魔法決闘クラブ
魔法決闘クラブはその名の通り、主に魔法決闘を行う非公認サークルです。
魔法決闘で強くなるために実戦練習をしたい人からとにかく魔法決闘をやりたい人などまで、所属メンバーの目的はさまざまです。
長期休暇の際は希望者を募って魔法決闘の試合を見に行ったり、ひたすら魔法決闘に打ち込む強化合宿を行ったりしています。
魔法学園ハーベストにおける授業のほとんどが魔法決闘をベースにしているので、多くの学生は魔法決闘を重要視しています。そのため、魔法学園ハーベストには名称が異なる同等の組織がいくつかあります。また、他の魔法学園にも同等の組織があります。魔法決闘クラブはしばしば彼らと交流試合を行っています。
所属条件
魔法学園ハーベストまたは魔法学園ハーベスト大学院に所属していること
※なお、特殊団体については非公式無料追加サプリメント「ブリリアント・スペクトラム」の「特殊団体について」を参照してください。
魔法決闘クラブ専用特技
「戦術練磨」コスト6 種別P
自分は準備タイミングおよび補助タイミングを2回行う。
「縷々口上」消費TP3 種別A/R
この戦闘間、自分のSS値を+2する。このアクションフェイズおよびリアクションフェイズでの発動ダイス数に+[自分のSS値÷4(端数切り捨て)]する。
「魔素誘引」消費TP4 種別A/R
地・水・火・風・光・闇の中から好きな属性を1つ選ぶ。この発動タイミングにて、その属性のマナを1つ発生させることができる。
「発生調和」消費TP7 種別A/R
自分がダイスを振る前にダイスを4つ選び、好きな出目が出たものとして扱うことができる。その後、残りのダイスを振る。1シーンに1回まで使用可能。
「陸続調律」消費TP4 種別R
このリアクションフェイズにて、2回までコストを消費せずにアイリスを発動させることができる。
「長技専心」コストX 種別P
自分が2レベル以上の魔法を発動するたび、この発動タイミングで同名の魔法をすでに発動しているならば、この発動タイミングの間、その魔法の効果に記述されている全ての数字に+1する(ただしマナを生む効果、魔法レベルおよび使用回数制限に関する記述を除く)。この特技のコストは、最大TPと同じ値となる。
「臨機調合」消費TP3 種別A/R
自分は即座に経験点を支払わずに、経験点による成長「魔法の変更」を一度だけ行うことができる。ただし、この特技の効果での経験点による成長は、戦闘終了時に元に戻る。
「懸河詠唱」消費TP3 種別A
このアクションフェイズにおいて、自分が最初に水属性魔法を発動したとき、自分が使用可能なその魔法と同じレベルの水属性魔法を一度、マナコストを0として発動することができる。
「傾注技巧」消費TP0 種別A/R
自分の最大TPを+6する。
「魔法邁進」コスト10 種別P
自分は「スカーレットコスモス;counterclockwise」あるいは「セイクリッドイージス;levin」のレシピに含まれる魔法をすべて使用可能になる。
「戦場典掌」消費TP4 種別A
敵1人とレベル2以上の好きな魔法を選ぶ。その敵は、次のリアクションフェイズで、選ばれた魔法を発動できない。1ラウンドに1回まで使用可能。
「徹底抗戦」消費TP3 種別R
このリアクションフェイズで、魔法のコストとして使用したマナの数だけ防御力を上げる。1シーンに1回使用可能。
魔法決闘クラブ専用アイテム
栄冠のトロフィー 所持している魔法の発動体の攻撃力と防御力が[自分が最後までセッションに参加した回数]上昇する。
魔法決闘専門誌 マナコストに含まれる属性が1種類のみの2レベル以上の魔法の攻撃力と防御力に+1する。
ハーベスト敷地外進入許可証 黒き森か白き海にいるとき、自分の発動タイミングの発動ダイス数に+1する。このアイテムは1つまでしか持てない。
魔法決闘記録用ビデオカメラ 一緒に遊んだことのないPCやNPCの戦闘スタイルについて知ることができる(敵の戦闘スタイルや具体的なデータについてもそのPCを動かすPLまたはGMの許可が下りれば可)。
魔法決闘クラブ専用魔法
アクションマジック
「シヴィスパケムパラベラム」全属性2
攻撃力-2、さらに自分は主体属性の2レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
「クリアドール」全属性3
攻撃力-6、さらに自分は主体属性の3レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
「ベリードキャスケット」全属性4
攻撃力-10、さらに自分は主体属性の4レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
リアクションマジック
「シーズオブホープ」全属性2
防御力-2、さらに自分は主体属性の2レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
「ヴォルフズヴェーク」全属性3
防御力-6、さらに自分は主体属性の3レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
「バディンスプリング」全属性4
防御力-10、さらに自分は主体属性の4レベル魔法の中から1つ選び、その追加効果を解決する。ただし、同じ魔法の効果は1シーンに1回までしか解決できない。
魔法決闘クラブ専用の発動体専用化
「決闘貫穿」
効果:魔法決闘クラブの専用特技を取得するとき、3点の経験点で取得できる。
魔法決闘クラブ追加NPC
黒羽 光秀(くろは みつひで)
年齢:17歳 出身:日本 性別:男
役職:札魔導学科生 兼 魔法決闘クラブ代表
得意魔法:ブラックコーディネーション
「やるからには一番だ。それは勉強でも魔法決闘でも変わらない」
黒髪に焦げ茶色の目を持つ青年。いつも黒いマスクとチョーカーを付けている。
現実世界では父親と義理の母親そして義理の兄と暮らしていたが、義理の母親が教育熱心だったので幼い頃から期待を押し付けられて育った。ドロシーに誘われて魔導次元に来た後でも、その過去が性格に影響している。
完璧主義者。周囲の期待に過剰に応えようとするきらいがある。言い換えれば、助けを求められたら彼はいつでも親身に対応してくれる。
また、物事に没頭しやすい性格で、たとえば趣味のタロット占いではスプレッドのリーディングに非常に時間をかける。そのために頼むときは注意が必要。
そんな彼を息抜きさせようと、周囲の人間が彼に魔法決闘を持ち掛けている姿がしばしば見られる。
現在は協調性の高さなどを買われ、魔法決闘クラブの代表を努めている。
発動体はタロットカード。魔法決闘では親友の白金優生とコンビを組んでいる。
白金 優生(しろがね ゆうき)
年齢:16歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:魔導書魔導学科生 兼 魔法決闘クラブ副代表
得意魔法:アンビヴァレンス
「俺は自分のやりたいことをやってるだけだ。それで、やるからには勝つ。勝負なら勝ちを目指すのは当然だろ?」
ミルクティーベージュ色の髪に赤色の目を持つ青年。左耳には金色のピアスをいくつも付けている。
幼い頃から何にでも関心を持つ性格で、知識を得るための場所として魔法学園ハーベストに入学することを選んだ。その際に将来設計の違いから父親とひどく揉め、以来不仲。父親への反抗心は深く根付いている。彼が熱心に勉強に取り組むのは自身の知的好奇心を満たす目的のほか、勉強嫌いであった父親への当てつけでもある。ここ数年は父親の発言を逐一無視しており、一度もまともな会話をしていない。
そのような過去からか、彼はいささか闘争心が強い。校内では連れだって行動している友人たちと魔法決闘をしている姿がよく見受けられる。直情的な性格でもあるので敵も味方も作りやすい。基本的に自分がやりたいことをやっているが、例外としてしっかりした年長者からの頼みは乗り気でなくても引き受けるようだ。兄・誠志はしっかりしていないので対象外だが特段仲が悪いわけではない。
現在は、かつて闘争心をぶつけるために所属したカース特別対策委員会の仕事をしつつ、魔法決闘クラブにも頻繁に足を運んでいる。
発動体はベーシックスペリングブック。黒羽光秀は魔法決闘での相棒。
ヴィクトリア・フィオーレ
年齢:16歳 出身:魔導次元 性別:女
役職:邪眼魔導学科生 兼 魔法決闘クラブ会計
得意魔法:ベラドンナ・サングエ
「そんなつまんない手で負けるのは嫌。だから、アタシは魅せる魔法で貴方に勝つ」
黒髪のショートボブに紅玉色の目を持つ少女。
武勇で名を上げた一族、フィオーレ家の娘。フィオーレ家は邪眼持ちの家系であり、また生まれてくる子供が男ばかりであることで知られている。彼女は約1世紀振りに生まれたフィオーレ家の女子だ。
兄や従兄弟などのように男子同然に育てられたため、無愛想だが男勝りな気性を持つ。また、人が都合よく使われていたり、指示されていたりするのが嫌い。
入学当初は家の意向を無視して魔導書魔導学科に在籍していた。後にそれがばれ「邪眼でないと学費を払わない」とまで言われたため、しぶしぶ邪眼魔導学科に転科した過去がある。この一件により家とは微妙な関係になっている。「そろそろお見合いも考えろ」という父親の電話は今も着信拒否している。
家のしきたりで魔法「戦闘」の訓練をさせられていたこともあり、地の魔法発動力は高い。しかし邪眼を用いた攻撃魔法に適性があるにもかかわらず、基礎的な術式を応用した支援を担うことが多いのでその真価はあまり発揮されていない。
現在は魔法決闘クラブで後輩を指導したり、金銭管理を担当したりとサークル運営を陰で支えている。
アンリ・ルクレール
年齢:14歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:機械魔導学科生 兼 魔法決闘クラブ記録・広報
得意魔法:クロスファイア
「悪いけど勝つよ。ダサくなりたくないからね!」
明るめの茶髪をハーフアップにした、青目の少年。
快活で社交的な性格。かっこつける癖がある。とにかく人に注目されたいと思っており、そのためにいろいろ不言実行している。魔法決闘クラブに加入したのも魔法決闘で連勝すれば目立つことができると考えたため。
注目を集める手段の一つとして本腰を入れた魔法決闘だったが、魔法決闘自体の面白さを少しずつ理解できるようになるにつれてサークルに足を運ぶ頻度も高くなり、現在は役職を任されるまでになった。当然のようにSNS映えを意識している彼が広報を担当するのは理にかなっている。
強い自己顕示欲がある一方で、失敗することはダサいという考えも彼の中に強く根付いている。魔法決闘でも負ける勝負を避ける傾向にある。一度負けると再び気持ちを上げるのに時間がかかる。
発動体はビデオカメラ。魔法決闘中にこれでたまに映像を撮っている。撮った映像は振り返りのために見返したり、ナイスプレー集として投稿したりと多岐にわたって活用されている。
アドルフ・コルディエ
年齢:17歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:札魔導学科生 兼 魔法決闘クラブ創設者
得意魔法:ヴォルフズヴェーク
「非凡な才能がなくたって、楽しむことはできるさ」
青髪に紫色の目を持つ青年。
そこそこ邪眼持ちが出る家の生まれの邪眼不所持者。そのせいか魔法行使の才能もあまりなかったようで、リベラルアーツをよく失敗している。そのため魔法理論などの座学で成績を補っている。
一方で、娯楽としての魔法決闘はかなり好きで、魔法決闘のプロリーグの情報はかかさずチェックしているし、試合も定期的に観戦しに行く。その熱の入れようはすさまじく、以前には定期テストと日程が被った試合を観るために、わざわざ講義の担当講師からテスト免除をもぎ取った実績がある。
そんな魔法決闘への熱量は、魔法決闘クラブというサークルを立ち上げるまでに至った。観戦も対戦もほどほどにこなすが、最近は新しい魔法を生み出すことに面白さを見出しており、完成させた魔法をメンバーに教えたりしている。
魔法決闘の試合の観戦費や度重なる発動体の修理費を稼ぐために、ソラノ・カミトキと白金誠志とグループを組んでクリーチャーハントに行くのだが、そのたびにまた発動体を少し失うので本末転倒感は否めない。
発動体は召喚札。これでワーグと呼ばれる狼の群れを召喚して味方を守る。
ソラノ・カミトキ
年齢:18歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:杖魔導学科生 兼 魔法決闘クラブメンバー
得意魔法:オーバーレイチェーン
「俺は楽しいことだけやりてぇの! だって、つまらないことに縛られるとか時間もったいないじゃん?」
金髪に緑色の目を持つ青年。両耳に黒いピアスを付けている。
元々魔剣魔導学科に所属していた。というのも、発動体の開発企業に勤めていた両親が、普及し始めた魔剣を強く推奨したからだ。しかし、同級生の真面目さに辟易し一年のときに転科を決意。その年の単位を優秀な成績で取り終え、半ば無理やり親の許可も得ることで転科に成功した。
快楽主義者で切り替えが早い。苦境に立たされたら真っ先に現状の放棄と代替案の作成に走るタイプの人間。上記の経歴からもわかるように、そのとき一番嫌なことから逃げると決めたらどんな苦労をしてでも達成しようとする気概がある。
趣味は魔法決闘で、友人のアドルフ・コルディエが魔法決闘クラブを作ると話したときには真っ先に賛同している。上級生になった今でも積極的に魔法決闘に参加するが、最近は筋のいい後輩を探すことも楽しいらしく、しばしば校内でサークルへのスカウトを行っている。
なお、自分が楽しいと思ったことには考えなしにお金をつぎ込むため、万年金欠。そのお金は連日のクリーチャーハントで稼いでいる。
発動体はウラフィジンツという一対の魔剣。双剣で連続攻撃をすることで安定してダメージを与える。
白金 誠志(しろがね まさし)
年齢:18歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:魔銃魔導学科生 兼 魔法決闘クラブメンバー
得意魔法:ホワイトコーディネーション
「僕はやりたいようにやっているだけ。だから、君がやる分には邪魔しないよ、多分ね」
ミルクティーベージュ色の髪に赤色の目を持つ青年。左目の下に泣き黒子がある。
よくも悪くも適当な性格。のらりくらりと生きている。気分屋。興味がないことに時間は割かない。そして人の説得に全然心を動かされない。つまり、自分のやりたいことだけをやる人間である。利己的というよりも、極端に食指が動かないタイプ。
彼の父親は勉強嫌いで、息子たちをハーベストに行かせたくなかったのだが彼には何も言わなかった。何を言っても無駄だったからだろう。余談だが、弟・優生は入学の件で父親と確執がある。
実は魔法決闘よりクリーチャーハントの方が好み。そんな彼が魔法決闘クラブにいるのは、親友のソラノ・カミトキとアドルフ・コルディエが作ったサークルだから、それだけの理由だ。小器用で実力もあるもののサークルでは観戦専門。あとは魔法決闘を終えたメンバーの発動体を応急処置していることもしばしば。
発動体はパラベラム・ピストーレという自動拳銃。攻撃はできないわけではないらしいが、戦う気があまりないので基本的に支援魔法を発動している。
ザラ・ブライアント
年齢:19歳 出身:魔導次元 性別:女
役職:錬金魔導研究科生 兼 魔法決闘クラブメンバー
得意魔法:ダムクリエイション
「ウンディーネちゃんと戦いたいの? いいよ、その代わり私の魔法の試用も手伝ってね?」
ライムグリーン色のセミロングの髪に紫色の目を持つ少女。いろんな種類のイヤリングを日替わりで付けている。
根っからのクリエイター。学部生時代からいろんなものを自作することに熱中していた。彼女の作品は幅広く、ぬいぐるみから魔法までとその形を問わない。錬金魔導研究科に入ったのは、自分の作品に錬金魔導を用いることで可能性を凌駕するものができると思ったから。
新しい魔法の試用場所とそのテストプレイヤーを求めて魔法決闘クラブに加入したので、彼女自身が戦うことは少ない。しかし、院生になるだけの実力はあるので時折後輩から手合わせを挑まれている。
いわゆるゆるふわ系のお姉さん。可愛いものが好き。フェリシティという名の自作した黒猫のぬいぐるみをいつも持ち歩いている。また、可愛いものは全部「ちゃん」付けで呼ぶ。ぬいぐるみも、動物も、後輩も、精霊も、もれなく彼女の「可愛い」の対象に入っている。
発動体はフルート。昔はフェリシティを発動体にしていたらしいが「フェリちゃんがかわいそうだからやめちゃった」とのこと。
ローガン・アーレント
年齢:18歳 出身:魔導次元 性別:男
役職:禁呪魔導研究科生 兼 魔法決闘クラブメンバー
得意魔法:レルムオブデス
「戦法で非難される謂れはないが。……ああ、お前は勝てないから吠えているのか」
赤髪に暗い黄色の目を持つ青年。
口数が少ない割に、口を開くと配慮に欠ける言葉ばかり話す。全体的に陰気な人物。しかし、こと魔法決闘と戦法の研究には真摯である。魔法決闘に関する相談を持ち掛けられれば、彼は多大なデータに基づいてアドバイスを与えてくれるだろう。また、不定期で戦術講習会や戦法分析会を開いている。彼が積極的に参加を呼びかけることはまずないが、的確な講評や戦法の改善案などが得られるため大会前に参加する魔法決闘クラブのメンバーは結構存在する。
魔法決闘の試合内容の分析の末、「最小限の損害で最大の戦果を上げるには相手に何もさせなければいい」と結論付けた彼は、相手に直接攻撃を仕掛けずに発動体を破壊する戦法を魔剣魔導学科生のときに確立した。しかし、搦め手の戦術は卑怯な手であると考える同級生は多く、気づけば学科内で魔法決闘に応じてくれる人物はほとんどいなくなってしまった。彼が魔法決闘クラブに入ったのは、対戦相手を見つけるためという理由だけだ。
発動体は補強部にカースエメラルドが嵌め込まれたフォシャール。

