エネミーデータの作り方

エネミーデータについて

魔法学園RPGハーベストでは、基本的にエネミーデータは完全に自由に制作してもらって構いません。
エネミーデータの強さの基準がわからない場合、シナリオパートに掲載されている公式シナリオの敵に倣って作ってみましょう。
また、このページでは、魔法学園RPGハーベストにおける敵となる「エネミーデータ」の作り方の指針について記載しますので、作り方がわからない、という方は下記をご覧ください。

エネミーデータの種類

エネミーデータには、主に、「中間戦闘」における敵データ、と「最終戦闘」における敵データの2種類が存在します。
「中間戦闘」では、PC初期作成とほぼ同じか若干弱めのデータの敵が「PC人数-1体」ほど、
「最終戦闘」では、PC全員が協力してギリギリ勝てるような戦闘になるよう強さを設定した敵を1~2体ほど準備するのがよいでしょう。

中間戦闘用の敵データの作り方

中間戦闘用の敵データには、主に「学生キャラクター(人間)」と「一般クリーチャー」の2種類が存在します。
もちろん、これら準じないオリジナルの敵データを作っても構いません。

学生キャラクターの場合

学生キャラクターの場合、PC初期作成とほぼ同じ流れで敵データを作成するのがおすすめです。
少しキャラクターを弱くしたい場合、HPやTP、魔法数を減らすなどして調整します。
逆に少しキャラクターを強くしたい場合、PC初期作成に追加して、「経験点による成長」を行うことで調整します。
また、もしその学生キャラクターがカース感染者である場合、レベル1魔法「カース」と、1~3個ほどの「カースマジック」を習得させてもよいでしょう。
こうして作ったキャラクターの魔法の数がPC初期作成より多くなったり少なくなったりしても問題はありません。
また、学生キャラクターは全員「ハーベストムーン」を取得し、「オリジン」および「アイリス」のどちらかを取得します。(中間戦闘のキャラクターは、オリジン・アイリスの片方を取得していれば良いでしょう)

一般クリーチャーの場合

一般クリーチャーに関しては、PC初期作成と同じ強さになるように、自由にデータを作成します。
クリーチャーは発動体などのアイテムは持たないため、アイテムの効果はありませんが、特技を既存のものに限らず、自由に作成して設定することができます。
バランスを見て、あなたのオリジナル特技を作ってみましょう。
魔法数に関しても、PCに準拠せず、好きな数だけ取って構いません。
多くとりすぎても、そこまでデータバランスに問題はありませんので、「このクリーチャーならこの魔法を使えそう」といったフレーバー重視の視点で魔法を取得していってもよいでしょう。(例:ドラゴンのクリーチャーだから、「炎を吐く魔法や、翼で風を起こすようなイメージの魔法が使えそう」など)
ただし、クリーチャーであるため、「ハーベストムーン」は取得していないことをオススメします。
HP、TP、攻撃力、防御力、SS値、移動値などのデータに関しては、PC初期作成と同じような数値、オリジナルの特技に関しても、PCが取得できるクラスの特技と同じような強さで設定するのが良いでしょう。

最終戦闘用の敵データの作り方

最終戦闘用の敵データには、主に「巨大クリーチャー」と「特殊クリーチャー」の2種類が存在します。
もちろん、これら準じないオリジナルの敵データを作っても構いません。

巨大クリーチャーの場合

巨大クリーチャーでは、その名の通り、1×1マスに収まらないマスを占有するようサイズを自由に決め、データを作成しましょう。
サイズは、あまり大きすぎると戦闘空間が狭くなるため、1×2、1×3、2×2、2×3までの大きさに留めましょう。
もちろん、複雑な形をした「巨大クリーチャー」を作っても構いません。
データは、PC全員と戦えるような強さを基準に、自由にデータを作成することができます。
一般クリーチャーと同じく、発動体などのアイテムを持たないため、アイテムの効果はありませんが、特技を既存のものに限らず、オリジナルで自由に作成して設定することができます。
魔法に関しても、クリーチャーイメージに合わせて自由に好きな数だけ取得していってよいでしょう。(例:ドラゴンのクリーチャーだから、「炎を吐く魔法や、翼で風を起こすようなイメージの魔法が使えそう」など)
基本的に、魔法の数が多すぎてもあまりデータバランスに影響は与えませんが、レベル5魔法の数は1~2個にとどめておくのが良いでしょう。
また、巨大クリーチャーはオリジンとアイリスを両方取得しておくのがオススメです。
もちろん、巨大クリーチャーも一般クリーチャーと同じく、クリーチャーであるため、ハーベストムーンは取得していないのをオススメします。
TP、攻撃力、防御力、SS値、移動値などのデータや、オリジナルの特技に関しては、PCより強めの値で設定しましょう。
ただ、HPに関しては、サイズに応じて、設定するのがオススメです。
サイズが大きすぎると、範囲攻撃のダメージが数倍に上がるため、サイズが大きいクリーチャーほどHPが高くなるようにしましょう。
また、大魔法の数は、PC人数と同じになるよう調整しましょう。
「攻撃で使う大魔法(例:テスタメント、イマジナリーウイング)」と「防御で使う大魔法(例:ヴァイスヴァーサ、アスタリスク)」がそれぞれ最低1つずつ持っておくとよいでしょう。
※エンドオブノクターンは取得しないことをおすすめします。仮に取得する場合は、敵の最大HPは低めに設定しましょう。

特殊クリーチャーの場合

特殊クリーチャーは、現在、公式では「七つの大罪」に分類されるクリーチャーやそれに準ずる強さのクリーチャーとして定義します。
特殊クリーチャーに関しては、ほぼ巨大クリーチャーと同じ方法で作成しますが、「七つの大罪」などの特殊特技を取得することができます。

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