シナリオ「絶対的存在(アンブレイカブル・フォートレス)」

魔法学園RPG ハーベスト
シナリオ「アンブレイカブルフォートレス」
人数:3 
シナリオ時間:6時間前後、シリアス寄り
推奨リベラルアーツ:なし(クルドサックなし)
スタンス、我流魔法:なし
キャラ作成方法:アマリリスクラス(PC1は生物魔導養成班固定、PC2,3はそれ以外推奨)
初心者対応:〇

今回予告

クリーチャーと人間が真の意味で共存しあう

カースなんてものに人間もクリーチャーも苦しまなくていい世界

それがどれだけ困難な道だったとしても

あの時あいつと約束したんだ

魔法学園RPGハーベスト ダークサイドストーリー

大魔法シナリオ「アンブレイカブルフォートレス」

魔法の時間は、まだ終わらない

シナリオハンドアウト

PC1 コネクション:アルバー・ボルドウィン 推奨関係:親友 想定階級:ナーブ

あなたは、ハーベストにスパイとして潜入しているアマリリスだ。ハーベスト内では相棒のクリーチャーはカースを生み出せない無害なものだと偽っている。今は6年生、大きなミスもなく、スパイを続けてきた。

あなたがいつものようにハーベストでできた友人であるアルバーと話しているとアルバーから新入生歓迎会に行かないかという誘いを受ける。

(生物魔導養成班としてクリーチャーによる魔法行使をする、ということができないので学園での成績はだいぶ下の方になっている)

※生物魔導養成班固定、キャラ作成時にハーベストでの設定を書いてもらう

PC2 コネクション:黒仮面の男 推奨関係:捕縛対象 想定階級:フィンガー

あなたはアマリリスで生まれ、戦闘員として育てられてきた。

現在あなたはアマリリスのフィンガーとしていろいろな任務に出向いている。そして今回、黒仮面の男と呼ばれているテロ活動を行っている人物の捕縛任務に就くことになった。しかし、すんでのところで彼を逃してしまう。黒仮面の男は去り際、あともう少しだと言い残し闇へと消えていった。

※盾以外強く推奨

PC3 コネクション:トト 推奨関係:恩人等 階級:ブラッド

あなたは現実世界で暮らしていたがある時、いつもと違う道を通ると急に見覚えのない場所へと出てしまう。そこはあなたの見たことがない植物の生い茂る真っ暗な森だった。そして、そこで一人の少女とクリーチャーに出会う。

彼女に連れられてあなたはアマリリスという組織に身を置くことになる。

それから一か月、あなたはPC2の下で魔法を教わり、アマリリスで暮らすのにも慣れてきた。そんな中トトから初めての任務を言い渡される。

アルバー・ボルドウィン 21歳 男

PC1がハーベストで出会った学生。クリーチャーや動物のことが好きで、PC1のクリーチャーとも仲が良い。魔法の扱いが苦手で、筆記系のテストも苦手なためハーベストでは下の成績。杖魔導学科に所属している。

黒仮面の男 ??歳 男

いつも黒い仮面をつけ、黒いマントを身につけている男性。ここ最近施設の爆破、強盗等のテロ活をしているが、普段から常にこの格好のため非常に目立つ。そのため目撃情報からの捕捉まではスムーズにいくものの非常に逃げ足が速い。

黒井 拓斗 任務当時43歳 男

PC2を戦闘員に育てた男性。少しスパルタなところはあったが、仲間思いで、クリーチャー、人間

ともに愛する平和主義者だった。とある任務の際カースの暴走により自我を保てなくなった後、滝

から下に落ちていった。その後周辺を捜索しても発見されなかったため戦死扱いされている。

オープニングフェイズ

シーン1 出会い 登場:PC1

あなたは、トトに実力を認められ魔法学園ハーベストにスパイとして編入することになった。

ハーベストに入り、生徒達やドロシーの動向を調べそもそもクリーチャーたちと接触させないというのが目的の大きな部分だ。アマリリス、ハーベスト、クリーチャー、どの勢力も穏便に事が済ませれるということならとあなたは喜んでスパイになることを決めたのだった。

入学の手続きが終わり、さっそく校舎に向かっている途中だった。

「おーい、そこのあんた」

「ああ、あんただよ」

と言って少年がこちらに駆けてくる

「さっき見てたんだけど、あんたもここの新入生か?」

「それなら一緒に行かないか?せっかくなんだしさ!俺の名前はアルバー・ボルドウィン、よろしくな!」

と言いながらちらちらと明らかにあなたの連れているクリーチャーを気にしている

「ああ、それは…えっと、クリーチャーを連れているなんて珍しいから」

「ああ!勘違いしないでくれよ!クリーチャーのことが嫌いなわけじゃあないから…むしろ好きだし…」と最後だけちょっと小声になる

「えっと、その…ちょっとだけ触ってみてもいいか?」

「ああ、クリーチャーのことが撫でれるなんて!いつもはテレビくらいでしか見れないからなあ」

「ああ、かわいいなあ…ねね、こいつの名前はなんていうのさ?」

「そうか、○○かあ」

と言い撫で続ける。PC1のクリーチャーもまんざらでもなさそうだ。

「なあ、これからもこいつと遊ばせてくれないか?」

「ありがとう!約束だぞ!」

というと彼は拳を突き出す

そんなことをしていると始業一番から遅刻をしてしまう二人であった…

シーン2 回想 登場:PC2

あなたが幼いころの回想だ

そこには幼いあなたと一人の男性がいた(一応、本名黒井拓斗)

「よし、PC2。今日お前に教える魔法はこれで最後になる。心して聞けよ」

「○○と言う魔法だ」(PC2の持っている最高レベルの魔法)

「適当に魔法についての説明」

彼は魔法の説明を済ませると少し離れていろとあなたに言う

彼は自身の発動体にマナを集め始めると、一気に放出し魔法を放つ

「どうだ、これが○○だ」

「いつかお前にも使いこなせるようになる日が来る」

「すまない、どうやら任務みたいだ」

「行ってくるよPC2、また俺が任務から帰ってきたらこの魔法が使えるようになるまでみっちり練習だ!」

それ以来、彼があなたのもとに帰ってくることはなかった。

シーン3 任務 登場:PC2

あなたはトトにから直接依頼を受ける。

内容は黒仮面の男と呼ばれるテロを行っている人物がアマリリスの廃墟外付近に出没したためそれを捕まえてくれという依頼であった。黒仮面の男はここ数年出没しているテロリストで、クリーチャーを無差別に殺戮したり、ハーベスト、アマリリスの施設等組織を問わず襲い、多方面からお尋ね者になっている人物だ。

廃虚街を見回っていると黒い影が一つの廃工場に向かっていくのを見つける。

それを追ってあなたも廃工場に入ると工場の備品をあさっている黒ずくめの人間の姿を目にする。

「おや、見つかってしまったか」

「……君は、どこかで会ったことがあったかな?まあ良い、私を今まで捕まえてこようとした奴はごまんといるからな」

「まあ、誰も私を捕まえることはできなかったがね」というと仮面から唯一見える口元をにやりとゆがめた。

それと同時にあなたの後ろからは他の見回りをしていたメンバーたちがやってくる。

「おっと囲まれてしまったか、だけど甘いね」

というと仮面の男の仮面から黒い邪悪なマナがあふれ出てくる。

それは姿を変えていくと生物のような形をとってあなた達に襲い掛かる。

「我が野望、あともう少しで完成だ」という声が聞こえたと思うと気が付くと男は消えていた

シーン4 覚醒 登場:PC3

覚醒シーン

あなたはなんやかんやありいつもとは違う道を通る。

すると今まで自分がいた場所とは全く違う風景が目の前に広がっていることが分かる。

周りは見たことのない木々が生えており、見たことのないような小動物、虫がいる。

ともかく前後左右見たことのない場所だ。

少し歩いていると、急に獣の鳴き声のようなものが聞こえてくる。

とその声に気づいた瞬間、あなたは周りをオオカミのようなクリーチャーに囲まれていた。

グルルと呻くクリーチャーに周りを囲われ、自分はこんな意味の分からない場所で死んでしまうのかと思ったその時、少女の声が聞こえた。

「ストーップ!」

目の前に現れたのは紫色の髪をしたツインテールの少女。

「ごめんね、君たち。多分この子急にここに迷い込んじゃっただけみたいだから」

と狼のような生き物に向かって話し出す。

そういうと彼女はくるりとこちらを向く

「さあ、彼らも今回ばっかりは許してくれるみたいだから、ここから出るよ」

そういい君は手を引かれ、気づいたときには空を飛んでいた。よく見たら少女は箒にまたがり。あなたはそれに引っ張られている。

「さあ、落ちないようにしっかりつかまっててよ!」

それからしばらく空を飛んでいると、廃虚街のようなものが見えてくる。そして彼女は箒をその街の入り口とみられる場所におろした

「自己紹介が遅れちゃったね、ボクの名前はトト、君は?」

「そっか、PC3君。私たちの暮らす街、アマリリスにようこそ」

シーン5 アマリリス 登場:PC2,3

PC3は目を覚ますと見慣れないベッドの上にいた。

眠気も段々と消えていき徐々に機能の記憶も戻り始める。

あの後、あまりにも疲れていたため。この世界の説明や、ここはどこなのかということそんな疑問は全部明日教えてもらうことになったのだった。

横を見ると、トトのものだろうか、少女のような書き文字で地図とトトの部屋までの案内が描かれていた。

「ああ、やってきたねPC3君。昨日はいろいろあったけどもゆっくり寝られたかな?」

「それならよかった、今日はアマリリスについて、この世界について知ってもらうため、それから君が帰る方法について伝えるため、この街を少し説明しながら回ろうと思うんだ」

「じゃあついてきて!」

そういってあなたはトトに連れられてアマリリスの街を歩いていく。

廃墟をそのまま街にしたような概観であるが、市場や教会などを見ると、人の活気が溢れている。

歩きながら彼女はこの世界について教えてくれた。

「トト様ー!」

と少年が駆け寄ってくる。顔には焦りと不安が感じられる。

「どうしたんだい?ココ」

「クロが病気になっちゃったらしくて、お薬をもらってきたんだけどそれも効果が出なくって……」

「それでトト様のところに行ってみてもらおうと思ってたらちょうど見かけちゃったから」

「そうか、ちょっと先に行ってクロ君のそばで見てやっててくれ」

「うん、わかった」

というと少年は家に向かって走っていく

「ちょうどよかった、PC3。君もついてきてほしい」

少し歩くと先ほどの少年の家であろう場所にトトは入っていく。

中には、昨日見た狼のようなクリーチャー。毛並みや色は違うがどことなく似ているクリーチャーがいた。様子は苦しそうで、ぐったりとしていた。

「ちょっと見せてごらん……なるほど」

というとトトは手を黒と呼ばれているクリーチャーに添えると、そこが仄かに緑色に光る。

少しすると、クリーチャーは楽そうな顔になり、すーすーと寝息を立てて寝てしまった。

「厄介な感染症の一種だったみたいだけど、これで大丈夫。少しの間目覚めないと思うけど。目が覚めたら元気になっているはずだよ」

「ありがとう!トト様!」

「ああ、これくらいはお安い御用だよ。もしまたもらえるお薬でも回復しないようなことがあればボクを呼んでほしい」

「はい!」

あなたとトトは家から出てまた街の方に出ていく

「さっき少年と一緒にいたのがクリーチャーと呼ばれている生き物だ。昨日君が森であったのも彼と似たような種類のクリーチャーだね」

「彼らは野生であったり、人間と一緒であったり生き方は様々だけど。この世界で人間とともに生きる生き物たちだ」

「昨日の子たちは野生で、野生のルールに従って生きている子たちだったから自分たちの縄張りに入ってくる敵に容赦はなかったけどね」

「でもそういう子たちばっかりだとは思ってほしくなかったから」

と改めて周りを見渡すとたくさんの種類のクリーチャーたちが街の中にいることに気が付く。

そんなことを話しながら到着したのは一つの施設

「ここは薬局って言ってね、アマリリスのメンバーは自分の担当薬師がいる薬局に、定期的に通うことになってるんだ」

「さっきも話したクリーチャーって言われている僕たちと共存している生き物がいるんだけど、彼らが体内から出すカースっていう物は、人間に感染して、人間の欲望を増幅させてしまうんだ」

「だから、ボクたちは、定期的に薬を飲んで、その発症を抑えるようにしててね」

というと中に入ると一人の女性とPC2が立っていた

「おはよう!ジューン、それからPC2。ちょうど定期投薬のタイミングだったかな?」

「おはようございます!トトさん!」

「今日はどのようなご用件でこちらに?」

「まずはこれ、ココのところのクロが感染症にかかったらしくてね、どうやら既存の薬じゃ効果が薄いみたいだからこれを使って薬を作ってほしい」

というとトトは瓶のようなものを少女に渡す

「それからもう一つ、君に新しくこの子の担当になってもらおうと思っててね。昨日魔導次元に来たばかりなんだ」

と言ってPC3を指す。

「ああ、なんだか見ない顔だなあと思っていたらそういうことだったんですか」

「それから、PC2」

「君にこの子の面倒を見てもらいたいんだ。さっき言った通りこっちに来たばかりで魔法の一つも使えないからね」

「この世界に来たからには魔法を覚えないと生きていけない。君たちの世界で言う科学技術はこちらではあまり宛にならないからね」

「昨日の夜もそう、ああなったときに身を守るためにも魔法は必要なんだ」

「自分の身を守るため、それからもう一つ。クリーチャーを殺そうとする悪を討つため」

「この世界には僕たちの仲間、クリーチャーを悪として、無差別に殺していくやつらがたくさんいるんだ」

「そいつらの手から、クリーチャーを守るため私たちは活動しているんだ」

「でも、とりあえずこの話はPC3が一人でいろいろできるようになってから」

「よろしく頼むよ、PC2」

もしほしかったら修行シーン

シーン6 日常 登場:PC1

あなたはあれから五年、ハーベストでスパイとして活動し続けた。

成績は良くなく、毎年ギリギリとまでは行かないまでもしっかりと進級していった。

6年生になりたて、授業の本格的なスタート時期の授業が終わったシーン

「なあ、PC1今回の授業どうだったよ?」

「俺はまーったくわかんなかった、まだ第一回だってのに。あとで教えてくれよ(一緒に勉強しようぜ)」

「座学ってのはやっぱりつまんないなあ、いやまあ実践も得意なわけじゃあないけど」

「お前も、授業中静かにしてなきゃいけないしいやだよなあ」

とPC1のクリーチャーと遊んでいう。

「まあいいや、とりあえず昼行こうぜ」

昼ご飯を食べながら適当な

「なあ、俺もお前もこんな成績してんのによくまあ学級上がれたよなあ」

そんなことを話しながら食事を食堂で取っていると、アルバーがあなたの後ろを指さす。

「なあPC1、あれ行ってみないか」

指さす先には新入生歓迎会のポスター

「いやあ実はちょっとだけ設営にかかわってな、って言ってもちょっと部隊準備した程度なんだけど。どんなのか気になって」

「PC1入ったことあるか?」

ないとき「まあそうだよなあ、いくら完璧無害なクリーチャーとはいえPC1の相棒連れていくのもあれだしなあ」

雑談をしているとPC1の元に連絡が入る、アマリリス専用の暗号化された通信だ

シーン7 任務 登場:PC全員(PC3視点からスタート)

PC3がアマリリスにやってきてから一か月ほどの時間が過ぎた。PC2に魔法の扱い方を教えてもらい発動体ももらった。もうすでにいくらかの魔法は使えるようになっていた。

そんな中トトから呼び出しが来る。

向かった先ではトトとPC2が来ていた

「やあ、来てくれてありがとうPC3」

「そろそろこのアマリリスに来て2週間くらい、魔法の扱いや暮らしにはもう慣れたかな?」

「そうか、今日は君に一つやってほしいことがあって呼んだんだ」

「最近活発に活動している黒仮面の男って言われてるテロリストがいてね、こいつはどこにも所属しない単独行動しかしない奴なんだけど。クリーチャーを虐殺したり、私たちの施設にも被害が出ていてね。どうにかしなくちゃいけない存在なんだ」

「所謂、任務ってやつを君に頼みたい」

「PC2から聞くと、どうやら相当魔法に関しては才能が有るらしいからね」

「今回の任務を通して、君のためにも、少しだけアマリリスの外に出て、外の世界を見てもらいたいんだ」

「それをPC3それからPC2、あともう一人……そろそろつながるはずだけど」

ここでPC1の登場

「ああ、彼はPC1君で、ハーベストでスパイ活動をしている。そしてPC1、彼はPC3ここ最近アマリリスにやってきた子だ」

「さて、みんなそろったことだし、あらためて説明させてもらうよ」

「今回の任務は黒仮面の男」というとブンと映像に姿が映し出される

「こいつを君たちに捕縛してもらいたい……捕縛といったけども、こいつの行動が止めれるのであれば生死は問わない」

「つい先ほどの報告で彼がハーベスト周辺の廃工場に向かっていくところを発見したという報告があった」

「まだ、偵察役によると出てくる気配がないらしいからすぐに行ってほしい」

「よろしく頼むよ、では行ってくれ」

シーン8 犯人 登場:PC全員

PC全員で合流後、廃工場へと向かう。

山の少し高い位置にあり、山からは小さくハーベストが見える。

工場に行くと黒仮面の男が荒らしていた

「また、邪魔かね」

「だけど、一足来るのが遅かったね君たち」

というと仮面の男は、ごそごそと何かしていた手を止める。

「ようやく、ようやく完成したよ。これをもって私はハーベストを破壊してやろう」

という彼の手には黒い球状のものがあった。中からは禍々しいマナを感じる

「ふむ、とにかく今はここから出るのに君たちが邪魔らしいな」

というと彼の仮面から邪悪なマナがあふれ出し、それがクリーチャーのような形になる。

「それに、いつも同じような状況。同じ追い詰め方じゃあ君たちも甘いね」

というと後ろの壁に異空間を作り出し、仮面の男はそこから逃げ出す。

中間戦闘:仮面の男が繰り出したシャドウ

シーン9 情報収集 登場:全員

1.仮面の男が持っていた球状のもの

黒仮面の男が少しずつ部品や材料を集めて作り出した一種の爆弾のようなもの。内部からは強烈なカース反応が見られた。彼が今まで殺戮したとされているクリーチャーたちのカースが内部に超高密度で圧縮されており、一度中身がこぼれだし始めれば高濃度かつ多種類のカースが周囲にあふれだすため、周囲にいる人間はまず100%カースに感染する。カースの散布範囲は半径500mはあるとみていいそう

あまりの威力から爆弾が爆発するまでにはいくらか段階があり、完全に爆発するのは爆弾全体が鉄の色からどす黒い色に変色したすぐらしい。4.爆弾の対処策オープン

4.爆弾の対処策

カース感染をしている人間には新たなカースに感染することが無くなるということが分かっている。別のカースに感染している人間は、個人的無意識にある別のカースが、集合的無意識に入ろうとするカースを弾き出すためどれだけ高濃度のカースが辺りにあろうと、別のカースに感染することはない。

仮にリングが起爆されたとしても、誰かカースの活性、非活性をコントロールすることができる者があらかじめ周囲の人間をカース感染させることで回避することができる。が、長時間のカース感染は人体や精神に異常をきたす可能性があるので短時間に抑えるのが好ましい。

最も確実な対抗策は爆発させる前に奪い取り安全な所で解体をすることになるが、それは困難。

2.黒仮面の男

カースの一次感染者である反応が見られる。感染して相当の年月が経っているようで、正気はほとんど残っていない。感染したカースはこの世界を変えたいという欲望に関するカースで、それが悪いほうへと傾いているようだ。身に着けている黒い仮面から彼自身のマナを吸収し放出している様子が確認された。

ある程度の薄さの壁であれば異空間を通じて抜ける事ができ、その能力を持っていつも逃げていた。

予告通りならハーベストに爆弾を持ち侵入するだろうと思われる。もし、生徒が密集するようなことがあればそこが危険だろう。

3.新入生歓迎会

明日開催されるハーベストの催し事。毎年恒例で行われており、ハーベストの中庭で集まって新入生、在校生がゆるーくしゃべったり、食事を楽しむ程度のもの。教員の参加は基本ない生徒たちのイベント。ドロシーは参加したいが新入生受け入れなどの面倒な仕事がたくさん舞い込んでくる時期なのでほとんど参加できない。

例年通りなら200人近い参加者がいると思われる。

マスターシーン 登場:なし

全身は痛み、意識はもうろうとしている。

俺は死んだのか?

いや、マナプロテクト、カースの影響で肉体的なダメージはないみたいだ

だけど、この感じは。もうだめみたいだ、じきに正気も失う。

なら、最後の力を使って、自分を縛り上げよう

誰かが暴走した自分を止めてくれることを信じて

「すまなかったな、PC2。最後の魔法教えてやれなくて……」

そういうと彼の意識は落ちる。

シーン10 タイムリミット 大魔法の使用想定シーン

受付の人に適当に名前となんやらする

周りは活気があふれている

サークルや部活に勧誘する人

模擬店で料理を作って出している人

コスプレをして歩いている人

本や小物を討っている人

新歓の描写

「さあ、次は生徒たちの出し物でーす」

と誰かが言うと、中庭に建設された小さいステージに生徒が上がりちょっとした出し物をしていく。生徒同士の漫才であったり、楽器魔導学科の生徒たちによる演奏、変身魔導学科の生徒たちによる超本気の変身ショーだったりといろいろな出し物が行われる。が、ブラックフェイスはなかなか現れない。

「次の出し物で最後になりまーす!」

とアナウンスされると最後の出し物が始められ、それも特別何が起こるわけでも無く終わる。

「では、ステージでのイベントは以上です。お集まりいただきありがとうございました」

とアナウンスが着た瞬間ステージ上に突然黒ずくめの人間が現れる。

突然現れた黒ずくめの男にざわめきが起こる

「ここからが、本当のショウタイムだ」

と黒仮面の男がにやりと笑って言うと手元からカース爆弾を取り出し起爆しようとする

大魔法の使用想定

「なぜだ?君は、アマリリスの人間のはずだろう?ハーベストの敵のはずだ、なぜ私の邪魔をする?」

「今回の計画は長年準備をしてきた、最大のものだった、それをこんな若輩どもにつぶされるとは……もういい、私が世界を変えるのを邪魔するというのであれば、今まで直接手を下すことはなかったが、直接私の手で排除してやろう」

と言い終わるとあなた達アマリリスPCの後ろから声が聞こえる

「こっちの後の事は私に任せて」

「いままで、ありがとうね。PC1」

「彼らを、邪魔の入らない場所まで」

とそこまで聞こえると、あなた達の足元に魔法陣が浮かび上がる。

「……アスタリスク」

気が付くとあなた達はハーベストから少し離れた広い場所にいる。

「なんだねここは?いったい何が?!」

「……仮面の力も使えまいか、私自身の手で戦わなくてはならないようだな」

ここから特になければ戦闘開始

シーン11 アマリリスとして、ハーベストの学生として 登場:全員

最終戦闘

特殊なステータスをPC達に与える

PC全員

PC1がアンブレイカブルフォートレスの効果で付与したカースの種類によってこの戦闘間次のステータスが着く

攻撃的な欲望に関するカース

攻撃力+3 アクションダイス数常時+1

守的な欲望に関するカース

防御力+3 リアクションダイス数常時+1

PC1

この戦闘間、使用可能な魔法、大魔法に「ハーベストムーン 攻or防(フォボダイと同じ方)」「PC1がハーベストで所属している学科の大魔法」を追加する

シーン12 ハーベストとアマリリスの狭間で 登場:全員

仮面が割れ素顔があられる。

PC2にははっきりとそれが老け、不健康なものだが確かに黒井拓斗のものだということが分かる。

黒井はぐったりとし、息もほとんどしていないが何とか心臓はまだ動いているようだ。

その様子を見ているとPCたちにトトから連絡が入る

「どうやら無事、任務は成功したみたいだね」

「大きな被害もなく、君たちも無事だ……まああいつの助力は気に食わないけど、今回ばっかりはこうも言えないね」

「改めて全員お疲れ様、そこの彼はまだ生きているようならアマリリスの診療所で手当てをさせるよPC2,PC3はすぐにでも帰投してくれ」

「そして、PC1。ハーベストの生徒たちに君の連れているクリーチャーがカースを出しているところを見られたんだろう?それなら、これ以上は君はハーベストには居れない。ごめんね、君を責めているわけじゃない。むしろこれまで5年間よくスパイとしてハーベストにいてくれたよ」

「君もアマリリスの方まで戻ってきてくれ……ゆっくりとで良いからね、君も疲れているだろうし」

と言い終わると無線は切れる。

「おい、PC1」

あなたの後ろから声が聞こえる

「お前が急にいなくなって、ドロシーに場所を教えてもらったんだ……見てたよ、全部」

「正直馬鹿な俺にもわかることだけど、多分ここでお前に会えなかったら、行っちまうんだと思って。やっぱり直接聞きたいんだ」

「PC1はアマリリスのスパイだったのか?」

「じゃあ、いままで俺と過ごしてきて、いろんな事やって、ここで過ごしてきた時間は全部、偽物だったのか?」

「……ごめんな、こんなこと聞いちまって。なんだかいつもらしい自分じゃないよな。そうだよな」

「いやあでもお前ら本当はすごい奴らだったんだなあ!すごかったぜ、お前とPC1の相棒のコンビネーション!お前そんなこともできたんだなあ!」といってPC1の相棒をウリウリと撫でる。

「なあ、お前はさ。帰らなくっちゃいけないんだよな?アマリリスっていう場所に」

「そこがお前のもともとの居場所なんだろ?」

「やっぱりもう帰ってこれないんだよな?」

「……よし、決めた。俺、これから勉強して院に進むよ」

「院にはカースについて研究しているところがあるらしい。そこで研究して研究して、人間とクリーチャーそのどっちもがカースで苦しむことがないような、そんな世界にしてやる!そうすればさ、人間もクリーチャーもどんな奴らだって仲良くなることができる。アマリリスとハーベストが敵同士になんてならなくて済むんだ。そうすればお前だって、きっとこっちにまた帰ってきてくれるだろ?」

「ああ、約束だ!」

彼はいつものように拳を突き出す

シーン13 エンディング 登場:PC1

アルバーとの別れの後、トトとの話など

シーン14 エンディング 登場:PC2

黒井拓斗についてPC2のもとにトトが直接伝えに来る

「PC2、例の黒仮面の男、いや黒井拓斗についてだけど」

「やはりもうカースに深いところまで感染してしまっている」

「治すためには、記憶処理を行わなければならない」

ここから先はPC2の決断

記憶処理を行いなおしてもらう

自分自身がアマリリスという組織を抜け出してでも彼を犯すカースの源泉を断つ

など(治すには記憶処理かカースの源泉となっているクリーチャーを殺す以外はない)

治療室にて一週間なら意識はないが死なずにしておくことができる程度の猶予はあると必要なら伝える

シーン15 エンディング 登場:PC3

トトとしゃべる

「今回君を送り出したのはね、この世界を、アマリリスだけじゃあなくって敵対しているハーベスト、周りの自然それらを見てほしかったからなんだ」

「それでもこれだけの短時間。見れるものは一部に過ぎなかったと思うけどね」

「こうやって見てきたものを通して君にはこれからどう生きていくか決めてほしいんだ」

ここから先はPC3の思いによって、例えば

アマリリスにそのまま居座ってクリーチャーたちと過ごす道を選ぶ

ハーベストに行き、ハーベストの学生として過ごす

この世界をもって自分の目で見るために旅に出るなど

エネミーデータ

おおよその敵データ、PC達の構成、PLの経験値などを加味してある程度上下に調節する

中間戦闘:ブラックフェイスの作ったシャドウ

「シャドウA」(公式サイト一般クリーチャーよりハルピュイアを少し変えたもの)

主体属性:地・風 クラス:クリーチャー 大魔法:なし

能力値「アクション:4」「リアクション:4」「リベラル:3」

特技

「砂塵の竜巻」消費TP3 R 

敵一人が受けているグッドステータスを1つ消去する。 

「魔陣連携」 消費TP2 A 

アクションフェイズダイス数+(戦闘に参加しているシャドウ数)  

「掠める者」 消費TP5 A 

この魔法攻撃に対して、リアクションフェイズを行うとき、その発動ダイス数を-2する。

攻2 防2 HP45 TP15 SS6 移動1

魔法

「オリジン」「カース」

A「エアロスプラッシュ」風1水1

攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。

A「ダストストーム」風1地1

攻撃力+1、さらにダメージ計算後、対象を1マス好きな方向へ移動させる。

A「グラビティゾーン」地1闇1

攻撃力+1、さらに攻撃範囲のマスを地形:重力場レベル1に変更する。

R「フェアリーサークル」風1光1

防御力+2、さらに味方1人のHPを2点回復する。

A「ハリケーン」風2地1

攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更し、攻撃範囲のマスを地形:暴風レベル1に変更する。

A「アバランシュブレイク」水2地1

攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の前、右前、左前に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル2を与える。

A「ゴッドプレッシャー」地1光1闇1

攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更し、攻撃範囲内に味方が居た場合、その味方にグッドステータス:俊足レベル1を与える。また、攻撃範囲のマスを地形:斥力場レベル1に変更する。

A「ブレイブフェニックス」火1風1光1

攻撃力+4、さらに攻撃範囲を好きな縦列1つに変更し、その列上のオブジェクトは別のオブジェクトに衝突するまで前方向に移動する。

A「ディストラクション」呪1地1闇1

攻撃力+4、さらに戦闘空間の好きなマス1つを地形:黄泉レベル2に変更し、対象にバッドステータス:怨嗟レベル2を与える。

C「ディスピアー」呪2風1

攻撃力+8、さらに攻撃範囲に自分の周囲全方位1マスを追加し、対象を別のオブジェクトに衝突するまで後方向に移動させる。この魔法の発動中、自分は衝突によるダメージを受けない。また、この魔法の効果により敵が移動した場合、移動した敵に移動したマス×3点分のダメージを与える。

C「カルネージ」呪1風1地1

攻撃力+4、さらに戦闘

空間上のオブジェクトを2つまで選び、戦闘空間の好きなマスに移動させる。

R「アスファルト」闇2地1

防御力+3、さらに地形変化しているマスの数だけ防御力を上昇させる。

A「エアレイド」風4

攻撃力+10、さらに戦闘空間の好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更し、対象を1マス好きな方向へ移動させる。

A「カオスオブアンビバレンス」闇3地1 

攻撃力+9、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスと、前方5マスに固定し、この発動タイミングで、魔法のコストとして使用したマナの数だけ攻撃力を上げる。

「シャドウB」(公式サイト一般クリーチャーよりヴァンパイアを少し変えたもの)

主体属性:火・闇 クラス:クリーチャー 大魔法:なし

能力値「アクション:5」「リアクション:5」「リベラル:2」

特技

「霧散」消費TP3 A 

自分の受けているバッドステータスを1つ消去する。  

「変身!」消費TP2 種別A/R 

このアクションフェイズ及びリアクションフェイズでの発動ダイス数に+1する。  

「死の吸血」消費TP1 A 

このアクションフェイズで与えたダメージ分、HPを回復する。

攻3 防2 HP45 TP10 SS5 移動1

魔法

「オリジン」「カース」

A「イクリプス」呪1火1 

攻撃力+5、さらに攻撃範囲に自分の前方3マスを追加する。

A「ジャイロストライク」火1風1 

攻撃力+2、さらにこの攻撃の後、1マス追加で移動する。

A「ファイアボール」火1闇1 

攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。

A「アンビヴァレンス」光1闇1 

攻撃力+1、さらに光または闇属性のマナを1つ発生させる。

R「グレイシアリンク」水1闇1 

防御力+1、さらに自分にグッドステータス:浄化レベル1を与える。

R「ヒートマイン」火1地1 

防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、魔法攻撃の発動者のいるマスを地形:溶岩レベル1に変更する。

A「ヘルブラスト」闇2火1 

攻撃力+9、さらに攻撃範囲を前方1マスに固定する。

A「スペリオルドラゴンフレア」火1風1闇1 

攻撃力+4、さらに味方全員にグッドステータス:興奮レベル1を与える。

A「ダークネスグレイズ」風1地1闇1 

攻撃力+3、さらに対象を別のオブジェクトに衝突するまで前方向に移動させる。また、この発動タイミングの終了時、戦闘空間の一番前の横列のマスにいるオブジェクトに3点のダメージを与える。

A「ハイドロハリケーン」水1光1闇1 

攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。

C「ディザイア」呪2火1 

攻撃力+9、さらにこの攻撃に対する対象のリアクションフェイズの発動ダイス数に-1する。

C「バイオレンス」呪2闇1 

攻撃力+7、さらに自分にグッドステータス:暴走レベル1を与える。

A「スーパーノヴァ」火3闇1 

攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで任意解除以外では消去されず、レベルの増減も起こらない。

A「サーヴァントカーニバル」地3闇1 

攻撃力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:グレイブを召喚する。

クライマックス戦闘:ブラックフェイス

PCに防御系大魔法がある場合テスタメントで大魔法を切らせ演出したい

HPや各種ステータスはPC2の構成によって多少変えた方が良い。アクションを7にするとシャドウがかなり安定してイレイズ打てちゃうので6

(ホイールオブフォーチュンがある場合HPは半分からスタート推奨)

「ブラックフェイス」

主体属性:地+PC2の主体属性

大魔法:イマジナリーウィング(想像力の翼)orテスタメント

ディバイン・プロヴィデンス(森羅万象の深理)※PC2のLv5魔法発動用、もしくはドッペルゲンガー

アンブレイカブル・フォートレス(絶対的存在)

能力値「アクション:6」「リアクション:6」「リベラル:2」

特技

「黒き意思」 消費TP4 A

この発動タイミングで好きなマナ一つを生む。オリジンを1回コスト0で発動することができる

「カースシャドウ」 消費TP4 A

自身の次の発動タイミングで呪を1つ生む。自身の生み出したオブジェクトシャドウがいる場合

そのオブジェクト1つの移動タイミングと発動タイミングを行うことができる

「仕切り直し」 消費TP3 R

自分についているバッドステータスを一つ消去する

「カウンター」 消費TP2 R

相手についているLv2までのグッドステータス一つを消去する

攻5 防3 HP80 TP50 SS5 移2

魔法

A「オリジン」全属性1

発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。

R「アイリス」全属性1

発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。

A「カース」全属性1

発動タイミングの好きなマナ1つを呪属性に変更する。

アクション

「ドッペルゲンガー」地5

攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:シャドウを召喚する。

「カオスオブアンビバレンス」闇3地1 

攻撃力+9、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスと、前方5マスに固定し、この発動タイミングで、魔法のコストとして使用したマナの数だけ攻撃力を上げる。

「イレイズ」呪3火1

戦闘空間上の好きなマスを好きなだけ攻撃範囲に加える。また、この魔法の効果で範囲に加えなかったマスの数だけ攻撃力を上げる。

「バイオレンス」呪2闇1

攻撃力+7、さらに自分にグッドステータス:暴走レベル1を与える。

「ディザイア」呪2火1

攻撃力+9、さらにこの攻撃に対する対象のリアクションフェイズの発動ダイス数に-1する。

リアクション

「ポルターガイスト」風1地1

防御力+1、さらに魔法攻撃の範囲にいない敵以外のオブジェクトを前後左右の好きな方向に1マス移動させる。

「ギアチェンジ」光2地1

防御力+4、さらに好きな数のオブジェクトの耐久値を最大値まで回復させる。

「ウィンドアブレージョン」風3地1

防御力+7、さらに戦闘空間にあるキャラクター以外のオブジェクトを好きなだけ破壊するか、好きなマスに移動させることができる。

「ロビンズエッグ」水3地1

防御力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:エッグを召喚する。

PC2の使用可能な魔法すべて(黒井の死後魔法変更によって得た魔法を持っている設定があればそれを除く)

おまけ

シナリオでしっかり明かされてないことの解説。後々加筆します。

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