異世界探訪について

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異世界探訪について

異世界探訪とは、「禁魔導書」と呼ばれる特殊な魔導書の中に発生する異世界を舞台としたセッションを行うための追加ルールです。

このルールを採用するシナリオでは、PCは様々な理由から「禁魔導書」に潜り込み、その内部にある異世界「追憶回廊」で空想のような体験をしたり、作者の思いや過去の出来事を追想したりすることになります。
異世界探訪では多くの場合「断章邂逅」が発生し、禁魔導書の中でのみ使用できる、特殊な力を持った「断章」を入手することができます。

断章について

異世界探訪を採用したセッションでは、「断章」を入手することがあります。断章は入手した追憶回廊にいる間(ほとんどのシナリオでは、クライマックスフェイズ終了もしくはその直後まで同一の追憶回廊で行動することになるでしょう)保持することができ、入手した断章を装備することで、PCを強化することができます。
入手した断章はPC全員で共有され、シーンとシーンの間、戦闘開始の直前、戦闘終了直後のいずれかのタイミングで、任意の個数の断章を「装備」、または装備を解除して共有し直すことができます。
断章をPCが「装備」することで、装備している間だけ、その断章の効果がそのPCに対して適用されます。PCは1人につき断章を同時に3つまで装備することができますが、同名の断章を装備することはできません。
同じ断章を複数のPCが装備することはできません(同名の断章を複数所持していれば、それぞれ別の断章です)。ただし、装備を解除したのと同じタイミングで、その断章を別のキャラクターが装備することはできます。
また、装備および装備の解除の際には、各断章に記された制限も満たす必要があります。
なお、断章に関する世界観的な説明については、ワールドパートを参照してください。

断章表について

「断章表」は、断章の名称・効果が複数含まれる表であり、「典型断章表」と、シナリオごとにGMが用意することがある「特殊断章表」に分かれています。
典型断章表は、比較的多くの禁魔導書内で確認された断章の効果を分類したものです。典型断章表の一覧は、ルールパートを参照してください。また、特殊断章表はシナリオによっては存在しないこともあります。典型断章表と特殊断章表は、一部の効果で参照されるか否かが異なるのみで、基本的な処理は同一です。
「ある断章表から断章を入手する」ことを要求された場合、その断章表で指定されたダイス(典型断章表はすべて1d6を指定します)を振り、出目に対応する断章を1つ入手します。
また、断章表には装備や装備解除についての制限が記されたものもあります。ある断章が断章表に記載されているものである場合、その記載元となる断章表に記された装備に関する制限も、断章に直接記されている制限と同様に守る必要があります。

断章邂逅について

断章邂逅は、追憶回廊においてPCが出会う、結末が不確定な出来事です。断章邂逅はPCが乗り越えるべき障害ですが、同時に断章などの報酬を得る機会でもあります。
断章邂逅のルールは以下の通りです。

・断章邂逅が発生した場合、シーンに登場しているPCは、原則として全員が1度ずつリベラルアーツの発動を試みる機会を得ます。
・断章邂逅には、1つ以上の「解決方法」が定められています。「解決方法」に指定されたリベラルアーツ、またはGMがその解決方法を成功するにふさわしいと認めたリベラルアーツ(これらをまとめて「有効なリベラルアーツ」と呼びます)を1つ以上発動することができれば、断章邂逅は成功となります。解決方法が2つ以上定められている場合、PC全員で解決方法を指定された中から1つに決定する必要があります。
・断章邂逅の際には、PC全員が一斉にリベラルアーツ値を指定能力値として魔法発動ダイスを振ります。ただし、通常通り、自分が振ったダイスのみを魔法のコストとして使用できます。解決方法の決定についてGMから特別に指定がない限り、PC全員が発動ダイスを振った後、どの解決方法を選ぶか決定し、その解決方法を踏まえて発動する魔法を選択することができます。
・断章邂逅に成功した場合、指定した解決方法に定められた報酬が得られます。さらに、それとは別に、発動した有効なリベラルアーツの数と同じだけ、「追憶の欠片」を入手します。断章邂逅に失敗し、その解決方法にペナルティが定められていた場合、そのペナルティが発生します。
・断章邂逅の各解決方法(もしくはその一部)には「邂逅回想一覧」が設定されていることがあります。この使い方は次項で説明します。

追憶の欠片について

断章邂逅をはじめとした方法で得られる「追憶の欠片」を消費することで、PC達は断章を得ることができます。
いくつかの断章または断章表とそれぞれの価値からなる「回想一覧」が追憶回廊ごとに(つまり、通常のシナリオの場合は1つしかありません)設定されています。
その追憶回廊にいる間、戦闘中以外であればいつでも、一覧の中から1つを選び、対応する価値と同じ数の追憶の欠片を消費することで、選んだ断章を入手、または選んだ断章表から断章を1つ入手することができます。回想一覧からの断章の入手には回数・種類について制限はなく、追憶の欠片が続く限り追加で入手に挑戦することができます。
また、断章邂逅を行ったシーンで、選択した解決方法に「邂逅回想一覧」が設定されていれば、断章邂逅の成否を問わず、その表に記載された断章や断章表も回想一覧に記載されているのと同じように、対応する価値と同じ数の追憶の欠片を消費して入手することができます。
なお、「追憶の欠片」それ自体は追憶回廊内でのPCたちの活躍度などをプレイヤー目線で表した概念であり、PCたちに定量的に推し量ることができるものではありません。
本来PCたちにとっては予想できないタイミング・効果内容で手に入る断章ですが、追憶の欠片での入手内容やタイミングがある程度コントロールできるのは、この性質によるものです。

この記事を書いた人

魔導書魔導学科が好きです。アンビヴァレンスとシューティングスターも好きです。
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