三日月と幽霊船

目次

三日月と幽霊船

「魔法学園RPG ハーベスト」
シナリオ「三日月と幽霊船」
推奨人数 4人
推定時間 4~5時間
推奨リベラルアーツ フォース、テレポート、エクスプロージョン、フロート、ミュート

※PCは友人同士という設定です

今回予告

船は浮かぶ
沈む気持ちも知らないで
船は進む
止まったままの時間を置いて

後悔してももう遅い
航海はもう始まった

魔法学園RPG ハーベスト「三日月と幽霊船」
航海の時間は、まだ終わらない。

◆シナリオハンドアウト
PC1 コネクション:ドロシー・フロム・オズ 推奨関係:想い人/親友
君は魔法学園ハーベストの学生だ
最近、夜の白き海に船が現れるといううわさが広がっている
気になった君は同じく気になっていたドロシーと共に船を見に行く事にした

PC2 コネクション: 推奨関係:リグレス・アルムサイド 友人/腐れ縁
君は魔法学園ハーベストの学生だ。
最近友人であるリグレスの様子がおかしい。
夜になると頻繁に学生寮から抜け出し、しばらくすると帰ってくる。
ある日気になった君はリグレスを追いかけ寮を出た。

PC3 コネクション:メグ・ローレンス 推奨関係:想い人/親友
君は魔法学園ハーベストの学生だ。
君は最近起こったカース事件で親友であるメグ・ローレンスを失っている。
そのことに対する罪悪感と後悔で眠れず、夜道を散歩していると偶然にも白き海が見える丘へとたどり着く。
そこで見えたものは白き海に浮かぶ船と、その船に乗っているメグの姿だった。

PC4 コネクション:イマヌエル・カント 推奨関係:
君は魔法学園ハーベストのカース特別対策委員会に所属している。
近頃、ハーベストの生徒が行方不明になるという事件が多発している。
この事態を重く受け止めたイマヌエル・カント先生は君にこの事件の捜査を依頼した。

シーン1 PC3
「PC3…PC3…」
「ねぇ、起きてよ…」
「ねぇ、PC3…あなたどうして…」
「親友を見殺しにしてのうのうと生きていられるの?」
「この人殺し」
目を開けると、そこは君の部屋だった
窓から入ってくる月あかりを浴びてようやくさっきまでの出来事が夢だったことに気付く
ふと、つい2か月前の事を思い出した
(回想)
「ねぇ、PC3!今回の課題一緒にやろう!」
「白き海で貝殻集めだってさ…なんかつまんないね…もっとパーッとなにかしたいよね!クリーチャー退治とか!」
「まっ、いっか!ちゃちゃっと終わらせてお菓子でも買いに行こうね!」
「もうすぐ夏休みだし、がんばろうね!」
(回想終わり)
今でもあの時の事を鮮明に思い出せる
まさか、その会話をした数時間後に親友であるが帰らぬ人となるなんて全く考えていなかった。
嫌な夢を見てしまったせいで目が覚めてしまった君は夜の散歩に出ることにした。
今日は綺麗な三日月が出ている。

シーン2 PC1
校長室に呼び出されたPC1
「ねぇねぇPC1!幽霊船の噂って知ってる?」
「夜、白き海に幽霊船が現れるんだって!」
「ねぇ!面白そうじゃない?」
「ってわけで、今日の夜確かめに行かない?」
「大丈夫!空からちょっと覗くだけだって!」
同意すると
「やった!じゃあ今日の10時!迎えに行くから!」
時間が過ぎ、夜になった
窓から声がする
「おーい!PC1!準備できてる~?」
「ほら!乗って乗って!早く!」
ドロシーの箒に乗り空へ舞い上がる。
今日は綺麗な三日月が出ている。

シーン3 PC2
夜、君はふと目を覚ました。
廊下の方から物音がする。
ドアを開けてみるとそこにいたのは君の友人であるリグレス・アルムサイドがいた。
「うおっ…なんだ、PC2かよ…」
「いやぁ、ちょっと眠れなくてさ」
「ちょっと散歩に行ってくるよ、すぐ帰ってくる」
そんなことがあった次の日からリグレスの様子がおかしい
いつも常にぼーっとしていて、うわの空といった様子だ
さらに夜になると決まってどこかに出かけているらしい
気になった君はある日リグレスを追いかけることにした
今日は綺麗な三日月が出ている。

シーン4 PC4
君はイマヌエル・カント先生に呼ばれて先生の研究室へ来ている
「やぁ、急に呼び出して悪いね」
「早速だが、最近学園の生徒が行方不明になる事件は知ってるかい?」
「ここ数週間の間で生徒がもうすでに8人行方不明になっている」
「なんらかの事件に巻き込まれたとみて間違いないだろう」
「そこでだ、今回の事件君に任せたいんだ」
「この事件は油断が許されない、いつも以上に警戒してくれ」
そういわれた君は早速調査を始めた

その夜、君が夜ふと目を覚ますと寮の廊下から物音が聞こえる
覗いてみると、PC3がコソコソと出かけていくのが分かった
不審に思った君はPC3の後を追っていった

シーン5 PC1
君はフロートを使い、白き海の見える場所へ来ることができた。
果てしなく広がる白い海と月のコントラストがとても幻想的だ。
「おぉー!夜の白き海って結構ロマンチック!」
「ここら辺に別荘とかあったら素敵なんだろうなぁ…」
などと、他愛もない話をしていると、白き海からなにかが聞こえてきた
(オォォォォォ…オォォォォォ…)
船の汽笛のような音が響いてくる
白き海を見ると白く巨大な帆船が海を渡っている。
「うわぁ…本当に出てきた…」
「でも、白き海ってどこにも繋がってないし…」
「…ね、PC1…ちょっとさ、探検してみない?」
「もしかしたらお宝とか出てくるかもよ!」
「さ!いこいこ!」
そういってドロシーは船へと近づいていく
君もドロシーを追って船に近づこうとした時、ひときわ大きな汽笛が鳴り響いた
(オォォオォォォン…オォォオォォォン…)
その汽笛を聞いた瞬間、ドロシーの体がビクリと震え、近づくのをやめた
「う…嘘…どうして…」
「そんなはず…そんなはずない…絶対こんなことありえない!!」
「う、うわあああああああ!!!!」
そういってドロシーは踵を返し逃げてしまった
君が帆船をみると、複数の体が透けた人型のなにかがこちらを見つめていた
少しこわくなり、ドロシーのことも心配になった君はドロシーを追って白き海から離れていった

シーン6 PC2
君がリグレスを追いかけていくと、ある場所にたどり着いた
そこは、白き海への侵入者を防ぐ壁が張り巡らされている
リグレスはそこで壁に向かって一心不乱に何かを行っている
よく見るとリグレスは壁をスコップのようなもので少しづつ削っていた
リグレスが君に気付く
「PC2…」
「気付かれちまったか…ま、いつかはばれると思ってたけど…」
「わかってるよ、俺が何をしてるかって話だろ?」
「実はな…この先に妹がいるんだ」
「あ、なに言ってんだって顔してるな?」
「証拠見せてやる、ちょっと来い」
そういって彼は君の手を握り、フロートを唱えた
「ほら、あそこに船が見えるだろ?」
彼の指さした方向には確かに白い帆船があった
「んで、そこの船首あたりに…ほらいた!あの金髪の女の子!」
君は目を凝らすが、そんな人影は全く見えない
「ほら!よくみろよあそこ!こっち向いてるだろ?」
「え?見えない?まぁ、ここから相当遠いししょうがないか…」
そういって彼は君を地上へ降ろした
「あの船夜にしかここを通らないんだ」
「昼間ならまだしも、夜にこの中に入れてくれって頼んでも怪しがられて絶対許可してくれないだろ?」
「だから俺はこの壁に穴をあけてこっそり入るつもりなんだ」
「この壁の近くで魔法を使うとすぐにばれちまうから道具でコツコツ掘らなきゃいけないけどな」
「もうすぐ向こうまで届きそうなんだ…だからPC2…」
「頼む!このことはみんなには言わないでくれ!妹に会えたら自分で先生に言うから…」
「…やっと妹に会えるかもしれないんだ…」
PC2が同意すると
「本当か!?あぁ、ありがとう友よ!」
「じゃあ、お前は寮に戻っていてくれ」
「俺はもう少し掘ってから帰るから」
そういって彼はまた壁を削り始めた
君は言われたとおりに寮に戻り、そのまま寝てしまった

シーン7 PC3、PC4
PC3が眠れずに道をブラブラと歩いている
PC4はPC3に気付かれないように後ろから追っている
PC3が当てもなく歩いていると偶然にも白き海を一望することができる丘へ出てきた
吹いてくる潮風に当たっていると、海の方から奇妙な音が響いてきた
(オォォォォォ…オォォォォォ…)
その音の方を見ると、白い帆船が白き海を渡っていた
この時PC4も船に気付く
PC3とPC4が不審に思っていると、またその船が音を出す
(オォォオォォ…オォォオォォ…)
その音を聞いた瞬間PC3は頭痛に襲われる
頭痛が収まり、PC3がもう一度船を見ると船首のあたりに誰かがいることがわかる
風でなびく銀の髪、少し低めの伸長、そして常に身に着けていた花の髪飾り
PC3はその人物がメグ・ローレンスだということが分かった
この時PC4はPC3に声をかけてもいい
ただし、PC4には船上のメグの姿は見ることができない
PC3は目の前の事が信じられず、きっと寝ぼけているのだと思いそのまま寮へ戻る
PC4もそれに続く

シーン8 全員
数日後、授業が始まり先生が出席をとっている
「PC1」
「PC2」
「PC3」
「PC4」
「リグレス…リグレス・アルムサイド」
「おや、今日は欠席か?」
その後、学校内をくまなく探したがリグレスを見つけることはできなかった
ここでPC2はリグレスが壁を抜けたのではと気付く
PC2はそのことを友人であるPC1,3,4にそのことを話す
全員船の事が気になっているため、今日の夜白き海へ行くことにした

夜、君たちがリグレスがいた壁の所へ行くと壁には人一人がようやく通れるような穴が開いていた
君たちがその穴を通り、白き海の浜辺で待っていると船の汽笛が聞こえてきた
(オォォォォォ…オォォォォォ…)
黒い船が前と同じように白い海を進んでいる
船が近づくにつれて船の上からこちらを見つめている半透明の人型が多く見えるようになる。
PC3には近くなった分こちらを見るメグの姿をはっきりと見ることができる
君たちは船が近くなった時を見計らって船に乗り込んだ

シーン9 中間戦闘
君たちが船に乗り込むと、さっきまでいた半透明の人型は消えてしまっていた
君たちがリグレスを探すために船内へ入るとそこにはむしむしとした湿気とこの世のものとは思えない悪臭が漂っていた。
君たちがリグレスを探していると奥の方から声がする
「おー…い…おー…い」
その方向へ向かうと、部屋の中で毛布を被りベッドの上に寝転んでいるリグレスを見つけることができる
「お前ら、俺を探しにここに来たのか?」
「そうか、なら悪いが帰ってくれ。そんでもって先生たちにこの船を沈めるように言ってくれ」
「残念だが俺は動けないし、もう助からないと思う」
「見てみろ」
そういってリグレスが布団をめくる、その下にあったのはベッドと一体化してしまっているリグレスの下半身だった
「へっ、これじゃあトイレもまともにいけねぇや」
「俺、この中に入ってきて妹に会ったんだ」
「最初はすげぇ嬉しかった…けど、あいつが言ったんだ「なんであの時助けてくれなかったの」ってさ」
「それを聞いた瞬間俺、なんかもう全部どうでもいいやってなったんだ」
「後悔とか、罪悪感とかが溢れてきて…それで気づいたらこうなってた」
「いいか?お前らは急いでここから出ろ」
「アイツらもそれを望んでるんだ」
「周りをよく見てみろ」
リグレスに言われ周りを見渡すと、壁や床、机などから人間の体の一部が出ている事が分かる
「こいつらみんなここにきて、俺と同じようになったんだ」
「いいか?この船の中で自由に動いてるやつの言葉を真に受けるな」
「そんでもってここからが重要だ、いいかこの船は…」
その時、君たちの壁や床から触手が生えてくる
「マズい!おまえら、一旦そいつを片付けろ!」

中間戦闘
「テンタクル」2体との戦闘

触手との戦闘をなんとか乗り切った君たち
「おい!ぼーっとするな!早く逃げろ!」
「いいか!今の触手はクリーチャーじゃない!クリーチャーの一部だ!」
「クリーチャーの本体はこの船だ!この船自体が超巨大なクリーチャーなんだ!」
「つまりここはクリーチャーの胃の中ってことだ!わかったら早く逃げろ!」
君たちはリグレスの言葉に従い、一旦船から脱出することにした
船から出た君たちが見たものは、船底が大きく割れ、そこからキバと舌が生えており、前面には巨大な目が付いた帆船だった

シーン10:情報収集(PC全員)
次の日、PCたちは情報収集をすることにした。
情報収集では好きなリベラルアーツを発動することで、情報を1つ得ることができます。
初期に調べることのできる情報は情報1~3の3つです。

情報1「リグレス・アルムサイド」
リグレス・アルムサイドは元現実世界出身者であり、現実世界では妹と共に暮らしていた。
しかし、妹は交通事故に巻き込まれ死亡している。
この情報を調べることで情報3を調べることができるようになります。

情報2「船の正体」
クリーチャーは「モンストロ」という名前らしい
この情報を調べることで情報4を調べることができるようになります。

情報3「行方不明になっていた生徒の共通点」
行方不明になった生徒はいずれも過去に親しい血縁または友人が死んでおり、その原因が自分にあると思っていたという共通点があった。

情報4「モンストロ」
モンストロは、特殊な効果を発揮するカースを持つクリーチャーである。
モンストロの持つカースの影響を受けた人間は、自分の心の中で最も罪悪感を感じている人間の幻影が見えるようになる。
特に該当する人間がいない場合、半透明の人型が見えるようになる。
その幻影を使い、人間を体内におびき寄せ、さらに人間を幻影によって弱らせ吸収する。
日が出ている間は海へもぐり寝ているが、夜になると浮上しカースをばらまき人間をおびき寄せる。
吸収された人間は吸収されてから一か月以内にモンストロを退治すれば元に戻る。

シーン11 マスター
この調査を学園に報告した次の日、学園で緊急集会が開かれた。
ドロシーが壇上に立つ
「この度、白き海にて凶暴なクリーチャーが発生しました」
「そして、おそらくこの学園の生徒が少なくとも9人がこのクリーチャーによって命が危険にさらされています」
「でも、クリーチャーの特性により私たち先生は返り討ちにされる可能性が高いです」
「だから…このクリーチャーの討伐を君たちに依頼することにします」
講堂がざわめく
「もちろん、この依頼はすごく危険で、最悪の場合死んじゃうかもしれない」
「この依頼は強制じゃない、断ってもいい」
「受ける人がいなかった時には、私たちで何とかしてみるつもりだから」
「だから…一人でもこの依頼を受けてくれる人がいるなら、この講堂に残ってください」
ドロシーが頭を下げた

その話を聞いて、講堂から出ていく人は誰一人としていなかった

シーン12 PC1(他も可)
依頼を受けた生徒たちは寝る間も惜しんで作戦を立てている。
そんな時、PC1はドロシーから声をかけられた
「PC1、ちょっといい?」
「あのさ、最初にあの船…モンストロを見に行った時覚えてる?」
「あの時…私、私が暮らしてた村に住んでた人たちが見えたんだ」
「みんな、こっちの方を呆れたような目で見てた」
「もし私があの中に入ったら…正気を保っていられるかわからない」
「PC1、私許せないの」
「死んだ人を利用してるあのクリーチャーが」
「戦わないのにこんなこと言うのはお門違いかもしれないけどね」
「…勝ってね、PC1」
そういうと彼女は去っていった
作戦決行は明日だ

シーン13 全員
作戦決行の日、君たちは正面から攻撃を加える班に選ばれた
夜になり、学生たちが白き海に集まった
生徒の集まっているその一辺のみ空気が重くなったような緊張が常に張り巡らされて
(オオォォォォォ…オォォォォォ…)
その音を聞いた学生たちはすぐさま魔法で強化されたアンカーをモンスロに打ち込み、動きを封じる。
アンカーを撃ち込まれたモンストロは船の姿から鯨のような怪物の姿となりもがく
いまこそ、君たちがモンストロに近づくチャンスだろう

シーン14 クルドサック
モンストロの攻撃 フォース、テレポート 3ダメージ
荒れ狂う波 エクスプロージョン、フロート バッドステータス怯みレベル1
モンストロの声 ミュート バッドステータス衰弱レベル1

シーン15 PC3
のたうち回り、逃げようともがくモンストロはけたたましい轟音を鳴らしている
(オオオオオオオオオ!!!!!オオオオオオオオオ!!!!!)
その轟音を聞いた途端、PC3は激しい頭痛にさいなまれてしまう
頭痛に耐えながらPC3が目を上げると、そこには宙に浮かぶメグの姿があった
「ねぇPC3、あなたどうしてまだのうのうと生きてるの?」
「私の事は無かったことにするつもり?」
「あんなに仲良しだった私の事を忘れるつもり?」
偽物だとわかっていてもその言葉は心の奥深くに突き刺さる
「そもそも、なんで私が死ななきゃダメだったの?」
「私には夢がたくさんあったのに、友達もたくさんいたのに、やりたいこともいっぱいあったのに、あなたが全部台無しにした」
言葉を受ける度、あの時の事を思い出していく

あの時、課題が終わりかけていたメグとPC3へ海から強力なクリーチャーが襲い掛かってきた
PC3とメグは必死に応戦したが力及ばず、クリーチャーの攻撃を受けたPC3は気絶してしまった
気絶する寸前、PC3が見たものはこちらに手を伸ばし海に引き込まれていくメグの姿だった

「あの時、本当に動けなかったの?ただ怖くなって自分から気絶したんじゃないの?」

PC3はメグが海に引きずり込まれる直前何かを言っていたことを思い出す
「××××××××××××」

「あなたは友達を裏切って見殺しにしたんだ」

「私××××××××きて」

「あなたに生きる資格なんてない」

「私の××で×せ××きて」

「私はあなたを許さない」

「私の×まで×せに×きて」

「後悔の中で死んでしまえ」

「私の分まで幸せに生きて」

彼女の最後の言葉を思いだした瞬間、PC3は我に返った
どうやら空中で気絶してしまい、落下している最中のようだ
なんとか体勢を立て直し、モンストロと向き合うPC3
もう、迷うことも思い残すことも無いPC3は臨戦態勢となりモンストロへと向かっていく

最終戦闘
「モンストロ」との戦闘

(オオオオオオオオオ…)
モンストロが今までに聞いた中でも最大の鳴き声をあげる。
それと同時にモンストロの巨体が倒れ始める
「来た!倒れ始めたぞ!救助班は捜索を急げ!」
まるでスローモーションのようにモンストロの体が海に叩きつけられ巨大な水しぶきが宙を舞う
しばらくすると横たわったモンストロの体が光に包まれ分解されていく
救助班の生徒は分解された後に残っている人間の体を拾い上げ、救助していく
PC2は水面にリグレスが浮いているのを発見する
「よぉ…お前ら…」
「へへっ…俺…反省しないとな…」
「俺、お前らの事見くびってたよ…」
「ホント…誇らしいよ…お前らと友達で…」
そういうとリグレスはガックリとうなだれ動かなくなってしまった
救護班の人が近くにきて言う
「気絶です、安心してください」
「あとはこちらに任せて、皆さんは休んでください」
君たちが地面に着くとドロシーがこちらに向かって走ってきていた
「みんなー!吸収されてた9人、全員無事だって!」
その言葉を聞いた瞬間浜辺は歓喜の声に包まれた
それと同時どうやら君たちの体は思っている以上に疲れ切っていたらしく、に君たちはその場に崩れ落ちてしまう
地面に倒れる直前君たちの体は宙に浮かんだ
「お疲れ様、君たちはヒーローだよ」
そのドロシーの言葉を最後に君たちの意識は深い闇の中へ落ちていった

後にこの事件は「幽霊船事件」としてハーベストで語り継がれるのであった

エンディング PC1
事件の次の日
眠りから覚めた君はドロシーに呼び出され学長室へ来ていた
「ごめんね?急に呼び出したりして」
「昨日の事で改めてお礼が言いたくってね」
「あの事件は君たちがいち早く異変に気付いて調査してくれたから解決できたんだ」
「本当にありがとう」
「…そこでなんだけど」
「実は事件の解決祝いとしてパーティーを開く予定なんだ」
「で、PC1そこで君にスピーチをしてもらいたいんだ」
「大丈夫大丈夫!緊張しなくても!外から人は呼ばないから!」
「全校生徒しかいないし、大丈夫だよね!」
「じゃ、明後日までにスピーチ考えといてね!」

エンディング PC2
事件の次の日
眠りから覚めた君はリグレスのお見舞いに来ていた
「よぉ!PC2!」
彼はちょうど昼食を食べているところだった
ベッドの横には食べ終わった皿が積みあがっている
「いやぁ、飯がうまい!」
「アイツの腹の中にいたときは何にも食べられなかったから、食堂のご飯が恋しくて恋しくて!」
話している間も食事をやめない
「…俺、決めたよPC2」
「もう過去の事に後悔しないって」
「過去に捕らわれたってなんにもいいことないからな」
「だから俺はもう後悔しないし、後悔するようなこともしない」
「俺が決めた道を突っ走ってやる」
リグレスは覚悟に満ちた目でそういった
ただし食事はやめなかった

エンディング PC4
事件の次の日
眠りから覚めた君はカント先生に呼び出されていた
「やぁ、PC4君」
「早速で悪いがコレを見てくれ」
そう言ってカント先生はビー玉ほどの大きさの宝石を取り出す
「これはモンストロの残骸の中から回収された物だ」
「この宝石を解析した結果、この宝石からは七つの大罪の力に近しいエネルギーが放たれていることが分かった」
「どうやらモンストロはこの宝石の影響で強化されていたらしい」
「つまり、この事件には黒幕がいる可能性が高いということだ」
「どうやら、この事件一筋縄ではいかないらしい」
「もし、またハーベストに危機が訪れたときは力を貸してくれ」

エンディング PC3
君は現実世界のメグの墓に来ている
場所は知っていたが来る決心がつかなかったため来るのは初めてだ
彼女の墓に花を供えると、彼女との思い出がよみがえる

「ねぇPC3、海って好き?」
「私ね、いつか本当の海を見に行きたいんだ」
「青い海、安全なお魚…いいよねぇ…」
「私、魔道次元生まれだから一度も見たことないんだよ…」
「ねぇ、やっぱり現実の海って綺麗?」
「そっか、じゃあさ、今度の夏休みに二人で海に行こう!」
「これは決定事項だからね!うふふ…たのしみだなぁ…」

ふと、顔を上げる
メグの墓は海が近い場所に建てられているため、ここからは海から昇る月を見ることができる
少し後悔の念が湧いてしまう
あの時助けられていれば彼女と一緒に…
声が聞こえた
「振り返らないで、行って」
驚いて辺りを見回すが誰もいない
今のは幻聴ではない、はっきりと聞こえた、この声はまさしく…
君は墓地から出ていくことにした
海を見ると、ちょうど月が海から昇っていた
今日は綺麗な三日月が出ている。
まるで少年少女たちの新しい船出を祝うかのように。

エネミーデータ
「テンタクル」
主体属性:闇・水 クラス:クリーチャー 大魔法:なし
能力値「アクション:4」「リアクション:4」「リベラル:3」
特技「潤滑液」消費TP3 R リアクションファイズダイス+1
「溶解液」 消費TP2 A 対象一体に火傷レベル2を与える
「鞭の動き」 消費TP5 A
攻2 防0 HP30 TP15 SS6 移動1
魔法「オリジン」「カース」
A「アイスバーン」地1水1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲のマスを地形:凍土レベル1に変更する。
A「スチームカーテン」水1火1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の左前、前、右前に変更し、対象にバッドステータス:衰弱レベル1を与える。
A「グラビティゾーン」地1闇1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲のマスを地形:重力場レベル1に変更する。
R「エアロスプラッシュ」水1風1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。
A「アシッドレイン」水2闇1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:毒レベル3を与える。
A「アバランシュブレイク」水2地1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の前、右前、左前に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル2を与える。
A「クリスタルローズ」風1水1闇1
攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の右前、左前、右後、左後に変更し、対象にバッドステータス:毒レベル1とバッドステータス:麻痺レベル1とバッドステータス:氷結レベル1を与える。
A「ハイドロハリケーン」闇1水1光1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
A「ディストラクション」呪1地1闇1
攻撃力+4、さらに戦闘空間の好きなマス1つを地形:黄泉レベル2に変更し、対象にバッドステータス:怨嗟レベル2を与える。
Aインサルト」呪1水1光1
攻撃力+4、さらに対象にバッドステータス:毒レベル2とバッドステータス:麻痺レベル2とバッドステータス:重圧レベル2を与える。
A「ダムド」呪1闇1光1
攻撃力+4、さらに地・水・火・風・光・闇・呪の中から好きな属性のマナを合計2つまで発生させる。
R「アスファルト」闇2地1
防御力+3、さらに地形変化しているマスの数だけ防御力を上昇させる。
A「フリージングサイクロン」風1水3
攻撃力+7、さらに攻撃範囲を好きな2×2マスに変更し、対象にバッドステータス:氷結レベル3とバッドステータス:衰弱レベル3を与える。
A「カオスオブアンビバレンス」闇3地1
攻撃力+9、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスと、前方5マスに固定し、この発動タイミングで、魔法のコストとして使用したマナの数だけ攻撃力を上げる。

「モンストロ」
主体属性:水・風・闇 クラス:クリーチャー 大魔法:テスタメント(神の存在証明)、アカシック・レコード(地球の記憶)、デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)
能力値「アクション:7」「リアクション:5」「リベラル:4」
特技「後悔の歌声」 消費TP3 A 敵全員にバッドステータス:衰弱レベル1とバッドステータス:重圧レベル1を与える。257
「水底の悪夢」消費TP5 A 敵の受けているバッドステータスのレベルを1上げる
「沈め、沈め、水の底」 消費TP5 A フィールド上のすべてのマスを地形:流砂レベル3に変更する、この特技は一度しか使えない
攻5 防3 HP300 TP40 SS6 移動1 このクリーチャーは2×3マスのオブジェクトである。

魔法「オリジン」「アイリス」「カース」
A「ダイタルウェーブ」水2 攻撃力+2、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与える。
A「ダストストーム」風1地1 攻撃力+1、さらにダメージ計算後、対象を1マス好きな方向へ移動させる。移動させたマスにオブジェクトが既にあった場合、衝突が発生する。
A「ファイアボール」火1闇1 攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
C「イクリプス」呪1火1 攻撃力+5、さらに攻撃範囲に自分の前方3マスを追加する。
A「アイスバーン」水1地1 攻撃力+1、さらに攻撃範囲のマスを地形:凍土レベル1に変更する。
R「デモンズナックル」風1闇1 防御力+1、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
A「アバランシュブレイク」水2地1 攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の前、右前、左前に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル2を与える。
A「アイシクルコフィン」水1地1闇1 攻撃力+3、さらに対象のいるマスを地形:凍土レベル2に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル1とバッドステータス:衰弱レベル1を与える。
A「インフェルノドライブ」火1水1闇1 攻撃力+4、さらに対象にバッドステータス:火傷レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
A「アシッドレイン」水2闇1 攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:毒レベル3を与える。
C「インサルト」呪1水1光1 攻撃力+4、さらに対象にバッドステータス:毒レベル2とバッドステータス:麻痺レベル2とバッドステータス:衰弱レベル2を与える。
R「パラサイトデビル」闇2水1 防御力+3、さらに魔法攻撃の発動者が受けているバッドステータスのレベルを全て1上げる。
A「パンデミック」呪3水1 攻撃力+11、さらに対象にバッドステータス:沈黙レベル2、バッドステータス:混乱レベル2、バッドステータス:発狂レベル2を与える。
A「ミスティックキリング」闇3光1 攻撃力+9、さらに敵全員の受けているグッドステータスを全て消去する。
A「リヴァイアサン」光3水1 攻撃力+7、さらに攻撃範囲に自分の右前、前、左前を追加し、対象にバッドステータス:麻痺レベル5を与える。また、この魔法の効果によって受けたバッドステータスは、戦闘終了時まで回復されず、レベルの増減も起こらない。
「メイルシュトローム;helix」水5 攻撃力+12、さらに対象に好きなレベル3のバッドステータスを3つまで与える。

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