2通りの遊び方
魔法学園RPGハーベストには、「オフライン」と「オンライン」の2つの遊び方があります。
「オフライン」の場合、誰かの家やカラオケなどに直接集まって、机を囲んで遊ぶことになります。
「オンライン」の場合、インターネット上で、通話などをしながら遊ぶことになります。
どちらも一長一短ありますので、自分が遊びやすいと思った方を選びましょう。
このゲームを遊ぶための準備(オフラインの場合)
今、目の前に、このゲームを遊ぶために集まった人が、あなたも含めて4~5人はいますか?
また、机の上には、サイコロ(もしくは代用するアプリ)、ダウンロードパートからダウンロードして印刷したシート類(キャラクターシート、レコードシートが人数分と、セッションシートが1枚、初めての人はサマリーシートも人数分あるとよいでしょう)、筆記用具がありますか?
もし、準備ができていない場合は、まず、「遊ぶ上で必要な物」をみて、準備を進めましょう。
このゲームを遊ぶための準備(オンラインの場合)
オンラインの場合は、このゲームを遊ぶ人たちとまず通話をしましょう。通話は、discordやskype、Lineなど、どの通話アプリでも構いません。
また、全員がパソコンを触れる環境にあるとなお良いでしょう。(もちろん、スマホだけでも遊ぶことができます)
まずは、GMとPLを決めよう!
集まった人の中で、誰がGM(ゲームマスター、ゲームの進行役)をやるのかを決めます。その他の人は、皆がPL(プレイヤー、ゲームを遊ぶ人)になります。
TRPGで大事なのは、GMとPLは敵同士ではないということです、一緒に物語を作っていく「仲間」と考えましょう。
シナリオの確認をしよう!
シナリオとは、皆さんが楽しむ物語そのものです。皆さんはシナリオに描かれた世界に、キャラクターとして飛び込み、キャラクターを演じることで、物語を進めていくことができます。
まず、今日遊ぶシナリオの確認をしましょう。
まだシナリオを選んでいない人は、メニュー下部の「シナリオパート」の中から好きなシナリオを選んでみてください。(このとき、PLの人はシナリオの中身を見ないようにしましょう)
はじめて遊ぶシナリオは、「サンプルシナリオ1」、「サンプルシナリオ2」、「サンプルシナリオ3」のどれかをおすすめします。
シナリオを選んだら、GMは、シナリオの「今回予告(そのシナリオがどんなものかを示すもの)」と「ハンドアウト(PLにどんなキャラクターをやってもらうかの前情報)」を読み上げます。
PLは、読み上げられたハンドアウトの中から、それぞれ好きなものを選び、各PLで割り振ります。
TRPGは、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム の略称ですが、この「ロールプレイング」には、「演技」という意味合いではなく「役割分担」という意味合いがあります。
PLの皆さんは、自分がそのシナリオでどんな役割をするのか、を想像しながら、ハンドアウトを読んでみてください。
キャラクターを作ってみよう!
次に、PLの皆さんは、自分が動かすオリジナルのキャラクターであるPC(プレイヤーキャラクター)を作ってみましょう。
GMの方は、その間、シナリオをよく読んでおいてください。(これは、前日までにやっておいても大丈夫です)
キャラクターの作り方については、「キャラクターの作成方法」のページを読んで、それぞれの手順に従ってください。
オンラインで遊ぶ場合は、「ダウンロードパート」にある「オンラインセッション用キャラクターシート使い方説明書」に目を通しておいてください。
キャラクターは、はじめて遊ぶ場合は、サンプルキャラクターを選択する「クイックスタート」をおすすめします。
キャラクターは、「データ(キャラクターのステータス)」と「フレーバー(キャラクターの造形や背景)」という二つの要素に分かれます。
クイックスタートでは、「データ」が既に決まっているものを使用し、「フレーバー」だけを作成します。「データ」を作ってみたい方は、初めてでもぜひ「コンストラクション」に挑戦してみてください。
どちらの方法でも、「フレーバー」をしっかり決めていきましょう。そのキャラクターには、どんな過去があるのか、どんな信念があるのか、何が好きなのか、何が嫌いなのか、一人称はなんなのか。色々な設定を作って、キャラクターをどんどん、「リアリティ」のあるものにしていきましょう。
絵がかける人は、絵も書いてみたり、絵がかけない人でも、そのキャラクターが言いそうなセリフを羅列してみたり。時間をかけて、しっかりキャラクターを作っていきましょう。
ルールを確認しよう!
それでは早速セッション(TRPGで遊ぶこと)をしてみましょう・・・の前に、まずは、ルールを確認していきましょう。
実際の進め方は、シナリオに書かれているシーン(場面)の情報をGMが読み上げ、そのシーンにPLが登場して、NPC(GMが動かすキャラクター、シナリオに出てくる)と会話をしたり、行動したりして、物語を一緒に作っていきます。
また、ルールパートは必ず目を通しておいてください。特に、「魔法発動について」と「戦闘ルールについて」はこのゲームの核になる部分です。
もしわからないところがあれば、お気軽に、Twitterアカウント「@hayato762784」までご質問ください。
セッションしてみよう!
まず、セッションでは、初めに自己紹介を行います。
自己紹介とは、皆さん自身の自己紹介ももちろんですが、PLの皆さんが作り上げたキャラクターの自己紹介のことです。
そのキャラクターの所属学科、主体属性、どんな見た目なのか、どんな性格なのか、何歳なのか、などなど、他のPLやGMが絡みやすいよう、自分のキャラクターの設定について、積極的に説明していきましょう。このとき、他のPCとの関係性を作っていってもいいですね。例えば、幼馴染だったり、片想いしていたり。
自己紹介が全員分終わり次第、セッションに移ります。
セッションではシナリオに書かれたシーンを順番に演出していきます。
GMは各シーンの状況を読み上げ、PLはその中でPCがどう動くか、どのように会話するかなどを発言していきます。
シーンには、登場しているPCとしていないPCがいます。
登場していないPCのPLは、登場しているPCのロールプレイを見たり、モブとしてシーンに参加するなどしてもいいです。
GMとシーンに登場しているPLは、コミュニケーションをとりながら、シーンを進めていきましょう。
そして、区切りがついたところでシーンを切り、次のシーンに移ります。
そうしてシーンを繰り返しながら、戦闘をしたり、情報収集をしたりして、クライマックスへと移っていきます。
このセッションが、皆さんにとって、楽しいセッションとなることを願っています!
物語がエンディングを迎え、セッションが終わったら、アフタープレイに移りましょう。
アフタープレイとは、セッションの楽しかったところ、キャラクターの活躍、盛り上がったところなどを、皆で楽しく振り返ることです。
また、魔法学園RPGハーベストでは、1セッションが終わると、各キャラクターに経験点が貰えます。
経験点とは、そのキャラクターが1つのシナリオを終えたという証であり、そのキャラクターをさらに強く、かっこよくさせるために使うことのできるポイントです。
ぜひ、「経験点の配布と成長」のページを読んで、皆さんのキャラクターに、経験点を配布してみてください。
いかがでしたか?
皆さんにとって、楽しい経験が共有できていれば幸いです。今回やってみて、キャラクターのデータも自分で作ってみたい、と思った方は、ぜひコンストラクションの作り方で、次のキャラクターを作ってみてください!
また、GMをやってみたくなった方は、ぜひ、自分でもGMをやってみて、色々な人に、魔法学園RPGハーベストの楽しさを伝えていただけると嬉しいです!
また、もしよろしければ、ぜひ「魔法学園RPGハーベスト」を遊んでみた感想をTwitterで「#魔法学園RPGハーベスト」とハッシュタグをつけて呟いてみてください!デザイナーの涼宮隼十が皆さんの感想を覗きに行きます!
もし、このページを読んでも、難しいなって思った方は
デザイナーの涼宮隼十が、直接SkypeやDiscordを通じて、わかりやすくご説明しにいきます!
僕自身も、色んな人に魔法学園RPGハーベストを遊んで、楽しいって思ってもらいたいので、ぜひ、お気軽に、Twitterアカウント「@hayato762784」までDMください。お待ちしております。