シナリオ概要、ハンドアウト
魔法学園RPGハーベスト
シナリオ「過ぎ去りし夏に追憶の時間を ~Remember Summer Record~」
【推奨人数】 3人
【推定時間】半テキセ9~11時間 ボイセ7~9時間
【推奨リベラルアーツ】
アンロック ララバイ ルクス テイム 各オペレイト系
【今回予告】
ちょうど真夏の空気が押し寄せる日。
太陽が真上から照りつける時間。
またひとつ、星は夏の記憶を刻む。
過去の記憶に写されたはずの真夏の空は、分厚い雨雲によって隠されてしまった。
彼らは再びあの日と同じ空を見上げることができるのか?
確かにあった真実を探して…
魔法学園RPG ハーベスト「過ぎ去りし夏に追憶の時間を ~Remember Summer Record~」
夢の時間は、まだ終わらない。
【ハンドアウト】
PC1
コネクション ドロシー・フロム・オズ
推奨関係:(自由)
君は現実世界出身のハーベスト1年生だ。
君がいつもの日常を過ごしていると、PC2とPC3との事件の捜査に巻き込まれ、そのままカース事件解決のために協力させられることとなり…
PC2
コネクション イマヌエル・カント
推奨関係:恩師/憧れ
君はカース特別対策委員会に所属しており、最高責任者イマヌエル・カント先生から、現在難航しているカース事件の対策員を頼まれている。
未だに手掛かりをつかめずにいたが、君は怪しい男の姿を見つけ…
PC3
コネクション マルス=フルクト
推奨関係:友人/相棒
君はハーベストの学生だ。
きみは友人のマルスと共に食事をとっているとPC1、PC2が現れる。
どうやら今回起きていたカース事件に友人のマルスが関係のありそうで、PC3も3人と共にカース事件の調査を進めていくことになるのだが…
【NPC】
「メーロン」
PC3が図書館で出会った青年。白いメッシュと紺色の髪に紫色の目、首元に巻いた褐色のスカーフを緑のブローチでとめた、全体的に黒い服装という見た目で、モデルでもやっていけそうな見た目をしていた。
職業は魔導警察というのに、ハーベストにいるのはなにか事情があるようだが??
「マルス=フルクト」
魔法学院ハーベスト魔導書学科所属の少年。白いメッシュと紺色の髪に紫色の目、黒淵メガネにヘアピンと十字架を象ったピアスをつけた全体的に白い服装。
現実世界出身だが実家がリンゴ農家でなぜか届く仕送りの関係上、間食はほぼリンゴなのが悩み。
魔導カエルのポムのつまみ食い癖に振り回されたり、ガンディー先生になじられたり、同級生にからかわれたりする日常を送っている。
シナリオ本編
シーン1(PC1)
冬があけ、再び暖かくなり始めた春の季節、あなたはとある動物園にいました
(理由は、休暇や、修学旅行が妥当でしょう。PCに聞いてあげてください)
あなたはしばらく動物園をまわっていると、大きなとんがり帽子に箒、桜髪の変な格好をした少女が、ライオンを見ています
「強くて優しそうなライオンさん!頼み事聞いてくれるの?うん?やったぁ!」
「さて、本題にはいるけど君はライオンに乗ってみたいと思わない?」
少女が君に気がつきそういうと、急にライオンが檻を飛び越えてしまう。
しかし、君の前でライオンは大あくびをしており襲う気配は全くありません。
さらに不思議なのは周囲の人はこの事態に気づいていませんでした。
「よしよしライオンさん、ちょっとだけまってて?」
少女はライオンをなだめると、君の方に向き直る。
「…さてと、私はドロシー、ドロシー・フロム・オズ。
君を魔導次元にある魔法の学校、ハーベストに招待しようと思うんだ。」
「私と出会えてるから君に魔法の才能あるよ!それじゃあ、しゅっぱーつ!」
「あ、前に座ってライオンのたてがみ触る?ふさふさで気持ちいいよ?」
君は、ライオンの背にのせられ、そのまま魔導次元へとつれていかれたのだった。
シーン2
マスターシーン
偶然集まっていると目の前に門が現れた。
門は自分たちを永い、永い旅へと導く。
その旅の真相を知るときまで…旅は止まらない。
その場合に呆然と立ち尽くし、取り残された少女は…
シーン3(PC3)
4月17日(昼11時30分~12時)
桜散る春の昼下がりのこと
君は昼食をとる前にたまたま通りかかった中庭で探し物をする少年と出会う。
その少年は、15才ぐらいで黒縁メガネ、紺色に白いメッシュが入った髪、紫の目をしており、やけに焦っている様子である。
「発動体…発動体…」
君が話しかければ、少年はビクッと肩を跳ね君の方を見るだろう。
「えと…君は?」
「あっごめん、最初は俺から名乗るべきだよね。俺は魔導書魔導学科1年のマルス、マルス=フルクト。現実世界のデンマークから来たんだ、よろしく。」
「実は…ここら辺に発動体を忘れちゃったんだ。時間があれば、探すのを手伝ってくれないかな?」
【なくした理由に聞く】
「…ここで魔法の練習をしていたら、急に俺の魔導カエルが逃げ出しちゃって…。」
以下GMの参考
(※シンクをクトゥルフで言う心理学として使う場合、嘘でも本当でも無いことを言っているが悪意はなく、何かを隠そうとしていることはわかってもよい。
その点に話を聞いても、あまり深く聞かないでほしいと返すでしょう。)
(PC3は演出で発動体と思わしき白い魔道書を見つけられる。
サーチで調べる場合発動体としての機能だけではない何かの魔法がかかっていると言うことが分かるがどんな魔法までかはわからない。)
マルス「それ、PC3!俺の発動体だよ!見つけてくれてありがとう!」
マルス「…時間があれば何か食べに行く?俺も昼御飯まだなんだ。たぶん、この時間じゃ席もほぼ空いてないだろうし、相席頼んでいいかな?」
少年は、探し物に付き合わせてしまった君に申し訳なさそうに言うだろう。
シーン4(PC3)
4月17日(夕方16時30分~17時)
こんなことがあった日の黄昏時(夕方)、君は参考書や授業の資料を返しに魔法学園ハーベストの敷地に設立されている図書館に向かう。
そこには、おそらくハーベスト外部の人間かつ、魔道警察らしき青年がひとりで本を読みふけっている。
紫色の瞳に、紺色の髪が夕日に照らされて、整った顔立ちと相まってとてもきれいだという印象を受けるだろう。
また、どこかあのマルスという少年にどこか似ているところがあった。
【マルスについて聞く】
「知らないな、他人の空似じゃないか?」
(※彼にシンクなど大抵のリベラルアーツを挑んだところでだいたい弾かれます。魔力の量や扱いが格段に上のためです。
具体的な実力は教員や50点環境の院生クラスです。)
【突然本を取り上げるなど読書を妨害された】
「……赤の他人が読んでる本を突然取り上げるのは普通なのか??」
(相手は分かりやすくドン引きし、常識がないなとPL3に印象を受けてしまっている。)
【無反応or妨害のあと。】
「…それで、なんのようだ?」
あまり長く見続けていたせいで、青年に声をかけられてしまった。
君は慌てながらも声を返すだろう。
「…本が気になってるのか?独占してすまないな…。まぁ…ここに来るのも今日で最後だ。」
【名を聞かれた場合】
「また、出会うわけでもないのにか?変わった奴だ。
…メーロン。ほら、一応名乗ったぞ。」
「…PL3か、覚えておく。」
(先にPL3が名乗った場合もちゃんと名乗ってくれます。)
【本の内容を訪ねる場合】
「いま読んでいるのは…カインとアベルだな。兄が弟に嫉妬し殺害する物語。
動機は、神の愛と称賛を独占するためだ。
奇妙なことに、彼らの両親は蛇に唆されて知恵の実をくらい、楽園を追放された。…この場合、悪いのは唆した蛇か、まんまと引っ掛かったほうか…」
「…俺は…蛇を悪と思う。理由…は…。…いや、忘れてくれ。」
【シーン切り替え】
「…そろそろ閉館時間…か。用が済んだらあんたも早く帰った方がいい。黄昏時には凶暴なクリーチャーが動き出す時間でもあるからな。」
彼の言うように日は傾き始めていた。
PC3は特に予定がなければ帰ることでしょう
シーン5(PC1)
ここからは新入生入学式が過ぎた6月9日のこと。
PC1はお昼休み前の講義が早めに終わり、食堂が込み合う前にバイキング方式のビッフェをとりに向かうことができた。
そこでPC1は紫で一束だけ水色の髪、黄緑と緑のオッドアイの12歳ぐらいの少年と同じトングをつかみかける。
その少年は容姿だけでなく表情もどこか12歳とは想えないほど達観している印象を受け、良くも悪くも、現実世界ではあまり見ないタイプであると思うでしょう。
少年「…どうぞ、お先に。」
【声をかける場合】
少年「…早く取ったら?僕はこの後にまだやることがあるから、急いでるんだ。」
【やることについて聞く】
少年「…人探し。」
【名前を聞く】
少年「アイビー。」
そうやって話してる別の列から少女の叫び声が聞こえた
??「キャアアアア!なにこのカエルぅうう!!」
そこには驚いて尻餅をついた赤い猫耳フードの少女と美味しそうなミートボールを頬張るカエルの姿が…
(PLがXZ追加NPCの赤座きりんだと気づいた場合はGMから明言してもよい)
少年「またあいつか…。」
少年「今年に入ってから出てきて、毎日のように食堂に勝手に入っては、人のものを食べる魔導カエルなんだ。」
少年「クリーチャーじゃないから魔法で捕まえてジーノに預けておけばいいよ。飼い主が取りに来るから。」
??「ちょっと!話してる暇あったら助けてよ!魔法が!あたら!ないっ!!」
こうしている間も、少女はファイアボールと何か透明で円柱状のカプセルを用いて捕まえようとするが全てかわしている。
カエル「ゲコゲコ(あっかんべ~)」
少年「…ララバイ!」
カエル「(パタッ)…スピー…」
少年「…君たちも来る?このHSNの依頼達成報酬は限定デザートだって。」
こんなことがあったせいで時間がたってしまい、座り損ねてしまう。
席はほとんど埋まってしまい、PC1は料理とデザートが乗ったプレートを唯一空いていたステンドグラス前の席において、そこで食事をとることになる。
(※今後の進行のため、このシーンに限り友人がいたとしても偶然食べ終わっているなどの処置を行い、その席に座らせる事。)
シーン6(PC2)
PC2はつい最近発生し始めたカース事件の調査チームに配属されていた。
このカース事件は2次感染者(人→人)のみが見つかっており原因のクリーチャーはおろか1次感染者(クリーチャー→人)も見つかっていない。
そのため、操作打ち切りも間近に迫り、早急な解決の糸口をなんとしてもつかむ必要があります。
そんな君はお昼休みに校舎で女子生徒が丁度通りかかっていたので、ここ数日間、ハーベスト内で不振なことがないか聞き込みをしてみる事にした。
「一昨日の夜、窓から男の人が歩き回ってたって友達が言ってたぐらいかなぁ。」
「黒いフードで顔が見えないようにしてた…というか、魔法の道具の類いで顔を見えにくくしてたからあからさまに怪しかったんだって。」
「あたしもこれ以上はわかんないや。友人ならもっと詳しく知ってるかも!」
(※女子生徒の外見は17歳ぐらいで赤毛で肩甲骨が隠れるぐらいの長めの髪をサイドアップの髪型にしている。持ち物から札魔導学科の生徒と思われるだろう。
少女に名前を聞くとアイリーン、目撃情報を持っている友人は天使光翼(あまつかこうき)というアイリーンと同じ5年の紋章魔導学科の男子生徒だと答える。)
そんなとき、pc2は見知らぬ男性らしき人影が庭を通じて食堂方面に向かっていくのを見つける。
服装を見る限り明らかに魔法学園ハーベストの生徒ではなく、女子生徒から聞いた特徴と一致します。
男を追いかけて食堂方面にいくと、顔はローブを被っててよく見えませんが、175~180ぐらいの細身の男性ということがわかりました。
???「こんなときに…!」
その男は発動体である可能性が高い黒い魔道書を構え、ようやく追い付いたであろうあなたが発動体を構えるまもなく向き直り魔法を唱えます(男は記憶結合を持っているのですべてのリベラルアーツが使用できます。)
あなたは抵抗むなしく男の唱えた(リベラルアーツの魔法名)によってあなたは食堂の窓方面に吹き飛ばされました。
また、かろうじて、その男の発動体は特徴的な紋章が表紙に刻まれた魔導書とわかることでしょう。
シーン7(PC3)
ポム「ゲコゲコ!」
マルス「ちょ、まって!…ポム!!」
少し時間を遡り、PC3が昼休みに食堂で食事を取ろうと、廊下を歩いていると教室から、白い本を抱え教室から駆け出したマルスと君は衝突してしまう。
尻餅をついてしまい、いちど顔を見合わせるが、ハッとした顔をしてマルスはこういいました。
マルス「PC3!?あっ、えとっ、その魔導カエルを捕まえて!あいつ、いつも食堂のバイキングをつまみ食いする常習犯なんだ!!」
ポム「ゲコッ!」
(KP情報:リベラルアーツで判定、結果にか変わらず魔導カエルは華麗に逃げていきます。)
【捕獲失敗】
マルス「あーあ…。そうだ、さっきは突然ぶつかってごめんPC3。今のは魔道カエルのポム」
マルス「昼休みのチャイムがなると待ちきれなくてすぐに俺の元から逃げちゃうんだ。つまみ食いして、俺が弁償する羽目なんて日常茶飯事でさ…。」
マルス「お詫びといっては何だけど、今日は俺が好きなの1品おごるよ。高い弁償額にちょっと増えたところでそんなに変わらないし…」
ここで、食堂から悲鳴が上がり、マルスが大慌てで食堂に向かいます。
そこにはポムを抱えたジーノ・スタトゥートの姿がありました。
マルス「今回もすみませんでした…」
ジーノ「いいのいいの、今回は紫髪の子と、(PC1の特徴)の子が早めに捕まえてくれたから被害はほとんどなかったよ。いつもも多くても2~3人ぐらいだし。」
ジーノ「僕が腕に縒りをかけて作った最っ高の料理、カエルにも5つ星をもらえるなんてさいこうだね。」
とちょっとだけ値引きしてもらいつつ、戻ったところでシーン終了です。
シーン8(PC3から順序PC1、PC2と登場)
こうして、あなたはマルスにおごってもらう一品を選ぶことになります。
※PCが遠慮なくめちゃくちゃ高い学食を選ぶとマルスはなにも注文しません。
気を使っていちばん安いのを頼むor断ると、
「えっと?本当にそれでいいの?」
と聞いてくれます。(なお、この場合のマルスはハンバーガーを注文している)
食事を選んだあと、混んでいる中やっとのことで空いている席に座ることになります。
そこはステンドグラス前で、先にPC1が先に座っており、他に二人で座れる席は空いていそうにありません。
(この際に、互いに自己紹介、軽い雑談などを済ますといいでしょう目安は5分、長くとも20分です)
【リンゴについて】
マルス「実は…俺あんまり甘いのは好きじゃないんだ。リンゴの消費、手伝ってくれると助かるんだけど、いる?鮮度と味は保証するよ。」
【好きな食べ物】
マルス「ジャンクフード系かな…食べ過ぎには気を付けたいけど、味が癖になっちゃって…週2回はハンバーガーセットやピザ、ラーメン、ステーキのどれかは頼むと思う。」
【ポムについて】
マルス「悪いやつじゃないんだけど…はぁ…いつもの籠じゃ自力で逃げちゃうからちゃんとした鍵付きのにしようかな…」
ポム「グゲッ!?(いやだと言わんばかりに首を横に振っている)」
マルス「ポムが悪いんだよ?」
ポム「ゲコ…。」
突然、マルスがステンドグラスの方を向いたとき、「あっ」っとマルスが声をあげる。
君たちがそっちを見ると魔法によってこちらに飛ばされたPC2の姿が…
勢いは止まることを知らず、リベラルアーツで受け身を取る暇もなくPC1、3達の近くに飛び込んできます。
マルス「だ、大丈夫?マナプロテクトのお陰で、大怪我せずにすんだけど念のため医務室にいった方がいいよ!」
PC2はマルスの本を見て、こう…思うでしょう。
先ほど、自分をこんな目に合わせた男と同じ紋章のある白い魔道書を持っているのかと。
(PCたちはマルスに質問攻めできます)
【発動体について】
マルス「現実世界の実家から、ここに入学するときにドロシーから改めて渡されたんだ。両親は魔法使いじゃないけど、ここに来る以前から家にあって…。」
【PC2と接触した男について】
(男の、年齢や特徴を伝えた後)
マルス「…俺、20代の親戚や知り合いに心当たりはないんだ。ましてや魔道次元にいるなんてもっとあり得ないはず。」
【上記2つをすべて話した後、あまりにもしつこく聞く場合】
マルス「話なら放課後にいくらでも聞くから!本当にあれ以上のことは知らないんだ、俺は…」
【魔道カエルによる情報漏洩や内通者を疑う場合】
「PC3と逃げ出したのを捕まえてたから、絶対にあり得ない。そのときの俺たちを目撃してる生徒がいるからそれがアリバイになると思う…」
(KP情報:PCの反応にもよりますが、マルスは20代の親戚はいないと答えたり、カース事件に関係はないと主張します。実際に、マルス本人が自分の意思をもって関与しているわけではないのであんまりしつこいようなら彼は嘘をついていないとキッパリ伝えてあげて、シーン移行を促しましょう)
シーン終了です
シーン9(PC2)
全員がガラス片を浴びたことにより、医務室のマリア・ロペス・ルッソに怪我がないかの診察を受けることになりますが特に異常は見られなかったので授業に参加し、時間は放課後。
太陽はすっかり傾き、校内をオレンジの光で照らす黄昏時です。
PC1、PC3、マルスは図書室で待機、PC2のみ昼休みでの騒ぎについてでイマヌエル=カントに呼び出される。
君は彼に事の説明を求められるだろう。
【説明後】
カント「…なるほど、そういうことが。ひとまず君に怪我がなくて良かった…。」
カント「私から折り入ってたのみがあるのだが…君にはこのまま事件の調査を続けてほしい。君をこんな目に合わせた男にどうも心当たりがある。」
カント「それに、カース対策委員会と言う以上カース感染者なら拘束および解放が義務づけられている。その男さえなんとか確保できれば詳しい調査はこちらでできるだろう。だからその目でカース感染者らしき人影を見た君と、男の発動体と同じ特徴があるマルス=フルクトにも協力してもらおうかと思っている。」
カント「あとは…PC1とPC3も成績は優秀だから、彼らにも協力を要請したい。
他に、なにか聞きたいことがあれば私のわかる限り答えよう。」
(PCから質問がとんだ場合の返答)
【心当たりについて】
カント「…心当たり、について教えてほしい…か。
…この学園に大学院があることは知っているかな?…その中の儀式魔道研究科は私が教鞭をとっている。
君のいう…特徴的な発動体がもし私の心当たりと一致するなら、私の教え子と言うことになる。」
【その他の特徴を聞きたい、もっと詳しく聞きたい等】
カント「…彼は私の記憶が正しければ20になる青年で、在学中はとても優秀だったが人を寄せ付けない雰囲気をまとっていたね。…等の本人からの口からはなにも語られることはなかったがね。」
カント「また、当時のうわさでは体に傷跡があると言われていたよ。私が実際に見たわけではないがな」
【見た目、特に髪色と目の色を聞かれた場合】
「紺色の髪に、紫の目だ。」
【次シーンへ以降】
カント「さて、このまま彼らにも話を伺おうと思う。本格的な調査は明日から頼もう。」
とカント先生はあなたとともに図書室へ向かうところでシーン終了です。
シーン10(PC1とPC3。後にPC2)
放課後、君たちはPC2がイマヌエル=カントに呼び出されてる間、図書室で時間を潰すように言われていた。
すでに魔導書魔導学科主任 兼 ハーベスト図書館管理責任者のガンディー・アイアンガーが深く椅子に腰かけて、黙々と本を読んでいる
マルス「昼休みのあれ、相当ビックリしたね…。…最近の、解決の糸口が見つかっていないカース事件のこともあるし、身の回りも自分で気をつけないと」
マルス「…そういえば、神曲っていう本、知ってる?著者はダンテ・アリギエーリ…。13世紀から14世紀にかけてのイタリアの政治家かつ詩人だった人が書いた本なんだ。」
マルス「俺は現実世界出身でさ、家においてあったからよく読んでいたんだ。…両親が言うには実家のリンゴ農園を経営を継ぐ際に、ひどく悩んだ時期があって、その本が持ち直すきっかけになったらしいんだ。」
マルス「内容は、愛するベアトリーチェを亡くし、目標や希望、光を失い、生きる道に迷ったダンテが、ローマの詩人であるウェルギリウスの案内のもと死後の世界を巡る旅の話。」
マルス「…ふと、思い出したんだ…あの本の事。でも最後の大事な言葉が思い出せない。人間の心は自由…自由だからこそ行動を起こすにはその起源が…源があった。その源は良くも悪くも転ぶ原因であって、その源の正体について書かれていた気がする。」
(PC、1と3はこの問いについて回答を求められる)
【”愛”と答えた場合】
マルス「愛…あっ!それだよ。最後の方に”愛はすべてにおける初動の源”って…だいぶスッキリしたよ、ありがとう」
【友情、絆、など】
(一人目)
「…それに、にたような…もっとスケールが大きかったような…と思う」
(二人目も似たような回答の場合)
「当たらずとも遠ざからず…だね…」
【上記に当たらない場合】
(一人目)
「…うーん…違うような気がする。」
(二人目も似たような回答の場合)
「…それもちょっと遠いかな…。」
【全力でふざけた回答だった場合】
(一人目)
「その、いたって真面目に答えたつもりなら悪いけど……相談する相手を間違えた…かも。」
(二人目も似たような回答の場合)
「………はい。(苦笑い)」
正解を当てたか、PC1とPC3ともに不正解だった場合、PC2がイマヌエル=カントとともに図書室に入室する
シーン11(全員)
イマヌエル「雑談中すまないね。私から、君たちにカース対策委員会の手伝いをお願いしたいと思っている。」
そうやって話し始めた矢先、図書館の窓がスパァン!と開き、そこから箒に乗ってきたドロシー・フロム・オズが入ってきました。
彼女は箒からおりると
ドロシー「来ちゃった!」
と笑顔で言い放ち、イマヌエル=カント
イマヌエル「…ドロシー学長。」
と驚いたように返します。
(一緒にいたマルスは驚いた表情を浮かべています)
ドロシー「話は聞かせてもらったよ!だけど、報酬もないのにいけって言われてもなかなか辛いものがあるでしょ?
だから、この事件の調査でつぶれた授業の合計10時間分の単価をとりやすくしてあげよう!」
と、めちゃくちゃなことをいってきますが君たち学生にとっては願ってもないチャンスです。
イマヌエル「ドロシー学長。あまり適当でない評価は…」
ドロシー「大丈夫大丈夫!ただで単価あげるって言ってる訳じゃないんだから。これも授業って言えば授業だよ!
が く ち ょ う め い れ い 。お願い!」
イマヌエル「…はぁぁああ…(くそデカため息)」
とドロシーはイマヌエルに向かって親に欲しいものをねだる子供のように権力の乱用っぷりを見せつけつつ手続きのための書類にサインをさせます
ドロシー「それじゃあ手続きやっておくから、みんな頑張ってね!危ないことになったらすぐ駆けつけるから。君たちの活躍、期待してるよ。」
と、手続きや単価の申請書をもったドロシーは箒に跨がり、入ってきた窓から学長室へ帰って行きました
イマヌエル「…ごほん!……それで…手伝いだが…ドロシー学長の推薦もあるわけだし、うけてくれるね?」
若干自棄になりつつも君たちにたずねます。
ドロシーに単価の保証まで受け、期待もされているというのに断る理由があるのでしょうか。
(pcたちの返答を待つ)
ここで、ガンディー・アイアンガーが静かに
ガンディー「うるさくて叶わん…。騒ぐならここではない場所にしてくれ」
と言って、読書へ戻ります。
イマヌエル「…さて、私は調べ事や書類整理がある。君たちは明日に向けて休んでおくように。」
マルス「…大変なんだね…先生って…。」
イマヌエル先生の苦労が垣間見えたところでシーン終了です
シーン12(全員)
6月10日
君たちは昨日、怪しい男の目撃情報があった付近を徹底的に捜査することとなります。
(リベラルアーツやそういうRPで探してもよい、
周囲を爆破して追い込み漁の要領で自分たちの前に出したり、フロート等空から人影を探す、など)
すると、君たちと同行していたマルスが魔法の手に捕まれ校舎方面に戻されていきました。
そして、木陰から20代ぐらいの男が現れます。
その男はPC2が目撃したときと全く同じ服装や体格的特徴を持っており、例の不審な男であることは間違いありません。
「あまり邪魔をするな。時間が無いんだ。」
男の言動はしっかりしているように思えますが、だいぶふらついており、本調子ではなさそうでした。
そうだというのに男は黒い魔道書を構えると、君たちに魔法を放ってきます。
戦闘開始です
衰弱メーロン
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iY3P5I_e1MZ2sBuXo8nZJh4uMG-A5LXUgWj-rlc-UfI/edit?usp=sharing
戦闘終了後
「…すまない…マルス…。」
戦闘により、男が崩れ落ちたころ、ようやくマルスが、ドロシーの箒に吊るされた状態で戻ってきます。
どうやら彼女は授業をさぼって、君たちの様子をみていたようで、そのお陰でドロシーが落下する前にキャッチし無事だったようです。
ドロシー「みんな、ご苦労様!とりあえずその男を病院に搬送しないとね。」
ドロシー「みんなは一度戻っていてほしいな。イマヌエルに話はつけてあるから。」
こうして、マルスを雑に下ろし、ドロシーが男を病院に運んだところでシーン終了です。
シーン13マスターシーン
?月?日
ドロシーが一人、かけた月を眺めているなか、学長室にノックが響く
ドロシー「イマヌエル…。」
イマヌエル「えぇ。彼らの件どうするおつもりで?」
ドロシー「…きっとすぐに目覚めるよ。あれは、不運な事故でしかない。それに私は見ていることしか出来ない。」
イマヌエル「そうですが…」
ドロシー「自分の生徒を信用して、って回りにだいぶ言われてきたし、何かあっても私が無理矢理にでも学園に戻れるから。」
イマヌエル「…信頼ではなく信用ですか…。結局貴方も教え子の身を案じて不安なのは伝わりました。
信用は相手を信じること。信頼は信じて頼ること…。」
ドロシー「…あと、イマヌエルも何か聞きたいことがあるんじゃない?」
イマヌエル「長い付き合いだとバレるものだな。聞きたい…というのは今年入学したマルス=フルクトのこと。マルス=フルクトは現実世界出身というのにあの彼と似た特徴を持っているのかね?あの彼の両親は、15年ほど前のカース事件で自殺してしまったと聞いている。」
ドロシー「そうだね。歴史はそうなっているよ。でも、歴史は、強い想いがあればいくらでも変えられるのは知ってるでしょう?」
イマヌエル「…まさか…。」
ドロシー「もう、わかるでしょう?」
イマヌエル「…」
ドロシー「…だから、私が直接解決させるんじゃなくて、彼らに任せることにしたの。可愛い教え子には旅をさせろってね。」
数秒の沈黙
ドロシー「さあ、話はおしまい。明日のために早く寝ないとね。おやすみ、イマヌエル。」
イマヌエル「あ、あぁ…ドロシー学長も、気を持ってください。」
シーン終了
シーン14(全員)
6月11日
イヌマエル=カントへの報告が終わった君たちは、何故か事件の調査のためにあの男へ会いに行くように言われます。
あの男は君たちが調査しているカース事件の1次感染者であることが運ばれたときの精密検査で判明するも、連日の疲れと栄養失調が原因で寝たきりの状態とのことでした。
そのため君たちは病室まで、だいぶ声量を押さえた状態で雑談しながら歩くことになる。
マルス「あのさ…戦闘中、なんもできなくてごめん…」
マルス「あの男の人が…魔道書の表紙、全く同じだったね…、倒れる間際に何か言ってた?」
マルス「実は…君たちと別れたときドロシー学長にこう言われたんだ。大魔法には大魔法って。」
マルス「どういう意味って聞いたけど笑って誤魔化されちゃって。…なんだったんだろうね。」
君たちが病室につくとそこには、マルスと同じ紺色の髪の青年が眠っていた。
【雑談までに戦闘後にマルスへの謝罪を述べていた等伝えていた場合】
マルス「…俺は何にも覚えて無いけど、彼は俺のこと知っていたんだよね……」
マルス「もしかしたら、このカース事件の真相…いや、本当は、俺自身が彼について知りたいからさ。大魔法を使うよ。大魔法には大魔法って意味はそういうことかもって思う」
マルス「自分で決めたことだから後悔しない。それじゃあ始めるね。」
【マルスとの関連を言わない場合】
マルス「…髪…やっぱり同じ色だ。…って関係ないか。この人がどう、このカース事件に関わったのかもまだわからないし、よく考えていれば元凶のクリーチャーもわかってないんだよね…」
マルス「…一応八方塞がりだし、大魔法で、この人に感染してるカースについて知ろうと思うんだ。それじゃあ、始めるね」
【大魔法使用】
マルスは大魔法を使うために白い魔道書を開くと、呼吸を整えます。
マルス「この星に問おう、このカース事件の真相…彼とこの事件の関連を…。マルス=フルクトの名の元に命ずる…(地球の記憶)アカシックレコード!!」
マルスの詠唱に呼応するように光がこの空間を満たす。
そして、4人が星が視た記憶を再生し始めました。
15マスターシーン
魔道次元にある小さな家、周囲には紫陽花がさいており、カエルがゲコゲコと合唱している。
紫の目に白い髪を持つ妊婦と、彼女と同じ紫の目に紺色の髪を持つ4~5才の少年が住んでいるようでした。
「ねぇ、母さんこれから弟ができるの?」
「えぇ、そうよメーロン。」
「俺がお兄ちゃんかぁ。楽しみ…!セージのハーブティー、一緒に飲みたい。」
「…たぶん5歳でハーブティーを嗜めるのは…貴方ぐらいじゃないかしら…」
「…じゃあ、飲めるようになるまで待つよ。」
「きっとかなり先のことでしょうね…」
場合は再び移り変わる。
あれだけ美しく咲き誇っていた紫陽花はしおれており、入れ替わるように背の低い小降りのひまわりが少しずつ咲かせはじめていた。
妊婦のお腹の膨らみはすっかりなくなっており、変わりに紺色の髪を持つ赤ん坊を抱えていた。
彼女の横にはメーロンと呼ばれた少年。
彼らに向き合う、赤色の目と紺色の髪を持つ男性。
男性の右手にはあの白と黒の2冊の魔道書、義手となっている左手には彼自身の発動体と思わしき魔導書を持っていた。
「…いってしまうのね。アダン…。」
「ああ、何が何でもこの代で終わらせないと。…このまま封印し続けては、子供たちも安心して過ごせないだろう?」
「父さん…絶対に帰ってくるよね?」
「もちろん、エバ、メーロン…そしてマルスも待っているだろう?それまでのあいだ、家族を頼んだよ。
クリーチャーやカース感染者にあった時の対処法言えるかい?」
「…近付かない。いざとなったらその場を離れる。」
「合格だ。…そろそろいってくるよ…」
アダンと呼ばれた男性の方が小屋から立ち去る。
そしてアダンは大きな白蛇を前に…倒れる光景が写し出され…
日が落ちる。
夏の日の夜。
空は美しい星空に満月が浮かんでいる。
そこには…エバがただ一人空を見上げていた。
「…帰ってくる…そう思いたいのに…。もうこんなに遅くなってしまった…。お願い…無事でいて…」
そこで、後ろから腕がかけられ、彼女は驚いたように肩を跳ね、振り向く。
そこには昼のあいだどこかへ向かったアダンの姿だった。
夜だというのに紫の向日葵が開くと、彼が不気味に口の端をつり上げたところで映像はまた揺らぐ。
シーン16マスターシーン
赤ん坊だったマルスを抱えたメーロンは、マリーゴールドの咲く夜の森を走っていた。
メーロン「嘘つき!嘘つき!父さんは無事に戻るって言った!母さんもカース感染者には近付かないって教えてくれた!」
メーロン「なのに、何で…。」
アダン「メーロン、いいこだから戻るんだ。」
エバ「そうよ、私たちはあなた二人が生まれたせいで愛し合う時間が足りないの。」
アラン「だから今すぐに無かったことになるんだ、さぁ!」
二人はメーロンに向かって魔法を放った。
まだ発動体を持たないメーロンのマナプロテクトは簡単に剥がれ、魔法の刃が背中を切りつけた。
泣き叫び、たちどまってもおかしくない状況で、ひたすら逃げ続けた。
「誰か…助けて…。」
疲れ果て、あと少しで足が止まりそうになったとき、彼の目の前に桃色の髪の少女…ドロシー・フロム・オズが現れた。
場面は遥か未来となったようで、そこには今眠りについているはずの青年とドロシーが、勿忘草が咲く草原にいた。
ドロシー「ハーベスト卒業記念日おめでとう、メーロン。…大学院生もやめるって聞いたわ。」
メーロン「あぁ…」
ドロシー「…君とであってもう15年かぁ。幼かったのにスラスラと授業内容覚えちゃってさ…進学したらいまじゃすっかりかっこよくなっちゃって…。」
メーロン「…現実世界の親戚に預けたマルスは…いや、なんども聞いてすまない…今日も向こうで平和に暮らしてないかと不安で仕方なくてだな。」
ドロシー「ふふっ安心して…。今も元気に、伯母夫妻の元でくらしているわ。今度、約束通り迎えに行くわよ。あのときの君はそう言わないと、全くマルスのことを離そうともしなかったんだもの。」
メーロン「…最後に…あいつを守るために使いたい魔法がある。」
ドロシー「なぁに?」
メーロンは、あの日の黒い魔道書を開く。
メーロン「…俺の家系は代々、クリーチャーを封印し続けていて、そのせいで、アマリリスに狙われやすいことは学長も知っているだろう?
…俺は、過去さえも操れるようになった………どうか、大切な人を守るために、思うように消し去ってくれますように……
それで、今度こそ俺が…すべてを終わらせる。」
「【終止符】ラスト・ピリオド!」
メーロンのもつ魔道書…ちょうど開かれている2ページに、2つの絵が現れた。
左ページにはカース事件前のメーロン達の家族。
右ページには少し悲しそうな表情をした夫妻。
そして、マルスと思わし気赤ん坊は左の絵から消え、右の絵は幸せそうな夫妻とマルスの絵に変わった。
風景は、もとの病室に戻ったところでシーン終了です。
シーン17(全員)
マルス「…ドロシー学長には…魔法使いの人が血筋にいて、たまたま先祖返りしたんじゃないかって説明されていたけど……本当は……」
マルスは何も言わず、眠るメーロンを眺めている。
しかし、これで君たちは3つのことがわかります。
1つ、このカース事件の元凶のクリーチャーは先程見た森やメーロンの生まれ育った家である小屋の近くにいるということ。
2つ、マルスとメーロンは実の兄弟だったから、同じ紋章を持つ魔道書を持っていたこと。
そして、3つ、この事件を終わらせるには、元凶のクリーチャーを探しだし、心臓を破壊すること。
ドロシー「…今まで黙っててごめんね、みんな」
病室にドロシー学長が入ると、彼女はすぐにこう伝えた。
ドロシー「…本当はね…私も何もないうちにどうにかしたかったんだけど、結界に入る方法が特殊で…
その中で発生したカースが外に漏れ出さないようにとても複雑な作りをしてるの。
私が魔法で無理矢理入ったら、カースが漏れ出したり、結界が壊れる可能性があって、手出しできなかった。
だから、メーロン君に頼んで、一緒に行きたかったんだけど…。」
マルス「一人で、行ってしまったんですね…。」
ドロシー「うん……あのね…わがまま言うとね……私を、これ以上心配させないで欲しかった。私たちを頼って欲しかったな……もう2年前に卒業しちゃったけど、私の教え子なのは、ずっと代わりないんだから…」
そういう、彼女の手は強く、固く握られる
ドロシー「…皆、情報収集…だよね。そのあと、クリーチャーの元に向かうの?」
ドロシー「そっか。でもマルス君は情報収集が終わったら残ってもらうからね。
…君のお兄さんは15年も、会うことをずっと我慢してたの。
2年前なんて、辛いはずなのに、自分からマルス君との血のつながりを無かったことにして……もう、我慢はおしまいにしてあげたいから。
君からしたら何も覚えてないし、赤の他人同然かも知れないけど…私からの一生のお願い…ね?」
マルス「…分かりました。…それまでに”僕”にできることだけはやらせてくださいね。」
こうしてドロシーは部屋を出る。その去り際にPCたちだけに聞こえるよう言葉を残して
「あぁ、そうだった!明日は6月12日、マルス君の本当の16歳の誕生日だから、しっかり準備してあげてね?」
PC達がドロシーや、マルスとの会話がこれ以上無くなったらシーン終了
シーン18(全員)
情報収集
最初は3つ
3つ解放すると最後の情報が調べられるようになる
1【二人の発動体について】
ハーベスト内に、とある結界を貼るために魔道書の発動体が使用された記録が見つかった。
表紙の紋章は、その結界内に出入りするための鍵の役割がある。
複雑な魔法ということもあり、現存するこの結界も数少ない…がもう少し情報がなければ場所を特定するのは難しい。
2【結界について】
カースを漏れ出さず、外部からの破壊を防ぐため、かなり頑丈な作りとなっている。
結界を貼る際に使われた発動体を利用して一部に穴を開ける等正当な手段でなければ、侵入は不可能。
また内部からも外部に破壊することも出来ないという。
さらには、この術式を魔道書で行うのはだいぶ少ない例のようだ。
以上の情報から希少かつ特徴的な結界のため、ここから何か新しい情報が掴めそうだ。
3【映像に写されたクリーチャーについて】
調査を進めていくうちに、原罪を辿る蛇エルプズュンテというクリーチャーが封印されたという記録があるということが判明。
旧約聖書にて、蛇はイブをそそのかし知恵の実を食べさせた、という文からこの名前がついたクリーチャーで、巨大な白蛇の姿をしている。
ほぼ24時間俊敏に動き回るが、唯一黄昏時に一番活動が鈍るという変わった習性を持っている。
このクリーチャーが昔、魔導次元に生息していた地域からおおよその範囲は絞れるがもう少し情報が必要のようだ。
1、2、3の情報が公開されると情報4が調べられる。
4【クリーチャーの居場所について】
アカシックレコードの記録もあり、黒い森の奥に、調べた条件にすべて一致し、なおかつ近くに特殊な封印が施された結界がある場所がわかる。
この情報が公開されると、君たちは、実際にクリーチャー、エルプズュンテの元に向かうことができるようになる。
(全員で3回目、合計9回ほどリベラルアーツをふるとバッドステータス衰弱レベル1がつく代わりに情報がすべて公開されます。
子の場合シナリオ上、マルスやドロシーも調査しているため情報は彼らが調べあげたことになります。)
pcたちが、ちょうど黄昏時につくようにエルプズュンテのいる場所へ向かうところでシーン終了
(ここでマルスの誕生日が明日というEXシーンをいれてもいいかもしれない。)
シーン19(全員)
(ドロシーが何がなんでもついていく。道中にクルドサック)
1【マリーゴールドの道】
(花に誘われた小型クリーチャーが襲ってくる、エクスプロードでふきとばす、フロートで飛び越す、ララバイで眠らせる、各オペレイト系)
失敗すると毒レベル1が付与
2【紫陽花とコモンセージの庭】
(アンロック)今は留守になってるフルクト家で休憩がとれる。
失敗
部屋をスルー
成功
ドロシー先生がコモンセージのハーブティー淹れてくれるよ!
覚醒レベル1が付与
3【ひまわり畑】
しばらく放置されていたようで、背が起きすぎるひまわりの蕾の他、闇の植物が畑のなかに続く小道を塞いでいる
ルクスを使うと突破可能。
失敗でHP-5点
ドロシー先生がやってくれた場合、すべてのひまわり大輪の花を咲かせ太陽ほどではないが小道を照らします。
シーン20
夕方君たちが結界の前へたどり着くと、ドロシーの「あぶない!」という声とともに魔法の攻撃が君たちのすぐ近くに着弾した
トト「…ここのクリーチャーを苛める一族はやっと自滅してくれたのに。どうして君たちは必用にこの子を追い回すんだい?
しかも、この時間に弱るってわかっているのに。」
ドロシー「ごめんねトト。全部のクリーチャーが悪い訳じゃない…でも、今回は私の生徒たちを守るために、倒さないといけないの。」
トト「っ!」
ドロシー「隙アリ!」
ドロシーは魔法を使い、トトをはるか遠い場所へ飛ばす。
が、今度は別方向から魔法が飛んでくる。
ドロシー「っ!みんなは先に結界の中へ!そこならアマリリスの攻撃も中には通らないはずだから!
私は結界を壊せる可能性があるトトをどうにかする!」
ドロシー「みんな、頼んだよ…。」
そういって、ドロシーも箒に乗りはるか彼方、トトが飛んでいった方へ飛び去って行きました
君たちは、二人の発動体を使って結界の中へ入る。
結界の中心地には、30メートルはある巨大な体、全身は白い鱗で覆われており、その並びが強靭なマナプロテクトとなっている。
生半端な攻撃では傷ひとつ、付かないだろう。
美しい赤色の目がすべてを欲せんと君たちをにらむと、頭を高くもたげた。
そして、蛇特有の咆哮が鳴り響くのを合図に君たちに鋭い二本の牙を向く。
原罪を辿る蛇、エルプズュンテとの戦闘です
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nGHC7NwVcNumIFkJ445EedNPbFPhvf8MOvehtE2-wgM/edit?usp=sharing
シーン21(全員)総合エンディング
日の入りとともに、大きな白蛇は倒れる。
幽閉対象を失った結界は、ゆっくりと上空から消えていく。
しかしあなたたちの周囲にはアマリリスが発動体を構えているのです。
このままでは、彼らに捕まってしまう。
そのときです
ドロシー「アスタリスク!!」
ドロシーの声が響いたと思うと、君たちの体は中に浮き、猛スピードで学園の方へ飛んでいきます。
そして、気がつくとドロシーの学長室に立っていました。
ドロシー「…ふぅ…皆?怪我はない?…」
ドロシー「そっか…。私はちょっと疲れちゃったから、今日は休ませてね?」
ドロシー「みんな、ありがとう。無事でいてくれて…」
このままドロシーは寝落ちしてしまう
シーン22(PC3)個人エンディング
PC3とマルス
想定
病院の個室から出てきたところで鉢合わせる
マルス「PC3!よかった…無事に帰ってきて…」
マルス「メーロンさんは点滴による治療と、カースが消えたことによって、心身ともに容態が安定したって。」
マルス「でも、ごめん…今回のカース事件…本当は俺がやるべきだったんだって…少し後悔してる。」
マルス「守られてばっかりで…情けないよね、”僕”は……。」
マルス「…まだ入学して1年だけど、将来、大学院生でもっと魔法を学びたいと思うんだ。次があるなら、力になれるように…って。」
PC3とメーロン
メーロン「…!…いきなり、襲いかかるような真似をして悪かった。」
メーロン「…俺は、大魔法を使って血縁上の繋がりを書き換えたから、今は…マルスと従兄弟ということになるんだ。」
メーロン「だが、もうそれも終わりにする。」
メーロンは再び魔道書を開く。
メーロン「…血縁上の繋がりの変更を無かったことにする。これで、ようやくマルスと…」
メーロン「正気を失ってた俺とエルプズュンテを倒してくれてありがとう。この恩は忘れない。」
シーン23(PC2)個人エンディング
PC2とイマヌエル
想定
イマヌエル「アマリリスと遭遇とは…運がないな…。私もついていくべきだった。すまない」
「どの教師も教え子は大事に思っている。それだけは忘れないでくれ。」
イマヌエル「話が変わるが…君の話ではエルプズュンテの右目が抉れていたそうだな。その件でメーロン君は心当たりはないそうだ。」
イマヌエル「そもそも私も、大型クリーチャー1匹倒せないようなそんな柔な輩を一人前の院生として卒業させたつもりもない。」
イマヌエル「私はアマリリスでもハーベストでもない第三勢力がおり、それがメーロン君を奇襲したと考えている。」
イマヌエル「…実はクリーチャーの一部を使ったドーピング行為や発動体違法改造技術が世の中には存在してだな…。」
イマヌエル「君たちが戦ったときにはメーロン君がだいぶ痛め付けた後とは言え、あれは力を持つクリーチャだ。だからこそ、その一部を狙った輩がいるのかもしれん。」
イマヌエル「PC3には何か進展があったらすぐに情報を伝える。君の出きる範囲内でこの事件について詳しく探ってくれ。」
シーン24(PC1)個人エンディング
PC1とドロシー
ドロシー「PC1、カース事件解決どうだった?」
ドロシー「普段は、もうちょっと穏便に終わるんだけど今回は事情に事情が重なってだいぶややこしかったというか…」
ドロシー「…でも単位とりやすくしたし、PC1にはこの世界のこともっと知ってほしかったの。」
ドロシー「楽しいことも、辛い現実も…」
ドロシー「ここから、ちょっとだけ、耳が痛くなるような話するね?軽く聞き流すだけでいいから!」
ドロシー「みんながみんなそうって訳じゃないんだけど、向こうからこっちに誘う子たちは、どこか囚われてる用に見えて…。」
ドロシー「それからここに来ることでみんな自由を知っていくし、魔法があるから自由って言ってくれる。」
ドロシー「それが全然嬉しくない訳じゃないよ!だけどこうやって人を導く立場になったからには、私の生徒だから…エゴとして…その先にいって欲しいの。」
ドロシー「魔法があるから、囚われちゃった子もいるの。アイビー君みたいに。」
ドロシー「詳しく言うようなことじゃないけど、あの子にはお姉さんが居たけど、今は行方不明なの。」
ドロシー「ここには魔法があるけど夢のような、誰しもが幸せな世界には…まだ遠いの。」
ドロシー「…だから、私からのお願い…いや、特別な課題なんだけど、PC1にはこの世界で、自分が想うがままに…私が言えたことじゃないんだけど秩序の中で自由になれるってことを学んでほしいな。」
経験点の配布
・最後までセッションに参加した 1点
・シナリオの目的を達成した 1点(シナリオの目的が複数設定されている場合には達成された目的の数×1点とする。今回は1点)
・よいロールプレイをした 1点
・他のプレイヤーを助けた 1点
・セッションの進行を助けた 1点
・SNSでハッシュタグ「#魔法学園RPGハーベスト」をつけて、セッションの感想をツイートした 1点
1章、エンディングノベル 兄弟として
マルス「メーロンさん。退院は…明日なんですよね。」
メーロン「カース感染だけでなく、栄養失調や脱水症状まで起こしたあげくに、心理的ストレスによる胃腸炎まで患っていたからな。だいぶ長引いた…」
マルス「…」
メーロン「…」
マルス「…えっと……」
メーロン「兄弟だからと無理に話そうとするな、一緒に過ごした訳でもないしほぼ初対面なんだからな。共通する話題を見つけてそこから言葉を返す方が難しい。」
マルス「……驚きました…俺の考えてることわかるんですね…」
メーロン「……。」
マルス「…これでもお前の兄だからな、とでも返そうとおもいました?流石に俺でもわかります。(ドヤ顔)」
メーロン「クフッ」
マルス「なんで笑うんですか!?ひどいよ!流石に!」
メーロン「いや、その…フフッ
うっ……いたた……(お腹を抱えベッドの上でうずくまる)」
マルス「退院とは言えど、しばらく痛み止めと、消化に良いものをとるように言われてますからね?……セージのハーブティーいれてきます?」
メーロン「あぁ、頼む……」
マルスがアイスハーブティーを入れてきて戻ってくる。
マルス「…愛されたいという欲求を増幅するカース…。
そんなのに感染するなんて運がなかったとしか言えないよ。本当に…。
つい最近わかった症状の筈だから、そんな危険なカースを持つクリーチャーを封印した兄さんのご先祖さまってすごいんだね。」
メーロン「!…俺が調べてもすぐに出てこなかった情報だったが、なぜわかった?
しかも異常にカース感染しやすい性質から、外部への情報漏れを避け、あえて違う部門においてあったはずだ。」
マルス「一緒に調べてくれたみんなのお陰だよ。最初は、感染者の症状から凶暴化系のカースかなと思ってたけど、なぜか俺をエクスプロードで吹き飛ばさずにブリンカーを使った。それで、事件の調査するとき、カース感染者によって、怪我を負った人も調べたら恋人や親友、家族ばかりで…」
メーロン「そこで、愛情に異常を起こすカースと特定したと…」
マルス「うん。だから、誰にでも感染する可能性がある危険なカースだし、兄さんをずっと悩ませてきたこの事件を終わらせられ……。」
ここで、急にメーロンがマルスに抱きつく
メーロン「…守れて…良かった。」
マルス「うん。」
エネミーデータ
中間戦闘
衰弱メーロン
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1A6d0oqiyjBnc4dJ19vubsStMlUQO0dcgomCGFgkYeEw/edit?usp=sharing
最終戦闘
エルプズュンテ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nGHC7NwVcNumIFkJ445EedNPbFPhvf8MOvehtE2-wgM/edit?usp=sharing

