ブラスティア・ストライク(必殺必中の一撃)

魔法学園RPGハーベスト 
シナリオ「ブラスティア・ストライク(必殺必中の一撃)」
推奨人数 3人
推定時間 6~7時間
推奨リベラルアーツ
フロート・テレポート・スコープ・ペネトレイト・ララバイ・ステルス・ミュート
イメージソング Day After Day/FreQuency

※このシナリオは、アマリリスのシナリオセッティングになります。各PCのクラスは、DS・XZ追加クラスの中から選択してください。また、このシナリオの戦闘では5×6マスの戦闘空間を用います。

今回予告

人は全てを救えない。
きっとそこには手が届かない。

本当に?

そこには、何かを奪おうとする手があった。
そこには、何かを消し去ろうとする刃があった。

さぁ撃ち抜けよ救世主、お前の目は何の為にある?
何が為に、お前はその道を選んだんだ?

魔法学園RPGハーベスト 
シナリオ「ブラスティア・ストライク(必殺必中の一撃)」

魔法の時間は、まだ終わらないんだろう?

シナリオハンドアウト

PC1 コネクション:ハルノ・クサカベ 推奨関係:師範
指定クラス:狙撃魔導養成班
攻撃役である事を強く推奨します。また、大魔法使用想定があります。
君はアマリリスのメンバーであり、階級はフィンガーだ。そして狙撃魔導養成班でも優秀な成績を修め、期待の新人として一部のナーブからも注目されている。しかし、君を僻む者がいるのも事実だ。そして君に新たな任務が渡された。君は示さねばならない。君がお飾りの存在では無い事を。

PC2 コネクション:『アンサング』 推奨関係:部下
君はアマリリスのメンバーであり、階級はナーヴだ。君の部下であり、友人でもある『アンサング』がハーベストに潜入し数ヶ月。彼からの定期連絡で君はハーベストに動きがあることに気づき、トト・フロム・オズに報告しその騒動を収めるチームのリーダーとして動く事になる。

PC3 コネクション:ローレライ 推奨関係:友人
君はアマリリスのメンバーであり、階級はフィンガーだ。君はローレライというクリーチャーと仲が良く、よく話をしていた。そんな折、彼女の姿がふっと消えてしまう。アマリリスの管轄で、彼女も望んでいたこの場所にぱったり来なくなってしまうのを不審に思い、君は調査に乗り出した。

NPC紹介

『アンサング』
「謳われぬ者」というコードネームを持つ工作魔導養成班の青年。物静かでやり過ごすのが上手く、冷静なため友人からは強く信頼される人物。

ローレライ
透き通った声を持った人魚型のクリーチャー。この個体は人型になってアマリリスの拠点の街並みを歩くのを好むようだ。

―――以上、公開情報―――

最下部の【小ネタ集】にこのシナリオに出てくるネタバレありきのNPCの容姿を全て書いてあります。また、当然ながらPC側がXZのデータを使用しているため、一般アイテムもXZで追加されたものを採用しています。

―――シナリオ本編―――

シーン1 新進気鋭の天才(PC1)
PC1はある任務で素晴らしい才能を見せ、多くの功績を残しその表彰が行われていた。任意でPC2、PC3は参加しても良い。公の場で君はトト・フロム・オズから表彰の言葉を貰っている。
「ありがとう、PC1。君がいてくれたお陰で、今回の作戦、想定以上に被害を抑えることが出来た」
「今後の成果にも期待している……っていうと上から目線みたいで、少し嫌だけれど。良ければ、これからもアマリリスの一員として、その力を発揮して欲しい」
「うん、よろしくね」
そうして彼女からの賞状を受け取った後、会場は解散する。そしてクサカベがPC1に話しかけてくる。
「やるじゃないPC1。流石、訓練でも良い成績を残しているだけあるわ。監督者としても誇らしいもの」
「それにしたって、アナタ本当に才能あるわね。もしかしたら、私より上手くやれるかも……ね?」
「冗談よ。少なくとも今のうちは教え子に負けるつもりは無いわ。もっと上達して、強くなりなさい」
「そうして、自分の守りたいものを守れるようになりなさいな」
それじゃあね、と彼は手を振ってこの場を去った。

シーン2 一期一会の邂逅(PC2)
PC2がまだフィンガーの頃の話。君はある任務を任され、そのミーティングに参加していた。そこでリーダーともう一人、黒髪の青年がそこにいる。青年は君を見かけると駆け寄ってくる。
「初めまして、だよね。俺は『アンサング』。今回の任務はよろしくね」
「実はこれ、コードネームなんだ。本当の名前はサンリ。サンリ・アトグーンさ」
「こうして初めて会う人と話すっていうのは悪くないけど、お互いの得意苦手は把握する必要があると思ってね。人柄もそうだけど、分野もあるとおもってね。俺は工作魔導養成班だから、あんまり大がかりな戦闘は苦手だよ。君は?」
「OK、よろしく!」
彼は手を差し伸べて君に笑いかける。そうして挨拶が済んだところで、リーダーであるハーレイ・クロウはそろそろ始めるぞ、と君達に挨拶しミーティングを開始するのだった。

シーン3 満身創痍の救出(PC3)
PC3がある日、黒き森を散歩していると湖のほとりで倒れているクリーチャーを見つける。女性のようにみえるそれは、かなり衰弱した様子だ。君が駆け寄ると、彼女はぽつりと一言漏らす。
「……そこに、誰か、いる……?」
「少し、疲れちゃったの……手を、貸して、くれる……?」
幸い応急処置は治癒魔法でなんとかなりそうだ。あるいは医療班を呼んで待っていても十二分になんとかなる程度ではある。
「ありがとう……貴方は、私を助けてくれるのね」
「私?私に名前は無いよ……えっと、たしか、人間達からは『ローレライ』って呼ばれてたかな?」
「あったかいね……人間って。素敵だわ。貴方、名前は?」
「PC3、PC3……素敵な名前ね。ね、PC3。もう少し、寄ってきて」
「手を、握ってくれる……?」
彼女は嬉しそうに手を握り、ゆっくりと目をつむった。その後医療班に彼女は引き取られ、治療を受ける事になった。

シーン4 獅子心中の反抗(PC1)
その日の夜。君が夜に自室に帰っていると、その通路に二つの影がぬっと現われる。どうやら構成員、それも男女のようだ。見知らぬ連中だが、少なくとも自分の事をあまり良く思っていないのは間違いない雰囲気だ。
男(名前が必要ならビリー)「おい、PC1」
女(名前が必要ならクレア)「貴方、生意気なのよ」
男「新入りの癖して、トト様に褒められていい気になってんじゃねぇのか?」
女「全くね、この辺りで一回痛い目見てみる!?」
そうして二人は発動体を取り出すが、君の後ろを見てさぁっと顔色を青く変える。そこにはハルノ・クサカベが立っていたからだ。
「はぁい、あまりうちの班員を虐めないでくれるかしら?」
男「……っ!」
女「し、失礼しました……!」
二人はそそくさとその場を去り、ハルノがくすくすと笑ってPC1の隣に立つ。
「人気者は大変ね」
「あらやだ、別に皮肉とかじゃないのよ?貴方は相応の力を持っているのだもの、ああいう輩もやっぱりいると思うわ」
「でも余り気にしない方が良いわよ。放っておけば勝手に消えるわけだし。目障りなら見なければ良いの」
「ところで、外で何してたのかしら?任務?買い物?私は仕事だけど」
「仕事してないと落ち着かないのよねー……それでコーヒーを買いがてら、のんびり散歩してたらこれよ」
「あ、貴方はあんまり夜更かしはしないようにね。お肌に悪いから。深夜に起きていて良いのは、大人の特権よ。今日はお疲れ様、ゆっくり休んでおきなさい」
それじゃあね、と彼はにこりと笑って君を見送った。

シーン5 超高難度の潜入(PC2)
PC2はその任務をきっかけに『アンサング』と仲良くなり、君はナーヴになった。そして彼とは何かとプライベートでも話す機会は多くなっていた。そんなある日の折、彼は君を黒き森のある地点に案内する。そこは拠点の近くでありながら、人気は無いように感じられた。しかしそこに芽生える花々は、近くに流れる川と相まってとても美しく感じる。
「ここは俺のとっておきの場所さ。人気が無いから落ち着くんだー。これから暫く来れなくなるかも知れないし、君には教えておこうと思って」
「あぁ、言ってなかったっけ?俺、ハーベストへの潜入することになったんだ。所属学科は邪眼魔導学科だったっけな」
「突然だよねー。まぁ、任務だからやるけどさ」
「それで、まぁ暫くは直接会えなくなるかもだし、此処を教えておこうと思って」
「あ、定期連絡は君にすることになってる。ナーヴだし、頼れるからって理由でお願いした。あとから通知は来るんじゃないかな」
「よろしくね、PC2」
はは、と彼は笑い飛ばし、夜になると危ないねと君と一緒に拠点に戻ろうとする。

シーン6 天真爛漫の笑顔(PC3)
少し後、彼女は元気になり元の場所に帰ったと君に連絡があった。暫くして、君がアマリリスの拠点内で買い物をしていると、友達から声がかけられる。
「おいPC3、女の子から呼ばれてんぞ?知り合いか?」
君が友達に誘導されて門に向かうと、そこには手を振るローレライが立っていた。不思議なことに、彼女には両足が付いている。
「PC3!PC3だ!えへへ、貴方のこと、探してたのよ?」
「そう、そうなの!貴方に助けて貰ったから、お礼が言いたかったのと、またお願いをしに来たの!」
「そのね、そのね、私貴方と一緒にいられるようにこうして魔法で歩けるようにしたのよ。あなた達そっくりでしょ?それでね、それで、手を繋いでほしいの!」
「あとね、あと、名前を付けて欲しいの!人間は、お互いを人間って呼ばないでしょう?だから、私もローレライって呼ばれたくないの。お願いっ」
彼女は君から名前を貰う、あるいはその約束を受け取るとにこっと笑って行きましょ、と君と手を握ってぐいぐいと君を引っ張っていく。彼女は街を初めて見たようで、君に色んなことを聞いては楽しみ、君を街中で連れ回す。
ここでRPを挟む場合の具体例
「ね、あのお店は何?」
「あれは何を売ってるの?見たことないからわくわくするわ!」
「へぇー、素敵ね!今度行ってみたいわ…!」
お店の例:喫茶店、アクセサリー屋などなど
そして夕暮れになった頃に彼女ははっとした様子で、
「あぁ、もうこんな時間!ごめんなさいPC3、でも沢山楽しかったわ!」
「だから、だからね、私貴方にお返ししたいの!広い場所に連れて行ってくれない?」
そうして彼女は広い場所に行くと、深呼吸して、歌い出す。
それは美しい歌声。人の言葉ではなく、ただ何かを静かに伝えようとする声。何人たりとも魅了する、『ローレライ』の由縁たる音。
彼女は歌い終わった後、PC3の瞳を見つめて、
「どう?お返しになったかしら?」
「私達には歌って文化は無いけれど、こうしてコミュニケーションを取るときに今みたいに話すのよ。人間からしたら、美しいって言われているみたいだったからつい、ね」
「それと、それとね。私、人間の歌が好きだから頑張って今勉強してるの!歌えるようになったら、貴方に最初にお披露目したいわ!」
「また会いに来るわ!だから、待っていてね!」
そう言って彼女は手を振り、君と別れた。

シーン7 奇々怪々の連絡(PC2)
ある日の定期連絡で、君は『アンサング』から報告を受けていた。
「ああPC2(ある場合はコードネームで)、ちょっと連絡があってね。今回はいつもみたいに平和……とはいかないみたいだ」
「クリーチャー関連で動きがある。今のところはまだみたいだけど、近いうちにクリーチャーが襲撃されるかもしれない」
「理由はまだ分かってないんだ。ただ、殺すのではなく捕獲する、らしい。とりあえず、日時とかの詳細は後で文章で送る。まずは、このことをトト様にも伝えておいてくれるかい?」
「ありがとう。頼むよ、PC2」
彼はいつもより緊迫した様子でそう告げると連絡を切った。
日時:4日後、17:30~
場所:黒い森

シーン8 三者三様の構成(PC全員)
次の日、PC1、PC2、PC3はトト・フロム・オズの部屋に招集されていた。彼女は全員が集まったのを確認すると、口を開いた。
「良く来てくれた。今回、ハーベストに不審な動きがあるって話だったから、まずはその確認からしたい。PC2、お願い」
「……うん、ありがとう。今言われた通りだ。ハーベスト側でクリーチャー捕獲作戦が行われるらしい」
「それをどうするか次第ではあるけれど、ただハーベストの連中がただ捕獲して終わり、というのもありえないだろう。そのために、今のうちから対策メンバーを立てておきたい」
「リーダーはPC2、班員はPC1及びPC3。他のメンバーにも声はかけてあるけれど、少数精鋭のチームを何個か組み上げてある形になるね。チームをまとめた全体の話は後で行うことになる。まだ、顔合わせできていないチームがあるからね。もう少ししたら、改めて招集をかけるよ」
「多分、君達は初めましての人がいるだろうから、今のうちに挨拶を交わしておいてくれると嬉しいな」
「それじゃあよろしくね。あ、あとは個人的な連絡だけれど。PC3、『彼女(PC3が名前をつけていた場合はその名前)』が呼んでいたよ。塔の入口で待っているって」
そう言って彼女は君たちを見送る。

シーン9 元気溌剌の少女(PC全員)
(PC達がバラバラになっている場合、PC3とローレライを合流させてから、PC1とPC2がばったりそこに出くわすように頼んでください)
君達が塔から出ると、PC3の元にかけてくる人影がある。彼女はPC3の名前を呼びながら、そして一気に飛びついた。
「また会いに来たわ、PC3!元気だった?怪我はない?」
「よかった!ねえ、また案内してくれる?少しの時間だけでいいの!お願いっ」
「ありがとう!」
(PC1とPC2が離れている場合、ここで合流)
彼女はPC1、PC2の方に向き直り、
「貴方たちはPC3のお友達?なら、仲良くしてちょうだい!私も、貴方たちとお友達になりたいわ!」
「私の名前は―」
(名前を貰っている場合)「〇〇って言うのよ!PC3に付けてもらったの、素敵な名前でしょ?」
(貰っていない場合)「まだ無いわ。でもPC3に貰う予定なの!それまでは、ローレライと呼んでちょうだい!」
そうして君達を幾らかお店などに連れて行きながら、君達と話をする。そして作戦の説明時間になると、君達に迷惑をかけるわけにはいかないと手を振って君達と分かれた。

シーン10 決意表明の演説(PC全員)
ローレライと別れたあと、君達はアマリリスの集会所にいた。トト・フロム・オズから改めて説明が入る。
「これから、ハーベストのクリーチャー捕獲阻止作戦を説明するよ。3日後、ハーベストは彼らにとっての放課後―つまり17:30以降に中規模のクリーチャー捕獲作戦を行うみたいだ」
「意図は不明だ。だけど、それがどんなものであれクリーチャー達の命を彼らが自由にしていい理由にはならない」
「なので僕達は、明日の襲撃に備える形で彼らを撃退する。全てを防げるとは限らない、ただ、確実に被害を減らす事はできるはずだ」
「各自、班ごとにこれより指定した区域で警戒及び妨害を行ってほしい。そして、いくつかの班には遊撃を任せてある。遊撃班は要請に応じて動きながら、なるべく仲間たちの被害を減らしてあげて」
「命令は2つ!これまでクリーチャーの命を奪ってきた敵に、絶対に屈しないこと!そして、絶対に生きて帰ってくること!以上だ!」
班が発表される。PC達は遊撃班、つまり様々な場所を駆け巡り援護を行う班だ。
発表が終わった後、各自で歓声が上がる。賞賛する声、決意の声、他にも様々な声。そのどれもが、作戦で生き抜く覚悟を持っている事は確実だ。君達はその声を聞きながら、この場を後にする。

シーン11 作戦前夜の会話(PC2)
作戦前、最後の定期連絡。彼からの番号で電話がなる。そしていつも通り、アンサングが君に連絡を行う。
「もしもし、こちらアンサング。生きてるかい、PC2?」
「こっちは作戦の前夜だからかな、ちょっとした宴とかで盛り上がってたよ。連中、本気だ」
「とりあえずあの後分かったことは一つ。全員が参加する訳じゃなくて、一部の学生のみが参加してること。形式上、俺も参加することになってる。俺の担当はなんとかして逃がすからそこは安心してくれよ」
「ただ、他のところはそうもいかない。結構激戦が予想されるから気をつけてくれ」
「健闘を祈る。なんとか上手くやろう、PC2」
彼は最後にいつものような落ち着いた声でそう告げると、連絡を切った。

シーン12 任務成功の心得(PC1)
その日の夜。君が部屋に帰ろうとしていると、部屋の前で誰かが壁によりかかっている。彼は、クサカベはちらりと君を見ると、立って話しかけてくる。
「PC1、元気そうね。ちょっとだけ言いたいことがあったのよ」
「気を抜きなさいな。別に僻まれても妬まれても気にしなくていいの。貴方にはそれだけ力があるということなのだから」
「でも、その力を過信して全てに手を伸ばすのも早いわ。貴方一人では、どうしても限界がある。そんなとき、仲間をどーんと頼ってやりなさい」
「アマリリスは家族、と言う人もいるくらいだしね」
とクサカベはウインクしながら君に伝える。
「そうして、貴方が一番戦うべき時、貴方しか出来ないことがある時……その才を、発揮してあげなさい」
「それじゃ、私はもう少し仕事してから寝るわ。おやすみ、PC1」
そう言うと彼は手を振りながら君の部屋の前を離れた。

シーン13 反乱作戦の決行(PC全員)
作戦当日。アマリリスの人々はそれぞれ作戦を実行に移すため、それぞれの場所に移動していた。
君達も初期位置になりを潜め……作戦が、始まる。
それは足音から始まった。工作魔導養成班によるトラップから始まり、そこを他の構成員が抑える、そんな作戦だった。
事実それは上手くいき、ある程度は効力を発揮したが―それでも、まだ止まらない。次第に交戦が大きくなっていき、黒き森全体が魔法戦の音で包まれる。君達も戦闘に加わり、様々な場所に移りながらハーベストの生徒を蹴散らしていく。
(必要なら、ここで蹴散らす演出をするといいでしょう。各自のテンションを上げる方向で)
そしてPC2に緊急連絡が入る。アマリリスの今作戦のオペレーターの一人であるエリー・メルスレイからだ。
「エリアB14にて応援要請!貴方たちに応援を頼みます!」
貴方たちがそこに向かうと、そこにはアマリリス戦闘員がハーベストの二人組に苦戦し、発動体を破壊されている光景が見えた。アマリリス戦闘員にPC1は見覚えがあり、夜につっかかってきた二人組だと分かる。
彼等は遠方まで飛ばされ、ハーベストの二人組は君達を見る。片方は緑髪の軽薄そうな少女、もう片方は冷静な態度である金髪の少年だ。先に少女が口を開く。
少女「アレイスターせんぱーい、増援っぽいっす」
少年「……そうか。逃げる隙はありそうかい、ドロテア」
ドロテア(少女)「厳しいっすねー。さっきのと違って手強そうっす。数も多いし」
アレイスター(少年)「となると、相手を少し削る必要があるかもね」
ドロテア「そっすねー。……逃がしてくれる気、あります?お三方」
そう少女はPC達を見ながら一度発動体をしまおうとする。

(断った場合)「ま、敵をそう易々と見逃してくれるほど、あんたらも優しくないっすよね……っ!」
(肯定した場合)「うーん、そのままの意味だと嬉しいっすけど」
アレイスター「しかし敵を信用するほど、今の状況が優しいわけじゃない。君達の癪に障るような事をしてしまっている訳だからね」
ドロテア「そうっすよ……ねっ!」

そう言って少女は発動体らしき杖を取り出し、少年は結界を札を用いて展開する。

(クリーチャーをなぜ掠うのか、と問われた場合)
アレイスター「クリーチャーと人間が共存する新たな方法、その模索だ」
ドロテア「……あんまり喋っちゃだめっすよ。まだ実行に移せるかも分からないのに」
(以上、問われた場合の描写終わり)

ドロテア「相手の隙を作るくらいならやってみせましょう!」
アレイスター「あぁ、そのための時間は僕が作る」
ドロテア「無理はしないで下さいよ。貴方が大事なんですからね、この作戦!」

【中間戦闘:ドロテア&アレイスター】
戦闘空間は5×6マスにすること。

中間戦闘後、二人は三人から距離を取る。
アレイスター「そろそろ、かな」
ドロテア「そっすね。時間も稼げました、目標も手に入ってると連絡が来たんでね。退散としましょう、追いかけないでくださいよ……!」
そう言いながらドロテアは即座に煙幕を展開し、撤退していく。ここで追いかけるのは、後ろにいる二人の保護や、なにより作戦の本意に反する。
(ここでリベラルアーツを振るように宣言して下さい。一人以上成功者がいた場合、遙か向こうに既視感のある人影が見えます)
それを境にか、オペレーターのエリーから連絡が入る。
「ハーベスト各員が撤退していきます!本部隊及び遊撃隊は、負傷した隊員を保護しながら身の安全を確保してください!繰り返します、本部隊及び遊撃隊は、負傷した隊員を保護しながら身の安全を確保してください!」
そうして君達は吹き飛ばされた隊員二人を(嫌かもしれないが)保護しながら撤退することにした。

シーン14 決戦舞台の裏側(マスター)
シーン分岐;作戦の事をPC3から教えて貰っているかどうか
(知っていない場合)
彼女は何の気無しに、森を散歩していた。黒き森が今日は騒がしいな、と思いながら。
(知っている場合)
彼女は安全な場所に避難しようとしていたが―PC3が黒き森にいると思うといてもたってもいられずに黒き森に進み、PC3を探していた。
(以下、共通描写)  
そこにハーベストの学生が4人チームでやってくる。そしてそこに割り込むように、アマリリスの二人組が割り込んだ。二つのグループはにらみあった後、ハーベストのリーダーらしき人物―アレイスターが口を開く。
「二人は、彼女の確保を。彼女、人型だけどカース反応がある―クリーチャーだ。僕とドロテアは、ここで足止めを行うよ」
その言葉を聞くと、後ろにいた二人がばっと消え、ローレライは危機を察知して逃走を開始する。アマリリスの二人組はそれを追いかけようとするが、それをもう一人―ドロテアの魔法で止められる。
「そうはさせないっす」
そうしてビリーとクレアは二人と戦闘を開始する。
一方で、ローレライは息を切らしながら逃げるが、暫くしてハーベストの構成員に捕まってしまう。
学生A(名前が必要ならグロックとでもしてください)「大人しくしろ!抵抗しなければ害を加えるつもりは無い!」
ローレライ「嫌、離して!」
学生B(必要ならファシーと名乗らせて下さい)「しっかり頼むわよグロック!……よし、ルート確保!」
ローレライ「止めて!止めてよっ!!」
学生A「そんなに抵抗するようならっ!」
そう言いながら学生Aは魔法を放ち、ローレライを眠らせる。
学生B「あんまり傷つけないでね……行くよ!」
学生A「ああ!……こちらグロック!ドロテア、なんとか捕獲に成功したよ!そっちも撤退を!」
そうして二人は撤退を開始した。

シーン15 誘拐作戦の目的(PC全員)
君達が戻っている途中、ビリーとクレアは気まずそうに押し黙っている。そんな中、PC2に連絡が入る。
「こちら『アンサング』、ハーベスト側も作戦から戻ってクリーチャーが回収されている最中だ。どうやら素材を剥ぐって訳でもなく、一カ所に集めておくらしい。それで色々調べたんだ」
「―オークションだよ。クリーチャーを売りさばく。そして金を循環させるつもりみたいだ」
「もう少し調べてみる。けど、こっちも捕まったクリーチャーの経過観察もあるから、一人じゃやっぱり手が回らなさそうだ。少し、そっちの方でも情報収集を頼みたい」
「悪いね。頼むよ、PC2」
そういうと連絡は切れる。

シーン16 作戦結果の報告(PC全員)
情報収集の前に、君達はトト・フロム・オズに呼び出されていた。
「悪いね、君達に改めて連絡があって呼び出したんだ」
「この作戦、どうも一枚裏があるのは周知の通り。ただ、全員が動くと相手側に感付かれかねない。だから、一度作戦に参加する人数を減らす。そして改めて作戦が決まったら、チームを組み直そうと思っている」
「疲れているところ申し訳ないけれど、このまま情報収集を頼むよ。ただ、無理はしないで、まずは休憩した方が良い」
「苦労を押しつける形になってしまってごめん。ただ、君達ほど傷が少なく生還したチームはほとんど居ないんだ」
君達の返事を聞くと、彼女は君達を送り出した。

シーン17 暗中模索の決行(PC全員)
情報収集。
1.「オークション」について
2.アレイスターについて
3.捕獲されたクリーチャーの居場所

1.「オークション」について クリーチャーを捕獲し、オークション形式でクリーチャーを売りさばく会。近日行われるらしく、アレイスター・ローグと呼ばれる青年が首謀者らしい。【4.「オークション」の詳細】が調査可能になる。

2.アレイスターについて アレイスター・ローグ。札魔導学科の5年生であり、クリーチャーに対しても殺意を持っていない人間であるが、一方で仲良くなれるとも思えない諦観を持った少年。今回の「オークション」では、主宰を担当することとなった。【5.アレイスターの意図】が調査可能になる。

3.捕獲されたクリーチャーの居場所 「オークション」を行う会場に移されている。捕獲されたクリーチャーは陸生のものが多いが、珍しく人魚型のクリーチャー「ローレライ」も確認された。これはPC3と仲良くしている個体で間違いない。

4.「オークション」の詳細 クリーチャーに制御用の装置を付けることで擬似的に操作し、愛玩動物として可愛がる為に見た目の良いものを落札する、といった金持ちの娯楽のようなものである。

5.アレイスターの意図 アレイスターはクリーチャーハントをもう少し改善できないかと考えた結果、命を救うと言う観点で今回のオークションを企てた。これを通じて出資者を募ることが出来れば、HSNと交渉を通じクリーチャーハントで喪われる命を少しでも減らせるかも知れないという苦肉の策である。クリーチャーが死ぬより、多少従属してでも共存できる選択肢を提示しようとしている。

シーン18 前線基地の事情(マスター)
ローレライは建物で目を覚ます。周りには籠に入れられたクリーチャー達。だが粗暴な扱いは受けておらず、一部のクリーチャーには首輪のようなものが付けられており大人しくなっている。
「ここ、は」
「お目覚めかい、ローレライ」
そう言ったのは今回の作戦の首謀者―アレイスター・ローグだった。

(名前がある場合、以下の文を挿入します)
ローレライ「私にはちゃんと名前があるわ、○○って言うのよ」
アレイスター「そうかい、なら○○と呼ばせて貰おう」
(挿入分終わり)

ローレライ「此処は何処?」
アレイスター「君達を保護する場所だ。これから君達は、殺される以外の方法で、人々と共存してもらう」
ローレライ「……PC3と会わせて」
アレイスター「残念だけど、僕はその人と友達ではない」
ローレライ「だったら出して!」
そういってローレライはがっと檻を掴むが、それ以上力が入らずへたり込む。叫ぼうとしても、大きな声を出せない。アレイスターは告げる。
「ごめんね。君にも『制御装置』を付けさせて貰っている。これがある限り君は人を傷つけられない」
ローレライは黙り込み、アレイスターは続ける。
「君はこれから良い主人の下に行く。そうして幸せな生活を過ごして貰う。良い主のもとで、お互いがお互いを傷つけず生きる。それがきっと、僕たちがクリーチャーと生きていける唯一の道だ。君達が『殺されない』唯一の手段だ」
「分かってくれ」
そういってアレイスターはその場を去る。そして残ったのは、泣きながら俯くローレライの声だけ。
「私は……私は、PC3と一緒がいい。一緒が、いいの。それ以外は、何も、何も要らないのよ……」
少女の泣き声が、冷たい部屋に響いた。

シーン19 起死回生の奇策(PC全員)
情報を集めきったところで、君達はトト・フロム・オズに呼ばれる。そこには、ハルノ=クサカベもいた。
トト「お疲れ様。あの後、アンサングと直接連絡を取って、詳細場所を割り出したんだ。そして、日時も」
「あとは作戦を説明して、貴方たちに承諾を貰う必要がある。そう思ったんだ。頼めるかい、ハルノ」
ハルノ「えぇ。作戦は2日後行われるオークションで、一部の部隊が潜入して一撃を食らわせる。そしてそこから一気呵成に攻め立てる。それだけよ」
「で、攻撃方法なんだけど。貴方たちが潜入班よ。そして、そのまま機を待って制御装置を破壊して頂戴。この制御装置、どうやら一つのマザーコンピュータにあたる部分があってね。それを破壊すれば、一気にクリーチャー達は制御を離れるわ」
トト「そこでアンサングが合図をして、部隊を展開。混乱状態にしたまま、今回の首謀者を襲撃する。そうすれば首謀者、クリーチャー、観客の防衛で相手は総崩れだ。そのままクリーチャー達を保護するよ」
「あとは撤退するだけ。あとは会場を荒らせれば十二分、強いて言うなら追撃は避けて。奪還が第一目標だ、そして生存して帰ってくること。君達にはとても危険な任務を任せることになるからね」
ハルノ「ま、そういうことね。今回の作戦は、PC2の統率、そしてそのもとで振るわれるPC3とPC1の力にかかっている。特にPC1、貴方が制御装置を破壊出来なければ作戦は大きく狂う。できるわね?」
トト「お願い。君達が、頼りだ」

「トト・フロム・オズの名において、君達に命ずる。オークション計画を破壊し、必ず帰ってきて!」

シーン20 一蓮托生の潜伏(PC全員)
クルドサック。
1.警備員のいる門の通過
ララバイ・ステルス・ミュート
5点ダメージ
2.潜入ルートの確保
スコープ・ペネトレイト
バッドステータス:衰弱レベル2
3.狙撃ポイントへの移動
フロート・テレポート
バッドステータス:重圧レベル1

シーン21 五里霧中の未来(PC全員)
大魔法発動想定シーン。
PC2にアンサングから通信が届く。
「聞こえているか、PC2。PC1とPC3も聞いてくれ。色々と調べていたんだけど、彼は最初の目玉商品―ローレライの落札時に鍵を開放する際に現われるみたいだ。記念すべき第一回の最初の落札だからね、主宰がやった方が良いという流れになったらしい」
「そこで、落札が決まってから出てくるタイミングで装置を破壊して混乱に陥れて欲しいんだ。装置の位置は割り出している。あとは、スナイパーの腕にかかっている」
そう言うと端末に装置の位置が転送される。遥か遠方、そして地下。専用の警備が厳重に立てられており、この短期間では潜入も難しいだろう。
「『装置を破壊した上で』『そのまま主犯を追い詰めなければならない』。同時に二つの離れた対象を相手取る以上、本来なら不可能な筈―なんだけどね。PC1にかかればそうはならないと、ハルノさんが言っていた」
「俺は俺で場を混乱させる手助けをしつつ、君達のフォローを行う。こちらは任せておいてくれ、そのかわり。そちらは、頼んだよ」
そんな事を言っている間に舞台が暗転し、喝采と共に司会者であるイトラが取り仕切る。まるで劇場のようになっているそれは、クリーチャーを見世物にするには適任だろうと思う人もいるだろう。
「レディースエンドジェントルメン!第1回オークションにお越し頂きありがとうございます!早速ですが、最初の目玉商品から参りましょう!!」
そういって檻の中で、俯いているローレライが出される。その首には首輪が付いており、怪しく輝いている。
「世にも不思議な人魚姫!その歌声は遍く人々をも魅了すると言われるローレライ!開始資金は―」
そんな声が続き、資金が次々と上乗せされていく。そして途方も無い大金のあと、静まり―
「落札でございます!では、落札した方、舞台へお上がり下さい!記念すべき第一号ということで、今回の主宰であるアレイスター・ローグ様に鍵を開けて頂きます!」
そうしてアレイスターが登場し、鍵を開け、彼女の身元が見知らぬ人間へと引き渡される―。
【ここで大魔法を発動し、装置を破壊することでクライマックスシーンに移動。】

シーン22 必殺必中の一撃(PC全員)
クライマックスシーン。
その一撃が制御装置を砕き、彼女に付けられていた指輪が光り輝いて割れる。場は同様に包まれ、バックからクリーチャー達の鳴き声が聞こえる。そしてそれをきっかけに入り口から爆発音が響き、一気に入り口から強行部隊が展開、そして裏口に潜入していた班がクリーチャー保護を開始した。
「ナイス!あとはこれを持って行け、ヒーロー!」
アンサングがそういうとPC1に力が宿る。
アンサングの大魔法【哲人王の眼(フィロソフィアアイズ)】により、PC1の大魔法が再度使用可能になる。(シーン5参照)
「最後まで気は抜かないで、アイツに一撃食らわせてくれ、PC1、PC2、PC3!さぁ、突っ込め!!」
その言葉を最後に通信は切れ、君達は舞台の上に下りる。腰の抜けた落札者、PC3に向かって泣きながら走り出すローレライ、そして忌々しげな瞳で君達を睨むアレイスター。
ローレライは抱きつきながらPC3の後ろに逃げる一方で、アレイスターは君達を見ながら口を開く。
「やってくれるね、アマリリス……!」
「僕は僕なりに、クリーチャーを護ろうと思っていたのだけれど、分かってはくれなかったか。少し残念だよ。納得もしているけれどね」
「だからもう、説得の言葉を交わす必要は無い。僕たちは、わかり合えない」
そういって彼はガチリ、と発動体を構え、そして光を纏い姿を変える。左手を覆い、展開した発動体は更に刃を展開し、盾と一体の刃のようにも見える。
「人と人はわかり合えず、人と獣は尚更だ。わかり合おうとせず殺戮の限りを尽くす者を、僕は何度もハーベストで見た。だから僕はクリーチャーを救う術を考えた。それがこれだ。それを君達が否定するなら!僕が間違っていると、君達が証明してみせろ!その、力でもって!」
そう言って彼は札を展開し、結界を展開しながら戦闘体制に入る。

【最終戦闘:アレイスター・ローグ】
最終戦闘は5×6マスの戦闘空間で行って下さい。
各自、発動体を抜く演出を行って下さい。

シーン23 一人芝居の終幕(PC全員)
最終戦闘終了後、彼は自分の発動体を見て諦めたような目で君達を見つめる。
「僕の、負けだ。見事だよ、ヒーロー」
「僕では結局、クリーチャーは守れなかった訳だ。つくづく無力だな、僕は」
「それでも、良いか。君達がいるのなら。なぁ、彼等を、彼女等を、守ってやってはくれないか。虐殺の魔の手から、憎しみの血塗られた刃から」
「頼むよ」

(アマリリスに誘われたとき)
「そういう選択も、あったのかもしれない。でも、僕は君達に刃を向けた。その資格は無い」
「何より、こちらでしか出来ないこともあるからね。ハーベストのクリーチャーを憎む連中の手を、少しでも鈍らせるのはこちらでしかできない」
「僕は僕なりに、こっちでやり直してみるさ」
(以上、アマリリスに誘われたときの描写終わり)

「なぁ、ヒーロー」
「名前を、聞いてもいいかな」
「ありがとう。憶えておくよ、PC1」

会話が終わると、途端に振動音が鳴る。そして、崩壊する音。施設の天井が崩れ去ろうとしているのだ。君達がアレイスターに近づこうとすると、ドロテアがアレイスターの元にやってくる。彼女はじっと君達を見つめ、アレイスターを庇うように立ちながら話す。
「さっさと出て行った方が良いっすよ。あんたらのお陰でこの施設すら保たないんで」
「彼は渡しません。絶対に、なんなら刺し違えてでも。でもあんたらは差し違えるわけにはいかない。だってそこの子も連れて行かなきゃ行けないんでしょ」
君達がこの場を後にするとき、聞こえたのはドロテアの声だった。
「―この事は、忘れないっすよ」

シーン24 少女救出の成功(PC3) 
(ローレライとのシーンを想定)

シーン25 知略縦横の相棒(PC2)
(アンサングとのシーンを想定)

シーン26 一騎当千の才能(PC1)
(ハルノ=クサカベとのシーンを想定)

―――以上、シナリオ部分完結―――

◆データ面
【中間戦闘:アレイスター&ドロテア】

アレイスター
ワンポイント:純粋な防御性能であればアマリリスの生物魔導養成班さえ凌駕しうる盾役です。「ダークフィラメント」「エンジェルフェザー」などで防御力を上げつつ、相手の超火力が不安ならリアクションダイスを増やして「アルカディアスアルスマグナ」を狙ってください。初心者相手ならある程度手加減しないと泣きを見ます。
HP:50 TP:10 攻撃力:0 防御力:2 移動値:1
A:3 R:6 L:4
発動体【豪炎守護の結界】
「自分が受けているグッドステータス1つにつき防御力+2」
専用化:
一般アイテム:シルクハット
【主体属性】
火・光
【発動ダイス】
3b6 【アクション】
6b6 【リアクション】
4b6 【リベラル】
【発動体効果】
自分が受けているグッドステータス1つにつき防御力+2
【一般アイテム】
シルクハット:特技による消費TPに-1する。(ただし0以下にはならない、特技に適応済)
【特技】
ソリティア/1/A/次の自分のアクションフェイズまでの間、自分以外の味方が魔法攻撃の対象に選ばれたとき、自分がその魔法攻撃の対象でなければ、代わりに自分が魔法攻撃の対象になることができる。
ライブラリアウト/2/R/魔法攻撃の範囲に、自分の味方が1人以上居る場合、魔法攻撃の対象を自分1人に変更する。
グッド・スタッフ/2/R/このリアクションフェイズでの発動ダイス数に+3する。1シナリオに1回使用可能。
デスティニー・ドロー/1/R/このリアクションフェイズでの発動ダイス数に+1する。
【魔法】
アイリス/リアクション/X/発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。
ハーベストムーン(防)/リアクション/123456/防御力+20、さらにこの魔法の発動確定後、この発動タイミングにおける全ての発動ダイスをもう一度振る。また、この発動タイミングではもうハーベストムーンは発動できない。※アイリスと同時に使用することはできない。
アルカディアスアルスマグナ/リアクション/55555/味方全員の防御力+15、さらにこのリアクションフェイズでの自分の合計防御力を2倍にしてダメージ計算を行う。
フォルトゥナミステリ/リアクション/4445/防御力+8、さらに自分にグッドステータス:浄化レベル2とグッドステータス:活性レベル2を与える。
カオティックラバー/リアクション/5666/防御力+8、さらに追加で自分の発動可能な2レベルのリアクション魔法を2つ発動することができる。
ビヨンドザリベンジ/リアクション/3333/魔法攻撃の攻撃力と同じだけのダメージを魔法攻撃の発動者に与える。
エンジェルフェザー/リアクション/455/防御力+4、さらに自分にグッドステータス:飛行レベル1を与える。
サテライトバリア/リアクション/115/防御力+4、さらに味方全員の防御力をこのシーン中+1する。
ダイヤモンドビット/リアクション/225/防御力+4、さらに味方1人の防御力をこのシーン中+2する。
ダークフィラメント/リアクション/346/防御力+3、さらに自分にグッドステータス:焔刃レベル1とグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
ファイアウォール/リアクション/36/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。
フェアリーサークル/リアクション/45/防御力+2、さらに味方1人のHPを2点回復する。
ヒートマイン/リアクション/13/防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、魔法攻撃の発動者のいるマスを地形:溶岩レベル1に変更する。
スターライトシグマ/リアクション/25/防御力+2、さらにこのリアクションフェイズ終了後、味方1人のレベル3までのバッドステータス:麻痺を回復する。ビートディフェンス/リアクション/56/防御力+2、さらに自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
フレイムボルト/アクション/35/攻撃力+1、さらに自分のTPを1点回復する。
【エンハンス】
オプスマグナム/リアクション/555557/味方全員の防御力+15、さらにこの発動タイミングでの自分の合計防御力を2倍にしてダメージ計算を行う。この戦闘間、味方全員の防御力を+5する
フィールドプロテクション/リアクション/1145/防御力+4、さらに味方全員の防御力をこのシーン中+1する。味方全員にグッドステータス:加護レベル1を与える。
クロスアクア/リアクション/236/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。自分の前方向に存在する敵全員に3点のダメージを与える。
スターライトハイスピード/リアクション/245/防御力+2、さらにこのリアクションフェイズ終了後、味方1人のレベル3までのバッドステータス:麻痺を回復する。味方1人のSS値に+3する。
ソーラーイクリプス/アクション/135/攻撃力+1、さらに自分のTPを1点回復する。敵全体に2点のダメージを与え、味方全員のTPを2点回復する。

ドロテア
ワンポイント:いわゆる「会心型」でありながら、広範囲への攻撃もできるアタッカーです。遠く離されても「スパイクホライゾン」「プラズマカノン」などで射程を確保しつつ戦えます。開幕に特技「知は力なり」で「スーパーノヴァ」を狙い、ダイス数を増やして怒濤の攻撃を仕掛けることをオススメします。初心者相手ならある程度手加減しないと泣きを見ます。
HP:40 TP:10 攻撃力:1 防御力:0 移動値:2 SS:8
A:6 R:3 L:4
発動体【疾風怒濤の長杖】
「風属性魔法攻撃力+3」
専用化:
一般アイテム:魔導シューズ
【主体属性】
風・闇
【発動ダイス】
6b6 【アクション】
3b6 【リアクション】
4b6 【リベラル】
【発動体効果】
風属性魔法攻撃力+3
【一般アイテム】
魔導シューズ:移動値が1上昇する。
【特技】
永遠の相のもとに/3/A/このアクションフェイズでの攻撃力に+8する。1シーンに1回使用可能。
万物は流転する/2/A/このアクションフェイズでの発動ダイス数に+1する。
知は力なり/3/A/このアクションフェイズでの発動ダイス数に+3する。1シナリオに1回使用可能。
【魔法】
オリジン/アクション/X/発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。
ハーベストムーン(攻)/アクション/123456/攻撃力+20、さらにこの魔法の発動確定後、この発動タイミングにおける全ての発動ダイスをもう一度振る。また、この発動タイミングではもうハーベストムーンは発動できない。※オリジンと同時に使用することはできない。
エアリアルスラスト/アクション/44444/攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更する。また、3つまで、好きな属性のマナを発生させる。
ジャックポット/アクション/3444/攻撃力+7、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きなマスを1つ追加し、対象を戦闘空間の好きなマスに移動させる。
オメガクライシス/アクション/4666/攻撃力+7、さらに自分にグッドステータス:俊足レベル2とグッドステータス:会心レベル2を与える。
スーパーノヴァ/アクション/3336/攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない。
ダイヤモンドダスト/アクション/124/攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:氷結レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
スパイクホライゾン/アクション/224/攻撃力+3、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きな2マスを追加する。
プラズマカノン/アクション/455/攻撃力+6、さらに攻撃範囲を前方5マスに固定する。
コールトルネード/アクション/114/攻撃力+3、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:トルネードを召喚する。
デモンズサーキット/アクション/46/攻撃力+1、さらに自分にグッドステータス:俊足レベル1を与える。
ジャイロストライク/アクション/34/攻撃力+2、さらに1マス移動することができる。
タービュランス/アクション/44/地・水・火・風・光・闇の中から好きな属性のマナを1つ発生させる。
アンビヴァレンス/アクション/56/攻撃力+1、さらに光または闇属性のマナを1つ発生させる。
グリーンバリア/リアクション/44/防御力+3、また、敵の攻撃に風属性の魔法が含まれていれば防御力をさらに+1
デモンズナックル/リアクション/46/防御力+1、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
ファイアウォール/リアクション/36/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。
ポルターガイスト/リアクション/14/防御力+1、さらに魔法攻撃の範囲にいない敵以外のオブジェクトを前後左右の好きな方向に1マス移動させる。
【エンハンス】
アルコバレーノ/アクション/444447/攻撃力+12、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに移動後、自分の周囲全方位1マスを攻撃範囲に変更する。また、3つまで、好きな属性のマナを発生させる。3つまで、好きな属性のマナを発生させる代わりに、地、水、火、風、光、闇属性のマナをそれぞれ1つずつ発生させる。
スプレッドニードル/アクション/1224/攻撃力+3、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きな2マスを追加する。攻撃範囲のマスを全て地形:剣山レベル3に変更する。
アピアレントホライゾン/アクション/22456/攻撃力+3、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きな2マスを追加する。この戦闘間、自分は大魔法「イベントホライゾン」を1回発動できる。
マナヴォルテックス/アクション/1146/攻撃力+3、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:トルネードを召喚する。また、戦闘空間にあるトルネードを全て破壊してもよい。そうした場合、破壊したトルネード2つにつき、次の発動タイミングで地・水・火・風・光・闇の中から好きな属性のマナを1つ発生させる。
サーキットブレイカー/アクション/346/攻撃力+1、さらに自分にグッドステータス:俊足レベル1を与える。自分にグッドステータス:会心レベル1を与える
クロスアクア/リアクション/236/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。自分の前方向に存在する敵全員に3点のダメージを与える。
イグニスファトゥス/リアクション/134/防御力+1、さらに魔法攻撃の範囲にいない敵以外のオブジェクトを前後左右の好きな方向に1マス移動させる。「ポルターガイスト」の効果発動前に、戦闘空間の好きな1マスにオブジェクト:ジャックオーランタンを置く。

【最終ボス:アレイスター・ローグ】
ワンポイント:気持ちかなり強めにしています。慣れていない初心者を相手取るのであれば手加減しましょう。アクション・リアクション・リベラルのダイス値を一つずつ減らす、などが有効です。ただし、それでぬるくならないように気を付けてください。このキャラのコンセプトは「防御固定点が高い事」であり、そこを大魔法「必殺必中の一撃」で突破出来るようにしています。PC1の良きライバルとして、同じ志を持ちながら手段を間違えた偽りの英雄として、その力を存分に発揮してください。
HP:70~90で調整 TP:45 攻撃力:1 防御力:1 移動値:2 SS:5
A:6 R:6 L:6
発動体【攻防一体の盾刃】
「自分が受けているグッドステータス1つにつき攻撃力+1、防御力+1」
専用化:
一般アイテム:
【主体属性】
火・光
【発動ダイス】
6b6 【アクション】
6b6 【リアクション】
6b6 【リベラル】
【発動体効果】
自分が受けているグッドステータス1つにつき攻撃力+1、防御力+1
【サイズ】
1×1
【特技】
絶対意志の満月(ムーン・イン・ザ・レイン)/13/AR/この発動タイミングで「ハーベストムーン」を、攻防どちらか選んで発動できる。1シナリオ1回まで。
疾風怒濤の一閃(ブレイブスラスト)/3/A/この発動タイミングでのダイス数を+1し、さらにグッドステータス;鼓舞レベル1を付与する。既に鼓舞が付与されている場合、そのレベルを+1する。
反撃抗争の一手(リベリオルストライク)/3/R/自分に付いたバッドステータスを1つ解除し、自身の獲得しているグッドステータスのレベルを1つ選んで1上げる。
【魔法】
オリジン/アクション/X/発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。
ハーベストムーン(攻)/アクション/123456/攻撃力+20、さらにこの魔法の発動確定後、この発動タイミングにおける全ての発動ダイスをもう一度振る。また、この発動タイミングではもうハーベストムーンは発動できない。※オリジンと同時に使用することはできない。
アイリス/リアクション/X/発動タイミングの好きなダイス1つの出目を+1及び-1できる。
ハーベストムーン(防)/リアクション/123456/防御力+20、さらにこの魔法の発動確定後、この発動タイミングにおける全ての発動ダイスをもう一度振る。また、この発動タイミングではもうハーベストムーンは発動できない。※アイリスと同時に使用することはできない。
カーディナルコスモス/アクション/33333/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を戦闘空間上の全てのマスに変更し、この魔法攻撃での合計攻撃力を2倍にしてダメージ計算を行う。
サンクチュアリ/アクション/5555/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を好きな3×3マスに変更し、さらに攻撃範囲内に味方が居た場合、その味方のHPを10点回復し、レベル3までのバッドステータスを1つ回復する。
ホワイトナイツ/アクション/3335/攻撃力+8、さらに味方全員のHPとTPをそれぞれ5点ずつ回復する。
ジャックポット/アクション/3444/攻撃力+7、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きなマスを1つ追加し、対象を戦闘空間の好きなマスに移動させる。
スーパーノヴァ/アクション/3336/攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない。
スカーレットコスモス/アクション/3333/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を戦闘空間上の全てのマスに変更する。
シューティングスター/アクション/3555/攻撃力+7、さらに攻撃範囲に戦闘空間の好きな5マスを追加し、攻撃範囲内に味方が居た場合、攻撃力をその味方の数×3点上げる。
ウェイクアップ/アクション/566/攻撃力+3、さらに自分が受けているグッドステータスのレベルを全て1上げる。
ディバインフィールド/アクション/115/攻撃力+3、さらに自分のいる1マスを地形:聖域レベル2に変更する。
ユニゾニアアクア/アクション/223/攻撃力+4、さらに攻撃範囲を自分の右列前方2マス、左列前方2マスに変更し、対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与える。
ファイアボール/アクション/36/攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
ホーリーライト/アクション/25/攻撃範囲を自分の前後左右1マスに変更し、対象にバッドステータス:盲目レベル1を与える。
ボルケイノ/アクション/13/攻撃力+2、さらに攻撃範囲のマスを地形:溶岩レベル1に変更する。
ジャイロストライク/アクション/34/攻撃力+2、さらに1マス移動することができる。
アンビヴァレンス/アクション/56/攻撃力+1、さらに光または闇属性のマナを1つ発生させる。
アルカディアスアルスマグナ/リアクション/55555/味方全員の防御力+15、さらにこの発動タイミングでの自分の合計防御力を2倍にしてダメージ計算を行う。
ガトリングバレッジ/リアクション/3336/防御力+7、さらに敵全員に3点のダメージを与える。
フォルトゥナミステリ/リアクション/4445/防御力+8、さらに自分にグッドステータス:浄化レベル2とグッドステータス:活性レベル2を与える。
ビヨンドザリベンジ/リアクション/3333/魔法攻撃の攻撃力と同じだけのダメージを魔法攻撃の発動者に与える。
カオティックラバー/リアクション/5666/防御力+8、さらに追加で自分の発動可能な2レベルのリアクション魔法を2つ発動することができる。
エンジェルフェザー/リアクション/455/防御力+4、さらに自分にグッドステータス:飛行レベル1を与える。
サテライトバリア/リアクション/115/防御力+4、さらに味方全員の防御力をこのシーン中+1する。
ダイヤモンドビット/リアクション/225/防御力+4、さらに味方1人の防御力をこのシーン中+2する。
ダークフィラメント/リアクション/346/防御力+3、さらに自分にグッドステータス:焔刃レベル1とグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
ファイアウォール/リアクション/36/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。
フェアリーサークル/リアクション/45/防御力+2、さらに味方1人のHPを2点回復する。
ヒートマイン/リアクション/13/防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、魔法攻撃の発動者のいるマスを地形:溶岩レベル1に変更する。
ホワイトバリア/リアクション/55/防御力+3、また、敵の攻撃に光属性の魔法が含まれていれば防御力をさらに+1
スターライトシグマ/リアクション/25/防御力+2、さらにこのリアクションフェイズ終了後、味方1人のレベル3までのバッドステータス:麻痺を回復する。
ビートディフェンス/リアクション/56/防御力+2、さらに自分にグッドステータス:鼓舞レベル1を与える。
【エンハンス】
セレスティアルガーデン/アクション/55555/攻撃力+15、さらに攻撃範囲を好きな3×3マスに変更し、さらに攻撃範囲内に味方が居た場合、その味方のHPを10点回復し、レベル3までのバッドステータスを1つ回復する。さらに戦闘不能の味方がいる場合、その戦闘不能を解除し、最大HPの半分(端数切り捨て)回復させる。
デッドゾーン/アクション/55556/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を好きな3×3マスに変更し、さらに攻撃範囲内に味方が居た場合、その味方のHPを10点回復し、レベル3までのバッドステータスを1つ回復する。自分と攻撃範囲内の味方に、グッドステータス:暴走レベル2を与える。
ホーリーグレイル/アクション/25555/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を好きな3×3マスに変更し、さらに攻撃範囲内に味方が居た場合、その味方のHPを10点回復し、レベル3までのバッドステータスを1つ回復する。自分と攻撃範囲内の味方に、バッドステータス:重圧レベル-3を与える。
スカーレットコスモス(裏)/アクション/33333/攻撃力+15、さらに攻撃範囲を戦闘空間上の全てのマスに変更する。この魔法攻撃では、対象はリアクションフェイズで魔法を発動できず、対象の防御力を無視してダメージ計算を行う。
スターライトコスモス/アクション/33335/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を戦闘空間上の全てのマスに変更する。攻撃範囲内の味方のHPを15回復する。
アブソリュートコスモス/アクション/23333/攻撃力+10、さらに攻撃範囲を戦闘空間上の全てのマスに変更する。対象にバッドステータス:氷結レベル3とバッドステータス:重圧レベル3を与える。、
シャイニングブレイバー/アクション/2235/攻撃力+4、さらに攻撃範囲を自分の右列前方2マス、左列前方2マスに変更し、対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与える。攻撃範囲に前方2マスを追加し、対象にバッドステータス:麻痺レベル3を与える。
ホーリータイフーン/アクション/245/攻撃範囲を自分の前後左右1マスに変更し、対象にバッドステータス:盲目レベル1を与える。自分から最も離れたマスを1つ選び、対象をそのマスに移動させる。
オプスマグナム/リアクション/555557/味方全員の防御力+15、さらにこの発動タイミングでの自分の合計防御力を2倍にしてダメージ計算を行う。この戦闘間、味方全員の防御力を+5する
フィールドプロテクション/リアクション/1145/防御力+4、さらに味方全員の防御力をこのシーン中+1する。味方全員にグッドステータス:加護レベル1を与える。
クロスアクア/リアクション/236/防御力+1、さらに自分の前方1マスにいるオブジェクトに1点のダメージを与える。自分の前方向に存在する敵全員に3点のダメージを与える。
スターライトハイスピード/リアクション/245/防御力+2、さらにこのリアクションフェイズ終了後、味方1人のレベル3までのバッドステータス:麻痺を回復する。味方1人のSS値に+3する。
【大魔法】
大魔法【イマジナリー・ウイング(想像力の翼)】
表【味方1人を対象に、即座にアクションフェイズを行わせることができる。さらに、この効果によるアクションフェイズの発動ダイス数に+3する。ただし、この行動では、行動済みにならない。※イマジナリーウイングが2回同時に発動した場合、ss値の高い順番でアクションフェイズを行う。もしss値が同じ場合、イマジナリーウイングの対象はダイスを振り、出目の大きい順番で行動する。】
裏【想像力を力に変え、壊れたり、傷ついたりした人や物を好きなだけ元に戻すことができる。自分の思い描いた姿に新たに変化させることも可能。】
大魔法【テスタメント(神の存在証明)】
表【アクションフェイズの発動ダイスを5個増やす。また、敵はこれに対するリアクションフェイズに魔法を発動できない。】
裏【神と契約することで、誰か一人を幸せにするための奇跡を起こすことができる。(多人数も可能である)】
大魔法【ヴァイス・ヴァーサ(逆説的真理)】
表【リアクションフェイズの発動ダイスを5個増やす。また、敵が発動した魔法のうち一つの効果を消去する。そして、このリアクションフェイズでは、バッドステータス:怯みの効果を受けない。】
裏【好きな精霊を召喚し、自然現象や空間などを自由に操ることができる。】

◆小ネタ集
【なんで5×6マスなの?】
単純に戦闘空間が広い方が活かせる発動体・特技が狙撃魔導養成班にあるからです。発動体「弓」とか、特技「タクティカルブリージング」とか。発動体「レーザーポインター」なんかも、恩恵は多少薄いですが横に戦闘空間が広い方が合わせやすくて恩恵ありますし。
それと、こっちの方が「狙って撃つ」感じがして格好良いでしょう?

【今回予告について】
今回予告の最初の二文はアレイスターの心の内に眠っている諦観です。
そこからの文章は、PC1に投げかけるように彼が提示した言葉。彼では救えずとも、PC1には救えるかも知れない。そんな激励を込めた言葉になっています。「何が為に、お前はその道を選んだんだ?」の一文は、アレイスターが自身に皮肉を言うようにかけた言葉でもあります。

【名前について】
サンリ・アトグーン→アンサング(謳われぬ、または歌われない)+リート(歌)
ローレライは儚げ→水→水の精の連想ゲーム。

他のNPCにはフルネームを与えていますがファーストネームのイニシャルにしか意味はありません。ちなみに参戦が決まった順でA、B、Cとつけています。
アレイスター・ローグ(A)
今回のボス。コンセプトは「歪な手段しか思いつけなかった正義の味方」。金髪赤眼で、未熟さの拭えない少年だと勝手に思っています。
一人称:僕 二人称:君
ビリー・アルフォード(B)
かませにしてPC1に突っかかった人間その1。こういうのがいるとPC達の有能さが際立つので好きです。ガタイは無駄に良さそう。
黒の短髪に赤目、筋肉質の大男です。
一人称:俺 二人称:お前
クレア・レディアータ(C)
かませにしてPC1に突っかかった人間その2。プライドが高そうなイメージ。でも多分実力は高くない。金髪碧眼の典型的なお嬢様です。
一人称:私 二人称:貴方
ドロテア・クローディア(D)
アレイスターの右腕にしてパートナー。軽薄そうな口調でも感情がしっかりと強く、意志を通そうとする女の子。緑髪のツインテールで紫の瞳。実力もアレイスターの相棒に相応しいくらい高いです。アレイスターには恋慕と忠誠の入り交じった感情を持っています。
一人称:うち 二人称:あんた、あんたら
エリー・メルスレイ(E)
名前は出ていなかったけれどオペレーターにもちゃんとこんな名前がありました。苦労性でそのせいか色素が抜けています。イメージは白髪紫目、丸眼鏡かけてます。
一人称:わたし 二人称:あなた
ファシー・レインフォール(F)
ハーベスト学生でローレライを捕獲した生徒の片割れ。しっかり者の女の子のイメージです。青髪で緑目の女の子かなと。
一人称:私 二人称:あなた
グロック・ラルタ(G)
ハーベスト学生でローレライを捕獲した生徒の片割れ。優しそうな男の子のイメージです。紫髪に青目で、支援型をこなしながら妨害もできる設定です。
一人称:僕 二人称:君
ハーレイ・クロウ(H)
PC2とアンサングが初対面の時のリーダー。見た目こそ40~50代ですが鋭い目を持ちます。白髪黒目。自分からナーヴであり続ける事で前線に立ち続けようとする歴戦の勇士です。接しやすめの軽い雰囲気を持っています。
一人称:俺 二人称:お前さん、お前さん達
イトラ・ストラッカー(I)
オークションの時に司会者をやっていた人。エンターテイナー気質ではありますが気弱。アレイスターとは違い、特に何の意志も持たずハーベストで生きていた青年です。茶髪に赤目です。
一人称:僕(公の場では俺、私なども使う)二人称:君(公の場では貴方)

【シーン名について】
シーン名は全て「○○○○の○○」で統一。
シーン1 新進気鋭の天才(PC1)
シーン2 一期一会の邂逅(PC2)
シーン3 満身創痍の救出(PC3)
シーン4 獅子心中の反抗(PC1)
シーン5 超高難度の潜入(PC2)
シーン6 天真爛漫の笑顔(PC3)
シーン7 奇々怪々の連絡(PC2)
シーン8 三者三様の構成(PC全員)
シーン9 元気溌剌の少女(PC全員)
シーン10 決意表明の演説(PC全員)
シーン11 作戦前夜の会話(PC2)
シーン12 任務成功の心得(PC1)
シーン13 反乱作戦の決行(PC全員)
シーン14 決戦舞台の裏側(マスター)
シーン15 誘拐作戦の目的(PC全員)
シーン16 作戦結果の報告(PC全員)
シーン17 暗中模索の決行(PC全員)
シーン18 前線基地の事情(マスター)
シーン19 起死回生の奇策(PC全員)
シーン20 一蓮托生の潜伏(PC全員)
シーン21 五里霧中の未来(PC全員)
シーン22 必殺必中の一撃(PC全員)
シーン23 一人芝居の終幕(PC全員)
シーン24 少女救出の成功(PC3) 
シーン25 知略縦横の相棒(PC2)
シーン26 一騎当千の才能(PC1)
と全て「必殺必中の一撃」を導くために強引ながら考えました。

【イメージソングについて】
「Day After Day」はゲームである「Armored Core Verdict day」のトレーラーで登場した曲です。自分のお気に入りの曲でもあります。名も無き傭兵が戦場に戻ろうとする歌、とされています。でもそれだけじゃない気がしまして、今回は「どこか全てを救うことを諦めながらも、しかしそれでも救おうと戦い続けようとする歌」という解釈をさせて貰いました。曲中の歌詞にある「Don’t forget a hole in the wall.(壁に空いた穴=この手からすり抜けたもの達を、僕は忘れない)」だとか、「Day after I‘ve got it. I’m going to stand on the floor.(来たるべき平和の日がきたその後も、僕はこの場に立ち続ける=戦い続けるだろう)」の部分は個人的にアレイスターの意志が現われている部分で重なっているな、と思いこの曲を採用しました。このシナリオをきっかけに聞いていただき、良い曲だなと思っていただけたら幸いです。

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