シナリオ「神の存在証明(テスタメント)」

魔法学園RPGハーベスト
シナリオ「テスタメント(神の存在証明)」
推奨人数 2~3人
推定時間 3~6時間
推奨リベラルアーツ ルクス  スコープ ララバイ ステルス オペレイト系魔法

今回予告

『神』とは何か、

信じるべき存在

救いを求める存在

全てを支配する存在

それとも、『神』は存在するのだろうか…

魔法学園RPG ハーベスト「テスタメント(神の存在証明)」

魔法の時間は、まだ終わらない。

シナリオハンドアウト

PC1 コネクション:ドロシー・フロム・オズ 推奨関係:想い人/憧れ※大魔法の使用想定があるので、PC1は杖魔導学科必須
あなたは日々を退屈に感じていた。
しかし、ある日ドロシーという少女に声をかけられる。
そして、彼女に魔法学園ハーベストへと連れて行かれる。
杖魔導学科を選んだあなたはグングンと力をつけていった。

PC2 コネクション:進藤 誠 推奨関係:親友/相棒
あなたは魔法学園ハーベストの学生だ。
あなたは親友である進藤誠に悩みを相談される。
そして、彼が事件に関わるのをきっかけにあなたも事件の解決を目指す。

PC3 コネクション:イマヌエル・カント 推奨関係:
あなたは魔法学園ハーベストのカース特別対策委員会に所属している。
最高責任者であるイマヌエル・カント先生に呼ばれ、「嫌な予感がする」と最近起こっている行方不明事件の調査を依頼される。
そして、あなたは事件の解決に動くことになる。

NPC 進藤 誠
ハーベストの学生。杖魔導学科所属。黒髪に黒縁の眼鏡をかけたバカ真面目な男子。だが少し融通のきかない部分もある。

オープニングフェイズ

シーン1.(PC1)

あなたは日々を退屈に感じていた。

何事にもやりがいを見出だせず、同じような毎日を繰り返していた。

そんなある日、いつもと同じ帰り道で、後ろから声をかけられる。

「もしもし、そこの君~、ちょっといいかな?」

振り返るとトンガリ帽子に黒いローブを着た、桃髪の女の子がニコッと笑いかける。

(無視されたら「わわっ、待ってよ~、無視しないでよ~」等と言いながらpcの前に立ち塞がる)

「突然だけどさ、君は毎日がつまらないって感じたり、もっと刺激が欲しいって思ったりする事ってない?」

「その顔は、図星かな?」

そう言うと彼女はあなたに手を差し出す。

「そう思うのなら、この手を取って!君をもっと楽しいところに連れてってあげる!」

あなたが手を取ったその瞬間、景色が変わった。

「ようこそ!魔法学園ハーベストへ!」

「自己紹介が遅くなっちゃったね、私はドロシー・フロム・オズ。この学園は私が創ったんだよ~!」

得意気な顔をしてドロシーは言う。

「君の名前は?」

「ここでは魔法を学ぶことができるんだよ!とっても楽しそうだと思わない?」

「ここならきっと君の退屈だって吹き飛ばせる!だから私の学園に入学しない?」

そして、どこからか大きな箒をパッと取り出し、ドロシーはその箒に跨り、あなたを手招く。

「さあ、魔法の時間を始めよう!」

あなたとドロシーをのせた箒は空を飛んだ。

シーン2.(PC2)

昼休み、あなたが食事をとっていると、友人である「進藤 誠」から声をかけられる。

「PC2、少し相談事があるのですが、今大丈夫ですか?」

「ありがとうございます」

「それで、相談なのですが…私は間違っているのでしょうか?」

「すみません、話が飛躍しすぎましたね」

「私は常に『正しい』ことを目指し、周囲への注意なども行い、それは皆に認められるものだと思っていたのですが、そうではなくて…」

「どう思いますか?やはり、私は間違っているのでしょうか…」(答えが出なくても構いません、少し時間をとってから、)

「(すみません、少し変な相談でしたね。)ありがとうございます、話したら少しスッキリしました。」

シーン3.(PC全員)

今日はドロシー先生による『魔法総合』の講義のはずだったのだが、あなたたちは何故か校庭に集められます

「今日はちょっとした実力テストをやろうと思います!」

「安心して、テストっていっても皆がどのくらい成長したかを見るだけだから~」

「だけど、なんだか今日は人が少ないね?」

ドロシーの言う通り今日はいつも見る人が何人かいない。また、そのいない人の中には進藤誠も含まれていた。

「むぅ、折角の私の講義を休むとは…まぁ休んだ子にはまた個別で講義を受けてもらうとして…」

「今日はね、この子たちに手伝ってもらいます!」

そう言うとドロシーは二体の人形を取り出す。

「これはね、魔法人形なんだけど、スイッチを入れるとね…」

スイッチが入ると魔法人形たちはそれぞれ手にもった発動体を構えた。

「大体分かったかと思うけど、二人か三人くらいのチームでこの子たちと戦ってもらうよ」

「じゃあ最初はPC1,PC2,PC3、お願いできるかな?」

「準備はできたかな?それじゃあ始めようか」

(この戦闘はカットしてもらっても構いません、チュートリアルのような感覚で…)

戦闘が終わるとドロシーが言います

「いや~、やっぱり強いね!君たちの成長が見れて私は嬉しいよ!」

「皆、彼らに拍手を」

「じゃあ次は誰にしようかな…」

シーン4.(PC3)

あなたは、カース特別対策委員会の最高責任者である、イマヌエル=カント先生から呼び出しを受けていた。PC3は、カース特別対策委員会の最高責任者である、イマヌエル=カント先生から呼び出しを受けていた。

カント先生の研究室へ向かうと、カント先生はキミを招きいれ、椅子に座らせた。

「PC3君、突然呼び出してしまって、すまないね」

「君を呼んだのは頼みたいことがあるからなんだ」

「この学園で行方不明の者が何名かでているようだ」

「まだ証拠はないが、私はこれをカース事件だと考えている」

「あくまで私の考えだ、なにもないと言う可能性もあるだろうが、少し嫌な予感がする」

「君に調査を依頼する。もちろん何もなかったとしても報酬は出そう。どうだい、引き受けてくれるかい?」

「ありがとう、何かあれば私に報告してくれ」

シーン5.(PC1)

放課後、あなたはドロシーに呼び出される。

学長室の扉を開けると机に向かって仕事をしているドロシーがいた。

「あっ、PC1君!来てくれたんだね!ありがと~!」

「ほんとはお茶会しようかな~って君を呼んだんだけれど、カントに『いい加減仕事をしてください!』って怒られちゃって…」

「まぁ、もうちょっとで終わるから少し待ってて」

「あ~そういえば、カントが言ってたんだけど、なんか行方の分からなくなってる子が何人かいるらしいんだよね」

「君も気をつけてね?」

「よし!お仕事終わり!さっ、お茶にしようか」

そう言ってドロシーは手早く準備を始める。

「ほら、座って座って~」

「それにしても驚いたなぁ、君があんなに成長しているだなんて…」

「やっぱり君はスゴいよ」

「そうだ、学園は楽しい?」

「そっか、良かった~、嬉しいよ」

「これからも頼りにしてるよ、PC1君」

シーン6.(PC全員)

ドロシーとのお茶会を終えて寮に向かう途中、あなたは目は見開かれ、少し息の荒い、明らかに普通とは言えない様子の男子生徒に声を掛けられます。

「少しよろしいでしょうか?」

「私は進藤誠と申します」

「聞いた話によると、あなたはとても優秀だと伺ったのですが、どうでしょう?あの御方のために私と共に来ていただけませんか?」

そう言いつつ、誠は発動体を構える。

「もちろん、断られたとしても、力ずくで連れていきますがね!」

*ここまででの間でPC2,3には登場していただきたいです

PC2に進藤誠が気づくと彼はこう言います

「PC2ですか、何です?私の邪魔をするというのですか?」

「私はあの御方に力をいただいた!認めていただけたのだ!私は正しいのです!だからもっとそれを認めていただかねばならないのです!邪魔などはさせない!我らの神のために!」

中間戦闘へ→

シーン7.

あなた達は進藤を保健室まで運んだあと、カント先生の研究室にやってきた

「何かあったか?」

「ふむ、カースに感染した生徒が…」

「PC3、このまま引き続き調査及びこの事件の解決に動いてもらえるか?」

「PC1とPC2も無理にとは言わないが協力してもらえるとありがたい」

「すまないが、よろしく頼む」

シーン8.

情報1「行方不明者」

今回、行方不明になっているものは魔法学園の中でも比較的優秀な者が多い。また、行方不明になっている者の中で、黒き森へ出入りするのを目撃された者もいる。また、情報3「黒き森」について調べることごできます

情報2「進藤誠」

進藤誠はカース感染において二次感染者であることが判明した。

また、彼はその真面目さ故に周囲から反感を買うことも多かったようだ。

情報3、「黒き森」

黒き森の深いところで、人の集団を目撃したという話を聞くことができた。また、その集団と共に大きな獣の姿を見たという者もいた。

シーン9.

あなたたちが黒き森に向けて出発しようとしたとき、ドロシーが追いかけてきます。

「皆、私もついていくよ」

「いなくなった子達も心配だし、何より君たちだけに危険を背負わせるわけにはいかないからね!」

「それに今日はお仕事も全部終わってるし…」と小声で付け足した後、

「安心して、何があっても守るから、さあ行こうか」

シーン10.

クルドサック(PC人数が2人の場合、1つのクルドサックに対して、1人2回まで挑戦可能とする)

1、本拠地の捜索  オペレイト系魔法、スコープ 衰弱Lv1

2、闇の植物 ルクス 3点のダメージ

3、小型モンスターの群れ  ステルス、ララバイ 3点のダメージと、1点のTP消費

シーン11.

黒き森の深部。

跪いている者もいれば倒れている者もいるようだ。

その中央には大きな狐のようなクリーチャーが座っており、その回りには蒼白い炎が漂っている。

「客を招いたつもりはないんだけどねぇ」

「クケケ!そうだなぁ、ここで倒れてるコイツらのように魔力を吸ってしまおうか」

「ケケ!よし、お前たち!奴らを封じ込めたらもっと認めてやろう!さらに力をやろう!さあ行くのだ!」

その言葉で跪いていた人々が一斉に立ち上がりこちらに向かってくる。その誰もが皆獲物を狙う獣のような目をしていた。

そんな中、ドロシーが言います。

「ここは私に任せて!皆はアイツをお願い!」

そして、クリーチャーまでの道が開かれる。

「おや、抜けてきたのかい…ケケ、まぁいい、お前たちの力、奪ってやる!」

最終戦闘へ→

クリーチャーを倒すと「グゲゲ…こんなはずじゃ、こんなはずじゃなかったのに…俺は、俺は…」と言いながら崩れていきます。

「皆、お疲れ様」

ドロシーがあなたたちに声をかける。

「やっぱり君たちは私の自慢の生徒だね!」

「ところでさ、PC1、君の力で倒れてる子達を助けてあげられないかな?」

ドロシーがPC1の手をギュッと握ります。

【大魔法の使用想定です】

(戦闘で大魔法を使用したなら、ここで再使用を可能にしてください、『握った手から力が送られる』等の描写を入れていただいて…)

そうして、倒れていた人々は一人、また一人と起き上がり、皆無事であった。

(大魔法なので、すごい感じの演出をして欲しいです)

シーン12.(PC3)

カント先生に事件の報告シーン

シーン13.(PC2)

今回の件で落ち込む進藤との会話シーン

シーン14(PC1)

ドロシーとの会話シーン

エネミーデータ

中間戦闘

「進藤 誠」

主体属性:火・光 クラス:杖魔導学科 

能力値「アクション:5」「リアクション:4」「リベラル:3」

特技

「汝自身を知れ」消費TP1 種別A

このアクションフェイズでの攻撃力に+3する。

「知は力なり」消費TP3 種別A

このアクションフェイズでの発動ダイス数に+3する。1シナリオに1回使用可能。

「絶対精神」消費TP2 種別R

このリアクションフェイズでの魔法攻撃の発動者に3点のダメージを与える。

アイテム「メメント・モリ」

 攻3 防0 HP30 TP15 SS5 移動1

効果:HPが15以下の時、アクションフェイズ発動ダイス数+2

「聖なるお守り」 

効果:味方1人の好きな発動タイミングにて、1度だけ全てのダイスの振り直しができる。1シナリオに1回使用可能。

魔法

A「オリジン」全属性1

発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。

C「カース」全属性1

発動タイミングの好きなマナ1つを呪属性に変更する。

A「ハーベストムーン(攻)」地1水1火1風1光1闇1

攻撃力+20、さらにこの魔法の発動確定後、この発動タイミングにおける全ての発動ダイスをもう一度振る。また、この発動タイミングではもうハーベストムーンは発動できない。

※オリジンと同時に使用することはできない。

A「イグニッション」火2

攻撃力+4

A「ファイアボール」火1闇1

攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。

R「フォトンライン」地1光1

防御力+2、さらに自分のいるマスを地形:聖域レベル1に変更する。

C「イクリプス」呪1火1

攻撃力+5、さらに攻撃範囲に自分の前方3マスを追加する。

A「ブレイクエンドボム」火1風1地1

攻撃力+4、さらに攻撃範囲に2マス前方とその周囲全方位1マスを追加する。

A「ヘルブラスト」闇2火1

攻撃力+9、さらに攻撃範囲を前方1マスに固定する。

A「ホワイトナイツ」火3光1

攻撃力+8、さらに味方全員のHPとTPをそれぞれ5点ずつ回復する。

A「ブレイジングキャノン」火3風1

攻撃力+8、さらに対象の防御力を無視してダメージ計算を行う。

Boss

「吸魔狐」

主体属性 火 闇 水

クラス クリーチャー

大魔法

テスタメント(神の存在証明)

イマジナリーウィング(想像力の翼)

特技

「狐火」消費TP5   種別A

このアクションフェイズに使用した魔法の数だけ、魔法攻撃の対象者のTPを減らす。

「幻惑」消費TP3   種別R

魔法攻撃の発動者に混乱Lv1を与える。

「巨大化」消費TP3 種別R

このリアクションフェイズでの防御力を2倍にする。1シナリオに1回使用可能。

能力値

アクション7 リアクション4 リベラル5

攻4 防2 HP80 TP50 移2 ss8

魔法

ちょい妨害重視(TP傾視)

「オリジン」「アイリス」「カース」

A「ジャイロストライク」火1風1

攻撃力+2、さらに1マス移動することができる。

A「ファイアボール」火1闇1

攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。

A「アンビヴァレンス」光1闇1

攻撃力+1、さらに光または闇属性のマナを1つ発生させる。

「スチームカーテン」火1水1

攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の左前、前、右前に変更し、対象にバッドステータス:衰弱レベル1を与える。

A「スターダストレイ」火1地1光1

攻撃力+4、さらに攻撃範囲を戦闘空間の好きな3マスに変更し、攻撃範囲に味方が居た場合、そのHPを3点回復する。

A「アバランシュブレイク」水2地1

攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の前、右前、左前に変更し、対象にバッドステータス:重圧レベル2を与える。

A「サンダーストーム」光2水1

攻撃力+3、さらに攻撃範囲を自分の右前、前、左前に変更し、対象にバッドステータス:麻痺レベル2を与える。

A「ジャックポット」風3火1

攻撃力+7、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きなマスを1つ追加し、対象を戦闘空間の好きなマスに移動させる。

A「レイフォールゲート」風1光1闇1

攻撃力+3、さらに戦闘空間上の好きなオブジェクトの1マス前方または1マス後方に移動する。

A「オメガクライシス」闇3風1

攻撃力+7、さらに自分にグッドステータス:俊足レベル2とグッドステータス:会心レベル2を与える。

A「マイグランファーザークロック」水3闇1

攻撃力+7、さらに敵全員が受けているバッドステータスのレベルを全て1上げ、味方全員が受けているグッドステータスのレベルを全て1上げる。

C「インベイジョン」呪1水1

攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:怨念レベル2を与える。

C「ハザード」呪1火1水1

攻撃力+5、さらに攻撃範囲を自分の前後左右1マスに変更し、対象にバッドステータス:火傷レベル2とバッドステータス:氷結レベル2を与える。

R「ブレインインパルス」火1光1

防御力+2、さらに魔法攻撃の発動者のTPを1点減らす。

R「アウトレイジ」火1水1

防御力+1、さらに魔法攻撃の発動者にバッドステータス:衰弱レベル1を与える。

R「デモンズナックル」風1闇1

防御力+1、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。

R「ジェネレイトプラズム」火1地1光1

防御力+4、さらに自分のTPを2点回復し、魔法攻撃の発動者のTPを2点減らす。

R「フィンブルヴィンテル」水1地1闇1

防御力+3、さらに敵全員にバッドステータス:重圧レベル1を与え、自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。

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