※アマリリス 『魔人皇帝』 ユーリィ・ベオウルフ

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「―後悔はしてねぇよ、これが俺の選んだ道だ」

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得意魔法:ガーネットコスモス
やたらと怒りっぽく見える赤毛の青年。口こそ悪いが仲間を思う気持ちは本物で、しっかり感謝の言葉を述べるなど、ただのヤンキーでは無い一面を持つ。またかなりの苦労性で、割と恋愛的に恥ずかしい事もさらりと述べたりする。ただ見た目と後述する出身から友達は決して多くない。
だがそれでも、彼の本当の姿を見て交友を持つ人がいないわけでもない。彼のコネクションを例えるなら、「狭く深く」だろう。

―彼は元ハーベストの学生である。彼がアマリリスへと裏切った理由は、相棒の「ハム吉」を護るため。ハム吉からカースが見つかり、そのままではクリーチャーとして討伐されるほどにまでなってしまった。ハム吉の身を案じた彼は、決死の行動に出る。「アマリリスの技術で、ハム吉のカースを抑える方法を探す」。そのために、自らの友と、故郷を裏切って今に至る。その際にある友達に言われた、「ここから巣立つお前は、向こうでの義に立たねばならない」という一言が、今の彼の行動原理となっている。
またとある少女から貰った腕と足の装甲は、ハム吉とユーリィ本人への負担を大幅に低減している。彼らが今も健在なのは、少なからず彼女のお陰もあるだろう。

彼は「ハム吉」と共に仲間を護る。戦闘ではハム吉と融合し、第一段階では衣服の色が変わる程度の変化。しかしカースへの抵抗力は格段に跳ね上がっており、この状態でやっと「カースコーリング」を用いることができる。「自らに灯る炎で以て、仇なす者を闇に封じる。」―彼の戦い方は、やや乱暴だ。自らの身を危機に投じて反撃し、一方で強制的に自らを回復して戦闘を続行する。そのせいか、他の構成員より消耗はやや激しく、一方で成果も大きい。心療学科からやや心配こそされているが、本人は「其れよりハム吉の心配をしてくれ」と言って聞かない。

「―『魔人皇帝』って知ってるか?」

さて、ハム吉がクリーチャーとまで言われるほどのカースを生み出す由縁を少し話そう。
嘗て、「魔人皇帝」と呼ばれるクリーチャーがいた。その者は人の心に獣の体を宿した化け物。そのカースはひどく強かった。
それでも彼は人間の為に戦い続け、勇敢に人間を護ってその命を散らした。ハム吉は、その末裔である。そうしてその血は、今でも受け継がれている事を『ある形態』が証明している。

―『魔人皇帝』。それは魔人と呼ぶには及ばず、しかし皇帝と言うにはあまりにも禍々しい。
かの装甲には強化魔術が刻まれており、ハム吉とユーリィの『覚悟』で以て起動する。
装甲を元に鎧が展開し、黒く染まって硬度を増し、全身を鎧が包んでいく。その顔を、鋭く光る瞳を除いて。
意志の伴ったかの『魔人皇帝』に、護れぬ物は無く、打ち倒せぬ敵もいないであろう。

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