「ブリリアント・スペクトラム」では、パッシブ特技という特殊な分類の特技が追加されます。
パッシブ特技は「種別:P」と表記されます。「種別Pの特技」と「パッシブ特技」は同一の意味を成します。
ただし、公式サプリメントの追加などに伴いこの表記は変更される可能性があります。
パッシブ特技の「活性化」とコストについて
パッシブ特技は、種別AやRの特技と異なり、名称と効果に加えて、消費TPの代わりに「コスト」を持ちます。
パッシブ特技は、戦闘時に「活性化」を行うことで、自身に永続的な効果を与える特技です。活性化には、戦闘中任意のラウンドの開始時(1ラウンド目開始時でもよい)に、現在TPと最大TPの両方をコストと同じだけ減らすことが必要です。これはコストが用意できれば、同じタイミングで複数のパッシブ特技に対して行っても構いません。
それにより、自分はその戦闘間、効果を活性化したパッシブ特技の効果を得ます。(戦闘の終了時にパッシブ特技の効果は無効になりますが、活性化に使用した最大TPも戦闘終了に伴う処理で元に戻ります。)
パッシブ特技はこれら以外で適用することはできず、活性化は「特技の発動」とはみなされません。
パッシブ特技の活性化状態及び活性化に伴う効果の追加は、戦闘不能時に解除されません。パッシブ特技の効果が何らかの理由で解除された(時限的に無効化された場合を除く)場合、ただちに活性化状態ではなくなったものとみなされます。また逆に、活性化が解除されたパッシブ特技の効果は失われます。
パッシブ特技の活性化または効果がもし何らかの方法で解除された場合、再び活性化コストを支払うことができれば、次のラウンド以降のラウンド開始時に活性化させることができます。ただし、活性化のためのコストはパッシブ特技の活性化が解除されても戦闘終了まで回復することはありません。
キャラクターはすでに活性化しているパッシブ特技を再び活性化させてコストを支払うことはできません。そのため、1つのパッシブ特技の効果を複数回重複して得ることは基本的にありません。(これは、「同名のパッシブ特技の効果を重複して受けない」とは異なります。複数名のキャラクターがそれぞれ他のキャラクターに対して適用される同名のパッシブ特技を活性化していれば、それぞれの効果を1回ずつ受けます。)
一部ステータスの記述変更について
「ブリリアント・スペクトラム」に存在する「宝飾魔導クラブ」をはじめ、パッシブ特技が存在する特殊団体を使用してセッションを行う場合、以下のグッドステータス、特殊ステータスの記述変更を行います。この変更は、「覚醒」や「感染LV4」、「重圧」によっては、パッシブ特技の活性化コストを変更することができないことを意味します(「重圧」に変更はありません)。
なお、この記述や、「TPを減らす」の用法は、非公式追加サプリ「アディショナル・テックス」と同一のものです。
「覚醒」
あらゆるバッドステータスを与えられず、既に受けているバッドステータスの効果も受けない。また、特技によるTPの減少を全て0にする。Lvラウンド経過で解除。
↓
「覚醒」
あらゆるバッドステータスを与えられず、既に受けているバッドステータスの効果も受けない。また、特技によるTP消費を全て0にする。Lvラウンド経過で解除。
特殊ステータス「感染」
レベル4「特技によるTPの減少を0にする。バッドステータス:発狂レベル1(これはシナリオ終了時まで感染レベルが下がる以外の効果で解除されない。)」
↓
レベル4「特技によるTP消費を0にする。バッドステータス:発狂レベル1(これはシナリオ終了時まで感染レベルが下がる以外の効果で解除されない。)」
補足
パッシブ特技を他者から解除されることは現時点で想定していません。スイッチ的な利用・時限的な効果を表現するために特技自体の効果などで解除することを中心に使用してください。他者のパッシブ特技を解除する効果は、多くのキャラクター・特殊団体等のギミックを想定外に破壊することが想定され、またパッシブ特技はフレーバー的にも多様にわたるため、原則として想定外挙動であることを念頭に置いてください。
活性化が解除されたパッシブ特技の効果は失われます。 とありますが、これはパッシブ特技が常時与えている効果に限られます。
解除されることを想定したパッシブ特技の作成時は、以下の2種類を使い分けるようにしてください。
・パッシブ特技の解除時に解除される効果(通常はこちら)
「攻撃力+(あなたがこの戦闘間で火属性魔法を発動した回数)。」
・パッシブ特技の解除時に解除されない効果
「あなたが火属性魔法を発動するたび、この戦闘間、あなたの攻撃力に+1する。」による攻撃力上昇部分
理論的には、こちらは「発動したら攻撃力を上げる、という効果」がパッシブ特技の効果であるため、結果として上がった攻撃力はパッシブ特技が解除されてもそのままである、という形を想定しています。もっとも、実務的には、書式が複雑になる場合など、作成時にパッシブ特技の各効果部分がこれらのどちらにあたるかについて個別に記述するようなことをしても問題ありません。
なお、複数のデータの組み合わせで想定していないパッシブ特技が解除された場合の挙動については、GMを中心として卓内で決定してください。

