスト、紋章兼邪眼魔導学科に所属する5年生の少年。黒髪ショートカットに右が青、左が赤のオッドアイ、袖を通さず肩に制服をかけている。
オッドアイになったのは夏休み後で、左目が義眼による邪眼であり今期から邪眼の単位会得も必要になった。
邪眼を会得したという夏休み中何があったのだろう?
アイリーン
魔法学園ハーベスト、札魔導学科に所属する5年生の少女。赤い髪をハーフツインにし、はちみつ色の目をしている。
天使光翼と仲がよく、いわゆる幼馴染み関係にある。
天使光翼とは夏休み中会えていないことがどうしても気がかりのようだ。
シナリオ本編
シーン1(全員)
現在の状況に困惑しているであろう君たちは班分けで新しく出会った2名に顔を見合わせる。
まあその少年と少女もおそらく君と同じように困惑した表情を浮かべているのだから、言わずもがなだろう。
急なドロシーの提案が飲み込めず、どうなっているのか整理するために君たちはこれから、少しの回想をすることになる
↓以後、過去の回想シーン
夏休み明けの9月のはじめのこと…全校集会のため、全学年全生徒が体育館に集められる。
PC2は運悪く、何かしらの事情で宿題を学校に忘れてしまい、代理のノートなどを取って後で提出しなければならないため、さらに肩が重いと思われる。
ドロシー「はーい!ドロシーちゃんのお話の時間でーす!
夏休みの宿題できた人!元気に手をあげよう!」
ドロシー「ふむふむ…でも大丈夫!…あとでイマヌエル先生とアスタロト先生の職員室にいってね?宿題やってない人への救済処置に15日間の放課後にみっっっちり、仕込んでくれるらしいから。(にっこり)」
このとき、背後にはカースではないがものすごい威圧感をだした二人が待機している。
夏休みの宿題をやってなかったものたちに然るべき天罰
…正しくは因果応報と言われるべき補習授業が迫っていた。
しかし、これはまだ想定の範囲内。
問題はここからである。
ドロシー「そして…今年度から新しい校内活動を追加します!2学期と言えば秋!秋と言えば食欲、体育、読書…でも、私が提案するのは…」
ドロシー「芸術の秋!」
ドロシー「そろそろ私も面白いものみたいなーって…それでね!芸術の秋を堪能する文化祭を開催します!」
ドロシー「もちろんサークル内で売店を出してもいいけど、それだけ評価したんじゃつまらないし、自然と高学年が勝っちゃうんだ…。
だから私が評価と実力が均等になるように班分けしました!」
「一番の注目は班長はみんな今年の新入生ってこと!じゃあいくよー…アスタリスク!!」
君たちは一瞬のうちに立ち位置を入れ替えられ…最終的には、あのときの仲間と…上級生らしき二人があなた方と組まされています。
また、あるものはポケット、あるものは服の中にメモが入っており…それを見るとこんな紙が入ってました。
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【芸術の秋!ハーベスト祭!】
準備期間9月16日~30日
開催10月1日
この紙にかかれたメンバーが君の班だよ。
(PC1) (PC2) (PC3)
アイリーン、天使光翼
ハーベスト祭では、班ごとに、団結力や行動、ハーベストで習った知識を生かし会う機会です。
設計図を提出し、その点数を50点満点。
指定された範囲内にどれだけ設計図に沿った物ができたかどうかでまた50点満点。
どのチームが100点に近いものかを競うものとする。
また80点以上の班にはAランク候補、90点以上はSランク相当の評価が与えられます。
優勝できたら、豪華景品も用意してあるから頑張ってねー!byドロシー
(PCごとの追記事項)
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【PC1追記事項】
ドロシー「やっほー!PC1元気にしてた?…またこうやってお話しするのは…夏休み以来かも。
あと今回は君が班長だよ。
…今年の9月2日…明日は…ハーベストムーンが見える日なんだ。だから…一緒に見ない?私ね、毎年誰かを誘ってお月見するの好きなんだ!お願い!場合によっては単価まけてあげるから!…まってるね?」
【PC2追記事項】
アスタロト「…学園の教室に宿題を忘れていったようだな。代わりの予習や誰かに問題を見せてもらい、解いたりしたというなら今日中に出せば補修はなしにしておこう。それすらもできていないなら、わ か っ て い る な ??」
イマヌエル「放課後の20時に、カース特別対策委員会の君に前回の事件関連の話したいことがある。私の研究室で待っている」
【PC3追記事項】
ドロシー「夏の事件の件、改めてお疲れ様♪今年の新しいイベントを楽しんでいってね!
あと、新入生のマルス君も別の班で班長してもらうことにしたの!だからPC3が、たまーに顔見せて彼の話を聞いてあげてほしいな!」
ドロシー「はーい!メモをみたところで、夏休みの宿題を忘れてしまった人のことも配慮して、準備は9月16日からだよ!あらかじめ予定をたてたり、作りたいものを相談するのはいけど、早めに設計図引いたり、フライングしちゃダメだからね!それじゃあ自由解散!」
回想終了
こうして君たちは改めて自己紹介に入るのだった
アイリーン「あたしはアイリーン。札魔導学科なんだ、よろしくね。」
天使「天使光翼(あまつかこうき)。学科は紋章、今期から邪眼もだ。」
(ここでPCたちの自己紹介)
アイリーン「光翼!自己紹介の時顔が怖いし…。というか邪眼も掛け持ちって本当だったのね。」
天使「夏休み明けにどういうわけか邪眼に目覚めてたんだから仕方ないだろう。」
アイリーン「うっわー、言い方…。俺は選ばれましたーっていうやな感じ。」
天使「……。」
アイリーン「もー!!なんでずっと真顔なの!笑って!」
天使「悪い。」
アイリーン「…調子悪い?休み開けてからずっとそんなかんじだね?というか、25日以降はLINEすら開いてくれなかったし」
天使「……気にするな、8月病だ。」
アイリーン「なにそれ、まあ本題にもどるけど……あたしたち16日にまた集まらないと、どこで集合する?」
(集合場所を決めた君たちは解散してシーン終了)
シーン2(PC2)
9月1日放課後
PC2は宿題の代わりに書いたノートをイマヌエル先生とアスタロト大公爵に提出した帰りに、アイリーンと出くわします
アイリーン「あれ?…PC2も宿題を忘れたの?」
アイリーン「そっかぁ…ノートを代わりに…偉いね。すごいと思うよ。」
アイリーン「あたしは家に置き忘れちゃって…なんか…ごめんね?」
アイリーン「……夏休みは…いままでずっと天使君と一緒にやってたんだけど…今年はね…夏休み中は一度も会えてないの。
初日アイス買いに行こうって約束したけどこっちの方がドタキャンしちゃってそれ以来…あまり………」
【天使との関係】
アイリーン「えっ、た、ただの幼馴染みだよ!親友、別に恋人って訳じゃないから…。天使君に聞いてもただの幼馴染みだっていうよ!…たぶん」
アイリーン「……本当は…夏休み中に…告白しようと思ったんだけどね。ほら、全く会えなくて…ってなんでPC2にいっちゃったんだろうあたし!!
ああぁぁぁ!………お願い!!秘密にして!!」
【魔眼について】
「詳しくはわからないけど…夏休み前は普通だったよ…。8月2日目以降、何かあったんじゃないかな……。」
【文化祭の作品いついて】
「うん、設計図の案だけは16日から全員で話し合いながら決める予定だよ。ちょっとしたアイディアならたくさんあるから。」
「天使君の両親は、結城ゼミ…錬金術魔道学科の人でね、芸術に使うような道具もいっぱい持ってるし…きっと優勝できるよ!」
「…文化祭…頑張ろうね!」
アイリーン「じゃあね!また今度!!」
シーン3 (PC2)
9月1日20時ごろ。
イマヌエル「宿題の件もあるのに呼び出してすまないね…君には、カース特対としてたのみ事があるんだ。」
イマヌエル「天使光翼…彼が魔眼を得たことに対しての調査だ。」
イマヌエル「本来ならアスタロト大公爵だけの問題だが、他でもない君に頼むのは理由がある。」
イマヌエル「君達が倒したクリーチャー、エルプズュンテの片目がなくなっていたのを覚えているかな?」
イマヌエル「あれは、メーロンがやったものでは無いようでな…。そもそも単独とはいえ、メーロンがあのクリーチャーにやられるような教育はしていない。
だから、彼は誰かからの不意打ちを受け、やられたのでは…と。」
イマヌエル「それで、光翼の話に繋がっていく。なぜなら、彼の魔眼のようなものは、クリーチャーの眼球に紋章をいれただけの義眼だったからだ。」
イマヌエル「…アスタロト大公爵にも確認をとったよ。あれは間違いなく、君達が倒したエルプズュンテの眼を加工したものだ。」
イマヌエル「…どうか彼と彼の友人であるアイリーンの行動を探ってくれ。それが君へのたのみだ。」
シーン4(PC1)
9月2日夜
PC1はシンデレラがガラスの靴を落としていった時間に、学長室のベランダからこの学校に伝わる魔法と同じ名を持つ『中秋の名月ハーベストムーン』の下、ドロシーとのお茶会のために学長室に向かう。
ちょうど廊下の曲がり角に差し掛かったとき、PC1の耳に話声が届く。
アイビー「その、一昨日の……姉さんが、本当に…」
学長室の扉の前には、”あの時”夏休み前に食堂で出会った少年…アイビーがいた。
ドロシー「…うん、これは職員会議ですでに確認もとられてるの……」
アイビー「……」
アイビー「3日も…おんなじ確認をとって、ごめんなさい…。昨日のドロシーも、泣くのを我慢してたから。」
ドロシー「PC1?」
気配を消してようが、その場で立っていようが、ドロシーに君の存在はまる分かりのようで声をかけた
ドロシーの呼び掛けに反応した君の声を頼りに、アイビーと呼ばれた少年は君のほうをみる
アイビー「君は夏休み前の…」
ドロシー「…そうだ!今日は、PC1と一緒にお茶会するつもりだったんだけど、一緒に来る?」
アイビー「PC1と?」
ドロシー「たまに現実世界から来た生徒とこうやってお茶会するの。お菓子はいっぱいあるし、PC1もアイビー君のためにもちろん3人で良いよね?」
学長室のなかには、ケーキスタンドに下からサンドイッチ、温料理、デザートと、それぞれの椅子の前にはスコーンやスープが取り分けられている。
飲み物も紅茶とそれに合わせられたミルクやレモンなど、紅茶が苦手な場合の配慮の水がきちんと整頓された状態で並んでいた。
ドロシー「じゃじゃん!ドロシーの特別アフタヌーンティーセット。今はディナータイムだけど!」
ドロシー「PC1もアイビーも好きな席に座って食べよ?」
このあと、こっちにきてどう?最近の授業は?と他愛ない話をすることになる。
(KP注意:このシーンのドロシーとアイビーは、春に行方不明になった生徒が、四肢を切断された状態で見つかったという知らせを夏休みの最終日に受け取っています。
ドロシーは生徒の前では絶対に泣きません、そのためずっとハイテンションな状態を装い続けてます。
アイビーも忘れようと一緒に笑い合ってくれる。)
シーン5(PC1)
9月2日お茶会後
ドロシーとのお茶会が終わり、アイビーとPC1は寮に帰る途中、アイビーはポツリと声をだした。
アイビー「全部が全部卑劣なことをするクリーチャーとは限らない。中にはパートナーとして一緒にすごしたり、友達になれたりもする。それを妨げているのがカース。」
アイビー「これはね、姉さんが好きだった…言葉。」
アイビー「…だから全部が悪だとは決めつけないって決めてる。
そして、カースをどうにかして、クリーチャーと共存できるように。
僕らの生活がかかってるからHSNで仕方なく殺してきたけど、姉さんはそうやって頑張ってきた。」
アイビーはあふれでる涙を拭おうともせず、ひたすらに家族を失った悲しみを吐露し続ける。
アイビー「…だけど…そんな姉さんがクリーチャーに殺されてしまったって…聞くたびに、苦しくて、悲しくて……どうして、姉さんが死ななくちゃ行けなかったんだろうって思う」
アイビー「どうして、僕じゃなかったの?どうして、クリーチャーにも同情する優しい姉さんが!!」
アイビー「わからないよ…」
(PC1がアイビーにリアクションをとったらシーン終了です)
シーン6(全員)
9月5日、9月6日のどちらかの昼。
アイリーンと天使光翼2名をのぞいて3人とも集まることができました
おもに情報共有とともに作りたいものについての雑談をしていることでしょう。
会話に一段落するとマルスが君たちに声をかけてきます。
マルス「あっ!PC3!!それに皆も。夏休み中元気にしてた?」
マルス「俺は兄さんと寮に置いていく備品や日用品の買い出しに来たんだ。兄さんのほうもハーブティーのパックを切らしちゃって…。あとポムのおやつも。」
マルス「ところで、皆ここでなんの話をしてたの?」
マルス「へぇ……。こっちは班の中で軽く揉めちゃって…一人が石像にする、もう一人が絵画にするって…。班長は俺で何とかまとめられたからよかったんだけど…」
【人数とメンバーについて】
マルス「5人班だったよ?」
(※メンバーはマルス、アイビー、赤座きりん、藤野 咲+PC関係持ちの生徒会でないキャラ1~2名。合計5~6名を想定)
【お前はリンゴ関連にしたいのかと聞く】
マルス「違うよ!?別にリンゴが好きって訳じゃないから…。もしかして皆、俺の好きなものリンゴだと思ってる??」
マルス「えっと…リンゴを食べてるのは、食費の節約ともったいないからってだけ…。10日ごとに現実世界の実家からリンゴが届くから…」
マルス「…どちらかと言えば甘いものってそんなに得意じゃないんだ…。特にアップルパイはダメ。ムリすれば短期間で大量に食えるから仕方なくそうするけど…。
食の好みを言うならハンバーガーとか、ラーメンとか、ステーキとかそういうのが食べたい。」
(1章食堂でも好みを聞いていた場合。)
「って、この話PC1とPC3にはしておかなかったっけ??」
(そういえば……)
「そういえば……4年生魔剣の生徒が亡くなったんだって。詳しい話はわからないけど」
「たしか、春にクリーチャーハントに出掛けたっきり行方不明だった子らしいよ」
「ハーベストではたまにあることけど……また一人減ってしまった、何か出来ないかって思うよ……」
「こういうことを起こさないためにも、俺はもっと魔法が扱えるようになりたい。」
「……だって、魔法が使えるならその分誰かを助けられるから……」
「それに、魔法の扱いが上手い兄さんには負けたくないのもあるね。」
【会話に一段落つくと…】
メーロン「マルス!探したぞ。」
マルス「兄さん。」
メーロン「君たちは…。夏休み前は世話になったな。今ではすっかり元通りだ。」
一瞬、マルスは何かに気づいたのか顔を強張(こわば)らせた。
マルス「…えっと……その割引券ってスイーツが有名な店だよね?」
マルスの指摘通り、彼の手にはスイーツバイキング系の割引券などが大量に握られている。
メーロン「ああ、ハーブティーもあるし、昼食はそこで取ろうと思ってだな…」
メーロンは、20才とは思えない子供のように無邪気な満面の笑みでそんなことをいう。
対照的にマルスは若干引きつった笑みを浮かべていたが文句は言わなかった。
マルス「…じゃあ、みんな、こういうことだから…また今度ね。」
少し残念そうにしながらマルスは君たちにいう。
メーロン「ああ、そうだ!あの店は一応アップルパイもあるらしいしな。
君たちも一緒に食事をしたかったらいってくれ。魔導次元の店には詳しいからな。」
マルス「…………あの……。」
マルスは困惑した表情で何かを言う前にメーロンのフロートによってつれていかれていくところでシーン終了
【会話の最中でマルスの好みがアップルパイではないことを伝える、もしくはメーロンに兄失格であると伝える】
メーロンはPCとマルスの表情を何度か見比べた後、少し思いつめたような、申し訳ないという感情を前面に出たような表情をする
メーロン「すまない…」
マルス「…大丈夫。とりあえず、俺が好きなものとか教えるからそのうえで方法を考えよう。」
メーロン「…」
マルスがこっそりとPCに耳打ちする
マルス「兄さん、意外と周りが見えてないことがあるから…たすかったよ、」
マルス「俺、こういう性格だから強く言ったらまずいかなって…。言い出す機会を完全に失っちゃってて。」
メーロン「……今日は、マルスが選んでもいいぞ。」
マルス「えーっとじゃあ、兄さんのお気に入りのカフェでサンドイッチ頼んでもいい?そこなら兄さんの好きなハーブティーも飲めるし。」
メーロン「…本当に兄失格だな、俺は…」
マルス「言わないとわかんないのが普通だから、早く行こう!」
マルス「俺も最近は金銭的余裕があるし、PCたちも一緒に来ない?」
PCたちが食事をとったところで終了。
シーン7(全員)
9月16日昼
PC1の補佐に天使とアイリーンが入りつつも進行していく。
天使「さて、今日はようやく待ちに待った9月16日だ。材料や道具の選定および設計図からするのがいいだろう。」
アイリーン「えーと、みんなのやりたいものから材料が大きく別れるの。石や木の像、陶芸、絵画…どれにするか決めましょう?…もちろん最終決定権はPC1にあるけど」
天使「意見はわかった。統一してこの班は(作品)を作ることにしよう。」
(KP注意:
PCたちが選んだ、作るものによって中間戦闘のエネミーが変わります。
*クリーチャー名*(素材名)
石像や木造なら
*ゴーレム*、(ゴーレムの一部をドロップ)
陶芸なら
*クレイドール*(マナを含む粘土)
絵画なら
*リトスオルニス*(宝石の羽)
アイリーン「それなら…(クリーチャー名)が材料入手のための討伐対象ね。彼らはカースを産み出さないクリーチャー…というより魔法生物に近いの。」
天使「魔法によるダメージを与えると体の一部分を切り離して逃げてしまうが…それを利用して、切り離した方の…俺たちなら(材料)を調達するわけか。」
アイリーン「うん。思ったよりも設計図は早めにおわりそう…!このあとも手分けして作品を作るから、LINEグループも作らないとね。」
天使「解散前に待っくれ、大まかな計画日数的に休日明けには材料を揃えたいが……俺は作品製作に必要な道具を家に取りに行くのに、ただでさえ5人ぶんの道具を取って学園に戻るんだ。誰か人手が一人ほしい。」
アイリーン「あ!じゃあ私か…PC2がいいんじゃないかな!」
天使「お前はわかるがなぜPC2なんだ!?」
アイリーン「…なんとなくだよ。」
(PC2はアイリーンが天使と二人っきりになるのに躊躇ってることがわかる)
(入れ換えがあった場合、シーン8が発生します)
アイリーン「よし、チーム解散!明日から頑張ろうね。」
シーン8(PC2)
9月17日
天使「てっきり、いつも通りアイリーンとよほど俺についていくだけの理由があるのか?」
【邪眼について聞く】
天使「………ああ、正直…本当に突然だったから正確な日時は覚えてない。朝起きたら急にこうなってた。」
天使「………邪眼が発現してから、夏休み中はずっと高熱を出していてな。アイリーンに会いに行くことができなかった。」
【イマヌエルの会話を話す。】
天使「偽物…そうか。アスタロト先生にはなにも言われなかったが…そういうことだったんだな。」
【アイリーンとの関係】
天使「………ただの幼馴染みだ。別に恋人って言う訳じゃない…。それに今は…。」
「………いや、忘れてくれ。」
【錬金】
天使「俺も何度か両親の資料に目を通しているが…さっぱりわからん。」
「正直俺が結城ゼミにいくのは絶対にない。断言できる。」
【聞かなかった場合】
天使「…悪い、変なことを聞いたな。」
(話が終わると)
天使「ついたぞ、とりあえず必要なものは昨日、すでにまとめてある。2つの袋に分けてあるから片方もってくれ。」
天使「あと、忘れ物があるかもしれないから、チェックも頼む。」
(KP注意:天使は道具を一つ忘れてしまってます。PCにチェックを促してあげてください)
道具の忘れ物一つにつき5点減点
二人揃って荷物を学校に運んだところでシーン終了後
シーン9(全員)
9月18日
アイリーン「ついたー!魔法生物たちの群生地域。目的の魔法生物がいるから……」
アイリーンは黒き森のとある広場にて歩いていると、急に赤い鳥が貴方たちのもとに飛んでくる。
赤い鳥「ピュウウイ!」
アイリーンは少し驚く素振りを見せるが喜ぶように言います
アイリーン「スピネル!飛べるようになったの?」
スピネル「ピュルル!」
アイリーン「…あっ、この子とは夏休みの初日に、ここで友達になったの。リトスオルキスっていう魔法生物の変種で珍しい赤い羽根なの。
そのせいで巣の中で兄妹から仲間外れにされちゃって。
夏休みの予定ドタキャンしちゃった原因だし、光翼君にも説明しなきゃ……」
スピネル「ピュー!」
アイリーン「とりあえず、今日の目的は材料の〇〇集めだから遊ぶのはまた後でね?」
アイリーンがスピネルを撫でながらそういうと、スピネルはついてきてと言わんばかりにアイリーンの回りを飛び回ります。
そして君たちを導くようにとある方向へ飛んでいきました。
アイリーン「なんだろう……。」
君たちがスピネルについていくと目的の魔法生物と接触し戦闘となります。
中間戦闘
*ゴーレム*
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1pDrwQ1fTfG4eKPYnTGPy7GyHPzXyomcZeVOWGSsFEQE/edit?usp=sharing
*クレイドール*
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1RgsKcmlV1KlxkqHh0Rsd2LiII4z3IJqTTaqxyLp8oKA/edit?usp=sharing
*リトスオルニス*
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1h_qMZCN8AD8sDIjpLoD49CrV9ve7K482LQhPYrS-l20/edit?usp=sharing
このうちの1体
全キャラクターはHP30以上減らすことにより終了とする。
倒すラウンドによってエンディングの結果発表への点数が変動する。
3ラウンド以内、減点なし
4~6ラウンド、5点減点
7ラウンド以上、10点減点
アイリーン「ありがとう。スピネル」
スピネル「…ぴゅー!」
しかし、スピネルはさらに奥へと君たちを導いていく。
アイリーン「そういえばここって、スピネルの巣があった崖の近く…」
スピネル「ぴゅーい!ぴゅるる!」
アイリーン「!ない、スピネルの巣があった木が…。ねぇ!兄妹たちは…無事なのね、あなたも怪我がなくて良かった。」
スピネル「ぴゅー!ぴゅー!」
スピネルは何かを伝えようとしている。
(→テイム、シンク等で伝えたいことがわかるがPLが申請しない限りはそのまま進行する
『自分、助けて、代わり、人、落ちた。でも、その人、消えた。』)
しかしスピネルの行動は貴方たちにとってとても不可解で人間の感情に当てはめて読み取るのは難しい。
結局君たちは何も分からないまま、ハーベストへと向かうのだった。
(KP注意:スピネルは、何者かの手によって落とされたところを、天使が守ってくれたお陰で生きています。)
シーン10(クルドサック)
課題1
全員1回ずつリベラルアーツを成功させる。
結果
成功5人→減点なし
成功4人→減点なし
成功3人→5点減点
成功2人→10点減点
成功1人→15点減点
(原点個所はこれで最後。最悪30点減点、最低点70点を想定)
課題2
道具をうまく扱えた?
PL3人のPCがリベラルアーツで判定
誰か一人が成功すれば成功
失敗すると
像(トンカチで手首を打ってしまった。HP-3)
陶芸(焼き固めるときに火傷!!HP-3)
(できた作品と目があってしまったような…??怨念1)
絵画(全員仲良く絵の具をかぶり目にはいる。盲目1)
課題3
時間内の締め切りに間に合わせる!!
5人のうち誰か一人が成功
全員失敗
衰弱1
シーン11(PC1)
PC1は報告のためドロシー・フロム・オズの研究室に訪れていた。
彼女はよほど急いで急用に向かったのか資料を出したまま留守にしていたようだ。
君は出しっぱなしにされた資料を見ることができるだろう。
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シアン・ミルヒシュトラーゼ
魔剣魔導学科4年生、12才女性
8月30日おそらくかなり強い力で四肢が切断された状態で死亡しているのが黒き森で見つかった。
すでに死亡から数日たっており、カースが宿っていたとしても完全に抜けきっているであろう時期のため捜査が難航している状況である。
遺体の特徴としては、四肢の切断は死後に行われたもので、その死を悼むかのように毛布にくるまれており、魔法で防腐処理および虫避けが行われていたため、犯人の心理として計画性はなかったが知能は人程度にはあると判断。
彼女の手帳には失踪日の8月1日~25日までの心情が綴られており、ほぼ確定で20日にカース発症したと思われる。
しかしそれ以前に何名かの人物やクリーチャーに接触しているため特定不可。
また、多くのクリーチャーに長期間接してにも関わらず、カースの発症が極端に遅かったため、シアンはフェアリーミードだったのではないかという提案も出ているが後天的にフェアリーミードにする技術は現在ほぼ世の中に出回っておらず、それらしき処置を施された痕跡も見当たらないため、この節は否定された。
魔法使いを雇い、【アカシック・レコード】にて何度も情報収集を試みるが強大な魔力による妨害を受けており、真相を知ることができずにいる。
おそらく、【エクス・デウス・マキナ】及び、【ラストピリオド】、【イベントホライゾン】等、過去操作系統の大魔法に加え、【デモンズタイム】が使用できる実力者だろう。
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開かれたページを覗き込むように見た内容はハーベストでの事件のことだ。
まだ続きがありそうだが、読み進めることはできないだろう。
なぜなら、ドロシー先生がちょうど戻ろうとしていたからである。
君はそっと資料から距離を取る
ドロシー「あっ!PC1。文化祭の進展報告だよね!すぐにお茶を出すからゆっくり話してってね。」
その後ろには何日も眠っていないのか、心身共に酷く弱ったアイビーの姿もあった。
ドロシー「マルス君からの報告で、アイビー心配になって見に行ったらこんな感じでね、とりあえず休んで欲しいから悪夢に効くハーブティーいれようと思って。」
アイビー「…………すみません。」
ドロシー「PC1も飲んでく?」
【資料のことを話す】
ドロシー「あぁ……あれは、極秘っていうほどの事件じゃないから。……こんなひどいクリーチャーがいるかもしれないって、私初めて思っちゃった。」
ドロシー「シアンちゃんは、水色の髪をした元気な女の子で、不用意にクリーチャーを倒さずにお金を稼げたらって思う、やさしい子だったの。」
アイビー「……本当に……この事件を起こしたのがクリーチャーだったら……、いや、人間がやったことだとしても許さない。」
アイビー「…前に…進まなきゃ……一人でも……」
【悪夢について】
アイビー「姉さんが、ずっと戻ってこれなくてごめんって謝ってるんだ。その後は手足を失いながら、僕を抱き締めようとして…。」
アイビー「それが辛くて、最近は僕が…発導体の銃を姉さんに向けて…」
アイビー「あんな目にあって死ぬしかないなら、そうなる前にこの手で…」
アイビー「…」
アイビー「分かってるよ、これがおかしいって。カースに感染もしてない、正真正銘僕は狂っちゃったみたい。」
アイビー「最近は発導体を向けた先が震えて、まともに魔法も使えないんだ。」
アイビー「最近はこんな夢をみるのが怖くて眠れないしね。」
【ハーブティーについて】
ドロシーが指をならすとテーブルの上にカラフルなハーブティーの元が入れられたガラスのポットと中のお湯が沸騰した状態の電子ケトルが出てきた。
ドロシー「今日はドロシーちゃんのオリジナルブレンド!名前をつけるなら…ビューティフルドリーマー。」
アイビー「絶対今その場のノリで名前つけましたよね?」
ハーブティーは、ドロシーがお湯をいれたすぐには紫色だったが徐々に美しい琥珀色に変わっていく。
香りも、ミント特有の爽やかな香りと様々なフローラルの香りがゆったりとした時間を作り出す。
ドロシー「これ自信作で味も効果も保証できるから!甘いのがほしかったらハチミツもいれるよ?」
君たちがハーブティーを飲んでるとアイビーがその場で寝落ちする。
その寝顔は年相応の少年のもので、今回は悪夢にうなされる様子もない
ドロシー「ごめんね、今日は遅いからPC1もおやすみ。」
シーン12(全員)
なんとか締め切りに間に合った9月29日
文化祭準備は今日と明日で行われます。
ここまで、PC2は天使とアイリーンにたいし有益な情報もつかめず、途方にくれている状況でした。
PC1とPC3も各々準備やスケジュールを組んだりしているなか、天使は道具を落としてしまったり、躓いた拍子に物を落とすなど…ミスが増えてきました。
今までにない変化ということもありPC2たちはさらに調査を進めても構いませんし、ほっといても構いません。
(KP注意:PC1とPC3をつれていくのは任意です。)
【調査を進める】
「…PC2…。」
「…そうか…さすが心配をかけたみたいだな。」
「…最近はすぐに全身が痺れ……。うまく動けない。」
「…心当たりはある、だがアイリーンにも…ましてやあんたらにも言えるほど…小さな問題でも…ない。」
「…頼む…明日の朝には戻るから…ほっといて…もらえないか?」
(ほっとくことにyes)
【調査を進めなかった場合】の処理に以降
(ほっとくことうにno)
天使「……。」
アイリーン「PC2?それに光翼もおそいよ?って……明らかに顔色悪いじゃない!?大丈夫?早く医務室へ…」
天使はここでアイリーンの手をはねのける。
天使「…すまない…。」
アイリーン「…泣きたいのはこっちのはずなのに、何でそんな泣きそうな顔して…って、光翼……?」
アイリーンがなにかを言う前に天使光翼はずるずると壁づたいに倒れてしまう。
アイリーンがあわてて上半身を支えるが、まるで意思のない人形のように虚ろな目をしていました。
【共通】へ以降
残ったPCたちはアイリーンの悲鳴にも聞こえる叫び声で自然と集まることになる。
【共通】
アイリーン「っ!先生をよんで!!近くにいる先生でいいから!!誰か…!!誰かっ!!」
アイリーンの叫びにより駆けつけたのは、札魔道学科主任のソン・チェピルと変身魔道学科主任のクリストファー・アンダーソンだ。
ソン・チェピル「アイリーン!と天使!!?何があったんだ!?落ち着いたらでいいからゆっくりオレに話してくれ。」
クリストファー「とりあえずアイリーン君、天使君は私が医務室へ責任もって運ぼう。」
アイリーン「…ごめん…光翼君…調子が悪いの気づいてあげられなくて…」
クリストファーが変身して、アメリカンヒーローのような姿になると、天使を抱えて、フロートで医務室に向かっていきました。
ソン・チェピルがあなたたちも事情聴取を受けることになり、それが終わり次第この日は準備を適当に切り上げて終了になってしまいました。
(シーン終了)
シーン13(全員)
9月30日、天使は体調不良で欠席し4人で昨日のうちにほぼ終わらせていた準備の見直しを終えて自由解散となりました。
しかし、アイリーンは君たち全員にこんな相談をします。
アイリーン「あのさ…天使のことすごく心配で…その…一緒にお見舞い、いってほしいの。」
アイリーン「昨日、天使が倒れたとき、絶対にただの病気って思えなくて…」
アイリーン「おねがい!」
PCたちはPC2の目的もありお見舞いに向かうことになりますが…
そこには下手くそなチェンジアザーで天使の変装をした誰かがいました。
なぜ他人とわかったのか…、明らかに身長や顔つきが違うためです。
咲「すみません、ちょっとやる気がなかったので……。これにはちゃんと理由があります。」
咲「放課後に君たちがきてもごまかしてほしいと頼まれました。同じ部屋の天使光翼さんに」
咲「昨日から天使光翼さんは帰ってきてません。何かありましたか?」
咲「昨日最後にみた天使光翼さんは写真を見ていました。それで、一昨日…アイリーンに気付かれる前に何とかしないと…とおっしゃって出ていきました。その写真はあれです(天使の家族写真を見せる)」
その写真の天使はオッドアイではない。
咲「…彼は約束を破る人間ではないと私は思います。」
アイリーン「……それは、私もよくわかってる。」
咲「…私は先生に話をつけておきましょう。万が一あなた方によくないことがあったとき。私は班の出し物もどうにかしないといけないので…。」
アイリーン「わかった、私はいくよ。みんなは?」
アイリーン「…ありがとう。今日ずっとつきあってもらって…ごめんね。」
君たちはアイリーンの記憶を便りに天使の家へ向かうところでシーン終了です。
(KP注意:藤野咲の引き出しの裏にはフリード生徒会長の写真集アルバムがあります。見られても無反応どころかフリード生徒会長の良さを聞いてきます。要するに咲はかなりヤバイやつです。)
シーン14天使の家で情報収集フェイズ。
今回の情報収集は、急いで天使光翼に会う目的があるため、時間制限をもうけるものとし、一人4回、最大計12回のリベラルを行うと強制的に次のシーンにうつります。
また今回はアシストを認めるものとし、自分とアシスト者もう一人の合計数のリベラルをふることが出来るとします。
(2d6と3d6の人が同時に調べることにより5D6でリベラルをふることができる。)
アシストを行う場合はリベラルの挑戦回数を二人とも1つずつ減らしてください。
初期提示情報は1-1と2-1です
情報1ー1【天使光翼について】
夏休み前は指輪を利用して魔法を扱うタイプの紋章魔道学科の5年生。
現在は目に直接刻まれた紋章を発動体にしている
同級生で幼少期から仲が良いアイリーンはおろか周囲に、夏休み以降9月1日まで彼に会った人はいないようだ。
情報1ー2【夏休みに何があった?】を入手
情報1ー2【夏休みに何があった?】
天使は”夏休みに意識不明、または死亡してもおかしくない大怪我を負っていたことを示す資料”が見つかった
しかし、なぜ彼は何事もなく君たちの前で過ごしていたのだろう?
情報0ー1【天使光翼のカルテ】と
情報2ー2【天使一族の家族事情】の1/2の欠片を入手。
情報2ー1【天使の両親について】
ここにある資料から
“母はカースによる精神疾患の他、部位欠損した人たちを見る医師”
“父は思いのまま動く義手や義足をを作る義肢装具士(ぎしそうぐし)”
ということがわかった。
これらの職業はまったく暇ではなく、酷いときは職場に泊まり込みでもおかしくないがどういうわけか、ここ数ヶ月の外出形跡が見当たらない。
情報2ー2【天使一族の家族事情】の2/2欠片を入手。
情報0ー1【天使光翼の正体】の1/3欠片を入手。
情報2ー2【天使一族の家庭事情】
父は錬金魔道研究科、母は禁呪魔道研究科の卒業生のようだ。
その経験をいかし錬金魔道の応用で、神経の代わりに霊属性のマナを用いることにより義手や義足、……さらには義眼の生成を研究していた。
最近は外に外出していた形跡もない理由はこれらの研究だと思われる。
とくに専門外の義眼の研究をするために、資料や機材を取り寄せていたようだが一通り見た部屋にはなかった。
情報3ー1【専門の機材や三人の行方】
情報3ー1【専門の機材や三人の行方】
この家の構造上、入る方法が不明な小さい部屋があることに気づけた。
おそらく、夏休みになにかがあった天使光翼たちはその部屋にいると考えられる。
この情報が提示されたときに、PLは任意でリベラルの続行を選択できる。
情報0ー1【天使光翼の正体】の2/3欠片を入手
情報0ー1【天使光翼のカルテ】
天使は頭部打撲と頸椎脱臼、前頭葉と脊髄重度損傷による高次脳損傷障害と全身麻痺。
注意・思考・感情のコントロールをつかさどったり、物事を整理・処理・実行する機能、首から下の感覚すべてを、夏休み中に落下事故で目とともに失ってしまっている。
心臓や生理現象、最低限の生命維持には何ら問題はないが人格、人間らしさを構築する大脳はダメだろう。
脳の損傷による大脳の壊死を食い止め、彼を健康に過ごさせることを可能にしているのは、エルプズュンテの目を使った義眼のようだ。
しかし、どんなに食い止めたとしても壊死は進んでるようで、進行度を計算するならもってあと1日というところだ。
情報0ー2【天使光翼の正体】の3/3欠片を入手
情報0ー2【天使光翼の正体】
(【天使光翼の正体】の欠片3つで調べることが可能)
カルテのように傷ついた脳細胞と神経を補助しているのがエルプズュンテの目を使った義眼と霊属性マナ。つまり正確な分類には天使は模造品である。
しかも、義眼の紋章が不完全なため、1月程度で損傷した神経の代わりである霊属性のマナが抜けきり、植物人間状態になってしまう。
君たちの前で彼が倒れてしまったのは霊属性のマナ不足が原因である。
完全に霊属性のマナが抜けてしまった場合、脳の損傷を食い止める生命維持装置でもある義眼までも機能を停止してしまい、脳の壊死が早まり二度と彼が彼らしい記憶と意志を持ったまま起き上がることはないだろう。
シーン15(全員)
アイリーン「みんな!隠し部屋の入り口を見つけたわ!奥に地下に続く階段があるみたい。…私…先にいくね!」
と、君たちが得た情報を伝える間も無く先へいってしまう。
君たちがあとに続くと手術台の上で横になっている天使光翼の姿があった。
駆け寄ったアイリーンと天使の間に男女が突然現れる。
男性「ああ、こんなときに…。悪いけど帰ってくれないか?潮時かと思って光翼の義眼をはずそうとおもっていているんだ。」
女性「そもそも手間がかかっていたんだから、食費も掃除も洗濯も…これで今日こそバイバイね。」
男性「何をいってるんだ!!誰のお陰でお前は働かずにすんでいるんだと…」
女性「全部あなた一人でやったみたいに言わないで!!そもそも義肢装具士なんて無名な職業そのうちつぶれてしまうわ!!しかも、最近は仕事を休んでまでとっくに手をつけられない壊れたものを延命させて…」
男性「全部無駄と?バカいえ、最終的には収益になる未来への投資だろう?」
アイリーン「……星羅さん?ユウヤさんも…いったいどうしちゃったんです?……光翼君が……光翼君が…二人にとっての子供が大変な時にどうしてそんなこと…。」
二人「うるさい!!」
アイリーン「っ!」
二人は同時に、PCたち、そしてアイリーンたちと互いに魔法を放つ。
ここに来る前にみた写真とは違ってとても険悪でした。
本当に殺し会うのではないかというほどに。
戦闘開始です。
天使セイヤ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Hsh2BO6OQvIx98Dqrqry0YW7z0DV1Cphh_SdoW0iD9o/edit?usp=sharing
天使星羅
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ZyeYepheqT_5784U8APOrjcjoLOZCZbZxZ-lwPqrKBE/edit?usp=sharing
特殊ルール
戦闘の勝利条件は二人の発動体の破壊。
敗北条件は、PC全員、もしくは天使の発動体…義眼の破壊です。
また、狭い地下空間のため、味方陣地後方以外の場外方向に移動すると耐久値無限の壁と衝突となります。
戦闘時、たて列をA~F、横列を1~3とし、敵陣Aー2とAー3に味方NPCの天使光翼とアイリーン、Cー2とCー3に星羅とユウヤが配置となります。
敵キャラクターの星羅とユウヤには、常時混乱レベル∞、自身攻撃不可がついています。
また星羅とユウヤの二人は天使光翼を夏休み中の治療に魔力を酷使していたため大魔法もつかえない。
また味方NPCである天使光翼は気絶状態のため、この戦闘では大魔法ルインズウィングを除くすべての行動がとれず、アイリーンも天使光翼を守るため、アスタリスクなど魔法の効果以外では天使光翼の上下左右1マス以外に移動したがりません。もし離された場合は、全力移動なし最低限の手数で、天使光翼の上下左右1マスに向かいます。
アイリーンは今回の戦闘では近くにリトスオルキス(スピネル)がいないため一般札魔道学科の学生として扱い、大魔法は使えません。
PCとの相談次第、または盾役が倒れると毎ターンソリティアをうち、PCたちを代わりに守ってくれます。
(KP情報)
一度だけ天使光翼がルインズウィングを使えます。
カース内容は自身を誇りたいというもので、症状は誇大妄想である。
シーン16(全員)
アイリーン「光翼君!目を開けて!ねぇ!」
アイリーンが揺するも、天使が目を冷ますことはなく、ゆっくりと深い呼吸が繰り返されるだけ
(テスタメント、ヴァイスヴァーサなど大魔法が余ったばあいここでの使用を想定)
なんの偶然か、魔法生物達の楽園にいた赤い小鳥が、アイリーンのもとへ降り立った。
アイリーン「光翼君…お願い…奇跡がおきて!!」
スピネル「ぴゅーい!!」
それに呼応するように、大量のマナが彼女達のもとへ集まっていく。
眠っている天使光翼のもとへ宿っていきました。
大量のマナはそれっきり、すべて霧散していき、はじめの光景に戻ったとき、天使は目を覚ます。
天使「…み、んな…?」
PCたちがそれぞれ言葉をかけた後、アイリーンがふるふると震え…
アイリーン「ばかああああああ!!」
とおもいっきり天使光翼を叱る。
一通り泣いたアイリーンをなだめたあと、天使が立ち上がろうと体に力を込めますが……彼の足は動くことはありませんでした。
学園に帰るのはひどく時間がかかることでしょう
(アスタリスクがあればここで帰るために使う)
学園に帰った君たちの近くにはすでにイマヌエル=カントがたっていました。
イマヌエル「…藤野君から話は聞いていたが、本当に行ってしまうとは…。
そのようすだと、相手は天使光翼の両親……院生ほどの実力者2人だったそうだな。学生には及ばない実力を持っていると、説明したはずだが、なぜ戻らなかった。」
アイリーン「3人にはおこらないで!…私が…無理に同行させたからです。」
イマヌエル「…はぁ、…祭り事の前だ…、アイリーン、君には今すぐ反省文を書いててもらおうか。それだけでいい。」
アイリーン「はい…。スピネルは待っててね。」
スピネル「ぴゅー。」
イマヌエル=カントがアイリーンをつれていったあと、風景に溶け込んでいたアスタロト大公爵がゆっくりと天使光翼の元へ歩いてきた。
アスタロト「…私にすべてを話しておきながら、なぜこれほどにまでお前を思う者にはなにも言わなかった。」
天使「完璧なはずのフロートがたまたま出来なくて……。
結果として、巣から落ちかけてた雛…スピネルを戻そうとしたせいで、生死の境を…いや、あのときにすでに死んでいたんだ、俺は…。
きっとこんなことを知ったらアイリーンを悲しませるとおもった。でも、あんたらまで巻き込んで悪かった。」
そういう天使光翼の拳は強く握られ…小さく震えていた。
アスタロト「…お前たち3人には状況の説明が必要だな。…順をおって夏休みにあったことについて説明しよう。」
アスタロト「まず、お前たちもある程度の実績はある。あそこで得られた情報について話を聞こう」
(情報1~3はアスタロト大公爵の知っている範囲。情報0は彼らも知りません。)
アスタロト「…お前たちの調べた通りだ。天使光翼は、両親の手によって延命させられているに過ぎない…。体内に残る霊属性マナの量から、明日の夜が天使光翼のタイムリミットだろう。」
アスタロト「…タイムリミットは文字通り…人生の終わり…死を意味する。大魔法による奇跡でも、本来訪れているはずの死を遠ざけるのは至難の技だ。」
天使光翼「覚悟の上です。……俺はせめて最後の1ヶ月も普通に過ごしたかっただけで…。」
アスタロト「…貴様は嘘をつくのが本当に下手のようだな。貴様が嘘をつくときは2通りの癖がある。
一番多いのは明らかにばれるように大げさに言う。
1つは言葉の前に数秒の沈黙があることだ。」
天使光翼「なぜ今それを…。」
アスタロト「本当に…1ヶ月を過ごすだけで良かったのか?」
長い…沈黙。
天使光翼「……あぁ。覚悟の上だ。寧ろ気持ちを整理する時間ができて良かった。」
こうして、君たちはなんとも遣る瀬ない気持ちを抱えたまま、明日のために眠るように寮へ返されたのだった。
【犯人について】
「…この後、家宅捜索で器具が必要以上になくなってたら、霊属性マナ関連の技術狙いの犯行だろう。普段両親は自衛していたんだが…俺の知らない筆跡の資料が両親の持ち物に混じっていたのも犯人の物だったの可能性が高い。それ以上もそれ以下も分からない」
【pcが戻って犯人を捕まえようとした場合】
「俺の邪眼が取り外される寸前にお前たちから来たから俺は死なずにすんでいる。お前たちよりも犯人が先に来ていたら全員アウトだったんじゃないか?」
「そもそも、相手は院生レベルかそれ以上。いま向かったところで、せっかくつかんだ証拠も何もかもパアになる。」
17(pc3)
この日は文化祭の日です。
天使は車イスで、アイリーンと共に回ることとなる
各々に好きにまわる…
pc3
(マルスたちをみつけて一緒に回ってもいいし、誰かに引っ付いてもいい。)
マルス「PC3!」
マルス「文化祭の結果発表楽しみだね。俺たちも頑張ったからさ。」
マルス「……あと、これからPC3と放課後遊びにくくなるかも。」
マルス「学園ではいつも通りだから。」
ここでマルスのスマホが鳴り、肩をはねる。
マルス「えっと、pc3また今度!!」
君が制止する間も無く彼は人混みの奥へ向かっていってしまう。
一体何があったのだろう?
そう考えながらも君は人で賑わうハーベストの校舎を歩き回るのだった。
18(pc2)
貴方が文化祭を楽しみ歩いているときまたはイマヌエル・カントに呼び出された時のこと…
イマヌエル「pc2。今回のちょうさご苦労だった」
イマヌエル「しかし、私が知りたかったことは結局わからないどころか、謎が増えてしまった……。」
イマヌエル「メーロンに加え、光翼まで、得意魔法を、最も己の力が発揮できる場所で失敗してしまったのだから。」
イマヌエル「偶然と言えばそれまでだが、あまりにもできすぎている。」
イマヌエル「それに、光翼の両親はどうやってエルプズュンテの目を手にいれたのだろうな?」
イマヌエル「よくないことが起きている気がする」
カント先生と少し会話をて、君は文化祭の出し物に向かおうとするだろう。
そこに、ちょうどよくアイリーン、光翼が通りかかる。
アイリーン「おーい!PC2ー!」
天使「頭上で叫ぶな!耳鳴りがする!!」
アイリーン「あっ…ごめん…、でもみんな広い学園のどっかいっちゃったし…」
天使「…一緒に回らないか?こいつしょっちゅう車椅子を石やら段差に引っ掻けて何度落ちそうになったことか…」
アイリーン「ちょっと!まだ慣れてないだけだって!!」
PC2も同行することになるとこっそり
天使「本当はフロートで車椅子が無くても問題ないが…今まで世話したぶん世話されてやろうと思ってだな…。あんまりアイリーンと変わるなよ?」
と教えてくれます。
19(PC1)
PC1はアイビーと再び出会う。
アイビー「……両親がされたように人を喰い殺すようなクリーチャーがいる、生活のためにも倒さないといけない……。あれだけ僕は伝えたのに。」
アイビー「だから僕は、姉さんの言葉に同意はできなっかったよ。うわべだけ、取り繕っていたんだ。」
アイビー「それでも僕は姉さんを守りたくて、苦手だったバレットダンスも覚えたんだけど……。全部……無駄だったのかな。」
彼は一人で、ベンチに座って空を眺めていた。
アイビー「僕、もう少し考えて見る。」
アイビー「姉さんと同じ学科で、同じにはほど遠いけどクリーチャを倒してみて…もう少し姉さんが何を考えていたのか知らないといけない。」
アイビー「同じ思考とまではいかないけど、理解はできるかもしれないから。」
アイビー「……PC1はせっかくの文化祭を楽しんでて、僕は新しい発導体を買いにいくから。」
アイビー「それともついてきてくれる?」
アイビーと過ごしてもいいし分かれてもいいです
20(全員)
そのあと、ついに表彰の時が来た
ランキング
95以上(文句なし1位)
2位 90点(チーム生徒会と同点)
3位 85点(チームマルスと同点)
ちなみに80点未満の場合表彰されません。
ドロシー「(〇位)おめでとう!」
といって表彰状を送る。
【1位だった場合追加シーン】
ドロシー「君たちはなんたって1位!ちゃんと表彰状の他に景品もちゃんと準備したよ。」
そういってドロシーがパチンと指をならすと、5冊の【基礎魔法論Aの教科書】が渡される。
(KP情報:後半のテキストとともに基礎魔法論Aの教科書をすでに持ったキャラクターの場合、とんがり帽子が渡されます)
「いつもの教科書にちょっとだけ私のアドバイスが書き込まれた特別製!もっと勉強に励んでいってね!」
「普段から勉強熱心な君にはこれをあげよう。私とお揃いの【とんがり帽子】だよ!」
「これにて、第1回!ハーベスト文化祭を終わります。最後に…ドロシーちゃんからの忠告!今日のうちにやっておきたいことは絶対忘れたら駄目だよ。約束だからね!
今夜は花火もあげちゃうから、それぞれ悔いの無いように。」
そういって、芸術の秋を代表する文化祭の表彰式を終える。
しかしまだまだ熱狂は覚めそうになく、むしろこれからが本番だと。
少ししたあとに、PC1たちの元へドロシーがやって来る。
ドロシー「…昨日のこと聞いたよ。天使光翼君たちのこと。」
ドロシー「普通はね、日常が当たり前だと麻痺しちゃうの。だから気持ちを出すことができないまま、後悔する。」
ドロシー「時を戻すなんてこと、滅多にできないし、もしかしたらこの日常ですらも明日、簡単に壊れるかもしれない。だから今を後悔しないように生きてね。」
ドロシー「神様は、後ろに戻るなんて選択を私たちに与えてはくれなくて、ずっと意地悪なの。」
ドロシー「……それじゃあ、このあとはみんな楽しんでいってね!」
経験点配布
・最後までセッションに参加した 1点
・シナリオの目的を達成した 1点(シナリオの目的が複数設定されている場合には達成された目的の数×1点とする今回はシナリオのクリア1点に加えて、文化祭で1位をとった場合追加で1点)
・よいロールプレイをした 1点
・他のプレイヤーを助けた 1点
・セッションの進行を助けた 1点
・SNSでハッシュタグ「#魔法学園RPGハーベスト」をつけて、セッションの感想をツイートした 1点
2章、エンディングノベル 愛を告げず
文化祭を終えたというのに、空には祭りを祝う花火が上がっていた。
アイリーン「きれいだね。」
天使「あぁ、たしかちょうど0時まで続く予定らしい。明日は休日だし。」
アイリーン「……もう、今日が終わっちゃうのね。……明日普通に会えたらいいな」
天使「俺のドジのせい…自業自得だから、アイリーンは気に病むな。」
アイリーン「私がよくないの!」
天使「わがまま。」
アイリーン「む、いったなー、生意気!」
アイリーンはポカポカといたくない程度に光翼を殴る。
天使「おいこら!叩くな!車椅子で自由に動けないのに!」
と叫ぶのをよそに、拗ねた少女の反撃は続いた。
少しして、下らない論争に気がすんだアイリーンが再び口を開く。
アイリーン「…初日に約束ドタキャンしたのは私の方だけど……そのあと、夏休み中、どうして一度も会いに来てくれなかったの?」
天使「スピネルとアイリーンにプレゼントしようと思って…いろいろ作ってたんだ。
今日先生に無理いって持ってきてもらったよ。」
アイリーン「……えっ」
天使「……鳥の巣箱、あいつ仲間外れにされてたみたいだし、どうせならアイリーンの部屋で過ごせるようにしようと思ったんだ。学校生活忙しいだろう?」
アイリーン「スピネルのこと内緒にしてたのに……」
天使「……ついて…いったんだよ。夏休み初日、急に待ち合わせでアイス買いに行こうって言ったのに珍しくドタキャンするから見に行ったら、必死に木を上ってるの見て……。」
アイリーン「それが心配で見に来るなんて……そんなに私子供じゃないし……。」
天使「悪かったな!心配性で……」
アイリーン「………………ねぇ光翼君」
ここで花火が打ち上がる
天使「なんだ?」
アイリーン「私が小さいときから一緒に遊んでくれてありがとう。
それに、魔法の使い方とか、授業の要点とかも教えてくれたし……
文化祭は、道具とかの準備と実際に作るものの段取りとか……それで……それで…………」
天使「……」
それと同時に、外では一番の盛り上がりと轟音を響かせながら花火は夜空に咲く。
アイリーン「……」
アイリーンは思わず、その言葉を止めた。
……止めてしまった。
花火の轟音が鳴り止む頃には、この部屋に静けさだけが残った。
アイリーン「…………結局最後まで……言わせてもらえなかった…………。」
アイリーン「あはは、もっと、早く言えば良かった。本当に……ばかだなぁ、私……」
アイリーン「月が……きれいだね。」
アイリーン「…………おやすみなさい、そして、さようなら……光翼君。」
日付が変わった10月2日の夜は、乾燥した秋には似つかわしくない靄がかかった満月…………いわゆる幽月だった。
彼の手の中には一冊の手記がのこされる
天使光翼の手記(PCが後日、ノベルにあった手記をみたいという提案があった場合に提示)
【8月31日】
誰かが、これを見るときは、きっと俺が居なくなってると思う。
そんな気がする。
とりあえず、ここまでの経緯をまとめていこうと思う。
7月の1日、アイリーンにドタキャンされた。
おそらく彼女がこのようなことになるのは、彼女の家族が管理している魔法生物の森で何かあったんだと思う。
だから、自分の宿題を最優先に終わらせたあと、こっそり見てみることにした。
そして8月の25日、魔法生物の森に普段は見ない女の姿をしたクリーチャーがいた。
その女の両腕は赤くなっていたため、何かをしたあと、逃げてきたのだろう。
そして、青と赤もいるリトルオルキスの雛が巣のなかで怯えている木の前に、ためらいなく倒した。
証拠を、見つけるまでならこれで問題なかったが、あの雛たちの巣に、アイリーンの四葉ポストカードが残っていた。
そこそこの高さのある崖。
雛は、普通なら助からない。
魔法範囲内に入り込むため、物音を立てないように崖を降りて、雛たちは巣ごと違う木にかけた。
だか、少量の落石が原因で俺の居場所がばれた。
その刹那の時、相手は魔法の妨害を行って来た上に、無防備な俺の発動体は破壊された。
魔法が使えないまま、強い衝撃と痛み、暗転。
目が覚めたら、もうこんな日で、俺の左目は赤くなっていた。
両親は、何事もなく過ごしていた。
俺はとたんに周囲を取り巻く環境が恐ろしくなった。
明日、幸いにも登校日。
この事件のことを、両親に気づかれる前にいち早く相談しよう。
【9月1日】
早朝、自分のことを調べてもらうため、こっそり早めに登校した。
その場には、ドロシー先生、アスタロト先生、イマヌエル先生が準備をしてくれていたので、とても助かった。
ここで、俺の身に起こった全てのことを知ることになる。
俺に残されているあと1ヶ月の時間と、俺に関係のある夏の事件のこと。
最悪なことに、あの時つかんだクリーチャーの情報はほとんど消されていた。
あと1ヶ月で出来ることを必死に考えてると、ドロシー先生はこんなことを言い出した。
“この後予定していたイベントを利用する”と。
夏の事件で関わった3人と同じメンバーと組ませ、表では文化祭、裏はこの事件の調査を多方面で行うと。
全校集会の時初めて顔合わせしたが…
正直不安だった。
【9月2日】~【9月16日】まとめ
・アイリーンの宿題と補修に付き合った件などに混じり、
惚気話(のろけ話)としか思えない彼女への思い、pcたちの良い点が赤裸々(意味:何一つ包み隠さず)に書かれている。
・14日、両親の家にこっそり調査にいったが、両親はこのときすでにカース感染していた。
・知らない筆跡の資料が家に増えていた両親は恩人の資料と答える。
・俺の邪眼はあのクリーチャーとこの筆跡の持ち主と思われる男性が絡んでる
・クリーチャーがここにいた理由は断定できないがもっとも関連や実行犯の可能性があるのは魔剣4年生失踪事件であると考察を立てている。→発見が30のためちがう?
と言うようなことがまとめられてる。
【9月17日】
両親がいなくなる時間帯を見計らい、実家に向かった。
PC2が、俺の方に探りをいれる素振りを見せたため、計画は順調。
…本当は、誰かに頼りたい。
俺に残された時間が削れていく感覚が怖い。
この日、前日にメモや指差呼称をおこなった筈だが持ち物の忘れ物に気づいてしまった。
記憶能力も徐々に衰えていくのだろうか?
俺が消えてしまうようだ…。
情けない…。
【9月17~28日】
・心身ともに疲弊しきっている様子や、身体が上手く動かなくなったり、麻痺を経験したときの死の恐怖。
そういったものが語られることが多くなったが、途中で普段通り落ち着いている…それ以上に達観したような物言いで、PCやアイリーンのことを認め、褒め称えるようなことが書かれている。
天使光翼本人のことが書かれることが少なくなり、誤字、脱字も増えていく。
【9月29日】
きょう、ついにみんなの前で倒れてしまった。
ひっせきも1ヶ月前に比べてだいぶ歪み、ご字脱字も、よめない字も、かけない字も増えてしまった。
奇跡が起きても明日には、俺は止まってしまう。
わかってしまうのだ。
…生先に相だんして、両親の行動をさぐるためだけに向こうにいくことにした。
どうせ死ぬのなら、もっともだいじなひとのために、アイリーンのために死にたいと思うから。
【9月30日】
今日の夜は越せないと思ってたがとんでもないバカのお陰で生き延びてしまった。
結局こうなってしまうんだなと思うと、とても安心して寮に帰ったとたんに大人げなく自分も泣いてしまった。
俺は、生きたかった。
アイリーンと二人でハーベストの卒業したかった。
未来を見たかった。
もう、全部、叶わない。
【10月1日】
文化祭はとても有意義な時間だった。
最期を彩るには眩しすぎるぐらい明るい光景で、この日記を書き終わった後に花火大会までやるらしい。
だが、アイリーンの気持ちを受け止めるべきかとても迷ってる。
この先、俺はいない。
彼女はどこまでもまっすぐだ。
だからこそ、俺が彼女の一生の重石にならないか心配だなんて考えるのだろう。
小さい頃から俺が彼女のことを想ってる。
成長も互いに見てきたし、アイリーンの身長をようやく超したときは感動すら覚えたのもいまは懐かしい思い出だ。
中身は…あんまり変わってないが。
…またあえる日が来るのなら、アイリーン側にいるのは俺であってほしいと願う。
おやすみ、いつかの未来で。
エネミーデータ
中間エネミーデータ
ゴーレム
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1pDrwQ1fTfG4eKPYnTGPy7GyHPzXyomcZeVOWGSsFEQE/edit?usp=sharing
クレイドール
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1RgsKcmlV1KlxkqHh0Rsd2LiII4z3IJqTTaqxyLp8oKA/edit?usp=sharing
リトスオルキス
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1h_qMZCN8AD8sDIjpLoD49CrV9ve7K482LQhPYrS-l20/edit?usp=sharing
ボスデータ
天使セイヤ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Hsh2BO6OQvIx98Dqrqry0YW7z0DV1Cphh_SdoW0iD9o/edit?usp=sharing
天使星羅
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ZyeYepheqT_5784U8APOrjcjoLOZCZbZxZ-lwPqrKBE/edit?usp=sharing

