「わらしべ長者」~コレクターの謀~【院アーケードセッション】

目次

シナリオ概要

画像:https://picrew.me/image_maker/32375

魔法学園RPGハーベスト
シナリオ「わらしべ長者 ~コレクターの謀(はかりごと)~」

形式:アーケードセッション
雰囲気:コミカル
推奨人数 PC 2人(PL1~2人)(GMなしでもお楽しみいただけます)
推定時間 2~3時間
推奨リベラルアーツ なし
※本シナリオはゲームブックをイメージした構成になっております

今回予告

絶望に染まり涙に溺れる

溺れて掴む一本の藁

藁から始まる可能性

可能性を繋いでリレーする

ゴールに繋いで見せましょう

迎え入れるはコレクター!さあ!

魔法学園RPGハーベスト「わらしべ長者 ~コレクターの謀~」

魔法の時間は、まだまだ終わりません!

シナリオハンドアウト

※PC1、PC2とも院生想定、『経験点の配布と成長』のルールに従い、必ず『大学院への進学』を行うこと。
※院データに慣れていないPLは経験点を0~10点程度さらに使うことを推奨

PC1ハンドアウト 関係:PC2(推奨関係:任意)
君とPC2は、いつも通り魔導決闘で遊んでいた。しかし、不幸にも君の魔法の軌道が少しそれてしまう。それた魔法は校舎内に飛び込み、アスタロト先生の大事な宝石を割ってしまった!アスタロト先生といえば、とてつもなく厳しいことで知られており、怖い。このまま君の学園生活は終わってしまうのか?怪しい男の取引に君とPC2は乗ることになる……。

PC2ハンドアウト 関係:PC1(推奨関係:任意)
君はPC1にちょっとした借りがある(お金を借りている、よく授業を教えてもらっている、クリーチャーの魔の手から助けてもらった、など)。ある日、君とPC1がいつも通り魔導決闘で遊んでいると、PC1がアスタロト先生の大切な宝石を割ってしまう。PC1に恩がある君は、放っておくわけにもおかず、怪しい男の取引に付き合ってやることにした。

シナリオ本編

シーン1 「占い師」

昼休みPC1とPC2は学内の廊下を歩いていた。この後の授業はない。

(適当にロールプレイを挟む)

しばらく歩くと、人だかりができているのが見える。彼らが見ていたのは1枚のポスター。なんだろう?君たちもポスターを見に行くことにした。

人だかりは、あるポスターに目を向けている。ポスターの題名にはこう書かれている「“コレクター”に注意」。これによると、白い仮面を被り、白いタキシードを着た不審な人物が、珍しいものを求めて、魔導次元のあちこちで盗難を続けているらしい。

(適当にロールプレイを挟む)

君たちがポスターに気を取られていると、急に後ろから声を掛けられる。

「ちょっといいかい、そこのお若い方たち」

君たちが後ろを振り向くと、黒いローブを目深く被った老婆が手招きしている。ローブの隙間からは長いピンク色の髪が出ている。こんな老婆、さっきまでいただろうか?気付かなかった。

「占ってあげよう。無料だよ」

老婆の押しは強く、君たちに断るという選択はなさそうだ。

「じゃあ、さっそく」

老婆はどこからともなく水晶を出すと、掌にのせ、何やら念じ始める。

「ソイヤ!……結果が出たよ、PC1、PC2(下の名前の呼び捨て)。あんたたち2人の今日の運勢は最悪、災難な目に遭うよ。ラッキーアイテムは占いの水晶玉と錬金術師の鍋さ。もっていくといい。アンラッキーアイテムは白い服さ。そんなものを今日着るアホウは“大凶”ってやつだね!何をやってもうまくいかないよ」

そう言うと、老婆は占いに使っていた水晶玉と、どこからともなく取り出した錬金術師の鍋を君たちに差し出してくる。君たちは勢いに押されて受け取ってしまう。

「いいことがあるといいねえ……ウヒヒヒヒヒ……」

老婆は不気味な笑い声をあげたかと思った次の瞬間には消えていた。PC1手元には『占いの水晶玉』とPC2の手元には『錬金術師の鍋』だけが残った。(アイテム一覧に一時的に加えておくこと)

君たちは、いつも通り学園の中庭で、魔導決闘をすることにした。

シーン2 「罪」

君たちは中庭で、魔導決闘を始める。いつものことだが中庭はがらんとしており、君たち以外にいるのは、黒いコートに帽子を目深に被った男が一人いるだけだ。彼は何をする様子をするわけではなく、君たちの決闘を眺めている。

(適当に魔導決闘の演出をする)

あと一撃で決着がつく……そう思ってPC1が放った魔法は、しかしPC2には当たらず、不自然な軌道を描いて遥か後方に飛んでいく。それは君たちが先ほどまでいた校舎まで届くと、たまたま空いていた窓ガラスを通りぬけ、校舎内に飛び込んでいった。ガシャーン!と何かが割れた音が鳴り響く。ここら辺は怖いことで有名なアスタロト先生の部屋がある。被害が無ければ良いが……。

君たちがおそるおそる空いた窓から中を覗き込むと、アスタロト先生の部屋の前に飾ってあった、ひとかかえもある大きな結晶が粉々に割れていた。幸か不幸か、アスタロト先生は出張でいないようだ。

君たちがどうしようか考えあぐねていると、中庭にいた男が君たちの方へ寄ってくる。長身で身体はひょろひょろ、深く帽子を被っている。

「あれまぁ……派手にやってしまいましたね……『マナクリスタル』まで壊しちゃって」

「おやぁ……知らないのですか?マナクリスタル。魔術師の魔力が大量に込められた結晶です。最近は作る人も少なくてとっても高いんですよ?恐ろしいですねえ……いくら弁償しないといけないのか……どれだけアスタロト先生に怒られるのか……!」

「それは困るでしょう?だからワタクシがたまたま持っているマナクリスタルを交換してあげましょう!大丈夫!優良な学生様から代金を頂くようなことはしませんよ!ただし条件があります」

「条件というのは、この学園の生徒ならすーーーーぐに手に入れられそうな、2つのものを持ってきていただくだけです。」

「2つのものというのは、黒き森にある幻の果実『スキエンティアの実』と、絶版となった古日記『暖炉横でみた夢』です!これら2つを合わせてもはるかにマナクリスタルの価値には劣るのですが……!これは出血大サービスです!ただし……ワタクシも多忙でして……本日の夕方までにはお願いいたしますね!ではでは!」

君たちが何か言う前に男は消えた。(この2つのアイテムは相当なマニアだったら名前くらいは聞いたことがあってもよい)

シーン3 「罰」

君たちはひとまず手短なベンチに座り、どうしようか相談することにした。

(適当にロールプレイを挟む)

君たちが話し合っていると、とある先生が君たちの前を通る。魔剣魔導学科主任の結城斥斗だ。白いカッターシャツを着ている。授業だろうか?彼はやけに焦っている様子で、君たちに話かけて来た。

「君たち、ちょっといいか?」

「こんなこと生徒に聞くのも申し訳ないんだが、君たち錬金術師の鍋を持っていないか……?錬金術師の鍋、よっぽど人気がないのか、誰に聞いても持っていないんだ……」

「持ってる……?本当か?頼む!ちょっと貸して欲しい!これから、どうしてもそれが必要なんだ」

(貸すと)「本当か!恩にきる。そうだ、タダで借りるのもあれだしな。これを持っていってくれ」

そう言うと彼は一冊の本をPC2に差し出す。本のタイトルは『武道教えの理 第3巻 ~白刃取り編~』である。

「妹から古い本沢山もらったんだ。他の巻もあるし、ほとんど読んでないけど、まあ大丈夫だろ。じゃ、俺は急ぐからまたな!これはあとで返すからな!」

そう言って結城斥斗は去っていく。

君たちは気になって、持っている端末で『武道教えの理 第3巻 ~白刃取り編~』で調べると、次のことがわかった。このシリーズ自体は人気の本である。しかし、3巻のみ人気が少なく、3巻だけ製本中止、絶版となっており、一部マニアの間ではプレミア価格がついているということだ!そこで君たちは思いついた。これを基に交換を続けていけば、目的のものが手に入るのではないだろうか?こうして、君たちのわらしべ長者が始まった。

 

ここからの説明!(PL向け)
ここからクライマックスまでは、急激に選択肢とシーンが増えます!さらにゲームブックのように、シーンの順番をバラバラに入れてあります。ですが、順番にシーンをたどっていけば無事、エンディングにたどり着けるはずです。選択しが雑だと感じたら、いろいろな理由を考えてみみるのも面白いでしょう。ひとつひとつの選択を考え、時には惑わされながら、レアアイテムをめぐる奔走劇を楽しんでください!

 

シーン4 「わらしべ長者」1

君たちがいるのは人もまばらなハーベストの中庭。どこに行こうか?

・図書館→シーン10へ
『暖炉横でみた夢』は古日記だ。図書館に行けば有用な情報が手に入れられるだろう。知識の宝庫である図書館なら、それ以外にもいろいろ調べられるだろう。

・黒き森→シーン5へ
『スキエンティアの実』は木の実である。探すなら黒き森が一番だろうか?

・武道場→シーン19へ
頼れる先生がいるかも知れない。

・『暖炉横で見た夢』と『スキエンティアの実』がそろったので男の元へ
(上記2つとも持っている場合は)→25へ

 

シーン5 黒き森

君たちは太陽の光入らぬ、黒き森にやってきた。その道中、君たちは長い黒髪の少女を見かけた。ハーベスト生徒だろうか、彼女に何か聞いてもいいかもしれない。さて、何をしようか?

・道中の少女に話かける→シーン9へ

・『スキエンティアの実』を探す→シーン22へ

・他の場所に行く→シーン4へ

 

シーン6 図書館で交換会

君たちが『殺人鬼クリスタリアの一生』を差し出すと、有栖川香澄は驚きの表情を浮かべる。

「へえ、持ってるんだ。わたしでも手に入れれなかったのに……」

彼女は悲哀の表情を薄く浮かべた。

しかし、君たちが本を差し出すと、薄く笑みを浮かべる。

「……これ」

彼女は持っていた手提げから一冊の本を取り出すと君たちに差し出す。その表紙には確かに『暖炉横で見た夢』と書かれていた。

「……これでいいならもう行って」

こうして、君たちは『暖炉横で見た夢』を手に入れることができた。

→シーン14へ

 

シーン7 武道場

君たちは武道場にやってきた。ハーベストの生徒たちが真剣に剣道に打ち込んでいる。剣道部顧問講師として魔剣魔導主任講師の結城斥斗もいる。彼は君たちを見かけると、声を掛けてくる。

「おう、PC1、PC2、そうだこれ助かったぜ、ありがとうな」

などと言って、PC2に錬金術師の鍋を返す。

「よかったら見ていかないか?」

しかし、もう夕方は目の前、君たちにそんな時間はない。

・(『スキエンティアの実』の情報を知っている場合)斥斗に同行を頼む→シーン12へ

・他の場所へ行く→シーン14へ

 

シーン8 有栖川香澄

君は有栖川香澄に話かけ、『暖炉横で見た夢』について聞くことにした。

「……何?」

彼女はとても不機嫌そうだ。君が『暖炉横で見た夢』を探していることを伝えると。

「『暖炉横で見た夢』……?うん、それくらい知ってるよ。何冊か持ってるし」

「でも、ただであげる訳にはいかない」

「そうだね……じゃあ、ある本を持ってきて。それと交換」

「『殺人鬼クリスタリアの一生』って本だよ。ちょっと時期を逃しちゃって、手に入ってないの。あなたたちが持ってこられたら交換してあげる」

・持っていないので交換できない→シーン10へ

・(『殺人鬼クリスタリアの一生』を持っている場合)交換する→シーン6へ

 

シーン9 黒き森の黒い髪の少女

君たちは道中で見た黒髪の少女に声をかけた。彼女は冷静で無感情な印象がありつつも、暖かみのある目で君たちに受け答えをしてくれる。そして、その顔や表情は誰かと似ているような気がしてならない。誰だろうか?

「私になにかごようですか?ここらへんで何かお探しだとか」

少女は首を傾ける。

(『スキエンティアの実』のことを話す)「うーん、ごめんなさい。私はちょっと知らないわ」

「ねえ、それよりも、一つ聞いてもいい?」

「私、本を探しているの。あなたたち、本を持っていそうな目をしているけれど、もし見せてくれたらいいものを上げるわ、とっても」

・『武道教えの理 第3巻 ~白刃取り編~』を見せる→シーン13へ

・本なんて持っていないと嘘をつく→シーン17へ

 

シーン10 図書館

人もまばらな図書館。どうしよう?

・人を頼る→シーン11へ

・適当な本を手に取る→シーン16へ

・他の場所に行く→シーン4へ、ただし栞を貰っている場合は代わりにシーン14へ

 

シーン11 図書館の人を頼る

図書館にいる人を探すと、紫がかった黒髪に、赤縁眼鏡をかけた、おとなしそうな少女だ。彼女は……魔導書魔導学科代表生の有栖川香澄だろうか?

・有栖川香澄に話しかける→シーン8へ

・話しかけない→シーン10へ

 

シーン12 武道場での頼み事1

しかし、斥斗は渋った顔をする。

「うーん、頼ってくれるのは嬉しいんだが、むやみにここを離れるわけにもいかないんだ。生徒たちを見てやらないといけない」

・諦める→シーン14へ

・(黒い髪の少女から『栞』を貰っている場合)栞を見せる→シーン21へ

 

シーン13 森での交換会2

君たちは『武道教えの理 第3巻 ~白刃取り編~』を見せた。

「へえ~~~。珍しい本を持っているのね。誰から貰ったの?」

(本当のことを言っても言わなくても)「そうなの」興味なさそうに呟く。

「そうだ。その珍しい本、よろしければ私にくれない?もちろんタダとは言わないわ。もっと珍しい本をあげる。もっと最近のやつだから、あなたたちも読みやすいと思うわ」

と言い、彼女は『殺人鬼クリスタリアの一生』と表紙に書かれた本を見せてくる。

・交換する→シーン15へ

・交換しない→シーン17へ

 

シーン14 「わらしべ長者」2

君たちがいるのは、授業も終わり、人だかりができ始めているハーベストの中庭。どこに行こうか?

・図書館→シーン10へ

『暖炉横でみた夢』は古日記だ。図書館に行けば有用な情報が手に入れられるだろう。知識の宝庫である図書館なら、それ以外にもいろいろ調べられるだろう。

・黒き森→シーン22へ
『スキエンティアの実』は木の実である。探すなら黒き森が一番だろうか?

・武道場→シーン7へ
授業も終わったし、頼れる先生がいるかも知れない。

・『暖炉横で見た夢』と『スキエンティアの実』がそろったので男の元へ
(上記2つとも持っている場合は)→シーン25へ

 

シーン15 森での交換会3

「じゃあ、決まりね」

君たちは彼女に『武道教えの理 第3巻 ~白刃取り編~』を渡し、『殺人鬼クリスタリアの一生』を貰った。

「あと、約束通り、いいものをあげるわ」

そう言うと、彼女はポケットから栞を取り出し、君たちに渡す。栞には何か文字が書かれている。

「この栞はね、結城斥斗先生にどーーーしても聞いて欲しいお願いしたいことがあるときに渡してね」

彼女はニッコリ笑顔を作ると、手を振りながら君たちを見送る。

「それじゃ、お元気で」

君たちは帰る道中、栞に書いてあることが気になった。

・読む→シーン20へ

・読まない→シーン14へ

 

シーン16 図書館で適当な本を手に取る

君が手に取った本は、植物図鑑だった。もしかしたら、これで『スキエンティアの実』について何かわかるかも知れない。君は早速、図鑑をめくると、すぐに『スキエンティアの実』の項目が見つかった。

『スキエンティアの実』について→他の木と見分けがつかない木に、透明な実として成っている、相当強力な魔力を持つ者の前にしか姿を見せない。どれくらいかというと、ハーベストの講師クラスの魔力がないといけない。匂いもなく、見えない状態で実を探すのは極めて難しく、一部では高値で取り引きされている。

どうやら、この実を手に入れるには、教師の協力が必要そうだ。頼れそうな講師はいるだろうか?

→シーン10へ

 

シーン17 森での交渉、決裂

「そうですか」

黒髪の少女は、ぶっきらぼうに答える。

「……他に何かあります?」

彼女の目はここに来たときよりも冷たい。出直すとしよう。

→シーン5へ

 

シーン18 森を探索!

君たちは必死で実を探した。

(君たちはリベラルアーツを1回ずつ振ることができる。また、PC1の持っている水晶を使用することで、2人のダイス目を任意の数に変えることができる!)

(2人とも同じ出目が4つ以上出た場合)→シーン24へ

上記以外の場合はどれだけ探しても見つからなかった!

黒い髪の少女から『栞』を貰っている場合は、その不思議な力の導きですんなりと学園に戻ることができた。

→シーン14へ

君たちは諦めてさまよい歩き、迷ってへとへとになりながらも最初の場所まで戻ってこれた。HPとTPを5点ずつ減らすこと。この効果でHPが0以下になった場合はゲームオーバー。結城斥斗が行き倒れた君たちを助けに来た描写をした後、シナリオを終了すること。

→シーン5へ

 

シーン19 武道場1

武道場には誰もいない。まだ授業中だからだろうか?

→シーン4へ

 

シーン20 森で会った少女の栞

栞には、表と裏に以下の内容が書かれている。

表面「『武道教えの理』は参考になりましたか? 親愛なるお兄様」

裏面「生徒にも優しく、寛容で、行動的なお兄様を尊敬しております」

→シーン14へ

 

シーン21 武道場での頼みごと2

君たちが斥斗に栞を渡すと、彼は怪訝そうな顔でそれを眺める。

「ん?なんだこれ?」

しかし、栞の表面を見た瞬間、その顔が硬直する。

そして、栞の裏面を見た瞬間、目を白黒させる。

斥斗は下を向いてしばらく沈黙した後、冷や汗を垂らしながら君たちに再び顔を向ける。

「……『スキエンティアの実』を探しに黒き森へ行けばいいんだよな?俺でいいなら、いくらでもついていくぞ」

彼は剣道サークルの師範にいくつか指示を出すと、掛けてあったジャンバーを羽織る。こうして、講師の結城斥斗が君たちに同行することになった。

→シーン22へ

 

シーン22 森を探索1

君たちは『スキエンティアの実』を探しに黒き森を回った。

・(結城斥斗先生がいる場合)→シーン23へ

・いない場合→シーン18へ

 

シーン23 森を探索2

長いこと歩いていると、結城斥斗が声を上げる。

「おーい2人ともー、もしかしてあれじゃないかー?」

斥斗が指をさしたのはどこからどうみても普通の木である。

「よーし、じゃあ、これでどうだ?」

彼が発動体の竹刀を振ると、半透明の黄色の実がその木に成っているのが見えるようになった。あれが……あれが……。

→シーン24へ

 

シーン24 森を探索3

君たちはついに『スキエンティアの実』を手に入れた!

→シーン14へ(結城斥斗が同行している場合は分かれる)

 

シーン25 クライマックスフェイズ

君たちは中庭の男の元へ向かう。既に夕陽も沈みかけ、紅潮した月が空で光っている。まだ、彼はそこにいた。腕を組んで君たちを待っている。

「いかがでしょうか?『スキエンティアの実』と『暖炉横で見た夢』はお揃いでしょうか?」

彼は手元の一抱えもあるマナクリスタルをちらちらと君たちに見せながら言う。

「さっそくワタクシに渡してくださいな!」

・あるので渡す→シーン27へ

・あるけど渡さない→シーン26へ

 

シーン26 渡さない

「どうしたのですか!?ワタクシはその2つをこんなにも欲しているのに!!君たちはマナクリスタルをこんなにも欲しているのに!!!あとは、ワタクシに『渡す』を選ぶだけですよ!」

→シーン25へ

 

シーン27 渡す

君たちは『スキエンティアの実』と『暖炉横で見た夢』を渡した。…………しかし、彼は一向にマナクリスタルを君たちに渡そうとはしない。

「ふふふ……ははははは!ご苦労様です!これでわたくしの計画も一歩すすみましたよぅ!」

そう叫ぶと、来ている服を放り投げる。その下から出てきたのはなんと、白い仮面に白いタキシード。まさかこいつは…………貴重なアイテムを求め、魔導次元中を飛び回る……“コレクター”だ!

「そう!全ての黒幕はワタクシだったのです……!!魔導決闘で起きた魔法の軌道を操り、偽のマナクリスタルを破壊させ、あたかもアスタロトに怒られるよう操作したのはそう!このワタクシ!そもそもアスタロトは部屋の前にマナクリスタルなど飾っていなかったのですよ!!」

「それにしても、今日は何て運の良い日なんでしょう……!優秀なハーベスト生徒たちのご協力の下、新たに2つもの品を手に入れることができたのですから!占い師がワタクシを占えば、間違いなく“大吉”の2文字を出すことでしょう!」

「さあ!最後のショーです!あとは君たち2人にちょっと眠っていただければ……私はすぐにでも退散できるのですッ!いきますよ!」

彼はそのまま飛び上がると、発動体のステッキを振り……なんと9体に分身した!どれが本体だか分からない。こんな状況で戦わないといけないだろうか?

コレクターが君たちに襲い来るその瞬間!PC1の持っていた水晶が光り出す。

(まだ水晶を使っていないなら)水晶を見てみる→シーン28へ

無視して戦闘開始→シーン29へ

 

シーン28 水晶の光

PC1が水晶を覗くと、9人いるコレクターの内、それが本物かが分かる。なんと、この水晶には大魔法“アカシックレコード”が仕込まれていたのだ!本体は……左真ん中……!あそこを集中的に狙うのが効果的だろう。

→シーン29へ

 

シーン29 コレクターとの戦闘

「もういいですか!?問答無用!」

コレクターが君たちに襲ってくる!

(好きなだけ戦闘前ロールプレイを挟む)

エネミーデータを参照し、戦闘を行うこと。

 

シーン30 エンディング

騒ぎを聞きつけた結城斥斗をはじめとする講師が駆け付けてくる。

「2人とも大丈夫か!?遅くなってしまってすまない」

「それにしてもお手柄、だな!」

そして、無力となったコレクターを連行していく。

「くそう!まっていろよ!すぐにそれを取り戻してやるー!」

「捕まるだなんて不幸だーーー!」

コレクターはぎゃあぎゃあ喚きながら連行されていく。

『暖炉横で見た夢』と『スキエンティアの実』は重要参考資料として回収されたが、数日したら君たちの手元に帰ってくるだろう。

こうして、“コレクター”に端を発した事件は解決した。

(適当にエンディングを行って終了)

アフタープレイを行い、経験点を配布して終了すること。

エネミーデータ

名前:コレクター(9体に分身ver)
HP200 TP100 攻撃20 防御10 SS12 移動1 ウィークポイント:左真ん中(シーン28を通過した場合はわかる)
このキャラクターは3×3のキャラクターであり、戦闘空間の前側3×3マスで固定される。また、このキャラクターの準備タイミング表と発動タイミング表の参照値は13以上になってもよい(ただし、最小値は2)。

主体属性:ほぼ光闇

準備タイミング表:
2-5 上昇マジック 発動タイミング表の参照数字を+2する。
6-8 下降マジック バッドステータス重圧Lv-3を自分に与える。『重圧Lv-3』に既にかかっている場合は準備タイミング表を振り直す。
9-10 脱出マジック このアクションフェイズで『ストレイシープ』を発動する。
11-12 消失マジック このアクションフェイズで『ミスティックキリング』を発動する。
13以上 入れ替えマジック このアクションフェイズで『ヴァリアブルコード』を発動する。

発動タイミング表(アクション魔法):
2-3 インフェルノストライク
攻撃範囲を好きな縦列1つに固定し、攻撃力を20に固定する。

4-6 ファイアボール+アイスボール+ライトニングボルト×2
攻撃力+9、攻撃範囲を好きな縦列2つに変更する。さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1と鼓舞レベル1を与える。

7-8 プラズマカノン+ハイドロハリケーン+ホワイトナイツ×2
攻撃力+25、攻撃範囲を前方5マスに固定する。さらに味方全員のHPとTPをそれぞれ10点ずつ回復する。さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。

9 ストレイシープ+サーヴァントカーニバル+アイシクルコフィン
攻撃力+17、さらに味方全員が受けているバッドステータスを全て回復する。さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していないランダムな1マスにオブジェクト:グレイブを召喚する。さらに対象のいるマスを地形:凍土レベル2に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル1とバッドステータス:衰弱レベル1を与える。

10 ミスティックキリング+カオスオブアンビバレンス
攻撃力+26、攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスと、前方5マスに固定する。さらに敵全員の受けているグッドステータスを全て消去する。

11 ファンタシスタ+リヴァイアサン
攻撃力+19、攻撃範囲に自分の右前、前、左前を追加し、対象にバッドステータス:麻痺レベル5を与える。また、この魔法の効果によって受けたバッドステータスは、戦闘終了時まで回復されず、レベルの増減も起こらない。さらに味方全員にグッドステータス:浄化レベル2を与え、その味方のいるマスを地形:聖域レベル2に変更する。

12 ディレクトオブオーバーロード+ヴァリアブルコード
攻撃力+24、さらに味方全員が受けているバッドステータス全てを消去し、それを全て敵全員に与え、敵全員が受けているグッドステータス全てを消去し、それを全て味方全員に与える。さらに味方全員にグッドステータス:興奮レベル3を与え、味方全員が受けているグッドステータスのレベルを全て3上げる。

13以上 スカーレットコスモス(裏)
攻撃力+15。攻撃範囲を戦闘空間の全てのマスに変更する。さらにこの魔法攻撃では、対象はリアクションフェイズで魔法を発動できず、対象の防御力を無視してダメージ計算を行う。

補助特技:
2-5 上昇の舞 発動タイミング表の参照数字を+2する。
6-8 下降の舞 このリアクションフェイズ終了時、魔法攻撃の発動者にグッドステータス:興奮-2と鼓舞-2を付与する。
9-10 脱出の舞 発動者の魔法攻撃範囲にウィークポイントが含まれていない場合、自分がその魔法攻撃で受けるダメージは0になる。(PCがウィークポイントを見つけていない場合は必ず0になる)
11-12 消失の舞 このリアクションフェイズで『パーフェクトキャンセル』と『アルカディアスアルスマグナ』を発動する。

リアクション魔法:

2-3 ホワイトバリア+ブラックバリア
防御力+6、また敵の攻撃に光属性の魔法が含まれていれば防御力をさらに+1、闇属性の魔法が含まれていれば防御力をさらに+1する。

4-6 セイントメガシールド+ムーンライトイグニス+ビートディフェンス
防御力+15、さらに味方1人のHPを3点回復し、魔法攻撃の発動者に2点のダメージを与える。さらに自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。

7-8 ガトリングバレッジ+ガトリングバレッジ+ビートディフェンス
防御力+17、さらに敵全員に6点のダメージを与える。さらに自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。

9-10 トランススペクタクル+ヤクタレストアレア+ツイストリスト
防御力+18、さらに味方全員にグッドステータス:覚醒レベル2を与えるさらに魔法攻撃の発動者にバッドステータス:発狂レベル1を与える。さらに敵1人にバッドステータス:重圧レベル3を与える。

11 パーフェクトキャンセル
防御力+12、さらに魔法攻撃を構築している魔法の攻撃力上昇以外の効果を全て無効にする。

12 アルカディアスアルスマグナ
味方全員の防御力+15、さらにこの発動タイミングでの自分の合計防御力を2倍にしてダメージ計算を行う。

13以上 ミゼラブルサクリファイス
防御力+12、さらに魔法攻撃の対象に好きな敵1人を追加する。

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