『祝福と嫉妬の邪眼』 伏見 蓮華(フシミ レンカ)

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「貴方の背中を押しましょう」

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得意魔法:ミスティックキリング
魔導次元、「黒き森」の出身。ある事情から片目を義眼にし、更に特殊な素材の眼帯をすることで必要以上の魔法使用を抑えている女性。普段は目を覆っているため、白杖を用いている。

彼女は元々とある集落に生まれた少女であり、かなりの出力を持つ魔眼を宿していた。
しかしその力は膨大で、自らの生命さえ糧にしてマナを生成する物であり、そのままでは彼女は死に至る危機に瀕した。そこを救ったのが、彼女をハーベストに匿ったドロシー・フロム・オズ、義眼を作った彼女のとある知人、そして魔眼の扱い方を教授したアスタロト侯爵である。今の彼女の発動体は、片方が生来より宿した黒い魔眼、そしてその出力を抑え安定させる青き義眼の「ディープブルー&ブラック」。さらに眼帯を付けることによってマナ生成の出力を低下させることで、やっと寿命や生命力に干渉すること無く生活することが出来る。逆に言えば、魔法を発動している間は、少なからずとも彼女の生命が削られていることを指す。

落ち着いて達観した性格で、「自分は早く死ぬんだろう」「ならば皆の背中を押そう」という行動原理を持つ。
「水のように友に親しくあれ、仇なす敵を闇の中に葬れ」が、彼女の生きる指標の一つになっている。
普段は静かな場所でのほほんとしており、いきなり触ったりしなければ色々と親切に対応してくれる。
逆にいきなり触るとびっくりされて白杖でぽこぽこ叩かれるので注意すること。

ドロシーと義眼を作った友人に深く感謝する一方で、アスタロト侯爵をとりわけ深く慕っている。
彼には魔眼の使い方を長い間教わっており、恋慕と尊敬の入り交じった感情を抱いている。
しかしこの恋はきっと叶わない。それを悟っている、知っている。それでもあの人を思わずにはいられない。
だから彼女は今日も彼の所に通うのだ。少しでも一緒にいる時間が、何より愛しく思えるから。

「あまり私を、泣かせないで下さいね…?」

―彼女の魔眼は祝福と嫉妬の魔眼である。
魔眼が発動したとき、彼女の黒い本来の目は黒く輝き、呼応するように蒼き目が輝いてその出力に干渉し、自身の生命力への影響を抑える。
また、使用時は涙があふれ出す。魔法を使う度、その涙は零れ、光は輝きを増していくだろう。敵の力を奪い取り、味方に祝福の光をもたらすのだ。
その光は力を強め、精神力を補充する。一方で、仇なすものへは水と闇の奔流が襲い、力を奪い、地へとたたき落とす。

彼女の命と引き換えに、それでも彼女は進むのだ。自らにもたらされた目で、救えるものがきっとあるから。

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