「ほら、笑って下さいよ!」
得意魔法:マナヴォルテックス
現実世界出身の青年。本名:エドワード・キャロル。スパルタな父「チャールズ・キャロル」と母「ジェーン・キャロル」に育てられ、退屈な日々を過ごしてきた。反面、彼の祖父「ルイス・キャロル」はいわゆる「面白い人物」であり、亡くなった自分の祖父との思い出と、祖父の形見であるカメラをとても大事にしている。そのカメラにはスクリーンがある面の右下に小さな魔法陣が描かれており、現実世界ではうんともすんとも動かないが、「いずれ使えるときが来る」という祖父の言葉を信じ、ずっとずっと大事に持ち歩いている。
退屈とはいえど才覚はあるようで、成績は優秀。「暇つぶしの」勉強で良い成績を取ってきた。それ故か現実世界では妬まれることも多く、そういった関係を嫌っている。両親は成績が良くないと叱るし、かと言って良い成績を取れば周りから睨まれる。一体どうしたものか。苦悩していたそんな時、彼は魔導次元に迷い込んだのだ。
祖父の『夢物語』が大好きで、今でもノートに書き留めているのを振り返っては笑っている。そんな祖父の夢物語が、実は魔導次元をベースにしていたとは知らなかった。彼は一度魔導次元に足を踏み入れたその夜、カメラが勝手に起動している事に気付いた。そうしてスクリーンに映された文字は―「Wonder the Wanderer」。それ即ち、「不思議の世界を練り歩く者」。その日から彼は「エドワード・キャロル」では無く、「ワンダー・ザ・ワンダラー」となったのだ。ちなみに帽子は室内だと外し、屋外だと被る。祖父が先代「ワンダー・ザ・ワンダラー」だと知って、ノリノリで二代目を名乗り始めた。
危機管理能力が極めて薄く、どこかずれている。しかし芯はまっすぐで、比較的平和主義。カース感染した他者を止めるときも、常に相手を心配する一面が見られる。また放浪癖のある写真家気質であり、旧校舎に足を踏み入れてはとある工房の持ち主の作業風景を撮ったり(ついでに容姿の雰囲気と年が近いからかノリノリでツーショット撮ったり)、あるいは黒き森や白き海に突っ込んで写真を撮ったり、うっかりアマリリスの領域に飛び込んで帰されたり。どこか危なっかしい人物として認識されているだろう。一方でそのネタの豊富さから新聞部に協力し、ちょっとしたコラムを定期的に掲載している。人気はそれなりの模様。


「こっちにだって、守りたいものがある!…『クロード』ッ!」
如何に彼が平和主義でも、クリーチャーとの戦いなどは決して避けられない。
彼が覚悟を決めたとき、そして大魔法を発動するとき、彼のマントと帽子が大きく光り輝く。
そうして彼は合言葉のような言葉を発する。『クロード』というそれは、何やら気合いを入れる一言らしい。意味は特になく、祖父から教えて貰った、文字通り「魔法の言葉」なんだそうだ。


