レイル・キスト 16歳 出身:西欧 女
杖魔導学科所属、賞金稼ぎ。
金髪ツインテール、碧眼の美少女。性格は強気で、誰とでも優しく接する。クラスの模範的、中心的な人物。
かつては才能に恵まれ、裕福な家で何の不満もなく暮らしていた。おかげで自意識が肥大し、お嬢様口調で一般人を「愚民」とまで宣う相当な「貴族様」であった。
そんな彼女は、ある日フェンシングを習おうと思い立った。理由は特になく、強いて言えばテレビで見た憧れか。
小学校での彼女はまさしく文武両道才色兼備、その才能はフェンシングでも発揮され、同じタイミングで練習場に入ってきた子供たちをフルボッコにする。
そんな彼女が次に目を付けたのが、同級生。自身より2年ほど早くこの練習場に入っていた、あまり目立たない男だった。
いつも通り、「遊んで」やろうとした彼女。
試合に惨敗した。
信じられない、ありえない、こんなこと。
彼女は初めて敗北した。失意に沈むという体験をした。
そして、その時に見たのだ。
彼が、嗤っている。私を指して、嗤っている。
憤激し、何度も挑んだ。しかし、やはり結果は変わらなかった。
彼女は自身が完全でないことを、自身が「愚民」に負けうることを知った。それは、幼い彼女の心を折るには十分だった。
だが、彼女を救ったものがいる。
練習場のコーチだった。彼は自暴自棄になり、やめようとする彼女を何度も説得した。何度も丁寧に教え、彼女の喪失した自信を回復させようとした。
そして、幸運なことに、彼女は技術を教えられれば、それをスポンジのように吸収できる人間でもあった。
2か月後、コーチは半ば強引に彼と彼女とを再戦させた。
彼女は震えた。また、あの苦痛を味わうのではないかと。また、屈辱的に地にまみれ、嘲笑われるのかと。
そして、再戦した。
あっさりと、本当にあっさりと、彼女は彼を圧倒した。
彼女は半ば呆然と、目の前で膝を折っている彼を見る。
そして、かつてしていたように、そして、彼にされたように、嗤おうとして‐‐‐‐‐‐‐‐
気づいた。
あの時と、全く同じだと。
自らが、嗤われたあの時と。
立場こそ真逆。しかし、今彼を嗤えば……
私も、同じようになってしまうのでは?
ここで嗤い、再び努力を怠り、才に胡坐をかけば、
また、地にまみれ、再び屈辱とともに嗤われるのではないか?
頭の半ばを真っ白にしながら、もう半ばで辛うじて思考したその結論から、
彼女は彼を、嗤うことなく、じっと見据えた。
彼女が、強さを手に入れた瞬間であった。
彼女は才を信じなくなった。
誰もが、努力によって強くなる。
再び、あの苦痛を味わいたくない———
ゆえに、努力する。
結果に溺れることなく。失敗に恐れることなく。
彼女は果敢に挑戦し、そしてまた、壁を打ち破る。
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主人公です(直球)
僕が最初に考えたオリキャラで、こいつがいなきゃオリキャラ妄想始まってません。
キャラ性能は正統派アタッカー。納剣すると杖に見える細剣で戦います。剣要素として単体と戦闘すると攻撃力が上がります。
めんどくせーのでキャラシは貼ることにしました。今は魔剣です。

