◆「月光騎士」について
ハーベストの資金面を工面するために、基本は学外において「決闘試合」と呼ばれる魔導競技の一つを使って、観戦により資金を調達する集団であり、その組織の名称。所属は問われず、ハーベストの学生からアマリリス、果ては他の学園に所属する学生から各学園の卒業者まで幅は広いが、運営資金がハーベストに向かっている事があるのでアマリリスの人々は進んで月光騎士であることを公表はしないだろう。
彼等は試合を行い、自らを研鑽しつつ派手な魔法戦によって周囲を魅了する。その人間性や戦闘スタイルでファンを獲得し、多額の報酬を貰う者達も決して少なくない。特に「約定騎士」と呼ばれる集団は、トップクラスの人望と実力を秘めている。ハーベストの支援を行動の根幹とするため、学生の実力向上プログラムとして学校にお邪魔することもある。その際は一対一、果ては一対多を行い実力を測ることを目的にしている。月光騎士は自分の名前の他、好んで二つ名を名乗ることもしばしばある。「約定騎士」にも存在し、「○○の○○」といった形式である。
◆「決闘試合」について
より厳格なルールを定め、スポーツ性と決闘としての側面を強めた魔法決闘のこと。
また、MCや解説などが加わることもあるため、魔法決闘よりは参加のハードルは高いとも言える。
ローカルルールなどもあるが、基本的にルールの厳しさはそこまで強いものでは無い。
当然だが、八百長試合は厳禁である。
◆「約定騎士」について
月光騎士の中でも強い力を持つ騎士。彼等は伝説の八大魔法使いには及ばないが、全力であれば一般的なハーベストの院生をなぎ払える実力を持つ。しかしながら、約定騎士には「普段から全力を出してはならない」決まりがある。本当の危機に陥るまで全力を出すことは許されない。これは実力の隠匿のためである。
ナンバーが便宜上割り振られているが、これは約定騎士になった順番であり、実力ではお互いに拮抗されていると言われている。
約定騎士には独自の戦闘スタイルが存在し、それによって本来攻撃力を出すのが難しい主体属性などでも超火力をたたき出したり、逆に防御が難しい主体属性が鉄壁の防御を見せたりなど、彼等に魔法属性の一般的な偏見は通用しない。
◆「月光の約定」について
約定騎士が独自の研究から編み出した魔法発動の方法をハーベストの学生でも使えるようにする、ということを目的としたもの。
擬似的に自らに誓約を課し、その上で条件を達成することで擬似的に約定騎士の力を再現することが出来る。すべての力を再現できる訳ではないが、一般学生にとっては大きな力になるだろう。一方で、誓約そのものが重たい条件であることもあってそこまで多くの人が使っているわけではない。
月光の約定を使うためには、約定騎士と関係を持ち、誰か一人から許可を得ることが必要になる。約定騎士から契約書と各約定騎士によって異なる勲章をもらい、合意の上で契約書に血印を交わすことで誓約が効力を発揮するようになる。契約書は持ち歩かなくても良いが、勲章については約定を使いたい人間が持ち歩く必要がある。
月光の約定を破棄するためには、契約書を破る、勲章を約定騎士に返却する、などの方法がある。月光の約定は一度破棄した約定騎士と二度と結べないということはなく、様々な約定騎士との誓約を試して自分に合ったものを見つけることもできる。

